ダイオウヒラタクワガタの飼育(羽化)
今回も久しぶりの登場、ダイオウヒラタです。
このダイオウにはちょっとした思いいれがありまして、私が初めて購入した外国産種がこのダイオウヒラタでした。
当時はまだ入荷も少なく価格も結構高めでしたが、今ではインドネシア便の定番種としてよく入荷しているようです。
【飼育種】
和名:ダイオウヒラタクワガタ
学名:Dorcus bucephalus
産地:西ジャワ産
累代:WF1
【羽化体長】♂83mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)
幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。
今回はきのこMat
で育てました。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますが♂83mmUPとまずまずのサイズで羽化してくれました。
ちなみに菌糸ビンならば約7~8ヶ月もあれば羽化してくれます。
今回飼育したのは西ジャワ産。東ジャワと比べると顎を閉じた時に若干閉じた形の形状が異なる事で区別されているようです。
少し詳しく述べると・・・・
東ジャワ産:両顎を閉じた時、合わせた所が平行になる。
西ジャワ産:両顎を閉じた時、合わせた所が少し山型になる。
今回の個体は西ジャワ産に当たります。ただこれは絶対ではなくあくまでも傾向にあるそうです。
またダイオウヒラタはジャワの特産種で、スマトラヒラタやパラワンヒラタなどのtitanus属とは別種らしいです。この顎の鋭い湾曲!
初めて見たときこの形状に惹かれました。まだ飼育したことのない方は是非挑戦してみて下さい。格好良いですよ~。(^^)
5 Comments »
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おはようございます。 shihoさん、写真のコメントありがとうございました。 少し質問内容が違っていたようです。 12/13からのギラファの日記から、写真の設定が変わったのか、半分ぐらいしか開かなくなり、shihoさんが添付してくれる写真が見れなくなりました。 以前のものは見れます。 虫ネタじゃなくてすみませんが、私だけの携帯の問題なら、良いのですが、他の人もそうなら、以前のやり方のいいのかなと思いまして。
Comment by kabu10 — 2008年12月23日 @ 8:18 AM
僕の携帯もこの前から画像が全く見られなくなりました?ャ!型が古いから対応できないんですかね・・?
Comment by 虫シゲ — 2008年12月23日 @ 1:58 PM
shihoさんこんにちは。マット飼育でも大型になるんですね!。 我が家は9月からコンフキウスノコギリのブリードに挑戦しましたが、見事に撃沈!!。初令1頭という結果でした・・。きのこマットのみのセットでしたが、やはり産卵木が必要だったのかな?。 と、言う訳で今日、新たに3ペア購入(到着)しました。 リベンジです!!。 羽化後3ヶ月なのでもう少し待ってからトライしようと思います。 コンフキウスのペアリングですが、やはりハンドペアリングの方が良いのでしょうか?。(気性が激しそうなので・・)。
Comment by カシン — 2008年12月23日 @ 5:36 PM
カシンさん レスありがとうございます。返答遅くなりましてすみませんでした。 ええ、マット飼育でも十分大きくなりますよ。コンフキウスですか、私もやった事があります。その時はくわマットでセット組みました。感触的にはギラファと同等と考えて良いのでマットのみでも十分産卵してくれます。後はおっしゃるとおり、熟成が大事だと思います。私もギラファは新成虫の場合、後食してから約2~3ヶ月程度の期間を置いてからセットを組みます。わたしの場合はハンドペアリングでなく同居ですが、確かに♀殺しが起こる場合もありました。ただカブトのように直ぐに交尾には入らないので根気は必要かとは思います。(^^)
Comment by shiho — 2008年12月27日 @ 7:40 PM
shihoさん、ご回答ありがとうございます。 そうですね、成熟期間が重要ですよね。 焦らずじっくりとブリード挑戦しようと思います。 今年も色々な質問に答えていただきありがとうございました。 来年もよろしくデス。 では良いお年を。
Comment by カシン — 2008年12月28日 @ 4:59 PM