クワガタムシが動かない(死んだふりの訳)
毎年この季節になると、子供さんや、初心者の皆様より以下のような質問をよくお聞きします。
クワガタムシが全然動かなくなりました。死んでしまったのでしょうか?
なるほど、確かにこの手の質問はよくあります。
確かに大切に飼育していたクワガタムシが突然動かなくなったら、それは心配ですよね。
しかしその動かなくなったクワガタムシは本当に死んでしまったのでしょうか?中には本当に死んでしまった個体もあるでしょうが、ちょっとお待ち下さい。土に還してやる前にもう一度よく調べてみましょう。
実はクワガタムシの習性の一つとして「疑死」、いわゆる「死んだふり」というものがあります。実際死んだふりをしているクワガタの画像がありますのでご紹介したいと思います。
※画像をクリックすると拡大して鮮明に見られます※
【国産オオクワガタ♂の死んだふり】
上記画像は「国産オオクワガタの♂」です。
手足をしっかりと折りたたみ小さくまとまっています。
【本土ヒラタクワガタ♀の死んだふり】
上記画像は「本土ヒラタクワガタの♀」です。
こちらも手足全て引っ込ませ、触覚まで折りたたんでいます。
いかがでしょうか?皆様がおっしゃっていた「動かない、死んでしまった」の意見は上記画像のような個体を言っているのではないでしょうか?
だとしたら答えは「ノー」です。
これは立派なクワガタムシの防衛反応で、この様な姿勢を取っているのは逆に元気の証とも言えます。
野外でのクワガタムシの天敵には様々なものがあります。代表例として鳥(カラスなど)が挙げられます。鳥は枝に乗り移りクワガタムシを捕まえ捕食します。
この時クワガタムシ達は鳥がとまった枝の振動を感知して、すぐに手足を引っ込めて丸まり地面にわざと落下します。そうして落下した後は丸まった状態でしばらく死んだふりをして動かず、敵からの発見を遅らせます。
人間がクワガタ採集をする時に樹を蹴ってすぐに落ちてくるのは、「振動を感じたら敵から身を守るために落下しする。そして落下後は動かずじっとやり過ごす」そういった防衛本能があるからだと言われています。
なるほど、すごいですよね。そう聞くとなるほどと思ってしまいます。
それゆえ、飼育下で人間がクワガタムシを触ろうとすると、「敵が来た」と思いこみ手足を引っ込めて、あたかも死んだように見せかけてしまう事が多いのです。
死んだふりをする個体は実はとても元気で警戒心が強いクワガタムシだと言えるでしょう。
ショップさんで購入する時にもこういった「死んだふり」をする個体を目安に選ぶと間違いは少ないと思います。
でも動かくなった虫の全てが本当に「死んだふり」をしているのでしょうか?
中には違って本当に死んでいる個体もいるかもしれません。
そういった時にはいくつかチェックしてみてもらいたい事があります。
画像&映像がありますのでご参考にして頂ければ幸いです。
★★アゴの間に何かを挟ませる★★
文字通りアゴに何か挟ませてやります。
♀ならばつまようじとか、♂ならばティッシュを丸めたものとかです。生きていれば抵抗しようと力強く挟んできます。死んでいれば勿論反応はありません。
短時間ですが、動画での様子も撮影しました。参考にしてみて下さい。
※ヒラタクワガタ♀のアゴ部分にご注目下さいませ。
★★触覚を触ってみる★★
触覚を指でそっと触ってみましょう。
生きていればすぐに反応し触覚を動かします。動く速度が速いほど元気な証拠です。死んでいれば勿論反応はしません。
触覚にそっと触れてみる。元気ならばすぐに触覚を引っ込めます。
短時間ですが、動画での様子も撮影しました。参考にしてみて下さい。
※ヒラタクワガタ♀の右の触覚にご注目下さいませ。一瞬の出来事ですのでよく注意してご覧下さいませ。
★★頭と胴体の首の部分を少し動かしてみる★★
生きている虫ならば力強く首はあまり動かいものですが、死んだ虫は首の部分がグラグラしていて力がありません。弱ってきている場合も力強さが無くなってきます。
元気な個体ならばこのように頭と背中の間はしっかりと隙間なく固まっています。
こちらは死んでいる個体。頭と胴体の隙間が多く、グラグラしています。
★★手足が伸びきっていているかチェックする★★
死んでしまった虫は手足が伸びきった状態になっている事が多いです。触ったり、引っ張ったりしても元に戻ろうとしない(反射がない)場合は、おそらく死んでいる確率が高いでしょう。
死んでいるヒラタクワガタ♀。
足が伸びきっていて、引っ張っても戻りません。
また補足ですが、死んでいるとよく口髭が出たままにもなることが多いです。
上記のポイントをチェックして見て全て当てはまるようでしたら、残念ですがその虫は死亡していると言えます。全てではないけど、何点かが当てはまる場合は、完全に死んではないですが、弱ってきていると言えるでしょう。
如何でしたでしょうか?上記が私流ではありますが、私が虫が死んだとき&弱ってきているかどうかを判断する時によくチェックする項目です。勿論他にも判断する基準となるものが存在すると思います。あくまでご参考程度に見て頂ければ幸いです。
皆さんも「クワガタムシが死んでしまった、土に還してあげよう」と思う前に、是非一度きちんとチェックしてみませんか?(^^)
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今日ですが、先週よりペアリングをさせており、今日産卵セットを作り、移し変えようと蓋を開けたら1つのペアリング中のオス83㎜、メス55㎜両方とも仰向けになり、足が伸び切った状態で、死んでると一眼で分かるような状態でした、2匹とも一旦うつ伏せにし、他のペアリング中のケースを確認していると、先程の死んでると思ったメスがかすかに動きました、そのまま様子見ていると少しづつではありますが動き出し(今にも死にそうですが)ました。その後産卵セットを作りに行きました、戻ってみると、なんと83㎜のオスが動き出しておりました、つついても、叩いても動かなかったオスです、そのまま捨てずに置いとい良かったです。
Comment by pajero1go — 2016年5月2日 @ 9:27 PM
pajero1goさん レスありがとうございます。 明らかに死亡していると思われる個体の復活ですね。実は私にも経験があります。しかも複数例。 手足がダランとなり、全身が力が全く入っていない明らかに死亡していると思い、ケースから出して標本にしようと箱の上に置いていた個体が翌日いなくなってしまって、不思議に思っていたのですが、数日後、部屋の片隅にいるのを発見。発見した時にはとても元気になっており、力も戻っていました。 またダニを落そうとブラシを水洗いをかけていた個体が急にぐったりしてしまったこともありました。 その時も死んでしまったと思ったのですが、翌日見ると復活していました。 まず一番に酸欠でぐったりしていたのかな?とも考えたのですが、何が原因なのかははっきりとしたt事は今でも分かっておりません。 pajero1goさんがおっしゃる通り、死んだと思っていてもすぐに土に埋めたりせずに数日見守ってみるという手もありますね。生命力の強い個体ならば蘇生する可能性もあるかもしれませんね。 貴重な体験談ありがとうございます。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年5月2日 @ 11:48 PM
初めまして。 今年、カブトムシをはじめて飼いはじめた初心者です。 先週の日曜日にツガイと飼育セットをホームセンターで購入し、飼いはじめたばかりです。 購入当初からメスは土の中から出てこないですが、夜中に出てきてるようなので気にしないようにしています。 オスは購入当初から土に潜ることもなく眺めていました。 火曜日にオスの体にダニを発見し、カブトムシを飼っている息子の友達から歯ブラシで落とせばいいとアドバイスされ、10歳の息子がブラシをかけたところ、足がひらいた状態で動かなくなりました。 取り敢えず復活を願ってケースに戻している状態ですが、一晩が過ぎても動きがないんです。 昨日の夜はおもいっきりメスに踏み台にされていました。 昆虫ゼリーを毎朝取り替えて与えてますが、全く減っていません。 もう、息子に諦めるべきだと教えた方がいいでしょうか?
