ウッドラークパプアマルカブトの飼育【幼虫飼育&産卵方法】【Shiho的見解:2022年度版】
今回は、かなり昔(2004年頃)に飼育していた種になりますが、ウッドラークパプアマルカブトの飼育方法をご紹介したいと思います。
【参考画像:ウッドラークパプアマルカブト♂】
【参考画像:ウッドラークパプアマルカブト♀】
【飼育種】
和名:ウッドラークパプアマルカブト
学名:Papuana woodlarkiana
産地:イリアン等
小型カブトの一種、ウッドラークパプアマルカブトです。
このカブトは私が2004年位に飼育しておりました。もう20年近く前になるのですね、時が経つのは早いものです。。
体長はかなり小さく、♂でも大きくて30㎜半ば程、♀だと20㎜台がほどんどです。
体色は黒一色。強い光沢で、コロコロしていて可愛いカブトです。
飼育は産卵、幼虫飼育共にとても容易な種です。
それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。
★★幼虫飼育★★
【お勧めのエサ】
完熟マット
【飼育容器】
300㏄程度のプリンカップ、もしくは500㏄ブロー容器程度。
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~8か月程度
♀:約6~8か月程度
※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※
幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。
弊社のマットでは、完熟マットが合っているように思えました。
小さな種なので、 300~500㏄程度の容器で飼育すれば十分です。
マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令位頃からの投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。
管理温度は23~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。
では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。
産卵セットはマットのみで産卵させるやり方が主流です。
★★産卵方法★★
<マットのみを使用した産卵方法>
【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。
セット方法を画像付きでご紹介します。
産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。
クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
セット方法を図示するとこのような感じです。
産卵は弊社のマットですと、完熟マットで産卵可能でした。
当時はまだ黒土マットが発売されておりませんでしたので、黒土マットでの産卵実績は御座いませんが、個人的感触から言えば黒土マットでも産卵は可能だと感じております。
親♀のサイズも25㎜程度ですので、Sケースサイズの容器でも十分かと思います。
卵もとても小さいので、マットの劣化等がなければ、セット開始して約1ヵ月半~2カ月ほどして割り出せば、多くを幼虫で回収することが出来るかと思います。
産卵&幼虫飼育共に難しい種ではないと感じております。
昔昔飼育していたとても小さくて可愛いカブトの飼育紹介でした^^
※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※
※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。
これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※
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2022年1月18日
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Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), プリンカップ, 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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