前の話になりますが、クワガタの産卵割り出しを行っていると、クワガタ幼虫と一緒に、

上記幼虫が現れました。

 

クワガタ産卵に使用する産卵木は、元々は椎茸農家さんで使用された原木クヌギやコナラを使用していおります。

野外で自然にさらしながら原木栽培をしているので、その後産卵木として使用される際、こういう風に他の虫が入っていることもよくあります。

例として、コメツキムシ、カミキリムシ、タマムシなどがあります。。。

 

 

この時点では何の種類かまでは分かりませんが、この幼虫はカミキリムシの幼虫っぽいですね。

 

このまま死亡させてしまうのは可愛そうなので、羽化まで持って行けないかと考えました。

 

材に入っていたのならば、菌糸飼育でもいけるんじゃないかと思い、

 

このB-200:クヌギ菌糸カップに入れてみることを考えました。

 

B-200菌糸カップを用意し、

 

 

 

カミキリムシ幼虫を投入

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     3ヵ月経過

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そして約3カ月後、

 

何と蛹化していました。

 

ちょうどカップ側面から見える位置で蛹化してくれました。

 

上部から近かったので露天掘りにして蛹を観察させてもらいました。

うーん!格好良いい!!

クワガタとはまた違った造形美ですね!

私自身カミキリの蛹を見るのは初めてだったので感動しました。

 

鑑賞後は蛹を元に戻し、

 

更に1か月程すると、

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無事羽化して来ました!!

 

 

おおお!!

カミキリ飼育は初だったので、初羽化は何か感動的なものがありました!

 

ナガゴマフカミキリ
大きさ:約20㎜ほど

【2025/1/20:飼育者:Shiho】

 

このカミキリムシの正体は「ナガゴマフカミキリ」という種類でした。

小型のカミキリムシでフィールドでは至って普通種らしいですが、今回は幼虫から羽化させれたということが嬉しかったです。

★★幼虫飼育★★

【使用したエサ】
B-200菌糸カップ×1

【設定管理温度】
25℃前後

 

羽化体長は20㎜、調べると22㎜くらいまでは大きくなるそうです。

今回は初令から育てたわけではありませんし、羽化までも速かったので最大クラスとまではいきませんでしたが、それでもまずまずの大きさではないでしょうか。

 

今回、初めてカミキリムシの幼虫飼育を試してみました。

しかもエサに使用したのは菌糸。

菌糸はクワガタ飼育がメインの私にとってはお馴染みのものなので、これで育つようであればとてもありがたいです。

今後はクワガタだけではなく、他の種のカミキリやタマムシなど他の種の飼育も挑戦してみたいと考えているShihoでした^^💦

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

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