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今回はゴロファ・ピサロタテヅノカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。   【参考画像:ゴロファ・ピサロ♂】   &n...続きを読む

今回はゴロファ・ピサロタテヅノカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。

 



【参考画像:ゴロファ・ピサロ♂】

 

 

【参考画像:ゴロファ・ピサロ♀】

 

【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro
産地:エクアドル、等

 

ゴロファ種の一つで、小型ながらとても可愛く人気の高い種です。

♂の綺麗なクリーム系色に比べて♀は黒単一色をしております。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット完熟マット
【使用する容器】
♂♀:800㏄程度の容器があれば十分
【エサ交換回数】
♂♀:途中2~3回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)
【設定管理温度】
25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)
【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年25℃前後での管理下)

♂:約10ヶ月程度
♀:約10か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさにより誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、エサ(マット)さえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

弊社のマットでは、きのこマット、完熟マットで羽化実績が御座います。

黒土マットでも幼虫飼育可能ですが、栄養価の面できのこマット、もしくは完熟マットを使用した方がより大型で羽化する傾向があるようです。

小型の種ですので、使用する容器は800㏄程度のボトル容量があれば十分かと思います。

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット
【セット期間】
開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM~L程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)

 

 

【セット方法】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵自体はとても容易な種だと考えます。

 

採卵しても良いですが、このカブトの場合、私は採卵ではなく、一定期間放置しておいての割り出しをしております。

目安としては、産卵セットから約1か月半~2か月程度です。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫が見られる可能性も高いでしょう。(※参考画像)

 

 

如何でしたでしょうか?

今回はゴロファ・ピサロタテヅノカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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今回はスツラリスノコギリクワガタの飼育方...続きを読む

今回はスツラリスノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:スツラリスノコギリクワガタ♂】   【飼...続きを読む

今回はスツラリスノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 

【参考画像:スツラリスノコギリクワガタ♂】

 

飼育種】
和名:スツラリスノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus suturalis
産地:ラオス、ミャンマー、タイ等々・・

 

小型種で、色合いも美しく可愛いノコギリです。

頭部の模様(Yの字)にちなんで、ワイモンノコギリクワガタとも呼ばれることも多いようです。

 

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
♂♀共:300㏄程度、ブロー容器500㏄程度もあれば十分
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~8か月程度
♀:約6~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマット、もしくは完熟マットでもOK。

かなりの小型種なので、飼育する容量の容器は 300㏄程度あれば大丈夫ですが、より大型♂を羽化させたくても500cc程度もあれば十分だと思います。

 

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は23~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているスツラリスノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回はムツノツツサイカブト:通称 ity...続きを読む

今回はムツノツツサイカブト:通称 itys:イティスの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:ムツノツツサイカブト♂】 &n...続きを読む

今回はムツノツツサイカブト:通称 itys:イティスの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:ムツノツツサイカブト♂】

 

【飼育種】
和名:ムツノツツサイカブト
学名:Cluster itys

産地:ボルネオ、ジャワ、スマトラ島等

 

超小型カブト、ムツノツツサイカブトです。学名のイティスの名前で呼ばれることも多い場合があります。

体長は♂でも大きくて30㎜程度とかなり小さいですが、頭部の複雑な突起形状は素晴らしく格好良く、また可愛く見えます。

 

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
完熟マット
【飼育容器】
300㏄程度のプリンカップ、もしくは500㏄ブロー容器程度。
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~8か月程度
♀:約6~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

弊社のマットでは、完熟マットが合っているように思えました。

小さな種なので、 300~500㏄程度の容器で飼育すれば十分です。

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令位頃からの投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は23~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方が主流です。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

産卵は弊社のマットですと、完熟マット、黒土マット、どちらでもOKでした。

親♀のサイズも25㎜程度ですので、Sケースサイズの容器でも十分かと思います。

卵もとても小さいので、マットの劣化等がなければ、セット開始して約1ヵ月半~2カ月ほどして割り出せば、多くを幼虫で回収することが出来るかと思います。

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているムツノツツサイカブト(イティス)の幼虫飼育&産卵方法です。

産卵&幼虫飼育共に難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回はタウルスヒラタクワガタの飼育方法を...続きを読む

今回はタウルスヒラタクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:タウルスヒラタクワガタ♂】   【飼育種】 ...続きを読む

今回はタウルスヒラタクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:タウルスヒラタクワガタ♂】

 

【飼育種】
和名:タウルスヒラタクワガタ
学名:Doucus taurus 
産地:スマトラ、ミンダナオ島等々・・

 

スマトラやフィリピン等に生息する小型のヒラタクワガタで、産地によって亜種分けされている個体が生息しております。

特徴はアゴ両脇に生えている赤い毛。
この特徴から「クシヒゲヒラタ」との異名もあるらしいです。

 