Comment by マサポカブ — 2016年7月21日 @ 2:56 PM
カブトムシが動かなくなって4日目。 こちらのサイトで書かれているように首の部分が徐々に開いてきていることが確認できましたので、息子とこのサイトを見ながら死亡を確認しました。 息子にとって初めてのペットであり、余りにも短い期間しか触れあえず泣いていましたが、幸いメスはディフェンスシートを噛み破ってケースの蓋を押し上げ脱走をしたり、登り木を土の下から倒したりと暴れまわる元気があります。 お婿さんを探しながら可愛がりたいと思います。 ありがとうございました。
Comment by マサポカブ — 2016年7月22日 @ 7:47 AM
マサポカブさん レスありがとうございます。 お返事が遅くなりましてすみませんでした。 カブトムシの♂の件、本当に残念でしたね。 ご冥福をお祈り申し上げます。 お婿さんが見つかると良いですね。 またのご報告お待ちしております。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年7月22日 @ 1:52 PM
ノコギリクワガタの♀を飼ってるんですが、最近、全然土のなかに潜らず、餌のカップのなかにじっとしています。触ると元気なんですが、何かの前兆なのでしょうか?
Comment by 常山 真杉(つねやま ますぎ) — 2016年9月20日 @ 9:25 PM
常山 真杉(つねやま ますぎ) さん レスありがとうございます。 そのノコギリクワガタの♀はワイルド(野外品)個体なのでしょうか? 基本的に熟成したワイルド(野外品)のノコギリクワガタはあまりマットの中には潜らない傾向があると思います。通常は樹上で主に活動する種のタイプなので。 ワイルド個体ならば、この時期ゆえに寿命が近いのかもしれません。 エサ食いは如何でしょうか?死亡する前は力もなくなりエサ食いも減ります。 ただじっとしていても、この日記記事でも書いたように、ただ警戒しているという事もあります。触ると元気だということですし・・・。 触覚に触れると、触覚が動く。 アゴに何かを差し入れると挟んでくる。 足を折りたたみ真ん丸くなる。 等の外様が見られれば、まだ元気な証拠といえると思います。 私もシーズン中に捕まえたノコギリクワガタはまだ全然元気で生きています。 過去の記憶では1月まで生きた個体もありました。 ご参考程度に読んで頂ければ幸いです。 ご質問ありがとうございました。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年9月21日 @ 8:34 AM
クワの♂♀一匹ずつ飼っているのですが、昨日からメスが土の上ですぐにひっくり返ってしまい、木にも登りません。 ひっくり返って仰向けで足は少し動くのですが元にもどしても脚力がなくなってしまっているのか次に見るともうひっくり返っています。 昨日からずっとそのような調子なのでもう弱ってしまっているのでしょうか? そして、その間、オスがメスを引きずり回している様子が時々見られます。 どういうことなのでしょうか?とりあえずまだメスも少しばかり動きますが死体として食べようとしているのでしょうか?そのようなことはありますか?二匹とも元気だった時はそんな様子はありませんでした。
Comment by まみー — 2016年12月22日 @ 11:09 PM
まみーさん レスありがとうございました。 御連絡が遅くなってしまって大変申し訳ございませんでした。 ♀が産卵蛋白質補給の際に♂を食することありますが、♂が♀を食するということは絶対とは言い切れませんが、ほとんどないと言っても良いと思います。 また足になかなか力が入ってこないというならば、あくまで推測になりますが、少なからず弱って来ている可能性もあるかもしれません。 ただ絶対そうだとは言い切ることは出来ませんので、ご参考までに聞いて頂ければ幸いです。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年12月27日 @ 8:07 AM
1週間前にオオクワガタを購入しました。メスは潜ったきりです。オスは最初の2日から3日までは地上に出てきてゼリーを食べていましたが、最近はあまり出てこなくなりました。心配で掘り起こして1日1回は確認しているのですが、今のところ元気です。ですが、今後は触るのはやめて冬眠させてあげたいと思います。毎日触ってしまって弱ってしまったら大変なので。今からでも遅くはないでしょうか?
Comment by GUCCI — 2018年9月25日 @ 2:56 PM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
オオクワガタの冬眠の件ですね。
ご存じのようにオオクワガタは寒い冬になるにつれて寒さを感じるようになると、自らエサを食べなくなり越冬体勢を取るようになります。
最近は地球温暖化の影響でしょうか、この時期でもまだ暑い日が多いので、私の所(九州 宮崎ですが)でもまだまだ元気に活動している個体がほとんどです。
こちらで完全に越冬に入るのはおそらく11月頃になる個体も多いので、今からの越冬でも全く問題ないと思います。
完全にエサ食いがなくなるまではゼリーを絶やさずに入れておき、自然に任せて越冬させてあげるとよいのではないでしょうか。
あくまで私の考え方ややり方になりますので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年9月25日 @ 5:01 PM
成虫に触りすぎてしまいました。よわっているのかどうかが毎日不安です。
Comment by GUCCI — 2018年9月26日 @ 6:54 PM
GUCCI さん
レスありがとうございます。
もしその個体がかなり弱っているのであれば、エサ食いもせず、また自分からマットに潜る力もなくジッと動きが悪くなっているような感じになっていると思われます。
もしその傾向を感じられるのであれば、今後はあまり触らずそっとしておいてあげると良いかと思います。
回復すれば自分からマットに潜って行くと思われますので・・・。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年9月26日 @ 10:59 PM
マットにはすぐに潜って行きましたが餌は全く食べなくなりました。とりあえず水分だけでもと思いマット表面が湿る程度に加湿しました。保温もダンボール箱に新聞紙をたくさん詰めて飼育しています。
Comment by GUCCI — 2018年9月27日 @ 4:03 AM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
潜って行く力があれば、おそらくとりあえずは大丈夫なのかなとは思います。
後はそっと見守ってあげて下さいませ^^
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年9月27日 @ 3:36 PM
ヒラタクワガタを買い始めました冬眠させたほうが良いですか?
Comment by ヒラタクワガタ — 2018年10月5日 @ 8:21 PM
ヒラタクワガタ さん
レスありがとうございます。
あくまで私のやり方になりますが、
・日本のヒラタならば冬眠。
・外国産ヒラタならば冬眠はさせておりません。
ただ日本のヒラタでも北海道などにはヒラタは生息していないように極端な寒さはあまり良くないと感じています。
野外ではオオクワやコクワガタ等は越冬して次の年でも綺麗な個体を見かけることが多いのですが(冬場越冬に強い耐性があるため)、ヒラタクワガタは越冬はするものの意外にボロボロな個体が多く、越冬個体だとすぐに分かってしまう個体を多く見かけます。
このことから日本産ヒラタでも冬を越す耐性はあるものの、極端な寒さには強くないと感じています。
もしお客様の住んでいる地域に日本のヒラタ(本土ヒラタ)が生息していれば、そのまま常温で越冬管理してやれば越冬は可能かと思われます。北海道のように極端に寒い場合はNG。
外国産の場合は、日本の冬場みたいに極端な寒さへの耐性が出来ていないので、0℃近くもなる日本の冬場の環境は耐えられないと思いますので、冬場には温度管理(理想は15~27℃)が必要になると思います。
あくまでも私の考え方ややり方になるので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年10月5日 @ 11:01 PM
ありがとうございました。
外国産のヒラタクワガタなので、冬眠させないでおきます。
温度管理はどのような器具がよいのでしょうか?
土は腐葉土で大丈夫でしょうか?
