本土産ミヤマクワガタの飼育(産卵結果)Ⅲ

本土産ミヤマクワガタの割り出しの結果パートⅢをご紹介したいと思います。本土産ミヤマは今回の割り出しが最後になります。

まずはおなじみ本土産ミヤマクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。

ミヤマクワガタ参考画像

【本土産ミヤマクワガタ参考画像♂72mm】

飼育種】
和名:本土産ミヤマクワガタ
学名:Luxanus maculifemoratus

 

<産卵セット時の方法>

【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】18~20℃前後

セット方法を図示するとこのような感じです。
img_20120928T150620265
 
 
<割り出し時の産卵結果の様子>
 
ケースに産卵セットをひっくり返しました。
IMGP3714
幼虫が見えています。期待が高まります。
 
これは1令幼虫ですね。
IMGP3716

 
無事割り出し完了しました。
では産卵結果ですが、

 

<産卵結果>
幼虫18頭


 

今回は上記のような結果でした。幼虫はどれも小さく1~2令程度、大部分が1令でした。

 

<全体の感想>

今回は本土産ミヤマクワガタの最終セットを割り出しました。18頭、最初ケースをひっくり返した時はポロポロとこぼれ落ちて来たので、結構取れるかなと期待したのですが、あまり数は伸びなかったですね。それでも親♀は一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。

今回の産卵セットもマットのみ(黒土マット)で行いました。産卵設定温度は本土産ミヤマに合わせて少し低めに設定しました。 18~20℃程度の温度帯でキープするように頑張りました。本土産ミヤマを産卵させるかどうかは、この低温管理がカギと言っても過言ではありません。特 に重要です!

幼虫の状態はまだどれも小さく1令幼虫のものがほとんどでした。しかしどの幼虫も元気でこれからもどんどん大きくなっていってくれるで しょう。

本土ミヤマクワガタの産卵セットは今回のが最終となります。全体的に見て産む個体と産まない個体の差がはっきりと出たような感じがします。今年ももう2月も終盤です。野外もののシーズンも近づいて来ましたので、今年も頑張って沢山産ませてみようかと思っております。(^^)

 
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2015年2月19日

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