久々の「クワカブタイムマシーン」です。久々なので、ここで「クワカブタイムマシーン」について改めて説明を・・・。

これまでの飼育日記といえばリアルタイムに今現在羽化した個体や産卵の様子をお伝えしてきました。今現在あまり市場では見かけられないものでも、お客様の中には未だに飼育されてる方がおり時折飼育データありませんか? と御質問を受ける場合があります。

私も長年かなりの頭数を飼育していると過去にご紹介出来なかった種や個体もまだ存在します。データとしては取っているものも多数あり、 お伝えしたい良い個体もいますので、これから少しずつリアルタイムの中におりまぜてご紹介していきたいと思います。

こういった過去のデータを「クワカブタイムマシーン」とタイトルに称してご紹介していきますので、懐かしながら御覧頂ければ幸いです。 御了承下さいませ

では今回のクワカブタイムマシーンは・・・。小型カブト「Papuana fortepunctata」です。

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画像003 0011【♂31mm】

画像003 001【♀25mm】

【飼育種】
学名:Papuana fortepunctata

【累代】
CB

【羽化体長】
♂34mm、♀25mm

【使用したエサ】
完熟Mat

【設定温度】
25℃前後

【羽化までにかかった時間】
♂♀:初令投入して~合計約4~5ヶ月

2005年8月頃の羽化個体。Papuana fortepunctataです。もう6年位前の個体です。この頃は小型カブトが凄く流行っていた時でした。 似たような種では、過去の日記はウッドラークパプアマルカブトなどを紹介していたかと思います。Papuana fortepunctata自体は当時もそこまで流通はしていなかったと記憶しております。幼虫飼育も産卵もウッドラークと同様の方法で大丈夫でした。

飼育はとても容易な種です。この時は完熟Matを使用しました。成長サイクルは非常に早く4~5ヶ月程度で羽化して来ました。その当時は500CC程度のブロー容器に詰め替えて飼育しましたが、 サイズ的に考えてももう少し小さめの容器でも良いかとは思います。小型のカブトですが、なかなか味のあるカブトです。懐かしいです。(^^)

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