よろしくお願いしますm(__)m
Comment by ヒラタクワガタ — 2018年10月6日 @ 10:41 PM
ヒラタクワガタ さん
レスありがとうございます。
外国産だったのですね。それならば温度管理が必要になってくると思います。
温度管理ですが、色々な方法があります。
ようは生体を管理する場所を一定温度以上に保てば良いわけです。
一般的に皆様がやられているのは、
・エアコンでの管理
・簡易温室を作成しての管理
が挙げられます。
最近冬場の管理方法について結構質問が来るようになって来ましたので、本日日記上にもその関連記事をアップしました。記事量が膨大な為、今回は一つだけですが順次、他の方法等についてもアップする予定です。
これは毎年この時期(冬が近づく)になるとご紹介している記事なのです。
昨年のこの時期の記事にも色々と関連記事をアップしておりますので、早めにご覧頂きたいのであれば、過去記事がお探しいただき、そちらをご覧頂ければ幸いです。
記事にも書いておりますが、これはあくまでも私自身のやり方になります。
あくまでご参考程度に読んで頂ければ幸いです。
また土:腐葉土とありますが、申し訳ございませんが腐葉土にも日本全国様々なメーカーや商品がありますので、実際に手に取って感触を確かめてみないと的確な事は申し上げられません。
ただ成虫の場合ならば、通常野外では地上にいるわけですので、湿度をキープ出来る培地があれば大体は大丈夫かとは思います。
よろしくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年10月8日 @ 8:17 AM
ありがとうございます。
とても助かりました。
Comment by ヒラタクワガタ — 2018年10月8日 @ 1:23 PM
こんばんは。
記事に乗っていた通りに、温室を作りました。オスが元気になりました。ありがとうございますm(__)m
話は変わりますが、メスが卵を産み幼虫にかえりました。外国産のヒラタクワガタの幼虫なのですが、細菌瓶に1匹ずついれないといけないでしょうか?
コストがかかるので、できたら、もう少しお金がかからない方法があれば、教えて頂けたらありがたいです。
よろしくお願いしますm(__)m
Comment by ヒラタクワガタ — 2018年10月16日 @ 9:24 PM
ヒラタクワガタさん
レスありがとうございます。
細菌瓶? おそらく菌糸瓶の事ですよね?
菌糸ビンを使用しないのであれば、
・材飼育(材に穴を開けてその中に幼虫を入れて育てる)
・マット飼育(マットで飼育する)
などがあります。
菌糸ビンとはまた少し環境が違いますので、羽化体長、羽化するまでの時間等はそれぞれ異なって来ます。
後は一頭ずつ入れずにある程度まとめて入れる「多頭飼育」の方法もあります。
大きめの材、または大きめの容器に入れた菌糸、マットなどの中に複数頭まとめて入れ管理する方法です。
ただこの場合、あまり多頭数入れすぎると、羽化時の体長がなかり小さめの個体ばかり羽化する可能性があります。
羽化体長の大型にこだわらずとりあえず小さくても羽化してくれれば良いという方には良いのではないかと思います。
この方法を利用すると菌糸飼育よりはコストを抑えることが出来る場合もあります。
どういったやり方をしたいのかは、お客様のニーズに合わせて飼育して頂ければよいかと思います。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年10月17日 @ 9:11 AM
私はやっぱりヒラタクワガタお大きくしたいので菌糸ビンでしますm(__)m
あと菌糸ビンだったんですね私間違えました
すみませんでした。
Comment by ヒラタクワガタ — 2018年10月17日 @ 6:45 PM
1週間前から1年前に産まれた国産オオクワのペアをネットでいただいて飼育しているんですが毎日餌交換をしている時に雄は餌を入れてちょっとしたら凄い勢いで餌を食べて始めています。一方雌は餌はしっかり食べてくれるんですがいつもエサ台を出すとその下でひっくり返ってジタバタしているんです。これって正常ですか?
後自室で常温飼育しているんですがこれから自室の温度が30℃を超えそうなので小さめな保冷用発泡スチロールに保冷剤を入れてちょっとした冷温室を作り、そこでケースを入れようとしています。しかし温度差が酷くて一気に10℃台まで冷やしています。本当はエアコンやワインセラーなどを使うのが1番ですが、経済力と飼育場所の少ない自分には到底できそうにないです。
簡易冷温室内の温度を25℃前後に保てる低コストでできる方法を教えて欲しいです。
自室の温度は夏は最高31℃、冬は最低2℃まで下がります。
お忙しい中すみません。
Comment by おむ — 2019年7月3日 @ 7:44 PM
おむさん
レスありがとうございます。
平たいオオクワガタは一度ひっくり返ると起き上がるのは苦手です。
エサ食いがあるのならば大丈夫なのではないかと思います?
それと温度管理の件ですが、
夏場の温度管理は冬場の温度管理よりも難しく、冷やすには、
・クーラー管理
・冷温庫やワインセラー、簡易冷却器などによる温度調整機能のついた機器管理
・保冷剤による管理
等のやり方があります。
今回、発泡スチロール内にても保冷剤管理ということですが、これはおっしゃる通り温度の差があり、調整が一番難しいと思います。
入れた直後が一番冷え、次第に溶けて内部は暖かくなる。
冷えすぎるのあれば、発泡スチロールを大きめのやつにするか、保冷剤を小さめのタイプにしたら如何でしょう。
保冷剤は時間が経過すれば次第に溶け、冷えが弱くなってくるのは確実なので、ずっと同じ温度をキープするのは難しいと思います。
なので、冷えが弱くなってきたら新しい保冷剤と交換するしか、冷えを保つ方法はないかと考えます。
どのくらいの時間をキープ出来るかは、発泡スチロールの容量、保冷剤の大きさ、その時の外気温などによって変化すると思いますので、逐一温度をチェックして、保冷剤を交換する時間のパターンを覚えておくしかないかと。
保冷剤が溶けたあと、長時間放っておくと、今度は逆に中が蒸れ、また発泡スチロールに密閉されているので、中の温度はかなりの高温になりますのでご注意を。
あくまでも私の考え方ですのでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年7月3日 @ 9:46 PM
返信ありがとうございます
ちゃんとした温度管理ができるまで一時的に多少温度が低い廊下で飼育することにしました。
また簡易冷温室内の温度は高すぎるのと低すぎるのではどっちが成虫や幼虫にとって危険ですか?
Comment by おむ — 2019年7月4日 @ 7:19 PM
何度も質問して申し訳ないのですがカメラ用の防湿庫を冷温庫がわりに使うのはどうなんでしょうか?
個人的にはワインセラーなどと比べると電気代なども安くていいと思ったんですが誰も使ってないので…何か大きな問題点があるんですか?
Comment by おむ — 2019年7月4日 @ 10:16 PM
おむさん
レスありがとうございます。
管理温度についてですが、高温、低温、どちらとも危険と言えば危険です。
ただ低温に比べて高温の方があっという間に弱ってしまうような気がします。
国産オオクワガタの場合でしたら、野外では日本の冬は越冬するので0℃近くになっても耐寒性はあると思いますが、それでも野外ではじわじわと冬眠の準備に入る為、冷えたり暖かくなったりという極端な寒暖差はあまり良くはないと思います。
カメラ用の防湿庫?
すみません、私自身見たこともないですし、確かに誰か使っているという話も聞いたことはありません。
でも、どんな機器にせよ、中の温度が適温に保たれるのならばそれは良いのではないでしょうか?
あくまでも私自身の考え方ですのでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年7月5日 @ 2:05 AM
高温の方が危険なんですね
有益な情報ありがとうございます。
温度管理は色々試してみた結果横30縦20奥行き20の保冷用発泡スチロールにアルミシートを内部の全面に貼り、タオルで巻いた保冷剤を入れたら20~25℃を今のところキープできてます!
