5月中旬にクヌギ材のセットを初令割出。6/14に菌糸投入。♀は4カ月程度で成虫になり、一か月遅れて♂が羽化しました。
パリーオオクワガタは亜種関係なく暴れやすいといいますか、経験上多くが暴れてしまったりすぐ蛹化スイッチが入ってしまいます。そうなりそうなものは幼虫のサイズによっては1400ccのボトルにきのこマットで管理しましたが、常に暖房が効いているとはいえ底冷えがきつく、極端な温度差を与えてしまったのが早期羽化の原因だと思いました。
パリーオオクワは各亜種を好んで飼育しておりますが大半が暴れ、60㎜ちょっとがほとんどという結果に今年はなりましたがカンボジア産は種親が64㎜だったので、1㎜超えでまあ良しとしました。
新鮮な菌糸に入っているとよく暴れ、敢えてずっと放置して全てが土化し黒ずんでいるような菌糸ボトルの幼虫は比較的大きかったので劣化気味の床を好む部分はあるのかも知れません。次世代はきのこマットのみでの飼育もやってみようと思います。
使用したアイテム
産卵セットから幼虫初令割り出し、2令までプリンカップにて飼育2令になってすぐ800のボトルにきのこマットを硬詰めし3ヶ月後に2本目の1000のボトルに投入。幼虫体重は2本目のボトル交換時に11g頭幅10ミリでした。2本目の交換後3ヶ月で羽化。羽化2ヶ月後の掘り出しで51ミリの顎が立派な個体が羽化しました
使用したアイテム
菌糸ビンを立てではなく、横にして飼育しています。ガスの抜けと空気の循環が良いような気がします。
真夏は自作の飼育箱の中で低温管理しています。
最近のコメント