生き物散策記 2024年【No.17】海磯で生き物探し!③:スジエビモドキ、カメノテ、マツバガイ、ウメボシイソギンチャク、イシダダミガイ、ホンヤドカリ、ハナマルユキ【九州:宮崎県】

生き物散策記シリーズのご紹介です。

先日より続けている海磯で生き物探し編も今回がラスト。

ではご紹介したいと思います。

 

【散策記:出逢った生き物たち】

 

早速、浅い潮だまりで動くものを見つけました。

 

スジエビモドキ
体長:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

ちょっと小さ目のスジエビモドキ

モドキの名はついていますが、立派なエビ。

本家のスジエビとは違い身体の縞模様線が薄め少なく付いています。

 

 

カメノテ
大きさ:未計測
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

こちらの岩場の隙間には、定番のカメノテの姿を見つけました。

カメノテ、一見、貝のようにも見えますが、実はフジツボの仲間で、エビやカニに近い種だと言われています。

実はこのカメノテも、ここの漁場では採集はダメなやつだということらしいです。

場所によっては違うかもしれませんので、その地域の管轄の漁業組合に問い合わせてみると良いでしょう。

 

 

マツバガイ
大きさ:約50~60㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

かなり大きいマツバガイが岩肌にくっ付いていました。

腹側は白いアワビみたいな感じで、食するととても美味しい貝です。

ただこの貝もこの場所での採集はアウト。観察だけとしました。

 

 

ウメボシイソギンチャク
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

岩をひっくり返すと、現れたのは色鮮やかな真っ赤な梅干し!

和名でしょうが、ウメボシイソギンチャクというイソギンチャクの種の一つです。

水中下になると、真ん中の窪んだ所から沢山の触手を出し、獲物を採り込みます。

見た目は色鮮やかでとても美しいです^^

 

イシダダミガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

この辺りの海で最も見られる貝の一つ、イシダダミガイです。

貝殻の模様が「石畳」模様みたいなところからこの名が付いたのでしょうね。。

動きは活発で、よく動きます。

 

 

水中を動いている生き物を見つけました。

 

ホンヤドカリ
甲長:約15㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

磯海の主役といっていいほど沢山いる生き物、ヤドカリです。

ヤドカリも色んな種類があるようで、この子はホンヤドカリという種らしいです。

縞々模様の触角や、クルクル目を回したような眼玉模様が特徴のようです。

とても可愛いです^^

 

ハナマルユキ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

色美しいこの貝はタカラ貝種の一つ。

調べてみるとハナマルユキという種らしいです。

光沢のある美しい模様、様々なアクセサリーにも使用されていると聞きます。

 

如何でしたでしょうか?

ここ3回に渡り、海磯での生き物探しの特集をご紹介しました。

本当はまだまだこの他にも沢山いたのですが、ずっと海磯特集をしているのも何なんで、今回はこの辺りにしておきます。

また他の海磯の生き物については、次回以降にご紹介することとしますね^^

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。

漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。

その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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