
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
今回生き物を紹介してくれるのは、
月虫メンバー:ちっぴー
毎度お馴染み、月虫メンバーの紅一点、ちっぴーです。
そのちっぴーがまず紹介してくれたのが、
コアシナガバチ(女王)
体長:約15~16㎜程度
【2024/4/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
体色が黒いのが特徴のコアシナガバチです。
この個体は女王で、今から巣作りをしていく最中のようです。
まだ作り初めのように見えますので頑張って欲しいですね。
アオズムカデ
体長:約50㎜程度
【2024/4/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
アオズムカデ、その名の通り頭部や足も青色をしていて格好良いムカデです。
画像では拡大して撮影しているので大きく見えてしまっていますが、実際のサイズは50㎜位なのでまだ子供のようです(ちっぴー談)
ゴミグモの一種
体長:約4~7㎜程度
【2024/4/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
植物の葉間に巣を張っていたのはゴミグモの一種
画像ではどこにいるかちょっと分かりにくいですが、
この赤〇で囲んでいる部分がクモ本体です。
その下の棒状のものは「ゴミリボン」と言うらしく、色んなゴミを集めたもので「おとり」の機能を発揮させているらしいです。
生き虫の知恵って素晴らしいですよね。
今回ちっぴーは昆虫達以外にも、春の山菜の紹介もしてくれました。
コゴミ
【2024/4/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
ワラビ
【2024/4/26:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
コゴミとワラビです。
収穫して、調理するちっぴー。
食べ方のお勧めは、
コゴミ:そのまま湯がいてポン酢マヨネーズ
ワラビ:重曹であく抜きして、醬油系でお浸し
この食べ方がちっぴーのお勧めだそうです。
春の山菜は今の時期限定ですので、是非皆さんも収穫したら春の美味を味わってみては如何でしょうか?^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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さぁ待ちに待ったGW(ゴールデンウィーク)ですね。
皆さんは何をなさいますか?
私は勿論、生き物散策三昧です!^^
しかしGWを待ちきれず、散策に行って来ました!
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
散策を始めてすぐに出逢ったのが、
アカガネサルハムシ♂♀
体長:約5~6㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
アカガネサルハムシの♂♀ペアでした。
この虫も発生が早い虫で、そろそろ見かけるだろうなぁと思っていところでした。
小さい昆虫ですが虹色のメタリックカラーがとてもキレイです。
このアカガネサルハムシがいたのは、
このノブドウの葉上。
このブドウの葉上で大体見つかります。
次に葉上で見つけたのは、
ナミアゲハ春型♀
体長:約60㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
キレイに羽を広げて日光浴をしていたナミアゲハでした。
発生初期ともあって、羽の損傷もなくとても美しい個体です。
ホンクロホシテントウゴミムシダマシ
体長:約2~3㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
樹上を徘徊する小さな昆虫を発見!
おおっ、「初めて見るテントウムシだ!」と思いきや、
調べてみると、
なんとゴミムシの仲間。
名前にテントウゴミムシダマシと付いているところより、やはり見た人はテントウムシの一種だと思ってしまうのでしょうね。
春の山菜の一つでもある、
このイタドリ
この葉上にいたのが、
カツオゾウムシ
体長:約10㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
カツオゾウムシでした。
鰹節のような形状をしているからこの名が付けられたのでしょうか?
なんとも可愛らしいゾウムシです^^
カミムラカワゲラ
体長:約20㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上になかなか大きめの羽虫がいました。
初見だったので、見つけた時は分かりませんでしたが、帰宅して画像を元に調べてみると、「カミムラカワゲラ」というカワゲラの一種でした。
キレイな山間の上流中部で生息するカワゲラだそうです。
う~ん、よーく見てみると、前胸の模様が何か古代の彫刻模様のようでなかなか渋いですね。。
オバホタル
体長:約7~8㎜程度
【2024/4/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
もうそんな時期なんですね。。
これらの種類を見つけると、そんな気持ちになってしまいます。
ホタル種の一つ、オバホタルです。
ただこのホタルは昼行性で、夜も光らないらしいです。
言われてみると、結構あちこちで飛んでいました。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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皆さん、クワガタ採集行ってますか!?
