クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2016年【No.28】秋の気配Ⅱ(九州宮崎編)
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第28回目のご報告です。
今回の採集舞台は九州 宮崎県です。
AM 8:00
気温:23℃
天気:晴れ
この時期になると彼岸花が咲いています。
こうした景色が否応なしに秋を感じさせますね。
朝夕も少しずつですが、寒さを感じさせるようになって来ました。
とはいえ、ここはまだ南国宮崎県。
まだまだ虫達との出逢いはあるはずです。
今回もどんな出逢いがあるか楽しみです!
こちらの細めのハルニレの木
どこにクワガタがいるかお分かりですか?
ズームアップで撮影してみると、
いました。ヒラタクワガタです。
見えにくいですが、♂の向こう側に♀もいます。
大きい♂の方だけ、ちょっと拝借。
なかなかの個体。
サイズは♂50mm後半ってところです。
となりの同じハルニレの枝にも
枝分かれしている所に、何かいます。
少し大きめのヒラタクワガタの♀です。
こちらのハルニレの樹皮裏には
コクワガタらしきアゴが見えます。
取り出して確認すると、
やはりコクワガタの♂個体。
サイズは♂30mm後半位はありそうです。
こちらではまだカナブン達の姿も見られました。
そのカナブン達がいた木を揺らしてみると、
パサッと軽めの音が、
落ちて来ました!
ミヤマクワガタ♂個体です!
中型サイズのミヤマクワガタ♂です。
サイズは♂50mm半ばってところですね。
まだミヤマクワガタに逢えたことに感謝です!
ニレ林で、クワガタ達の姿を堪能し、次にクヌギ林があるポイントに移動することにしました。
移動途中、まだ熟していないカラスウリを見かけました。赤くはありませんが、これはこれでキレイな模様です。
クヌギ林に到着。
早速探してみると、
こちらでも最初に迎えてくれたのは、
ヒラタクワガタの♂と♀のペア個体。
仲良く樹皮裏に隠れています。
すぐ近くのクヌギの木には、
ノコギリクワガタの♂♀ペアの姿が!
♂はかろうじて大歯と呼べるかどうかの個体。
体長は♂50mm後半位でしょうか。
♀をしっかりとメイトガードしています。
樹皮の隙間にコクワガタ♂がいました。
隙間から出ている樹液を舐めているようです。
こんな感じで、2時間程採集を楽しみました。
今回出逢った虫達は、
コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
の4種、
合計で20頭ほど見かけました。
今回のお持ち帰り個体はゼロ。
観察&スルーとさせて頂きました。
カラスウリ同様にまだ熟していませんが、秋の風物詩、柿の実もたわわに実っていました。
第28回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたでしょうか?
朝夕の気温も涼しくなり、前回よりも一層秋が進んでいるような気がしました。
今回見かけたのは20頭程と前回よりは少なくなりましたが、まだまだクワガタ達は活動しています。
また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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