野外品&飼育品での流通も多い種く、飼育も産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット
【マット飼育の場合に使用する容器サイズ】
♂:800㏄程度
♀:800㏄程度
※マット交換は1~2度程度
【菌糸飼育の場合】
♂:800㏄×1本
♀:800㏄×1本
※菌糸ビンの劣化、幼虫の食い次第ではもう一本必要とする場合もあります※

【設定管理温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間:菌糸の場合】
♂:初令投入して約8~10ヶ月程度
♀:初令投入して約6~8ヶ月程度
※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

60㎜程度の小型なヒラタですので、エサ容量も多くは必要ありません。

♀は800㏄と書きましたが、500㏄程度でも十分かもしれません。。

 

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれます。

管理温度は23~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM~l程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケーM~L程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているタウルスウヒラタの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回はアトラスオオカブトの飼育方法につい...続きを読む

今回はアトラスオオカブトの飼育方法についてご紹介してみたいと思います。   【アトラスオオカブト♂参考画像】 ※スマトラ島産の個体です※...続きを読む

今回はアトラスオカブトの飼育方法についてご紹介してみたいと思います。

 


【アトラスオオカブト♂参考画像】
※スマトラ島産の個体です※

 

【アトラスオオカブト♀参考画像】
※スマトラ島産の個体です※

 

【飼育種】
和名:アトラスオオカブト
学名:Chalcosoma atlas

産地:スマトラ、ジャワ、スラウェシ、ミンダナオ島等・・

 

 

一般でも流通してよく見かける外国産カブトムシの代表格の一つ、アトラスオオカブト。

アトラスオオカブトには複数の亜種があり、中にはコーカサスオオブトにも負けないような立派なボディをするミンダナオ島産の亜種もいます。

今回ご紹介するのは、そのアトラスオオカブトの中でも、おそらく特に良く見かけることが出来る(一般的に流通が多い)スマトラ島産のアトラスオオカブトにスポットを当ててご紹介してみたいと思います。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット

【飼育で使用する容器】
初令~2令後期:プリンカップ860cc
3令時~:ブロー容器1400~1800㏄程度
蛹時期:そのまま蛹化させ~羽化させる。
ただし、蛹室形状が悪ければ→人工蛹室へ移行


【エサ交換回数】

♂:途中3~4回程度
♀:途中3~4回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)

【設定管理温度】

20~25℃前後

【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年20~25℃管理下)

♂:約11~15ヶ月程度
♀:約11~13か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさ等により誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、マットさえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

弊社のマットでは幼虫飼育には、きのこマットがお勧めです。

 

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット

【セット期間】

開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
採卵する場合は約2週間に一度の採卵

【産卵に使用するケース】

クリーンケースL~衣装ケース中程度

【産卵管理温度】

25℃前後

【水分量(湿度)】

適量(手で握って土団子が出来る位)

 

 

【セット方法:例】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

管理温度さえ低温というところを除けば、産卵自体はとても容易な種だと考えます。

こまめに採卵すれば、過去には多い時には100卵以上採卵出来たときもありました。

 

産卵セットで使用するケースが小さい場合は親がせっかく産んだ卵を動いているうちに潰してしまう可能性が高くなりますので、そういった場合はこまめに採卵してあげると良いと思います。

 

 

【採卵した卵の管理方法:例】

採卵した場合は、あくまで私のやり方ですが、上記のようにケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。

あとは孵化を待つのみです。管理温度は産卵セットの時と同じ25℃前後にして管理しています。

有精卵ならば孵化率も悪くなく結構沢山の幼虫が取れます。

 

 

【採卵せず放置しておての割り出しの場合】

ケースの大きさが広く、かつマットの劣化なども見られなければ、数か月(~2か月位)放置しておいて産卵セットを解除するのも良いと思います。

人間の手で採卵管理しているのと違い、ほぼ自然な状態で孵化するので孵化率も高くなると考えます。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫(画像参考)が見られる可能性も高いでしょう。

 

如何でしたでしょうか?

今回は、アトラスオオカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

 

皆さんも是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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今回はグエラチノコギリクワガタの飼育方法...続きを読む

今回はグエラチノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:グエラチノコギリクワガタ♂】   【飼育種...続きを読む

今回はグエラチノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:グエラチノコギリクワガタ♂】

 

【飼育種】
和名:グエラチノコギリクワガタ
学名  Prosopocoilus guerlachi

産地:ベトナム・ダラット

 

小型種で、可愛いノコギリです。

昔は普通に流通していて、よく見かける種だったのですが、最近は見かけることが少なくなったように感じます。

 

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
500~800㏄程度の容器
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~10か月程度
♀:約6~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれますが完熟マットでもOK。