「いや、まだこの時期早いでしょ~」
っていう声が聞こえて来そうですが、もうこれ位の時期になると、クワガタの種類によっては姿を見せていることも多いんです。
実際、私も今シーズン既に数頭のクワガタ達を発見しております。
【4~5月に狙うクワガタ達】
今の早い時期、4~5月に狙うクワガタは、
・オオクワガタ
・ヒラタクワガタ
・コクワガタ
・ネブトクワガタ
・スジクワガタ
上記の種類のクワガタが主になります。
このクワガタ達は皆黒色タイプの平べったい形状をしており、また活動を開始するのも早い傾向が強いクワガタ達です。
※4~5月に活動するその他のクワガタとして、マグソクワガタ、ルリクワガタという種がありますが、それらは今回の紹介は見送りとさせて頂きますm(__)m
上記で取り上げた5種類のクワガタ達のほとんどが樹皮裏やウロ(洞)を住処にしておりますので、木を蹴る蹴り採集ではなく、樹皮裏やウロを覗き込んで探す採集方法で探していきます。
では、次に
これらのクワガタ達は何処を探せばいるのか!?
代表的な探す箇所としては、
【探す箇所】
・木のウロ(穴)
・樹皮の隙間裏
・木々の隙間
主にこういう場所、3ヶ所です。
この時期は木を蹴って探すよりも、こういった箇所を中心に探した方が採集率が上がる傾向が高いです。
※ただし、夜に採集する場合は、ウロや樹皮裏から出て活動していることも多いので夜採集がメインの方は、木々の樹皮上もしっかりとチェックしましょう!
こういった場所を中心に探していくと、
ウロに隠れる個体
樹皮裏に潜む個体
樹皮裏に潜む個体
木々の隙間に隠れている個体
上記は過去に採集した時の画像ですが、このような感じで隠れていることが多いです。
4~5月はクワガタ採集にはまだまだ早いと思われがちですが、黒系クワガタ達ならこういった場所を探してみれば、もしかしたら見つかるかもしれません。
皆さんも機会がありましたら是非挑戦してみては如何でしょうか^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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皆さんは、野外採集(昆虫採集)に行く時、どんな時に行かれますか?
例を挙げるとすれば、
・仕事がお休みの時
・天気が良い時
・何だか自然と触れ合いたい時
・クワガタ&カブトムシと出逢いたい時
・子供さんと一緒に採集を楽しみたい時
と、色々と理由はありますよね。
折角計画していたのに行ってみたら採集地が雨で全然採れなかった。ってことはありませんか?
そんな時、あくまで私のやり方になるのですが、私は採集に行く前には必ず以下の事項を調べてから行くようにしています。
・採集地に近い地域の今現在の「天気」を調べる
・採集地に近い地域の「これまでの天気、降水量」を過去数時間さかのぼって調べる
・採集地に近い地域の「これからの天気」を、特に今後の雨雲の動きを調べる
・採集地に近い地域の「気温と、風の強さ」を調べる
野外採集(昆虫採集)に行くにあたって採集地の今現在の天気は重要です。
今いる場所は晴れていても、採集地に行ってみて雨が降っていないとは限りません。それゆえ採集地の天気は事前に調べておくのが得策です。
では、そこにいないのにどうやってそんなことが分かるのか?ご心配なく。今の時代にはインターネットという強い味方がいます。
あくまで私のやり方ですが、私は野外採集に行く前は必ずインターネットで採集地の情報を調べてから行動するようにしています。
そこで私が頼りしているのが、インターネット内にある各種のお天気サイトの中の「YAHOO!JAPAN天気・災害」のというサイトです。
そして雨雲の過去と今後の動きが確認出来る「雨雲レーダー」というカテゴリが超役に立ちます!
