生き物散策記 2024年【No.16】海磯で生き物探し!②:アマガイ、アゴハゼ、イワガキ、クモガタウミウシ、ウノアシ、イソカニダマシ【九州:宮崎県】

生き物散策記シリーズのご紹介です。

今回は前回の海磯散策の続き、第2弾です。

【散策記:出逢った生き物たち】

 

宮崎の海には、こういった光景の場所が海岸線で見られます。

この波打ったよう形状の礒岩ことを鬼の洗濯板と呼ばれています。

こういった場所も生き物の宝庫です。

 

早速散策開始です!

 

アマガイ
大きさ:約10㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

裏側を見ると、

前回ご紹介したアマオブネガイを一回り小さくしたような感じです。

蓋も半月のような形状ですね。

小さくて、かなりの数が岩肌にくっ付いています。

 

 

アゴハゼ
大きさ:約50㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

お魚を見つけました。

ハゼ種のアゴハゼです。

潮だまりといえばやはりハゼの存在は欠かせませんよね。

ハゼは他の魚と比べて、ある程度行動したら、底面にピタッとくっ付いて動きを止めるので、比較的捕らえやすい魚です。

お顔がとても可愛いですよね^^

 

 

イワガキ
大きさ:約40~60㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

こちらも岩肌にぴったりとくっ付く、イワガキです。

お店で売られたり、漁師さんが養殖しているものとは違い、小さくて痩せていますが、これも立派なカキです。

殻をこじ開けると、トロっとした滑らかな乳白色の身が姿を現すでしょう。

ちなみに、このイワガキの採集は禁止されている所が多いので注意が必要です。

今回も観察だけとします。海には勝手にとってはいけないものも沢山あるんです💦

 

こちらには、こんなものがいました。

クモガタウミウシ
大きさ:約100㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

ウミウシの一種、クモガタウミウシです。

ウミウシと聞くと、色鮮やかなアオウミウシなどをパッと思い浮かべるので、「えっつ、これがウミウシ?」と思う方も多いと思います。

でもこのクモガタウミウシ、背側はこのように目立ちにくい色合いですが、

ひっくり返して腹側を見ると、こんなに色鮮やでキレイなオレンジ色をしています。

背中側の色合いとは真逆の派手色ですよね^^

 

 

ウノアシ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

鵜(ウ)という鳥の足に形が似ているところからそう名付けられたそうです。

キレイな星形ですよね^^

 

さて今回最後にご紹介するのは、

 

イソカニダマシ
大きさ:約1~2㎜程度(甲幅)
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

イソカニダマシを見つけました。

カニダマシという名の通り、カニの種類ではなく、ヤドカリに近い種類だそうです。

とても小さいですが、動きはなかなか早くすばしっこいです。

転がっている岩の下などをどかすと、よく見かけます。

 

如何でしたでしょうか?

今回は6点の海磯の生き物をご紹介しました。

前回に続く第2弾でしたが、まだまだ全部をご紹介出来ていません。

折角なので、次回もご紹介したいと思います。

もう少しだけ海磯の生き物にお付き合い下さいませm(__)m

 

※昆虫などの生物には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。

漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。

その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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