春到来!!2016年 今年のクヌギ、コナラ等の木の様子は?
春到来シリーズのパートⅡです。
今回はちょっと近場のクワガタ採集が可能な場所に行って、今年の木々達の様子を見て来ました。
【クヌギの木】
4月初旬現在のクヌギの木の様子です。
【クヌギの葉】
まだ葉っぱも小さく柔らかいです。
色も薄く透き通るような感じがする葉です。
【コナラの木】
コナラの木です。
こちらの葉達もまだ柔らかく小さめです。
【コナラの葉に集まる虫達】
コナラの葉の裏側に虫達の姿がありました。
何の虫か分かりませんが、クワガタ達より一足早く活動を始めているようです。3匹がきちんと整列しているようで、可愛らしさを感じました。
【ミズナラの木】
ミズナラの木です。
クヌギやコナラと違い、ミズナラの葉はしっかりと大きく育っていました。
【大きなクヌギの木】
こちらは大きなクヌギの木です。
結構な大きさがあり、7~8m位はあるでしょう。
また、この木には大きなウロ(穴)があります。
【大きなクヌギの木のウロ】
ウロの中を覗いて見ました。
お分かりでしょうか?濡れている部分が樹液です。
樹液は出ていましたが、残念ながらクワガタの姿はありませんでした。
この木では、最盛期になるとコクワガタ、ヒラタクワガタがよく入っています。
如何でしたでしょうか?
今年になって初めてフィールドを訪れてみましたが、木々達も樹液も出て、なかなかいい感じで動き出しているようです。
もうあと少しすれば、寒さに強いコクワガタやオオクワガタなどが先んじて活動を始める事でしょう。
【桜の木】
この辺りでも桜の花が咲き誇っています。
とってもキレイですよね、マイナスイオンを感じるような気がしました。
今年も野外採集(昆虫採集)が楽しみです!(^^)
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
6 Comments »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
毎回お世話になっております。この記事を参考にしてもう一度木を見に行ってきました。前回なんとなくこれがクヌギかなぁと思っていた木が今回の記事の中のクヌギにとても似ていました。おそらくクヌギの木で確定だと思います。 上級者の方には当たり前のことかもしれませんが、初心者の私にとってはこのように詳しく説明してくれるのはとてもありがたいです。今後もたくさんの情報を期待しております。
Comment by 採集初心者 — 2016年4月10日 @ 12:49 PM
いつもお世話になっております。 我が家にも、台場クヌギとハルニレの木が来る事になっています。 軽井沢は春が遅いので、土壌の凍結が完全に無くなる5月頃に植樹になるのかな。 問題は、クワガタさん達が訪れてくれるかどうか。調べたら、軽井沢より数百mほど標高の高い北軽井沢(地名は北軽井沢でも長野県ではなく群馬県になります)でも、コンビニの明かりなどの灯火採集でミヤマやノコギリが採集できるそうなので、若干の期待を持っています。 また、上手くいくようでしたら報告致します。 ところで、先日お話した「小笠原旅行」行ってきました! 東京竹芝桟橋から船「小笠原丸」で片道約26時間の旅(飛行場が無いので、東京から行く世界で最も遠い所になります。同じ東京都内なのですが…)で、現地3泊・船中2泊しました。 21年前にも訪れた事があり、その時は父島・母島に12日間滞在したのですが、今回は6日間で父島のみでした。世界自然遺産に登録された事もあり、父島はかつての超辺鄙な村でなく、かなりモダンな雰囲気になっていました。携帯も使え、TVも衛星放送だけでなく地上波も東京と全く同じ番組が入ります。ネットも普及していて、高速回線が使え、無線LANが使える施設も多かったです。尤も、そうなったのはこの2年前くらいからだそうです。 現地では、海でのダイビングやホウェールウォッチングに加えて、陸の色々なエコツアーに参加しました。島内の移動が大変不便で、特に特別自然保護地域は認定ガイドの同行が義務付けられているので、自由度はあまりありませんでした。 さて、クワガタ採集ですが、山に入る時は靴の土までブラシで落とすような自然保護が徹底されているので、流石に採集に行きたいとは言える雰囲気でありませんでした。なので、今回は空振りに終わりました(涙)。 ただ、収穫として、宿泊&エコツアー実施の施設のオーナーが、規制区域外で採集した「オガサワラチビクワガタ」を飼育・繁殖させて元いた採集場所の自然に帰す運動をされていたので、貴重な飼育・繁殖体験についての情報を入手することが出来ました。 後は、クワガタを入手するのみ。 そうしたら、楽しかった旅行から帰って来て、週末に都内の昆虫ショップを訪れたところ、何と「オガサワラチビクワガタ」CBを販売していました!やなり、現在は事実上WD採集は不可能だ、とショップの方も言ってました。 早速、父島原産と母島原産の「オガサワラチビクワガタ」それぞれ5頭ずつを入手。成虫は、♂♀の区別が全くつかないので2ケースで集団飼育しています。実際の飼育・繁殖のコツは小笠原でしっかり聞いたので、何とか飼育・繁殖に成功して種の保存に貢献したいと思っています。 こちらについても、機会があればまたコメントさせていただきます。 今後とも宜しくお願い致します。
Comment by Puffin — 2016年4月10日 @ 6:15 PM
採集初心者さん いつもレスありがとうございます。 そうですか、クヌギの木お分かりになられたのですね。少しでもお役に立てることが出来て幸いです。 今後も色々な採集に関する記事をアップしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。 採集初心者さんも今年の採集頑張って下さいませ。応援しております。 Puffinさん いつもレスありがとうございます。 台場クヌギ、ハルニレGETですかー!素晴らしい!! 今後が楽しみなフィールドになりそうですね、朗報お待ちしております。 小笠原旅行お疲れ様でした。 オガサワラチビクワガタ、やはり採集は厳しい状況なのですね。 今は自然保護活動などが各地で盛んなので、日本に生息するクワガタでも捕獲が禁止または制限されているものが増えているみたいですものね。 しかし養殖ものとはいえ、早速オガサワラチビクワガタをGETされてくるとは、Puffinさんのクワガタへの探求心は深まるばかりですね。素晴らしいです!! また結果など是非ご報告下さいませ。私も楽しみにさせて頂きます。 お疲れ様でした。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年4月11日 @ 10:00 AM
カブトムシはいつ頃から採れますか? 集まるのはやはりクヌギの木なのでしょうか?
Comment by kabutomusi — 2016年4月13日 @ 12:18 AM
kabutomusiさん レスありがとうございます。 kabutomusiさんの今回の返答については、4/13の飼育日記内にて書いております。 宜しければそちらをご覧頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年4月13日 @ 11:51 AM
kabutomusiさん kabutomusiさん、申し訳ございません。 もう一つの質問を見逃しておりました。 「集まる木がクヌギの木だけなのか?」についてのご質問の回答については4/15の飼育日記内にて書いております。 宜しければそちらをご覧頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年4月15日 @ 4:43 PM