少し前になりますが、YouTubeでのLIVE配信を行った際に、

「蛹室内にキノコが生えて来てしまいました。このまま放置しておいても良いのでしょうか?」

というご質問を頂きました。

 

今回の日記ではこの件に関して改めて私:Shihoなりのやり方ではございますが意見をご紹介してみたいと思います。

 

今回、この件に関して、一つ例として挙げるのは、

こちらの画像。

菌糸ビンEP-1100に入っているスマトラオオヒラタ♀の蛹です。

 

 

ちょっと見えにくいですが、よーく見てみると、蛹の頭部分の辺り、菌糸部分周辺にキノコが生えています。

 

この時点ではまだキノコもそこまで沢山生えているわけではありませんが、このまま放っておくとキノコが成長して羽化する際に影響が出てしまう可能性もあります。。

その場合、あくまで私:Shiho個人的なやり方になりますが、「蛹室上部を露天掘りにして生えているキノコを除去する対策」を取ります。

 

ではそのやり方(手順)をご紹介してみたいと思います。

 

まずは菌糸ボトルのキャップを外します。

ボトルキャップのギリギリまできのこが回って来ていますね。

 

 

菌糸の上部のきのこを除去し、蛹室までたどり着き、露天掘りにしました。

この時、露天掘りにする箇所は出来る限り小さくし、蛹室の形状をなるべく崩さないようにするのが良いです。

 

外から見えた通り、蛹の頭部分の辺りにキノコが生えていますね。

 

 

横から見た様子。

まだそこまでキノコも育ってはいませんが、この時点でも既に頭部分を圧迫しているようにも見えます。

 

では、頭部分に生えているキノコを取り除きたいと思います。

 

 

まずは蛹を優しく取り出します。

キレイな蛹ですね、美しいです。。

 

 

次に、蛹を取り出している間に蛹室内をキレイに清掃します。

スプーンなどで蛹室の形状を崩さないように丁寧に生えていたキノコを除去します。

キノコを除去する際に蛹室内部がデコボコになってしまった場合、そのスプーンなどで出来る限り滑らかにしてあげるようにします。

また、内部に水などが溜まっている場合は、私の場合はティッシュなどで水分を染み込ませながら吸い取ります。

 

 

蛹室内がキレイになったところで、優しく蛹を蛹室内に戻します。

 

 

キレイになりましたね。

これで完了です。

 

如何でしたでしょうか?

蛹室内にキノコが発生してきた時、私の場合は可能ならば蛹室内のキノコは出来る限り除去するようにしております。

一度キノコを除去したからと言って、また生えてくることもあります。

その場合は何度もこの作業を行うようにしております。

以上が私:Shihoが考える「蛹室内の発生キノコ対策」でした^^

 

※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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