小さな種なので、 500cc~800㏄程度もあれば十分です。

 

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令位頃からの投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は23~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているグエラチノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

産卵&幼虫飼育共に難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回はヘラクレス種の一つ、やや小ぶりのヘ...続きを読む

今回はヘラクレス種の一つ、やや小ぶりのヘラクレス種、ヘラクレス・レイディオオカブトの飼育方法についてご紹介してみたいと思います。   【ヘラクレス・レ...続きを読む

今回はヘラクレス種の一つ、やや小ぶりのヘラクレス種、ヘラクレス・レイディオオカブトの飼育方法についてご紹介してみたいと思います。

 

【ヘラクレス・レイディ♂参考画像】

 

【飼育種】
和名:ヘラクレス レイディ

学名:Dynastes hercules reidi
産地:セントルシア島

 

 

ヘラクレスオオカブトの、「オオカブト」の名があまり適していないような体長なレイディですが、しかしこれでも分類上は立派なヘラクレス種です。

虫飼育、産卵共に、他のヘラクレス種同様にとても容易な種です。飼育方法は基本種であるヘラクレス・ヘラクレスと同様のセッティングでOKです。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット

【飼育で使用する容器】
初令~2令後期:プリンカップ860cc
3令時:PPボトル1400㏄、もしくはブロー容器1800㏄程度
蛹時期:そのまま蛹化させ~羽化させる。
ただし、蛹室形状が悪ければ→人工蛹室へ移行


【エサ交換回数】

♂:途中4~5回程度
♀:途中4~5回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)

【設定管理温度】

20~25℃前後

【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年20~25℃管理下)

♂:約12~18ヶ月程度
♀:約12~14か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさ等により誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、マットさえ切らさなければすくすくと育ってくれますが、小ぶりのヘラクレス種ゆえに体重はそれほど伸びません。

孵化~羽化までの期間も、小ぶりの種だからといっても、羽化までそれほど早いとは感じられない個体もいました。

例として25℃管理で17ヵ月かかる個体もいましたので。。

個体差も勿論そうなのですが、管理環境(エサの種類、温度、湿度、飼育しているケースの容量等)でも違いが出るような感じがします。

 

弊社のマットでは幼虫飼育には、きのこマットがお勧めです。

 

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット

【セット期間】

開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
採卵する場合は約2週間に一度の採卵

【産卵に使用するケース】

クリーンケースL~衣装ケース中~L程度

【産卵管理温度】

25℃前後

【水分量(湿度)】

適量(手で握って土団子が出来る位)

 

 

【セット方法:例】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

管理温度さえ低温というところを除けば、産卵自体はとても容易な種だと考えます。

こまめに採卵すれば、過去には多い時には100卵以上採卵出来たときもありました。

 

産卵セットで使用するケースが小さい場合は親がせっかく産んだ卵を動いているうちに潰してしまう可能性が高くなりますので、そういった場合はこまめに採卵してあげると良いと思います。

 

 

【採卵した卵の管理方法:例】

採卵した場合は、あくまで私のやり方ですが、上記のようにケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。

あとは孵化を待つのみです。管理温度は産卵セットの時と同じ25℃前後にして管理しています。

有精卵ならば孵化率も悪くなく結構沢山の幼虫が取れます。

 

 

【採卵せず放置しておての割り出しの場合】

ケースの大きさが広く、かつマットの劣化なども見られなければ、数か月(~2か月位)放置しておいて産卵セットを解除するのも良いと思います。

人間の手で採卵管理しているのと違い、ほぼ自然な状態で孵化するので孵化率も高くなると考えます。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫(画像参考)が見られる可能性も高いでしょう。

 

如何でしたでしょうか?

今回は、ヘラクレス レイディ オオカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

 

皆さんも是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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今回はパラレルスネブトクワガタの飼育方法...続きを読む

今回はパラレルスネブトクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:パラレルスネブト♂】     【...続きを読む

今回はパラレルスネブトクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 

【参考画像:パラレルスネブト♂】

 

 

【参考画像:パラレルスネブト♀】

 

【飼育種】
和名:パラレルスネブト
学名:Aegus parallerus
産地:スマトラ島、ジャワ島等

 

パラレルスネブト、日本のネブトクワガタと比べても、より大型になる外国産ネブトクワガタです。

顎も大きくなりとても迫力があります。

顎の形状に似ている種にアンプルスネブトクワガタという種類もいます。

 

飼育方法は幼虫飼育はとても容易な種です。

ただ産卵方法については、同じセッティング方法でも、産む個体と産まない個体での個体差がかなりあるようです。

産まない時は全く産まない・・。産むときはかなりの数を産む・・等。

 