このサイトを見ると、採集地自体のピンポイントの天候を知るのは無理かもしれませんが、それでもその採集地に近い地域のおおよその天候、これまでの雨量、今後の雨雲の動き、気温、風の強さ等の情報が分かることが出来ます。
これらのサイトを有効に利用しながら、上記のポイントを調べて採集に行くようにしています。
では上記に書いた調べるポイントについて、なぜそれを調べる必要があるのか?の理由などをご紹介してみたいと思います。
【採集地に近い地域の今現在の「天気」を調べる】
インターネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで天気を調べます。
晴れ、もしくは曇りならばOK。雨ならばNG。
【採集地に近い地域の「これまでの天気、降水量」を過去数時間さかのぼって調べる】
今現在は雨が降っていなくても、数時間前までに雨が降っていれば、採集地の木々達はとても雨で濡れた状態にあります。
そういう樹が濡れた状態の時は、樹の樹液も雨によって流れてしまっている可能性が高いので、虫の集まりもよくありません。
また蹴り採集をする際にも、樹を蹴っても虫がいたとしても、虫と一緒に雨も一緒に落ちて来てしまうので落ちたポイントを特定するのが難しくなります。
そういう意味でも非常に効率が悪いと考えられます。
そんな時もネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで、雨雲の動き、「これまでの動き」でこれまでの雨雲の流れをチェックすると良いと思います。同時に降水量もチェックしておきましょう。最低でも3~4時間前まで雨が降っていない方が良いでしょう。
もし過去に雨が降っていても、降水量がほんのわずかの場合ならば、そこまで採集に影響しない場合もあるかもしれません。逆に降水量が多い場合にはより難しいと言えるでしょう。
【採集地に近い地域の「これからの天気」を、特に今後の雨雲の動きを調べる】
今は雨が降っていなくても、採集地に行ってすぐに降り出しては元も子もありません。
そんな時も同様に「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで、雨雲の動き、「これからの動き」で今後の雨雲の流れを雨雲レーダーのカテゴリを利用してチェックすると良いと思います。
後数時間もすれば雨雲がやってきそうな予報が出ていれば、思い切って中止するのも賢明だと言えます。
【採集地に近い地域の「気温と、風の強さ」を調べる】
気温が低いと虫の活動は鈍くなります。逆に気温が高いと虫の活動は活発になり、樹にもよく飛んでくるようになります。私的ですが、可能ならば25℃以上あるととても良いと考えています。
また風の強さも結構重要だったりします。風が強いと、木々が風で揺れてしまっているので、クワガタ達も落とされまいとガッチリと掴まっています。それゆえ、人が蹴った位では全然落ちて来ません。蹴り採集をメインに考えている方には強風は大敵だと言えると思います。
そんな時もネットの「YAHOO!JAPAN天気・災害」のサイトで気温や風の強さを確認します。
如何でしたでしょうか?
上記が私が野外採集(昆虫採集)に行く前に必ずチェックしておく天候対策です。
勿論、万全に対策を練って行動しても、天気には裏切られることもよくあります。
実際、過去にも2日連続で現地についた途端に雨が降り出し、採集を中止したこともありました。
なので絶対的ではないということをご理解の上、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
少しでも皆様の採集が快適なものになり、採集率がアップすることをお祈り申し上げます。
※またこの記事内容に関しましても、毎年ご紹介しておりますが、まだご覧になっていない方々の為に改めてご紹介してみたいと思います。あらかじめご了承下さいませ。
※上記方法はあくまShiho個人の考え方&やり方ですので、あくまでご参考程度にお読み頂ければ幸いです。m(_ _)m ※
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
生き物散策に行こうと、家を出ようと外に出た時、
ジャコウアゲハ
体長:約50㎜くらい(羽入いれて)
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
我が家のツツジの花にジャコウアゲハが来ていました。
ボディには毒々しい赤の模様を持つアゲハチョウですが、とても美しい蝶です。
画像を撮りながら思わず見とれてしまいました。
ジャコウアゲハがいた近くの家の外壁には、
ベニモンアオリンガ春型
体長:約10㎜くらい(羽入いれて)
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ベニモンアオリンガの姿がありました。
幼虫はツツジを食するらしく近くで羽化した個体なのでしょう。
薄紅のピンク色がかった模様がとても可愛いです。
家を出る前に早速2種の生き物を見つけました。
さすがに今の時期は活動が盛んです!
フィールドに出てみると、
シャガ
ピンポイントではありますが、シャガの花が咲いていました。
アヤメ科のシャガの花、キレイですよねー。私も大好きな花です^^
さて、生き物を探して、
真っ先に印象に残ったものがいました。
ヨコヅナサシガメ羽化直後個体
体長:約16㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
真っ赤な色合いが目立つヨコヅナサシガメでした。
見付けた最初は、おおっつ、サシガメのまだ見たことないやつか!?と思いましたが、よーく見ると、左側に脱皮した抜け殻が・・。
羽化直後は真っ赤になるそうで、まさに羽化したてホヤホヤの個体でした。
このタイミングを見れたのはある意味幸運だったのかも・・。
草むら地帯では、
ウスチャコガネ
体長:約8㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
沢山のウスチャコガネが飛び交っていました。
かなりの数がいてブンブン飛び、草に沢山付いていました。
普段は気にもしない小さなコガネムシですが、じっくり観察してみるとなかなか格好良いです。
スグリゾウムシ
体長:約8㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上でスグリゾウムシを見つけました。
すんぐりとしてコロコロしていて、かつツヤ消しのボディが渋いです。
ヌマガエル
体長:約40㎜くらい
【2024/4/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
最後に紹介するのは、ヌマガエル
エサとなる小型の昆虫達も沢山出て来たので、こちらも本格的に行動開始のようですね。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
クワガタ採集記以外の生き物たちとの出逢いをご紹介します。
【散策記:出逢った生き物たち】
まず最初に紹介するのは、
ニホンカナヘビ
【2024/4/13:群馬県某所:観察者:ちっぴー】
紹介してくれた観察者は、まいどおなじみの、
月虫メンバー:ちっぴー
久しぶりに月虫メンバーからの新着情報!