保冷剤はフリーザーアイスハード350 FIH-13が1番良かったです。
Comment by おむ — 2019年7月6日 @ 1:03 AM
おむさん
レスありがとうございます。
上手く調整出来たようで良かったですね。^^
夏場の温度対策は大変でしょうけど、頑張って乗りきって下さいませ。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年7月7日 @ 12:40 PM
こんばんは
僕はパラワンオオヒラタのペアを飼育しております、メスは18年の12月でオスが19年の2月生まれなんですけどもメスが昨日ピンピンしていたのに今日突然動がなくなりました、でもツンツンすると足を動かすんですがこれはやはり瀕死状態なのでしょうか…
ちなみに温度管理は大丈夫です!
Comment by しょーき — 2019年8月10日 @ 9:02 PM
しょーきさん
レスありがとうございます。
18年12月羽化ならば、今現在で羽化から7か月ですので、寿命的に言えばまだ全然弱ってくる頃ではないとは思います。
足を縮こめて(引っ込めて)いるなら死んだふりの可能性はあるのですが、足が既にダラっと力がないように伸びている(あるいは九の字になっている)ような感じなら、まだ生きてはいるものの、弱っている可能性もあります。
上記の日記上で元気かどうかの確認方法(アゴに何か挟ませる、触角をさわってみる)を書いてありますので、宜しければ参考にして頂き試して頂ければ幸いです。
ただあくまでも私個人の確認方法なので、この確認方法が確実ではないということをご了承下さいますようお願い申し上げます。
ご参考までにして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月11日 @ 8:12 AM
こんばんは
僕は祭りで貰ったカブトムシを飼育していましたが体の損傷もなく元気だったのですが寝ている間パタッと音がしたので見てみれば木から落ちて足も動かない状態で仰向けになっていました
そして木に引っ掛けてあげると登り木を登って行きましたですがそこから動かなくなり朝まで様子を見たところまだ登り木から動いていなくて
持ってみると体が硬直していました体の損傷がなく元気だったのになぜ硬直していたのか分からず一日が経過しました
ネットで調べて見たところ仮死など蘇生など色々ありました。一週間は様子をみた方がいいとあったので一週間は様子を見ようと思っております
特に首もグラグラ状態にはなっておりません
硬直したのは8月20日です
ですが心当たりがあり
・霧吹きを2日間だけしていなかった
・可愛かったので触りすぎた
・硬直する前にフラッシュで写真を撮ってしまった
・温度は28度
という辺りです…こんな不甲斐ない飼い主でごめんねと思っております…
初めてのペットであり家族なので心配で夜も眠れず…長生きさせてあげたかったです…
仮死、蘇生など可能性はあるのでしょうか?
また、やはり様子を見た方がいいでしょうか?
Comment by Ryu — 2019年8月22日 @ 2:29 AM
Ryu さん
レスありがとうございます。
大切に飼育していた生体が残念なことになってしまってお気持ちお察し致します。
以前私は、身体が弱って来た生体に栄養剤「ユンケル等」を与えてやると回復すると聞き、やっていたことがありますが、それはまだ身体も柔らかい状態で、まだかすかでも動きがある場合のことでした。それで回復した例はございます。
しかし残念ながら身体が硬直するまでになってしまったカブトムシを蘇生させる方法は私も存じ上げておりません。
このまま様子を見て頂き、身体から臭いが出てきたらもう残念ながら死亡している可能性が高いと思われます。
あくまで私:Shihoの個人的意見ですので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月22日 @ 8:36 AM
初めまして!今年の夏(8月中旬頃)に父が三歳の息子にと自然採取したカブトムシオスメスと、ノコギリクワガタオスをプレゼントしてくれて、どうせなら産卵させたい!と思い立ち、早速産卵セットを組みカブトメスを入れたのですが、マットに潜るには潜るのですが餌もモリモリ食べている状態です。これは期待して大丈夫でしょうか?またどうせならノコギリの方もと思い、遅めだと分かってはいたのですが知人にお願いしてメスを
採取してきていただき、こちらもメスのみ産卵セットに投入したのですが、ノコギリメスの方は餌も手をつけてないで早速マットに潜りっぱなしです。餌は食べなくても産卵はしてるのでしょうか?初めてのことだらけで質問ばかりですいません。よろしくお願いします。
Comment by mira — 2019年8月25日 @ 1:29 PM
miraさん
初めまして、レスありがとうございます。
あくまで私の経験内でのお話になりますが、カブトもノコギリもマットに潜りっぱなしになれば産卵に集中しているということで、それは良い事ではないかと考えます。
たとえ途中で上に上がって来てエサを食べたとしても、カブトもクワガタも、亀みたいに一度に一気に全ての卵を産み落とすわけでなく、少しづつ産んでいって、途中で体力補充の為エサを食するのだと考えていますので、何ら心配はないと考えます。
実際に私が過去にセットしたクワガタ、カブトも皆同じような感じです。
ずっと潜って産卵に集中しているものもいれば、ちょこちょこ上に上がって来てエサを食べてはまた潜るといったような行動をしております。
産む産まないは時の運ですが、現状その状況であればとりあえずは問題はないのではないかと思います。
あくまでも私:Shiho個人の考え方ですのでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
ご質問ありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月25日 @ 5:30 PM
こんばんは。
産卵セットから取り出してから、ノコギリクワガタのメスが変な動きをずっとしていて心配です。
無事に幼虫は回収出来たのですが、その際この親メスは、ケースの中層辺りにいたのですが、割り出しも兼ねていたのでもう良いだろうと思い別ケース(産卵用ではないもの)へ移動したのですが、移してから手足をバタバタと動かし(人間で言うところの平泳ぎみたいな動き)すぐにコテンとひっくり返り、そのまま起き上がれずにバタバタしています。
産卵も済んでいる事なので寿命でしょうか?
先日星になったカブトムシは最後の方は全然マットに潜らずそのままマットの上で静かに死んでいたので、この親メスもそうなるだろうと思っていたので、なんだか苦しそうにも見えてきて、悲しいです。
見解を聞きたく思いコメントしました。よろしくお願いします。
寿命だったなら、マット中層に潜っていたので、そのまま星になるまで我が子たちと一緒にしておけば良かったのかなぁとか、(たぶん初令幼虫でしたから、幼虫達にも負荷を与えてしまったのかもしれないと後悔してます。)
お尻がヒクヒクしたりもしていて、まだ産卵したいのかなとも思って、小さなケースに一応産卵セットを組んでみたのですが、潜りたそうに見えてもやはり、なかなか潜らずひっくり返っていて、、、。
基本的に産卵セットにいるカブトムシやクワガタが死ぬときはマットの上だと思っていたのですが、、、。
Comment by mira — 2019年10月1日 @ 11:09 PM
miraさん
※大変申し訳ございません。
HPの不具合でコメントの表示&返信が出来ない現象が起こっておりました。
本日(10/16)完全ではないですが、一部復旧しましたので、大変遅くなりましたがコメント返信をさせて頂きました。
本当に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。。
レスありがとうございます。
野外で採集したノコギリクワガタの場合、残念ながら来年の夏を迎えることはありません。
役目として、産卵活動をし、そのまま土に還っていくのが通常だと考えますので、推測ですが、寿命が近いのかもしれませんね。
産卵中にマットの中で死亡してしまう個体も多々あります。
産卵をし、そのまま力尽きてしまうのでしょうね。。
次の世代に命を継いで頂き感謝したいものですね。。。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年10月16日 @ 7:17 PM
こんにちは!今年の7月頃外で息子と見つけたクワガタを飼っています。普段虫は私が虫が苦手なのもあり飼ったことがありませんでしたが、息子が珍しく泣いてお願いしてきたので我が家に迎えました。初めは2センチないくらいの小さな子だったのですが今では少し大きくなって私自身も可愛くなっています。コクワガタなのかな?図鑑を見てもコクワのハサミの部分が少し違くてハッキリは分からないのですが…。
この頃動きも弱く弱って来て、ダニも見られるようになってしまいました。ネットで調べてインターネットでクワガタ専門店から昆虫ペレットと言うものとヒノキのおがくずみたいな物を購入し冬眠させて少しでも長生きさせてあげたいと思っていますが、届いてみるとネットからヒノキは良くないなどの意見も見るようになりどうしてらいいか分からなくなっています(;_;)息子には唯一私以外の家族として可愛がっているので、どうしたら良いかこちらを見つけて相談させていただきました。長文、また専門性の全くないコメントすみません。
Comment by mama — 2019年10月24日 @ 7:54 AM
mamaさん
レスありがとうございます。
2センチくらいが少し大きくなられたのですね?
