今日は生体を飼育するに至って冬場の管理のやり方の一例を私Shiho流ではありますが、ご紹介したいと思います。お手柔らかに読んで下さいね。(^^)

先日5/9の日記内のレスで、カイさんより冬場の管理のやり方について御質問がありました。
その時の回答レスでもお応えしたのですが、国産種や日本に似た環境にある地域の虫を除いて、冬場の管理には温度管理が必要になってきます。

日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。ですが、外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もある)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。

それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。

大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようですが、少量を飼育されている方、電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。

そんな時は簡易温室を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。

今日はその中で少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介します。

【3つの発泡スチロールを使用した小型簡易温室】

まず同じ大きさの発泡スチロールを用意します。
画像003 001  

3つの発泡の内、2つを底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
画像003 010  

残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。今回は電気あんかを温源に使用しました。
画像003 007 画像003 008

3つそろって下のような感じです。
画像003 006

後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
画像003 002

この温室は小さいので多数の数は置けません。
また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。置く場所などを選んで、適温になるように調整しましょう。
中に温度計を1本入れて確認すると良いと思います。

この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
後は飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、一定の温度を保つ事も可能です。

このような感じで冬を乗り切ってみましょう。(^^)

[`yahoo` not found]
GREE にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加