可愛らしいニホンカナヘビです。
ちっぴー曰く、散歩していたら日向ぼっこしていたそうです。
春の陽気に誘われて群馬でも生き物達が動き始めているようです。
ちっぴーも久しぶりの登場で、月虫のメンバー達も春が来て、虫活に動き始めたようですね^^
所変わって、宮崎から・・・
山を散策していて、見つけたのが、
シロオビナガボソタマムシ♂♀
体長:約5~8㎜程度
【2024/4/14:宮崎県某所:観察者:Shiho】
今から実をつけるであろう、木苺類の葉上にてあちらこちらに沢山見かけました。
地味な色合いですが、渋いタマムシです。
ちょうどペアリング中のいカップルでした^^
このタマムシ達と同じ木苺の葉上には、他にも、
イチゴハナゾウムシ
体長:約4㎜程度
【2024/4/14:宮崎県某所:観察者:Shiho】
極小のゾウムシ、イチゴハナゾウムシを見つけました。
グレー色の基本色に赤&白色の帯が特徴のゾウムシ。
小さいですが、なかなか格好良いゾウムシです。
ダビドサナエ♀
体長:約40㎜程度
【2024/4/14:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらの葉上では、小型のトンボ、ダビドサナエを見つけました。
おそらく♀の個体です。
小型のトンボですがとても可愛いです。
ツマキチョウ♀
体長:約35㎜程度(羽入れて)
【2024/4/14:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらは飛んでいたツマキチョウ
おそらく♀。撮影の為一時捕獲し、その後リリース。
深緑の模様がなかなか渋い蝶です。
コブヒゲカスミカメ
体長:約5~6㎜㎜程度
【2024/4/14:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ラストの紹介は、コブヒゲカスミカメ
これも極小ですが、立派なカメムシの仲間の一つです。
カスミカメ種自体が本来のカメムシとはまた違い、特に小さいものばかりいますが、これもじっくり観察するとなかなかどうして・・味のある生き物なんですよ^^
あまり長くなってもアレなので、今回はここまでの紹介としますが、実際は今回紹介した以上の数と種類の昆虫と出逢えています。(ほんと全部は紹介しきれません💦)
その他の生き物達についてはおいおいまたご紹介していこうと思います(その場合、紹介が時系列的に前後する場合もございますがご了承下されば幸いですm(__)m)
夏も近づき、爆発的に数も種類も増えて来ています。
散策に行く度、「今回はどんな生き物達と出逢えるだろう」と思うと、毎回が楽しみです。
2024年シーズンも楽しみますよー(#^^#)
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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つい4日前に採集に行ったばかりですが、晴れ間が出ているので、昨日も採集に行って来ました!
その時の様子をご紹介します。
【2024/4/12の採集】
採集ポイントに到着。
先日行ったポイントとはまた別の場所ですが、こちらはクヌギの若葉が沢山生い茂っていました。
場所によってはずいぶん違うものですね~。
早速、木々周辺を見ていると、
サトキマダラヒカゲ
体長:約35㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
樹皮に止まっているサトキマダラヒカゲを見つけました。
昆虫達も活発に活動しているようです、これは期待が持てます!
今の時期はこういうウロや樹皮裏を中心に探していきます。
しばらく探していると、
おおおっつ!!
浅いウロの隙間に黒い影!!
コクワガタ♂
体長:約40㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
今シーズン初採集のクワガタはコクワガタでした。
初採集は嬉しいものです^^
となりの木で黒く動くものを見つけました。
おっつ、連チャンでGETか!!
と、思いきや、
コユミアシゴミムシダマシ
体長:約22㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ユミアシゴミムシダマシでした。
同じ黒系の影・・そう甘くはありませんね💦
こちらはハルニレの樹皮裏。
この隙間をよーく見てみると、
分かりますか??