水を差すようで大変恐縮なのですが、それはもしかするとクワガタではないかもしれません。
というのも、クワガタは一旦成虫になったらその後の大きさは死ぬまで変化しないんです。
まぁでも実際にその個体を見たわけではないのではっきりと断言は出来ないですが・・・。
クワガタだった場合の管理方法ですが、確かにおっしゃるようにヒノキやスキなどの針葉樹系は実際野外では好まない為、広葉樹系で出来たマットの方が無難だと思います。
ただ商品の中には針葉樹系マットでもほとんど影響の無いマットもあると考えます。
それに針葉樹系マットには広葉樹系マットにはないメリットもあります。
それはダニやコバエ(キノコバエ)が沸きにくいという点です。
ちょっと簡単にまとめると、
【広葉樹系マットの特徴】
・クワガタが好む針葉樹タイプ(メリット)
・ダニやコバエが発生しやすい(デメリット)
【針葉樹系マットの特徴】
・クワガタが苦手な針葉樹タイプ(デメリット)
・ダニやコバエが発生しくにい(メリット)
一部かもしれませんがこういう特徴が挙げられます。
ただ針葉樹系のおがくずでも、中には危険なものも存在するかとは思います。
以上、長々と書いてしましたが、ただこれはあくまでも私:Shiho個人の考え方ですので、他の方はまた違う意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
あくまでも参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年10月24日 @ 9:58 AM
ありがとうございます!クワガタじゃないのかなぁ?と不安にはなりましたが、どちらにしろ育ててみようと思います。
こちらに写真を貼って確認いただきたいのですがやり方が分からないのでまた調べて見ようかと思いますm(_ _)m
今日も足が縮まった状態ですが触角みたいな所は動いていたのであきらめずに頑張ってみます!
ダニかクワガタ?にとって害がなければ快適な所で育ててあげたいと思います。
詳しいご説明ありがとうございました。
Comment by mama — 2019年10月24日 @ 2:27 PM
mamaさん
レスありがとうございます。
画像があるようでしたら、お送りいただければ、私の方で確認させて頂くことは可能です。
分かりやすいように真上からの画像を、特にアゴの部分等をはっきりと鮮明な画像を頂ければ判明がしやすくて助かります。
この後、mamaさんのメルアドの方に当社からメール返信いたしますので、ご対応頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年10月24日 @ 3:07 PM
こんにちは、はじめまして。
ご意見伺いたくメールいたします。
クワガタを飼っておりますが、私は全く虫は苦手なほうでネットで調べて去年夏から息子と飼育しております。
冬眠しかけるも、結局冬眠しませんでした。
先月中頃より、餌のゼリーの容器の底に頻繁に潜るのを多々目撃しており、昨日見たらマットの上でひっくり返ってました。
死んでしまったのかと思い、下に向けて必死に呼ぶと少し動き移動しようとしておりながらも結局移動はせず、朝までじっとしておりました。
今朝も、呼び掛けには少し応じてくれたものの動きません。これは、弱っているのか何なのかわかりますでしょうか?
弱っているとしたらしてあげれることはありませんか?
Comment by あたえ — 2020年3月13日 @ 1:59 PM
あたえさん
初めまして。
レスありがとうございます。
昨年夏より飼育とありますので、推測ですがおそらくは野外ものの国産種のクワガタではないかと思います。
野外ものの国産種(例:日本のコクワガタ等)と仮定してお話をしてみますと、
お住まいの地域(北海道と九州では気温が全然違うため)、管理温度にもよりますが、お部屋内で常温管理していてれば、まだこの時期は寒い日もあるので、今の時期はまだ活発には活動はしないと考えます。
頻繁に活動するようになるのは、管理温度帯が常時20℃を超えるようになってからの場合が多いです。
ご覧頂いた日記の記事内にあるように、触角を触った時にすぐに触角を引っ込めたり、仰向けにしたときに手足を引っ込めた状態になったりするような行動を取るならば、この状態だけみると元気だと判断しても良いのではないかと思います。
逆に弱っている時には触角もほとんど動かず、手足もだらっと伸びきったままの状態のままでいることの方が多いです。
国産種の場合は春になって、ある程度暖かくなってから活動をします。
外国産種の場合は、季節感が無い種がほとんどなので、あまり寒い時間を多くしてしまうと弱ってしまう可能性が出てきますのでご注意を。
この返答で参考にならない場合、以下の情報を頂けると、より明確にお話することが出来ます。
・クワガタの種類(国産か外国産か、そしてその種類)
・クワガタを管理している温度帯(日中と夜間に大体どれ位の温度になるか:例 15~25℃)
・常温管理ならばお住まいの場所(都道府県名)
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月14日 @ 10:15 AM
お返事ありがとうございます。
兵庫県に在住、去年の夏に妹が山でとってきたようでおそらくいろんな画像と比べたらヒラタクワガタの雄です。
リビングにおいていたので、寒暖差は激しかったかもしれません。昼は比較的暖かいですが、夜は暖房を消すので朝にかけては暖房なしという寒暖差です。
つい先日までは、くわさん!と声をかけたらこっちまできて口をモゴモゴさせながら手を振るようなまるで何か話してくれてるようにこたえてくれ愛嬌があり虫が苦手ながらも愛着がわいて毎日話かけてました。突然のことでおどろいてます。
今日は、手足もされるがままな感じでやや伸びておりハサミは閉じており頭と胴体の間に隙間があります。雰囲気的にもうダメなような感じがしてなりません。
お忙しいところお返事いただきありがとうございます。画像が載せれたらいいのですが、スマホからどうやっても載せれず。すみません。
Comment by あたえ — 2020年3月14日 @ 11:23 AM
あたえさん
ご返信ありがとうございます。
なるほど、ヒラタクワガタでしたか。
クワガタの中でもオオクワガタやコクワガタは寒さにもとても強く、越冬した次の年にも色艶もよくピンピンしていますが、ヒラタクワガタの場合、日本のヒラタは冬を越す耐寒性があることはあるものの、実はあまり寒さには強くないとされています。
教えて頂いた状況、
・手足を掴んでも戻さずされるがままにされる。
・アゴも開閉が無く閉じたまま。
・胸と胴体の間に隙間がある。
実際に確認したわけではないので、明確には言い切れませんが、この状況だけで判断すると、もしかすると、おっしゃる通り弱っている可能性があるのかもしれません。
上記でも書きましたが、ヒラタクワガタは寒さには弱い種です。
また急激な寒暖差は変温動物のクワガタ達にとっては結構はダメージもあるとも言われています。
ですので、今後の対応については、出来るだけ暖かい場所(15℃~25℃の範囲が理想)に置いてやるようにし、あまり昼と夜の寒暖差をつけないように気を付けると良いと思います。
そして、これは裏ワザ的なものなのですが、少し高価め(1000円程度クラス)ユンケル等の栄養ドリンクを舐めさせてやると元気が出るという話が昔から都市伝説的にあります。
方法はユンケルをティッシュや脱脂綿などに含ませ、それを口の所(アゴヒゲが出ていればその場所に)に置いてあげ、しばらく様子を見るという手です。
嘘みたいな話ですが、私も経験上、これで何回は復活してくれたことがあります。
あくまで私個人の考え方ややり方ですのでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
お大事になさっているヒラタクワガタが無事元気になることを祈っております。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月14日 @ 12:44 PM
何度もすみません。
偶然家にユンケルがあったので試してみました。
その瞬間、片方の手がゆっくり動きました。
声をかけたら、力を絞り出すようにまたゆっくり手を動かしてくれましたが、それっきりもう動きません。
最後の最後に応えてくれたようです。
念のため、一晩様子みてからダメだったら土に返してあげようと思います。
