国産カブトの自然産卵?
今日はちょっと変わった事が起きたのでそれを日記でご紹介致します。
飼育ルームの外に管理していた完熟Matを使用しようと思い見た所、何箇所か穴が開いていました。
そのマットの全体図です。穴が開いているのが分かりますでしょうか?
【アップ画像:このような穴です】
そしてマットの中を良く見ると、中に幼虫がいるみたいです。
白い体が見えます。
開封してみると・・・
いました、上面だけでも6頭確認出来ました。
全部ひっくり返してみます。
ゴロゴロと沢山幼虫が出てきました。全部で31頭いました。
令数は既に3令初期~中期程度。丸々と太っています
この幼虫の種、犯人は皆さん既にお分かりと思います。
そうです、国産のカブトムシなんです。
【国産カブトムシの♂参考画像】
しかしなんという生命力なのでしょう。
実はこのようにマットに穴が開いていたのは1つではなく4つほどありました。どれも中には丸々と太ったカブトムシの幼虫がいました。
親♀は自ら飛行し産卵場所(マット)を探し当て、穴を開けて入り込みそこに産卵をする・・。まさに自然界の産卵と同様です。種を存続しようとするたくましさを感じ、この虫の力強さに感心した出来事でした。
5 Comments »
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国産カブトの能力って凄いですよね。我が家の隣が製材所で、今は使っていない畑にオガクズを捨ててもらっていたら、5~6年前から天然のカブトが毎年産卵の為に飛んで来るようになりました。 今では夏になると、その畑から約200頭羽化してます。 なので、毎年イベントなどをして子供達に無料でプレゼントしてます。 国産カブトも昔に比べると、生息数が減少しているようですね・・。 ちょっぴり悲しいです・・・。
Comment by カシン — 2008年10月12日 @ 6:11 AM
お久しぶりです。 丸々太った幼虫ですね~。すごいです。 質問です。 先月末ラオスアンタエウスを購入しました、材を入れた方がいいのですか?
Comment by 光 — 2008年10月12日 @ 10:59 AM
ご無沙汰しております。 以前、我が家でも似たことが起こりました。 貴社のマット(確か完熟マット)を室内で保管していたところ、いつの間にか穴が開いて中味が漏れていました。不審に思って袋を開けてみると、中から屋内で逃亡中のクワガタムシが複数見つかりました。 隠れていた個体の中には♂もいました。ただ、卵は発見できませんでした。 必ずしも産卵を目的としない場合(例えば♂)でも、マットの発酵臭に誘引されることがあるのかも知れません。
Comment by ごまちゃんのあにち — 2008年10月13日 @ 10:54 PM
カシンさん そうですか~確かに国産カブトの繁殖力って凄いものがありますよね。いつまでもそのような自然が残ってくれれば良いと思います。 光さん レスありがとうございます。 アンテですが、私は材は入れません。マットのみで産卵させます。もしどうしても入れたい場合は少し柔らかめの材を入れると良いです。マット産卵の場合はカチカチに固めて下さいね。(^^) ごまちゃんのあにちさん レスありがとうございます。 そうですね、確かにその様なことが起こってしまいますね。ごまちゃんのあにちさんの言うとおり何か誘導させられるものがあるのかもしれませんね、同感です。
Comment by shiho — 2008年10月14日 @ 9:21 AM
初めまして。 検索から来ました。 私の場合、放置していた倉庫のマットの袋から蛹化した国産カブトが出てきてビックリしてしまいました。 いつの間に?と不思議に思ってたんですが、なるほど、メスが袋に穴を開けて産卵することってあるんですね。 これで納得しましたが、それにしてもカブトってスゴイ生命力ですね。
Comment by ハロー少年 — 2009年7月5日 @ 1:17 AM