クワガタらしき黒い物体の小循板あたりの部分が見えます!
上の方に大きな隙間があったので、そこから掻き出し棒で取り出してみると、
ヒラタクワガタ♂
体長:約34㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
小型のヒラタクワガタ♂個体でした。
擦れや穴、そしてフセツも一本欠損していました。
状態から察するにおそらく昨年からの越冬個体でしょうね。
今年もまだまだ元気に活動していました!
こちらのハルニレの樹液だまりに黒いものが付いていました。
コクワガタ♀
体長:約30㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
樹液まみれの黒いものはコクワガタ♀でした。
しっかりとした黒いキレイな個体。
おそらく新成虫でしょう。
足元でまたも黒い動くものを発見!
マイマイカブリ
体長:約45㎜程度
【2024/4/12:宮崎県某所:観察者:Shiho】
最後に見つけた黒いのはマイマイカブリ!
いつもはスルーしていた昆虫ですが、今年は「生き物散策記」を始めたことで他昆虫達にも興味が湧いています。
なかなか格好良い虫ですよね^^
とこのような感じで、今シーズン初のクワガタを見つけることが出来ました。
・ヒラタクワガタ♂×1
・コクワガタ♂×1
・コクワガタ♀×1
クワガタは合計3頭です。
まだこの時期は黒系ばかりですが、やはり初物は嬉しいもの!
また次回が楽しみになりました!^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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さぁいよいよ、2024年シーズンのクワガタ&カブトムシ野外採集の始まりです!
私自身、昨年末より始めた企画「生き物散策記」により、今年の冬はずっとフィールドに通っているので、昆虫探しは今更だろ?と思う方もいらっしゃると思います。
ですが、探すターゲット(目的)が変われば採集方法や、見る場所、ポイント、採集道具等もまた変わって来ます。
なので、クワガタ採集の時はやはり主だっては「クワガタ野外採集記」としてご紹介していこうと思います。
ただ途中、生き物散策記を含めた、他の生物達の紹介も併せてする場合もございますので重ねてご了承下さいませm(__)m
では今年最初のクワガタ野外採集記の御紹介です。
雨が多いこの時期ですが、昨日、久しぶりに雨が上がり晴れたので、そのチャンスを狙って行って来ました。
クワガタ目的の採集は今年初めてというとこで、今回は採集ポイントの下見をしつつ、クワガタを探してみようと思います。
【2024/4/9の採集】
採集ポイントに到着。
ここはクヌギが主ですが、ハルニレも点在して自生しています。
宮崎ではほんとに久しぶりの青空、気持ちが良いです!^^
さて、まず初めに毎年恒例の、採集初めのご挨拶を山の神様に行うこととします!
今年一年フィールドを訪れお世話になることをご報告と共に、感謝の念を込めてお神酒を大地に捧げました。
「今年もどうぞよろしくお願いもう上げますm(__)m」
フィールドの様子を細かく見ると、
流石にまだ枯れ葉も多く、冬景色ですね。。
クヌギの若葉
しかし一部の木では若葉が生えて来ています。
一度生え出すと生え揃うのも早いです。
今の時期は、本格的なクワガタシーズンには早いので、探すクワガタも、探す場所もちょっと違います。
今のこの早い時期に探すのは、寒さにも強い以下の種、
・オオクワガタ
・コクワガタ
・スジクワガタ
・ネブトクワガタ
・ヒラタクワガタ
これらの種類の黒色系タイプのクワガタ達です。
次に探す場所ですが、
こういった木の隙間やウロ、
木の樹皮裏、
こういった場所をメインに探していきます。
木を蹴って虫を落とす採集ではなくて、木の隙間や樹皮裏を探すウロ採集が中心となります。
さぁ採集開始です!
