生き物散策記 2024年【No.22】アカガネサルハムシ、ナミアゲハ、ホンクロホシテントウゴミムシダマシ、カミムラカワゲラ、オバホタル【九州:宮崎県】

さぁ待ちに待ったGW(ゴールデンウィーク)ですね。

皆さんは何をなさいますか?

私は勿論、生き物散策三昧です!^^

 

しかしGWを待ちきれず、散策に行って来ました!

生き物散策記シリーズのご紹介です。

 

【散策記:出逢った生き物たち】

 

散策を始めてすぐに出逢ったのが、

 

アカガネサルハムシ♂♀
体長:約5~6㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

アカガネサルハムシの♂♀ペアでした。

この虫も発生が早い虫で、そろそろ見かけるだろうなぁと思っていところでした。

小さい昆虫ですが虹色のメタリックカラーがとてもキレイです。

 

このアカガネサルハムシがいたのは、

このノブドウの葉上。

このブドウの葉上で大体見つかります。

 

 

次に葉上で見つけたのは、

 

ナミアゲハ春型♀
体長:約60㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

キレイに羽を広げて日光浴をしていたナミアゲハでした。

発生初期ともあって、羽の損傷もなくとても美しい個体です。

 

 

ホンクロホシテントウゴミムシダマシ
体長:約2~3㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

樹上を徘徊する小さな昆虫を発見!

おおっ、「初めて見るテントウムシだ!」と思いきや、

調べてみると、

なんとゴミムシの仲間。

名前にテントウゴミムシダマシと付いているところより、やはり見た人はテントウムシの一種だと思ってしまうのでしょうね。

 

春の山菜の一つでもある、

このイタドリ

 

この葉上にいたのが、

 

カツオゾウムシ
体長:約10㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

カツオゾウムシでした。

鰹節のような形状をしているからこの名が付けられたのでしょうか?

なんとも可愛らしいゾウムシです^^

 

 

カミムラカワゲラ
体長:約20㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

葉上になかなか大きめの羽虫がいました。

初見だったので、見つけた時は分かりませんでしたが、帰宅して画像を元に調べてみると、「カミムラカワゲラ」というカワゲラの一種でした。

キレイな山間の上流中部で生息するカワゲラだそうです。

う~ん、よーく見てみると、前胸の模様が何か古代の彫刻模様のようでなかなか渋いですね。。

 

 

オバホタル
体長:約7~8㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

もうそんな時期なんですね。。

これらの種類を見つけると、そんな気持ちになってしまいます。

ホタル種の一つ、オバホタルです。

ただこのホタルは昼行性で、夜も光らないらしいです。

言われてみると、結構あちこちで飛んでいました。

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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5 Comments »

  1. 突然のご質問お許しください。外国産クワガタの飼育温度に関するご相談です。

    来年から本格的にブリードを行うことを考えています。ブリードルームを一室設けて、エアコンで一括管理(23度前後)する予定です。

    その場合、管理温度は、年中同じ温度帯で良いのでしょうか?
    特に、ドルクス族の場合、温度変化に敏感な印象があるため、「温度に変化がないとメスの産卵スイッチが入らないのではないか」と危惧しております。

    飼育種は、ヒマラヤ・マレー系アンテ、インドグランディス、ババクルビデンス、ヒペリオンヒラタ、ユダイクスミヤマ、タランドゥス、国産オオクワあたりを考えています(国産オオクワに関しては、夏以外は常温管理が適切かなと思っています)。

    過去ブログを拝見し、Shiho様がブリード室にて一括管理をしている様子を知ったために、こうしてご質問致しました。
    Shiho様が実際に、どの温度帯で飼育されているのか、季節によって管理温度を変えているか等、お教えください。

    不躾なお願いではございますが、ご回答くださると幸いです。

    Comment by たか — 2024年4月29日 @ 3:01 AM

  2. たか様

    コメントありがとうございます。

    私の場合ですが、私はやはり温度帯は分けて管理しております。

    自宅の庭に2階建ての小屋で、2つの温度帯:18℃前後の低温部屋(一階)、25℃前後の高温部屋(二階)を作っております。

    そして更に、

    一階の18℃前後の部屋の中に冷蔵庫(10℃以下ので管理)。

    2階の25℃前後の部屋にガラス温室を入れて更にヒーターで加温(27℃前後)しています。

    なのでまとめると、以下の4つの温度域で管理していることになります。

    ・10℃以下の冷蔵庫:越冬管理や強制越冬、羽化ズレの時の強制休眠
    ・18℃前後の部屋1:通常の低温種管理(幼虫飼育&産卵)

    ・25℃前後の部屋2:通常の高温種管理(幼虫飼育&産卵)
    ・25℃以上のガラス温室(ヒータ入):より高温での産卵時、産卵スイッチを入れる場合

    この温度帯を活用して、それぞれの種類の生息環境に合わせた温度帯で管理したり、冷蔵庫に入れて強制越冬させたり、羽化後のズレを調整したり、25℃以上のガラス温室に入れて産卵のスイッチを入れたりという方法で管理しているんです。

    部屋は2つですが、冷蔵庫、ガラス温室をいれることによって更に2つ、合計4つの温度帯で管理しています。

    まぁこれはあくまで私個人の場合です。

    そこでたか様の場合ですが、

    アンテやクルビ、グラン、ヒペリは23℃でも産卵、幼虫飼育は出来ると思います。

    国産オオクワ幼虫飼育は大丈夫ですが、産卵時にはもう少し温度が欲しいですよね。
    おっしゃるように夏場に産卵させる限定(常温管理の場所で)ですれば良いかなと思います。

    ミヤマ系は出来れば18~20℃帯が望ましいですが・・23℃でもギリギリなのかな?・・・。
    すみません、ミヤマは16~20℃位の幅で管理しているので、23℃帯でいけるかどうかはちょっと分かりません。。

    仰っているように、ただ一つの温度帯で管理したい場合、

    そうですねぇ・・これらの種類であれば、たか様がおっしゃるように23℃という温度が良さそうに感じます。
    あとは常温の温度を利用して国産オオはクリアするとして、問題はミヤマかな・・と考えます。

    低温種がユダイクスだけであれば、そこまでスペースも必要ないと思うので、部屋の中に簡易冷蔵室を置いて、その中だけ18~20℃帯にするとかならいけそうな気もしますが・・・。

    あくまで私個人の考え方、やり方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。

    飼育日記担当:Shiho

    Comment by tsukiyono — 2024年4月29日 @ 3:59 AM

  3. 突然の質問すみません
    スマトラオオヒラタを産卵させているのですが、飼育に使うのは、菌糸かマットどちらがいいでしょうか。
    まだ中1なので値段的なことも考えないといけません。
    もし菌糸やマットでおすすめのがありましたら、教えください
    お願いします‍♂

    Comment by てばさき — 2024年4月29日 @ 3:30 PM

  4. てばさき様

    コメントありがとうございます。

    容量をコスト的に考えるならば、マットの方がリーズナブルだと思います。

    大きさを求めるのであれば個人的には菌糸をお勧めします。

    あとは使用される方の目的とやり方によると思います。。

    弊社の商品で、スマトラオオヒラタにお勧めするとするならば、

    産卵用:マットならば完熟マット

    幼虫用:マットならばきのこマット、菌糸ならばElementシリーズ

    このような感じでしょうか。。。

    あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。

    飼育日記担当:Shiho

    Comment by tsukiyono — 2024年4月29日 @ 7:47 PM

  5. ありがとうございましたで

    Comment by てばさき — 2024年5月1日 @ 7:28 AM

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