6月~8月にかけて1~2令幼虫を200cc菌糸カップに49頭投入。約1か月後に菌糸ビンに入れ替え。以後は約3か月毎に菌糸ビン交換しました。6月~8月にかけて羽化しました。49頭の内訳は、幼虫死亡3頭、羽化不全2頭、羽化44頭(♂11頭、♀33頭)でした。羽化個体の大きさは、♂74.2~86.5mm(80mmオーバー率55%)、♀45.0~56.0mm(50mmオーバー率82%)でした。♂86.5mm(画像)、♂86.2mm、♀56.0mm、♀55.3mm、♀55.0mm、♀55.0mm、♀55.0mmと大型個体が作出できました。

[`yahoo` not found]
GREE にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加

気をつけたポイント

今期は管理温度を一段落として、16~24℃としました。昨年に比べて暴れが大幅に少なくなり、完品羽化率も向上しました。しかし、86mmオーバーの大型個体が出てきた一方、早期羽化および成長率低下をきたす幼虫も見られました。幼虫投入時期がまちまちだったのですが、その後の交換時期は一律にしてしまったのが原因かもしれません。投入時期に応じて個別に菌糸ビン交換時期を設定する必要があるかもしれません。

備考

♂86mmオーバー、♀55mmオーバーの個体を多数作出できたのも月夜野きのこ園様のサポートのおかげです。いろいろありがとうございました。♂86.5mmは画像ではわかりずらいですが、まだまだお尻の締まりに余裕があり、さらなる大型化が狙えたかと思うと残念です。来期は88mmオーバーを目指してさらなる改善を目指します。