・
・
・
先程から上で紹介した樹皮裏なども含めて探していますが・・・
う~ん・・ここにもいません。。
例年なら4月初旬には何かしらクワガタを見つけているので今回も期待したのですが・・・。
しかし、この日の本命のクワガタ以外の昆虫は見かけることが出来ます。
ニホンカワトンボ♂
体長:約50㎜程度
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ツチイナゴ
体長:約40㎜程度
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
クロノコマチョウ♀(秋型)
【2024/4/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ニホンカワトンボ、ツチイナゴ、クロノコマチョウなど他にもいろんな昆虫達は活発に活動していました。
画像をアップしたツチイナゴとクロノコマチョウは越冬組みたいですね。
クワガタや他の昆虫達を探して楽しんでいると、
春の山の恵み、山菜を沢山見つけました。
ゼンマイ
ミツバ
ヨモギ
ワラビ
等々・・。
山菜が沢山あり、いつしかクワガタ採集ではなくて、山菜探しに夢中になっていました💦
今回は、今シーズン最初のクワガタ採集だったのですが、見事に惨敗。。
クワガタの姿を見ることは出来ませんでした。
しかし、他の昆虫達や山菜などを見つけることが出来ましたし、それに採集ポイントの現在の様子や、そこまでに来る道路や山の様子をチェック出来ましたので、一応の目的は果たせました。
まぁ焦ることはありません、まだ4月ですし、採集シーズンは始まったばかりですからね。
クワガタ達との再会は次回以降の楽しみとしたいと思います^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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冬が明け、春が来ると、それまで枯れていたクヌギなどの葉が青々と生えてきて見事に生き生きとしてきます。それと同時に待ちに待ったクワカブシーズンの到来でもあります。
あくまで私のやり方ではありますが、私の場合、本格的な採集シーズン(6月~8月)を迎える前には毎年必ずやることがあります。それが「採集地の下見」です。
なぜ下見が必要なのか?
「採れる時期に来たら毎年採れている所にそのままいけば良いのではないか?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
確かにそれはそれでも良いのですが、もっとしっかりと採集をするためには、その年のフィールドに合わせた下見(調査)が必要だと私はそう考えています。
採集シーズンが終わるのは大体例年10月中旬あたり、それから次の年の採集が始まるのは大体今位の5月あたり、その間約7ヶ月程度採集フィールドを詳しくは見ていないわけです。
その間には山にも様々な変化があります。
そういう所を事前に調べるのが下見というわけです。
では下見をすることで、何が分かるのか?
下見によって何をチェックするのか?私は以下のような所をチェックするようにしています。
※この記事は以前もご紹介したことがございます。内容が重複致します事をあらかじめご了承下さいませ※
★採集場所に向かう道のチェック★
採集するポイントまで行く道を調べます。何もなければそのまま辿り着けますが・・・
【がけ崩れが発生していた場所】
このように崖崩れが発生している場所もあり、場合によってはその先に行けないこともあります。
こうなっては危険ですので、その先にある採集ポイントへは諦めなければなりません。
★採集フィールドにおける採集樹の有無チェック★
毎年採集出来ていた樹も、今年も大丈夫かどうかは分かりません。
樹が枯れていたり、人の手によって伐採されていたりと、そういうことは良くあります。
また逆に昨年まで知らなかった新しい樹を発見出来ることもあります。
特に冬~春先までは森を賑わす雑草も伸びきっておらず見通しが良いので探しやすいので散策にも最適です。
採集出来そうな樹の場所をあらかじめ確認していくことで、スムーズな採集が出来ると思います。
★採集樹の今季における樹液の出る箇所★
樹液の出る場所は年々違う事があります。
ウロから流れ出す場合はそのウロが今年も存在していれば同じように出ている場合も多いですが、枝傷や樹皮傷から流れ出ていた樹液は、大体がその箇所を変えている事が多いです。
その樹液が出る箇所をあらかじめ覚えておくと採集する際にとても便利です。樹に近づいてまず最初はその箇所を見れば良いのですからね。
★採集樹のウロの有無&形状★
樹のウロは毎年形状を変えます。
樹自体が穴を塞ごうとしていくからです。狭くなったウロ、まったく穴がなくなったウロなど、様々です。
もちろんウロが無くなれば、そこに入っていたクワガタなどは入れなくなり、そのウロでは採集が出来なくなります。
ウロ採集はすばやい作業が必要なので、あらかじめウロの形状を理解し、それに合わせた採り方を認識しておくこともとても大事だと考えます。
如何でしたでしょうか?
上記が私が下見でチェックするポイントです。
本格的な採集シーズンを前にその年のおおよその採集フィールドの情報を知るのと知らないのでは採集効率に大きく影響すると考えます。
勿論人によってはこの他にもチェックするポイントなど色々あると思います。
あくまで私個人のやり方ですのでご参考程度に読んでいただければ幸いです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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4月になって雨が多くなって来ましたね。
いよいよ今年も、クワガタ&カブトムシの採集シーズンが始まります!