本当にありがとうございました。
ユンケルのお知恵のおかげで最後にクワガタの生きてる姿を見れて良かったです。
ありがとうございました。
Comment by あたえ — 2020年3月14日 @ 8:52 PM
あたえさん
ご返信ありがとうございます。
そうでしたか、残念ですが生き物たるもの必ず尽きる日がくるという宿命かもしれませんね。
しかしあたえさんと息子さんの愛情はしっかりとヒラタクワガタに伝わったと思います。
今日は春先にしては少し寒い日でしたが、このような話が聞けてなんだか心が温かくなりました。
あたえさんと息子さんの生きものに対する姿勢、その生き物に対する大事な気持ちを大いに見習っていきたいと思います。
ありがとうございました。
では失礼いたします。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月14日 @ 11:56 PM
こんにちは、はじめまして。
オオクワガタをペアで飼っていたのですが、先日木と木の間に挟まっている♂を見つけました。すぐに上に出したのですが、足を閉じて、少しも動きません。上記に書いてある方法を試してみましたが、やはり動きませんでした。また、胸部と腹部に隙間があり、少しグラグラしています。この♂は、死んでしまったのでしょうか。そして死んでしまった場合、この♂はどうするべきなのでしょうか。
Comment by まほ — 2020年9月19日 @ 10:52 AM
まほさん
レスありがとうございます。
日記に書いている方法を試しても、
・顎を閉じない
・胸部と腹部の隙間がありグラグラしている
・足をダランとしていて引っ張っても戻らない(収納しない)
・オレンジ色の口髭が出たままになっている。
等の状況が見られた場合は、絶対ではないですが死亡しているか、もしくはかなり弱っている可能性も考えられます。
もし死亡していた場合には、あとはまほさん次第です。
土に埋めて自然に還してあげるか、標本にして生きた証を取って置くのもよいかもしれません。
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年9月19日 @ 4:02 PM
こんにちは。初めまして。
つい1ヶ月まえからオオクワガタをペアで飼い始めました。
ですが昨日見たところ、どうみても死んでるとしか思えないような形でずっとメスが動きません。。。正直色々調べはしましたが擬死なのか本当に死んでしまったのかがまるで区別がつきません。
もし良かったらヒントをいただけると幸いです。
特徴としては
オオクワガタ(︎︎ ♀)
・手足は伸びきったまま全く動かない(折り畳まれてない)
・口髭は一応出てる
・顎はほぼ閉じたまま
・胴体と首の隙間は少し空いているが、首は全くグラグラしない
・目は白濁にはあまり見えない
・顎の隙間になにか咥えさせようとするも反応無し
こんな感じです・・・死んでいるのか擬死なのか、申し訳ないですが、もし良ければヒントをお願い致します。。
あと、死ぬとしたら原因はあるでしょうか。ゼリーは全然食べなかったので2日に1度ないし3日に1度交換していました。
宜しくお願い致しますm(*_ _)m
・
Comment by 空山 — 2021年9月19日 @ 2:39 PM
空山さん
レスありがとうございます。
う~ん、そうですね・・・。
頂いた情報を私なりに予測するとするならば、残念ながらその個体は死亡してしまっている可能性が高いと思われます。
首が動かないのは、死後硬直のより固まっているのではないでしょうか?・・・。
生きていれば、触角を触れば少なからず反応するでしょうし、顎の間に何か物を入れれば挟んでくると思います。手足が伸びきったままというのも良い兆候ではありません。。
ではなぜ死亡したか?の原因を考えるならば、これはいくつもの可能性が推測されます。
・寿命(老衰)による死亡。
・突然死(身体内部の欠陥や原因不明)による死亡。
・飼育環境下の不適合(管理温度や湿度、酸欠等)による死亡。
・♂♀を一緒のケース内で飼育していたのであれば、♂の攻撃による死亡。
等々・・・。
パッと思いつくのは上記のような感じでしょうが、まだこの他にもあるかもしれません。
あくまで私個人の考え方ですので、この返答が絶対だということではございません。ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年9月19日 @ 8:04 PM
ご返信ありがとうございます。
やっぱり、そうなんでしょうか。。あれから4日ほど経ちますが確かにいっこうに動く気配もありません。
あともう少しだけ様子を見て動かなかったら供養して処分しようと思います…
いちおう玄関でオスメス別に飼っており、直射日光や気温管理もよほど問題なかったと思います。
ただ、ケースが貰い物の上に小さな穴しか空いてないタイプだったので良くなかったのかもしれません。
それによる酸欠、、かもしれないです。申し訳ないことをしました。。
あとすみません。もう1つ補足でお聞きしたいのですが、今日いまさっきみたらオオクワガタ中から「白い液体」が口ひげや首、おしりや関節から出てきてますが…これは何だと思いますか、、、?初めて見たので怖くて、、、
Comment by 空山 — 2021年9月21日 @ 4:21 PM
空山さん
レスありがとうございます。
白い液体・・・もしかしたら体液が隙間がある箇所から漏れてきているのかもしれませんね。。
白い固いものが身体の周りに出て来ていれば、それは菌でしょうけど、液体ならば体液ではないかと思います。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年9月22日 @ 6:50 AM
初めまして。教えていただきたいことがあり投稿させていただきます。
8月下旬に野外で採取したコクワガタのメスを一応オスと同居させたあとに産卵セットに入れました。最初の頃は日中は潜っていて姿は見かけず、毎晩餌は食べに来ているようで、木を囓っているのを見たり9月中旬に気がついたらケースの底に卵が見られ最近では孵化して幼虫が動いています。ところがメスの姿が全く見れず、この10日ほど全く餌を食べに出てきていないようです。穴の痕も表面からはありません。メスは死んでしまっている可能性が高いのか、産卵後にこのように長期に餌を食べに出てこないこともあるものなのかもしお分かりでしたらコメントいただけると幸いです。
なお当方は今回初めて産卵セットを組みました。
Comment by 佐藤 — 2021年9月25日 @ 12:04 PM
佐藤さん
レスありがとうございます。
あくまで私個人が考えうる推測になりますが、考えられるのは、
・マットの中で既に死亡してしまっている。
・季節的に越冬体勢に入ってしまっているため、マット内部もしくは材の中に入り込んでしまっている。
上記のことが頭に浮かびます。。
死亡の場合は生き物ですので、これは仕方がない事だと思います。。
越冬の場合は、野外ではコクワガタはこの位の時期、いわゆる秋が深まってくると、年を越すために越冬に入る個体が多くなって来ます。
越冬体勢に入っているのであれば、ケース外からは見えないと思いますし、越冬に入ったならば、来年の春先までは姿を見せないと思います。
これはごく自然なことですので、越冬ならば特には気にすることはないと考えます。
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年9月25日 @ 9:17 PM
Shiho様
早速のご意見ありがとうございました。急に10日ほどでてこなくなり、9月に越冬態勢に入るのも早すぎなのかと心配になった次第です。出てこなくなった時期と一致してマットのダニが急に少なくなり、白い菌が増えてきたので(気温が下がると増えると聞いたことがあるので)、中で休んでいると今は考えるようにしたいと思います。あるいは昆虫ゼリーでは栄養が不足しているかと思いバナナをあげた影響もあるのでしょうか(バナナがあたった?あるいはお腹いっぱいになって眠くなった?)。いずれにしても10月末頃に幼虫の割り出しをしたいと思いますので、わかりましたら報告いたします。
Comment by 佐藤 — 2021年9月25日 @ 10:41 PM
