6月~7月にかけて1~2令幼虫を200cc菌糸カップに44頭投入。以後は約3~4か月毎に菌糸瓶交換しました。6月~7月にかけて羽化しました。44頭の内訳は、幼虫死亡7頭、蛹死亡1頭、羽化不全3頭、羽化33頭(♂13頭、♀20頭)でした。羽化個体の大きさは、♂79.1~86.6mm(80mmオーバー率92%)、♀51.3~56.8mm(50mmオーバー率100%)でした。♂86.6mm(画像1)、♂85.4mm(画像2)、♀56.8mm、♀56.7mm、♀55.6mmと大型個体が作出できました。

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気をつけたポイント

うまく表現できないのですが、3年目にして何となくコツがつかめてきました。初期に菌糸カップを使うことで後半での菌糸瓶の劣化を予防すること、2本目の冬場の菌糸瓶をやや長めにキープすること、冬場の最低温度期間をやや長めの6週間とすること、等々です。もちろん、温度管理を徹底するのは当然です。

備考

♂80mmオーバー率、♀50mmオーバー率ともにほぼ100%を達成でき、立派な体躯の♂85mmオーバー、♀55mmオーバーの個体を複数頭作出できたのも月夜のきのこ園様のサポートのおかげです。いろいろありがとうございました。 来期はいよいよ、体躯にもこだわりつつ♂87mm、♂88mmオーバーに挑みます。