採集が本格化する夏を前に、クワガタ採集における準備をご紹介をしていきたいと思います。
ご紹介するポイントとなるのは、
・採集に必要な道具など
・採集のポイント、コツなど
・採集する木の紹介など
・採集方法など
等です。
※これらの記事は毎年毎年ご紹介しております。
毎回ご紹介しているので、「またこの記事か!」、とお思いになられる方もいらっしゃると思いますが、今年より初める初心者の皆様もいらっしゃると思いますので、大変恐縮ですが再度ご紹介してみたいと思いますので、ご理解頂ければ幸いです。
では、まず今回はクワガタ採集をする為に必要な道具をご紹介してみたいと思います。
昆虫を採集する時、皆さんはどうやって捕まえますか?
そのまま素手で捕まえるという方もいらっしゃるでしょう。それはそれで十分よいのですが、採集するにあたり、少しの道具を使うことでより捕まえやすく、かつ安全に採集することが出来ると考えます。
今回ご紹介するのはあくまで私個人:Shihoの使用している道具等です。勿論人によっては自分に合った様々な道具が存在すると思いますので、あくまでご参考程度に読んで頂ければ幸いです。
【服装・身なり】
まずは道具というより、身に着けるものからご紹介したいと思います。
これはもう常識ですよね。
自然の中には色々な虫がいます。
人間の体に害を及ぼす虫も沢山存在するわけです。最近特によく聞くのが「マダニ」です。勿論マダニ以外にも蚊やアブ、ヒル、ハチ、など沢山の虫が寄ってきます。
そして虫だけではありません。草むらや木に登ったりする際に、身体を傷つける野バラや葉っぱ、木切れなど沢山の危険なものがあります。
また画像の服は少し黒っぽい服ですが、可能ならば白色に近い服だとより良いと思います。黒っぽい服はハチに狙われやすいと聞きます。
こういったものから少しでも身体を守るために肌を表に出さないように装備して出かけましょう。
帽子、夏の山には必需品です。
夏はとても日差しが強くなります。最近は夏になるとよく熱中症で病院に運ばれる方が多数いらっしゃいますので、しっかりと帽子をかぶって対策をしましょう。
また帽子は日差し対策だけではなく、頭を防護してくるという役目ももっています。
攻撃性の強いスズメバチは黒い頭髪等を狙って襲ってくる傾向があるようですので、帽子は必需品です。
白系の帽子の方が攻撃されにくいと言われています。
【攻撃的な性格を持つスズメバチ】
手袋、これも必需品ですよね。
野外の草木は思ったより鋭くてすぐに手が切れてしまいます。
普通の軍手でも良いですが、この画像の手袋は手のひらの部分がゴムで覆われている頑丈なタイプです。これならば多少のものならば安心して掴むことが出来ます。
長靴。草むらには様々なものが潜んでいます。
その代表格が毒ヘビの「マムシ」です。
【2018年度に遭遇したマムシ】
近づいた覚えがなくても気づかずにそのテリトリーに入ってしまって攻撃を受けてしまう例は数えきれないほどあります。
そういった意味でも長靴は必需品です。
この画像の長靴はひざのすぐ下あたりまでくるタイプです。
でもいくら長靴をはいているとはいえ、注意は絶対必要です。襲われないことにこしたことはありませんからね。
タオル。
これは言われなくても皆さん身に着けていくと思います。
私は長めに折りたたんで首と服の回りに埋め込んで、首の隙間からの虫や草などの侵入を防ぎます。
勿論、汗も吸い取ってくれるので、これも必需品でしょう。
【採集道具】
次に私が日頃使っている採集道具をご紹介したいと思います。
虫とり網です。よく100円ショップでも売られている大き目の網です。
こういう大きい網で捕獲する場合は、くっついている樹の下に網を受け皿のようにして置き、その上で網のへりで樹を揺すります。
そうすれば振動を感知した虫が落ちてきて下にある大きな網に入る・・・そういう採り方をすれば良いかと思います。
上記網は私の手作り。4~5mの釣竿の先に幅15cm位のエビ取り用網をつけたもの。
小さなエビ取り網の方が、 枝が分かれている間にいた時などの隙間に入り込みやすいので便利。
なかり長く伸ばせることが出来ます。ルッキング採集の場合には必需品。
懐中電灯(大)です。
結構大き目の懐中電灯で、光の強さも強く、かなり遠くまで光が届きます。
暗い所で回りを照らしたり、灯火採集の際にとても重宝します。
こ ちらも懐中電灯ですが、小さいペンライトタイプです。大きさは15cm程度。
このライトは主に樹のウロ(穴)の中を照らす時に使用します。
オオクワガタ、 ヒラタクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタなどのウロや樹皮裏などに潜むクワガタの発見に重宝します。
通称:掻き出し棒:これで樹のウロの中や樹皮裏を探ります。
ウロや樹皮裏などに潜むクワガタを発見する時には、これは絶対必需品!