先日、メスのコクワガタが出てこなくなった件でご質問させていただきましたが、ケースの底に数匹幼虫が見えていたので割り出しとメスの親の確認をしたところ(セット後7週間)、残念ながら死亡していました(頭と胴体がバラバラでした)。幼虫は2令を過ぎたものから初令のものまで(数日前にケースの底で孵化していました)、計15匹と卵が一つでした。やはり9月中旬に急に出てこなくなったのは越冬準備よりも死亡していたようで、産卵で力尽きてしまったのだと思いました。幼虫は大切に育てていこうと思います。
ついでですが、産卵木は2本入れていたのですが、深く入れていた方に11匹、浅めのには1匹、マット(ケースの底には卵は当初5つありました)には3匹でした。産卵木は深く埋めた方が好みなのでしょうか。より湿気ていてボロボロでした。
取り急ぎのご報告でした。
Comment by 佐藤 — 2021年10月14日 @ 9:55 PM
佐藤さん
レスありがとうございます。
そうですか、親♀は既にお亡くなりになられていたのですね。。
生き物ゆえに仕方ないことといえばそれまでですが、それでも次に繋がる子供を残せたのは良かったですね。
わざわざのご報告ありがとうございました m(__)m
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年10月15日 @ 6:39 AM
初めてコメント失礼します。私は9月から、ノコギリクワガタを飼っております。たまたま知人から、頂いたので飼い始めました。また、その数日後にコクワガタのオスとメスも頂いて、3匹で虫カゴに入れていました。用意したのは市販の容器(中ぐらいのもの)とクワガタ用の土、昆虫ゼリーと穴の空いた木4つ(丸い円状のものを3つと長い棒状のもの1つを入れました)、あと保水液の容器を土に挿して入れっぱなしにして、無くなってそうなら取り替えたり、たまに私が手で保水液の容器を少し握って、水を満遍なく撒いていました。
そして、葉っぱに関しては最近まで、鑑賞したいというのと腐ったりしやすいとインターネットでも見た、単純にどのような葉っぱが良いのか分からない、時間がないという短絡的な理由ですが入れてませんでした。
あと、コクワガタとノコギリクワガタは喧嘩をすることについてですが確かに餌場で鉢合わせして、威嚇したり、喧嘩しそうな雰囲気でしたが身体の部位が欠損している訳ではなく、特に危険視していませんでした。勿論、飼育初心者ではありますが別に分けて、飼育する方が適切ということは分かっていましたが金銭面を考慮するとなかなか厳しそうだったので、やむを得ずでした。
人が来たり、気配を感じるとコクワガタはすぐに土に潜ってしまうのですがノコギリクワガタは木の裏に隠れたり、止まったりすることが多かったです。
時には仲良く餌場で3匹揃って食べてこともありました。微笑ましかったです。
そして、ダニが湧きやすい土を使っていることに気付き、ダニの湧きにくい土に替えて、保水液をやめて、消臭&脱臭&保水ができると謳っている市販のビーズを入れてみました。これが10月20日ぐらいでしょうか。
あと、寒くなってきたら、なるべく土は飼えないほうがいいとネットで目にしたので、替えないでいます。
しかし、10月の終わりごろから、ノコギリクワガタが昼間も夜も土に潜らない現象がありました。
10月終わりより前にも潜っていない時期は数回あったかもしれませんが正確には覚えていません。
もう、亡くなってしまうのかとヒヤヒヤしていました。勿論、私の管理が不届きなのもあります。
つい3日ほど前に近所の方の枯葉がうちの家近くまで落ちてきていたので、その中から割と綺麗そうなのを拝借して、10枚ほど入れてあげました。
あと、それを千切って、動かないノコギリクワガタの身体に被せてあげました。
あと、この枯葉を入れる日より前から、急に寒くなった日がありましたよね。その日から、虫カゴの周りにアルミマットを巻いていました。
話が脱線して、すみません。その枯葉、落ち葉を入れようとした日から、後ろ足が覚束なく、木に登ろうとしても、登れなかったり、落ちてしまったりしていました。
そのため、居間に入れて、暖房マットの上にアルミマットを敷いて、その上に虫カゴを置いて、低音にして、様子を見たり、暖房マットがなくとも元々エアコンの暖房が効いているので居間の一角に置いて、様子を見たりしましたがギリギリですが頑張って生きてくれてます。
満足にも飛ばせてあげられなかったりしましたし、普通は家の中で飛ばせたりするクワガタ愛が必要なのかもしれませんがなかなか勇気がなく、できませんでした。
もう長くないかもしれませんが最後まで面倒を見ようと思います。
近所の子に触らせて、あげたり、観察したり、色々とストレスもかけすぎたのかもしれませんね。
何か今後に関するアドバイスが欲しいので、よろしくお願いします。
Comment by クワガタ飼育初心者 — 2021年11月8日 @ 1:38 AM
9月頃から飼い始めたノコギリクワガタが動きません。10月20日頃から、土は変えずに一番底に保水兼消臭のビーズを敷き詰めて、ずっと放置しています。また、急に寒くなった日からはアルミマットを容器の周りに巻いています。10月終わり頃から、ノコギリクワガタが昼間なのに土に潜らなかったり、一定の場所にずっといます。
その後、つい3日前には餌場に手で登らせて、餌を食べるように促しても、餌場の丸木から、落ちてしまったり、また、自分から登ろうとしても、後ろ足に力がないようで登れていませんでした。
そのとき偶々、落ち葉が近所の家の木から、私の家まで落ちてきたので、それをちぎってクワガタの体の部分に被せてあげたり、周りの市販の穴の空いた木の間にクワガタがいたので、その間に落ち葉を置いてあげて、寒い空気がなるべく入らないようにしました。また、土も新しいのを少し足しました。
私はコクワガタ2匹も同じ容器に入れていますが市販の中ぐらいの持ち運びはしやすいタイプですので、コクワガタは場所もそんなに取らないですし、勿論分けた方がいいのは分かっていましたが威嚇こそしていましたがずっと10月終わり頃までは欠損も全くなく、元気そうでした。現在も欠損はしていないように見えます。
何がアドバイスを下さると嬉しいです。
Comment by ななし — 2021年11月8日 @ 1:52 AM
ななしさん
レスありがとうございます。
まず、コクワガタとノコギリクワガタの特徴について、私なりの考え方ではございますが紹介してみたいと思います。
コクワガタはとても長生きする種です。
野外個体でも、通常ならば活動開始してから2年位でも生きています。
飼育個体ならば上手く飼えば3年近く生きるものもいます。
この時期の野外でのコクワガタは、少なからず活動している個体はあるものの、そのほとんどが既に寿命が尽きた個体もいれば、または来年に向けて越冬体勢に入っている個体もいることだと思います。
飼育下に置いている個体であれば温度管理(20~25℃前後をキープ)や湿度管理をしてあげれる環境にあるのならば、その後の冬も活動を続け、エサを食べる個体もいます。
もし今後、ななしさん宅で温度管理等が出来ないのであれば、極端に寒くならないのであれば、そのままお部屋の常温で大丈夫ですので、マット(クワガタの土)を少しケース深めに入れて管理してあげて下さい。無事冬を乗り切ることが出来れば来年の春にはまた元気に活動を再開すると思われます。
次にノコギリクワガタですが、こちらは野外で活動を開始した後は寿命はあまり長くはありません。
野外の個体ならばそのほとんどが遅くても10月頃までには寿命が尽きてしまうでしょう。
飼育下で温度管理してあげていたとしても延命することは難しく、出来たとしても1~2カ月位。おそらく年内には寿命が尽きてしまうと考えられます。
あとは出来る限り温度変化の少ない場所で管理して、余生を見守ってあげるのが良いかと思います。
ななしさんが飼育されているノコギリクワガタは既に寿命が近いのではいかと思われますが、これはごく自然な事だと考えられます。
むしろこのように細かい気遣いをして下さる飼育者の方に飼われて幸せだったと思います。
生き物を大事にする心遣いが深く伝わって来ました、素晴らしいです^^
上記に書いたことはあくまでも私個人の考え方によるものであって、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年11月8日 @ 8:36 AM
Shiho様
