クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2024年【No.10】夕方採集はヒラタクワガタ天国!&今シーズン初のカブトムシ♂登場!【九州 宮崎編】
6月も下旬に入り、梅雨も本格的になって来ています。
本来私の採集スタイルは早朝~なのですが、なかなか雨間等、条件があまりよくありません。
6/21のこの日は、早朝は雨が降ったものの、午前中には晴れ、午後は素晴らしい雲一つない晴天になったことで気温もグンと上昇し、かつ蒸し上がりました!
とっても好条件だと判断し、普段はあまり行かない夕方からの採集に出かけてみました。
その時の様子をご紹介します。
【2024/6/21:夕方採集】
採集ポイントに到着したのは午後4時過ぎ。
場所によっては少し暗くなっているものの、まだまだ十分目視出来る範中です。
早速探していくと、
ハルニレの樹皮裏には、
ヒラタクワガタ♂、♀3頭
体長:約♂66㎜、♀は未採集により未測定
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
素晴らしい光景が広がっていました。
大型のヒラタクワガタ♂と、♀3頭、樹皮裏に隠れていました。
しかもこの♂、サイズも♂66㎜ありました。
幸先良いスタートです。
こちらのハルニレを蹴ってみると、
ボトっっ!!
大きな、落下音がしました!
おおっ、これは大型か!?
と思い、期待つつ探し当ててみると、
カブトムシ♂
体長:約♂67㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
何と、カブトムシ♂でした。
音が大きいわけです、カブトムシは重量がありますからね💦
カブトムシは今シーズン初採集。
確かにそろそろ出て来ても良い頃ではありますよね。
その後も、
木々をチェックしていくと、
ヒラタクワガタ♂
体長:約♂55㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒラタクワガタ♂
体長:約♂53㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒラタクワガタを多数見つけることが出来ました。
これらは主に樹木上にいて、ウロなどからは出て活動しているようでした。
勿論、ヒラタ以外にも、
ミヤマクワガタ♂
体長:約♂61㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ミヤマクワガタ♂など落ちて来ました。
そうやって採集している内に、
そろそろ周りも暗くなり、いよいよ目視では厳しくなって来ました。
と、言いつつ、
もう少しだけと、採集を続行・・
ハルニレの隙間には、
コクワガタ♂
体長:約♂38㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒラタクワガタ♂
体長:約♂50㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
この時間帯になると樹木上を闊歩する黒系クワガタ達も更に多くなって来ました。
この2頭がいた木を蹴ってみると、
ノコギリクワガタ♂
体長:約♂64㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ノコギリクワガタ♂が落ちて来ました。
この時、他にもあと1~2頭落ちたと思ったのですが、暗くて見つけきれず。。。
いよいよ、ここら辺りが潮時かなと判断し、終了としました。
この時点で、19時少し前という時間帯でした。
今回は夕方からの採集を楽しみました。
採集したヒラタクワガタ♂の一部
体長:約53~66㎜
【2024/6/21:宮崎県某所:観察者:Shiho】
採集時間帯が夕方~宵の口くらいともあって、ヒラタクワガタを多数見かけることが出来ました。
この時間帯は外で活動する時間帯なので、ウロや樹皮裏などではなく、樹木上を活発に闊歩している個体も多くいました。
やはり西日本はヒラタが多いですね。
また今シーズン初のカブトムシにも出逢うことが出来ました。
こちらも夜行性色が強いので、夜にかけて出て来てたのかもしれません。
夕方~夜間採集もいつもと違って楽しかったです^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
1件のコメント »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
はじめまして、何度か参考に見せて貰っています♪
子供がヒラタを取りたいと言っていて、平和台とか鰐塚山とか行ったのですがあまりおらず苦戦してます。
ハルニレ探してみようと思います。
Comment by ギフト — 2024年6月25日 @ 10:30 AM