主にウロの中にいるクワガタを採集する際に使用します。
先が真っすぐな物と、鍵状になっている物と2種類あるとより便利です。ウロの中のクワガタの顎を掴み、これで引っ張りだす事ができます。
しかし結構力が入りすぎる場合がある為、引っ張る時はある程度の加減が必要。
必要以上に力を入れるとクワガタのアゴなどが折れてしまうのでご注意を。
ハンドスコップ。
日中に樹の根本などに潜っているカブトムシなどを掘り起こして捕まえる時に使用します。
樹の高い所に登る時に使用します。
樹のウロが手の届かないような高い場所にあった時、そーっと脚立を立てて静かに上ってウロを見ます。
【双眼鏡】
採集の中で、手に届かない場所にある木、または、かなり大きな大木の場合、木を蹴った位の衝撃だけでは落ちて来ない大物が潜んでいる可能性があります。
そういった木をルッキングで探すことが出来るのが双眼鏡です。
双眼鏡には様々なメーカーのものがあり、大きさ、重さ、倍率も様々です。
・倍率
・視界範囲
・明るさ
・重量の軽さ
に注意して、自分好みの双眼鏡を探してみると良いでしょう。
小さなマスに一頭ずつ入れます。
入れられる数は限られていますが、個別に仕切られている為にお互いに噛み合うなどの喧嘩の心配はありません。
一頭一頭をきれいな状態で捕獲したい時には便利。
まとめて大量に入れることが出来ますが、ルアーケースのように仕切りがない為、中で噛み合いや喧嘩が起こる可能性があります。
それでも大量に入れられるのは便利ですね。
【予防薬】
いくら完全防備をしているからといっても、やはり虫などに刺される場合があります。そんな時の為に私は以下のようなものを常備持っていくようにしております。
虫よけスプレー(右2つ)、虫さされ薬(左)です。
ここ数年「マダニ」などで騒がれているように虫よけ対策は必要だと考えます。
右2つの虫よけスプレーはマダニ対策にも適応したものらしいです。強力タイプ。
そしてそれでも刺された場合には、左の虫刺され薬を・・・。持っていれば安心ですので、なるべく常備するように心がけましょう。
目薬。これ結構必需品です。
採集に行くと、なぜか必ず小さいコバエみたいなものが顔の回りにまとわりついてきて、スキあらば目の中に入ろうとするんです。
ナゼなのか理由は分かりませんが、これがかなりやっかい。
何度目の中に入られて嫌な思いをしたことか・・・。
そういう時には目薬は必需品です。
目に入った虫を排除した後に消毒するようなかんじで目薬をつけるようにしています。
【ポイズンリムーバー】
ポイズンリムーバー。
蜂や虫に刺された場合、毒を吸い出す機器です。
しかしこれがあれば、もう刺されても大丈夫というわけでは御座いません。
あくまで応急処置なので、刺された場合は病院に行った方が賢明でしょう。
特に「アナフィラキシーショック」にはご注意下さいませ。
【水分&塩分補給】
野外採集に行くときには、必ず水分補給や塩分補給が必要になります。
日本の夏は30℃をも軽く超える炎天下になります。野外採集はとても楽しく、夢中になり気がつかないうちに水分や塩分がどんどん失われていきます。
それらが不足してくると熱中症などを引き起こす原因にもなりますので、注意が必要です。
こまめな水分補給、塩分補給を心がけるようにしましょう。
私がよく持っていく補給用品です。
こまめな水分&塩分補給は絶対必要です。
【採集道具:一例】
上記画像は2021年度に本格的な採集前に準備した道具の一例です。
私はこんな感じで揃えて採集シーズンに備えております。
如何でしたでしょうか?上記が私が採集に持っていく際の主な道具類です。
勿論、脚立などは持っていくことも大変なので、そこは個人のお好みで・・・。しっかりと安全対策をして、野外採集を楽しみましょう。
※上記採集用具はあくまでShiho個人のお勧めです。ご参考程度に読んで頂ければ幸いです。
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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