2021年9月25日に質問させていただいた佐藤と申します(”コクワガタ”♀が出てこなくなり、産卵後に死んでいた件)。その後16匹中、2匹は蛹化不全で死んだのですが、最近羽化する固体が出てきました。羽化が近い♂をみてみたらノコギリクワガタでした・・・ 採取したときの画像を改めてみてみると・・・コクワガタ♀かと思っていましたが、どうもノコギリクワガタ♀だったようで♀の区別ができていなかったようです。そういえば採取場所にはコクワガタもノコギリクワガタも両方いましたし。産卵後に死んでいたのはノコギリクワガタ♀が産卵後で寿命だったようです。お騒がせしました。一応ご報告です。
Comment by 健夫佐藤 — 2022年5月4日 @ 6:08 PM
健夫佐藤様
レスありがとうございます。
なるほど、ノコギリクワガタでしたか。。
それならばそのシーズンで亡くなってしまうのも仕方ないことでしたね。。
幼虫、無事に育てられたのですね。おめでとうございます^^
わざわざご丁寧に、ご報告ありがとうございました。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年5月4日 @ 10:25 PM
こんにちは。
2週間ほど前からニジイロクワガタをつがいで飼い始めたのですが、今朝♀のほうが動かなくなっており、こちらのサイトで書かれているようなことを試しましたが反応なくどうやら死んでしまっているようです。
飼い始めのうちはマットを厚くしきつめ、ゼリーも二つ置いていました。しかし、土に潜りっぱなしになってしまい、なかなか姿を見て観察できないため途中からマットを変え潜れないようなものにしました。また、ノコギリクワガタを別ケースで飼うことになり、ゼリー皿をひとつ移したためゼリーもひとつになってしまっていました。
なにか原因があれば教えていただけると助かります。ペアリングもしたいと思っていたのでとても残念ですが、♂だけでも元気に長生きしてほしいのでアドバイス宜しくお願いします。
Comment by ニジコとクワオ — 2022年7月5日 @ 3:31 PM
ニジコとクワオ様
初めまして、レスありがとうございます。
ニジイロの♀が死亡してしまったとの事。
とても残念ですね、大切にしていたのに心中お察し申し上げますm(__)m
まず、死亡してしまったを推測するにあたって、使用している管理マットやゼリーの銘柄等、管理環境(管理温度、管理湿度、通気性等)が不明の為、明確な回答は難しいかと考えます。
それを考慮した上で、あくまで私個人の考え方になりますが、いくつか例を挙げさせて頂きますと、
【寿命】
文字通りその生命が尽きてしまったということ。
生き物ゆえ必ずあることゆえ、これは致し方ないことだと思われます。。
【身体的に何か欠損(病気も含まれる)があったゆえの死亡】
外見上からは原因を探るのは難しいですが、これも生き物ゆえの定めだと考えます。。
【飼育環境が合わなかった】
例として、この時期ならば管理している温度が暑すぎたり、また湿度が適しておらず乾燥していたり、通気口が狭く酸欠だったり等が原因だったりと、原因は多様に考えられます。
【飼育使用していたマットやゼリーが合わなかった】
これはあまり可能性としては薄いとは思いますが、でも絶対ではないとも考えられます。
例えば、管理マットは針葉樹系のマットならば、あまりにも発酵臭が強いと生体にも良くありません。
ゼリーについては食べていなかったように見受けられますので、原因とは考えにくいのですが合わなかったということもありえなくも無いかもしれません。
以上が私が個人的に考えられる原因を推測しましたが、明確なものではございません。
上記でも書きましたが、生き物ゆえ命には限りがありますので、死亡してしまうことも致し方ないと考えてしまいます。
あまり的確な回答ではなく申し訳ございませんm(__)m
あくまでも私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年7月6日 @ 5:34 AM
ご返信ありがとうございます。
沢山の回答とても助かります。
現在、蘇生術なるものをすがる思いで試しています。1週間様子をみてだめそうならばこの子は初めて飼った子なので標本にして残したいと思います。
♂のほうはとても元気なようなので、息子たちと大事に育てていたきたいです。
また何かあったらご報告させていただきます。
Comment by ニジコとクワオ — 2022年7月6日 @ 11:25 AM
こんにちは。
今年の7月の初めにノコギリクワガタのオスと
ミヤマクワガタのメスをいただき
今月で2ヶ月経つのですが
最近メスを全く見なくなりました…
オスは普通に木の下にいるんですけど
早くも冬眠に入ったのでしょうか?
それとも普通に愛情表現はしてたので
産卵の時期に入ったのでしょうか…?
息子がいつも出てこないねーと言ってて
オスはゼリーを普通に食べてます。
Comment by もち巾着 — 2024年9月28日 @ 8:43 AM
もち巾着様
コメントありがとうございます。
頂いたノコとミヤマは国産の野外で採集されたものでしょうか?
もし野外ものならば、残念ですが冬眠はしないと思います。
室内で管理されている場合、野外で活動している個体よりは少々長生きはすると思いますが、それでも冬眠して来年の夏まで生きるということはないと思います。
飼育ものの新成虫ならば話は変わってきますが・・・。
あくまでも私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂けば幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年9月28日 @ 5:24 PM
私はノコギリクワガタのオスを今年の6月頃に外で捕まえました他の個体より早い誕生だったと思います背中には傷があり痛々しく家で飼うすることにました、そして11月頃にノコギリクワガタの様子がおかしいのです、体の動きはほとんどなく、触覚と頭しか動かなくなってしまったのです、もうじきノコギリクワガタは死んでしまうのでしょうか?家の中では唯一の私の家族でした、死なせないように検討してみますが、その検討はクワガタにとっては苦しいものではないかとも思ってしまいます、ほとんどのぶいが動かないクワガタにとっては生きることは苦しいことなのではないかと自分で思ってしまいます、私はどうすれば良いのでしょうか…クワガタにとっての幸せを私はノコギリクワガタに尽くしたいです。
Comment by 凛 — 2024年11月3日 @ 10:56 PM
凛様
コメントありがとうございます。
そうですね・・残念ですが、今年野外で採集されたノコギリクワガタはおそらく今年中には亡くなってしまうと思います。
今現時点ではもうほとんどの野外でのノコギリは生存していないと思います。
これは今年野外で活動していたノコギリクワガタ全てに言えることなんです。
室内で温度管理を維持(低温にしない:20℃辺りをキープ)すれば、野外で活動していたノコギリ達よりは延命出来る場合もありますが、この後死んでしまうのは寿命で仕方無い事だと思います。
凛様のように愛情をお与えになって飼育されていたのでしたら、その子も幸せだったでしょう。
その生き物を愛する気持ちは素晴らしいと思います。
あくまで私個人の意見や考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年11月4日 @ 8:23 AM
コクワガタが冬眠したのか死んでいるのかがわかりません8月くらいの夜に拾ったのですが今は口ひげが出ていて触覚が動くと云う状態です首の隙間はありません
Comment by faiueok — 2025年1月20日 @ 10:16 PM
faiueok様
コメントありがとうございます。
口ひげはまれに固まってしまうことがあるので、その基準だけでは生死の判別は難しいです。
ただ触角が動いているのならば生きていると考えられます。
さらに、アゴの中に何か物を入れてみて挟む行動を取れば生きている証拠になると思います。
胸部と腹部の隙間がぐらつかないのも良い傾向です。
死亡しいてるならば力なくグラグラしてしまいますので・・。
今の時期だと温度管理(常時15℃以上をキープ)をしていないで、常温管理をしているならば冬眠状態に入り活動は鈍化しますのでほとんど動かなくても不思議はないと考えます。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2025年1月21日 @ 10:13 AM