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
完熟マット
【飼育容器】
ブロー容器500㏄程度
♀と分かれば、プリンカップ200~300㏄程度でも十分に飼育可能です。
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約5~7か月程度
♀:約5~7か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、幼虫の大きさ等個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

幼虫飼育は完熟マットがお勧め。

飼育期間も短く、余程低温にしない限りは半年程度で羽化してくる傾向があります。

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方で行っております。。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

産卵セッティングに関しては、ネブト種の場合、私は主にマットのみの産卵で行っております。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているパラレルスネブトクワガタの幼虫飼育&産卵方法です。
 
大型になるネブトクワガタは日本のネブトクワガタとは比べて迫力があり格好良いです。

皆さんも機会がありましたら、是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

使用したアイテム

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今回はオキピタリスノコギリクワガタの飼育...続きを読む

今回はオキピタリスノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:カネギエーテルノコギリクワガタ♂】  ...続きを読む

今回はオキピタリスノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:カネギエーテルノコギリクワガタ♂】

 

【飼育種】
和名:オキピタリスノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus occipitalis
産地:スマトラ島

 

小型種で、色合いも美しく可愛いノコギリです。

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
プリンカップ300㏄程度
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~7か月程度
♀:約6か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれますが完熟マットでもOK。

とても小さな種なので、 300cc程度もあれば十分です。

 

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は20~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているオキピタリスノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

産卵&幼虫飼育共に難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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2021年シーズンの昆虫採集シーズンも終...続きを読む

2021年シーズンの昆虫採集シーズンも終わり、今後はブリードに時間をさく時間が多くなって来るように思えます。 今回より少しづつではありますが、過去にお客様よりご...続きを読む

2021年シーズンの昆虫採集シーズンも終わり、今後はブリードに時間をさく時間が多くなって来るように思えます。

今回より少しづつではありますが、過去にお客様よりご質問などがあったクワガタ、カブトムシ等、各種の飼育方法についてご紹介してみたいと思います。

あくまで私:Shiho個人の考え方&やり方ですので、ご参考程度に見て頂ければ幸いです。

 

今回は、ゾウカブト種:エレファス オキシデンタリスの飼育方法についてご紹介したいと思います。

 


【エレファス オキシデンタリス♂参考画像】

 

【飼育種】
和名:エレファスオキシデンタリスゾウカブト
学名:Megasoma elephas occidentalis

 

大型のエレファス・エレファスと一見見酷似しているように見えますが、身体は一回り小さく横幅も少しスマートな感じがします。

また大型個体になると、前胸の側縁突起が真横側に開いているのが大きな特徴の一つです。

ただし小型♂の場合は真横に開かず斜めになることがあるので、その場合はエレファス・エレファスと似たような感じになってしまいますので、混同するなどの注意は必要かと思います。

ビロード調の黄土色のフサフサした体毛で覆われれるボディは美しいの一言で素晴らしいカブトムシです。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット完熟マット
【使用する容器】
♂♀:1800ccブロー容器~クリーンケースS程度
【エサ交換回数】
♂:途中6~8回程度
♀:途中5~6回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)
【設定管理温度】
23~25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)
【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年23~25℃前後での管理下)

♂:約18~20ヶ月程度
♀:約14~18か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさにより誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、エサ(マット)さえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

 

管理温度にもよりますが、過去の飼育では23~25℃前後の管理下(きのこマット、完熟マット使用)で♂は約1年半程度で羽化してくれました。♀はもう少し早く羽化して来ました。

この温度帯でもなかなかの大きな個体が羽化してくれましたので、もう少し温度を下げてじっくり育てきれればより大型化も望めるかもしれません。

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット
【セット期間】
開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
採卵する場合は約2週間に一度の採卵
【産卵に使用するケース】
衣装ケース中~大クラス
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)

 

 

【セット方法】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵自体はとても容易な種だと考えます。

こまめに採卵すれば、過去には多い時には100近く採卵出来たときもありました。

 

産卵セットで使用するケースが小さい場合は親がせっかく産んだ卵を動いているうちに潰してしまう可能性が高くなりますので、そういった場合はこまめに採卵してあげると良いと思います。

 

【採卵した卵の管理方法:例】

採卵した場合は、あくまで私のやり方ですが、上記のようにケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。

有精卵ならば孵化率も悪くなく結構沢山の幼虫が取れます。

 

【採卵せず放置しておての割り出しの場合】

ケースの大きさが広く(衣装ケース大クラス位)、かつマットの劣化なども見られなければ、数か月(~2か月位)放置しておいて産卵セットを解除するのも良いと思います。

人間の手で採卵管理しているのと違い、ほぼ自然な状態で孵化するので孵化率も高くなると考えます。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫が見られる可能性も高いでしょう。(※参考画像)

 

 

如何でしたでしょうか?

今回はエレファス オキシデンタリスゾウカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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