フローレンシスヒメカブトの飼育(幼虫飼育&産卵)
今日は数あるヒメカブトの中でも特に大型になる種:フローレンシスの飼育方法をご紹介したいと思います。
【飼育種】
和名:フローレンシス
学名:Xylotrupes florensis
産地:フローレンス島
<幼虫飼育>
【お勧めのエサ】きのこMat、完熟マット
【使用した容器】 1100PPボトル
【えさ交換回数】途中3回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約11~12ヶ月
植物防疫法の規制に引っかかるヒメカブト属。その中でも今回ご紹介する亜種:フローレンシスは規制対象外の種に位置するようです。フローレンシスの 特徴は何と言ってもまずは胸角が大型になること、それと胸角の基部に突起が現れる事です。スラリと長く伸びた頭角はヘラクレスにも負けない迫力がありま す。
飼育はとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat、完熟マットがお勧めです。日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので使用した容器は縦長の1100ccのPPボトルを使用。約25℃管理で約11~12ヶ月程度で羽化してくれます。管理もとてもし易い種です。
<産卵セット方法>
【産卵セット内容】
【お勧めのマット】黒土マット、完熟マット
【使用するケース】クリーンケースL程度
【設定温度】23~25℃前後。
【産卵セットの内容】ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
図示すると以下の様な感じになります。
産卵はとても多産で、多い時には100近く産んでくれることもあります。国産カブトと同じようなセッティングで十分可能です。産卵にお勧めのマットは黒土マット、完熟マットです。
フローレンシス、いかがでしたでしょうか?ヒメカブトとは思えないほど発達した胸角はとても格好よいですよね。皆様も機会が御座いましたら是非挑戦してみて下さいませ。(^^)
1件のコメント »
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2014年5月20日
カテゴリー
使用したアイテム
きのこMat(昆虫マット・発酵マット), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
私もフローレンシスは好きです 以前飼育したことがあるのですが、その時は成熟に失敗したため、すべて無精卵でした
Comment by クワ蔵 — 2014年5月22日 @ 8:30 PM