さぁいよいよ、2024年シーズンのクワガタ&カブトムシ野外採集の始まりです!

私自身、昨年末より始めた企画「生き物散策記」により、今年の冬はずっとフィールドに通っているので、昆虫探しは今更だろ?と思う方もいらっしゃると思います。

ですが、探すターゲット(目的)が変われば採集方法や、見る場所、ポイント、採集道具等もまた変わって来ます

なので、クワガタ採集の時はやはり主だっては「クワガタ野外採集記」としてご紹介していこうと思います。

ただ途中、生き物散策記を含めた、他の生物達の紹介も併せてする場合もございますので重ねてご了承下さいませm(__)m

 

では今年最初のクワガタ野外採集記の御紹介です。

雨が多いこの時期ですが、昨日、久しぶりに雨が上がり晴れたので、そのチャンスを狙って行って来ました。

クワガタ目的の採集は今年初めてというとこで、今回は採集ポイントの下見をしつつ、クワガタを探してみようと思います。

 

【2024/4/9の採集】

 

採集ポイントに到着。

ここはクヌギが主ですが、ハルニレも点在して自生しています。

宮崎ではほんとに久しぶりの青空、気持ちが良いです!^^

 

さて、まず初めに毎年恒例の、採集初めのご挨拶を山の神様に行うこととします!

今年一年フィールドを訪れお世話になることをご報告と共に、感謝の念を込めてお神酒を大地に捧げました。

「今年もどうぞよろしくお願いもう上げますm(__)m」

 

フィールドの様子を細かく見ると、

流石にまだ枯れ葉も多く、冬景色ですね。。

 

 

クヌギの若葉

しかし一部の木では若葉が生えて来ています。

一度生え出すと生え揃うのも早いです。

 

今の時期は、本格的なクワガタシーズンには早いので、探すクワガタも、探す場所もちょっと違います。

今のこの早い時期に探すのは、寒さにも強い以下の種、

・オオクワガタ
・コクワガタ
・スジクワガタ
・ネブトクワガタ
・ヒラタクワガタ

これらの種類の黒色系タイプのクワガタ達です。

 

次に探す場所ですが、

こういった木の隙間やウロ、

 

木の樹皮裏、

こういった場所をメインに探していきます。

木を蹴って虫を落とす採集ではなくて、木の隙間や樹皮裏を探すウロ採集が中心となります。

 

さぁ採集開始です!

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先程から上で紹介した樹皮裏なども含めて探していますが・・・

 

う~ん・・ここにもいません。。

 

例年なら4月初旬には何かしらクワガタを見つけているので今回も期待したのですが・・・。

 

しかし、この日の本命のクワガタ以外の昆虫は見かけることが出来ます。

 

ニホンカワトンボ♂
体長:約50㎜程度
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

 

ツチイナゴ
体長:約40㎜程度
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

 

クロノコマチョウ♀(秋型)
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

ニホンカワトンボツチイナゴクロノコマチョウなど他にもいろんな昆虫達は活発に活動していました。

画像をアップしたツチイナゴとクロノコマチョウは越冬組みたいですね。

 

クワガタや他の昆虫達を探して楽しんでいると、

 

春の山の恵み、山菜を沢山見つけました。

 

ゼンマイ

 

ミツバ

 

ヨモギ

 

ワラビ

 

等々・・。

 

山菜が沢山あり、いつしかクワガタ採集ではなくて、山菜探しに夢中になっていました💦

 

 

 

今回は、今シーズン最初のクワガタ採集だったのですが、見事に惨敗。。

クワガタの姿を見ることは出来ませんでした。

しかし、他の昆虫達や山菜などを見つけることが出来ましたし、それに採集ポイントの現在の様子や、そこまでに来る道路や山の様子をチェック出来ましたので、一応の目的は果たせました。

まぁ焦ることはありません、まだ4月ですし、採集シーズンは始まったばかりですからね。

クワガタ達との再会は次回以降の楽しみとしたいと思います^^

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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