
生き物散策記シリーズのご紹介です。
さぁ、4月に入りましたね!
宮崎は朝は少し肌寒くなる日があるものの、昼間はほとんどが20℃越え。
見かける虫達の種類も格段に増え、賑やかになって来ました!
先日の話になりますが、そんな春陽気(もはや初夏か?)の中、生き物観察をして来ました。
【散策記:出逢った生き物たち】
イペー
この時期ならではの花、イペーの黄色い花が色鮮やかに咲き始めました。
虫もそうなんですが、花は特に咲くものによって季節が分かりやすいです。
ヤマザクラ
こちらはヤマザクラのさくらんぼ(実)
開花が少し早かったヤマザクラは花も散り、サクランボが実っていました。
このヤマザクラをじっくりと観察していると、
セモンジガサハムシ
体長:約5㎜程度
【2024/3/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】
黄金色に輝く透明色の昆虫を見つけました。
名前は「セモンジガサハムシ」
背中に見えるXの印から名前が来ているのでしょうね。
体長は5㎜ほどですが、とても美しいハムシです。
画像から分かるように頭や手足も前胸の透明な表皮の下に入っていて、敵の気配を感じると、葉っぱにピタッと張り付いて、まるで吸盤でくっ付いているように動かなくなります。
ツツジ
この時期はツツジもキレイに咲いています。
ツツジとサツキ、よく似ていますが、
・花びらや葉が小さいのがサツキ、ツツジは大きめ
・おしべの数が5本がサツキ、ツツジは5本以上
これらで見分けがつきます。
ニホンミツバチ
体長:約10㎜程度
【2024/3/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ニホンミツバチが蜜を集めに来ていました。
更にツツジの葉の部分をよく見てみると、
ツツジコナジラミ
体長:約1㎜程度
【2024/3/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上に沢山の小さな白い点が・・。
約1㎜ほどの大きさしかありませんが、これも立派な昆虫、ツツジコナジラミです。
デジカメでマクロ撮影でようやく形が見える程の大きさです。
同じくツツジの葉には、
ルリチュウレンジバチ
体長:約8㎜程度
【2024/3/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ルリチュウレンジバチがちょうど産卵中でした。
こちらの葉の周りの茶色い部分がチュウレンジバチの産卵の痕らしいです。
生命を繋ぐというのは生き物皆の宿命ですね。
クロウリハムシ
体長:約5~6㎜程度
【2024/3/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらのサクラの花(おそらくソメイヨシノ)にはクロウリハムシが集まっていました。
葉虫だから葉を食べるはずですが、花びらも食するのですかね??
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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国産種:本土ネブトクワガタのご紹介です。
まずは初めてその名を聞かれる方のために、本土ネブトクワガタとはどんなクワガタなのか、成虫の姿からご紹介します。
【本土ネブト成虫】
【参考画像:本土ネブトクワガタ♂(宮崎県産)】
【参考画像:本土ネブトクワガタ♀(宮崎県産)】
【種類】
和名:ネブトクワガタ(本土産)
学名:Aegus laevicollis
産地:日本(北海道~九州)
上記画像のクワガタが本土ネブトクワガタです。
体長は大型でも30~35㎜程度しかない小型のクワガタ。
日本では北海道~九州にかけて幅広く生息しております。
沖縄県や、南西諸島、小笠原諸島、などにも生息しておりますが、そちらは本土産とは違い亜種分けされているようです。
小型種とはいえ、その風貌は格好良いの一言!
これでサイズが大きかったら国産種の人気も知名度もさらに高かったでしょうね。
次に幼虫の紹介をしてみたいと思います。
【本土ネブトクワガタ幼虫】
【本土ネブトクワガタ(宮崎県産)の頭部画像】
撮影者:月虫・しょーた
【本土ネブトクワガタ(宮崎県産)の全体画像】
撮影者:月虫・しょーた
※撮影者:月虫しょーた
今回の本土ネブトクワガタ幼虫画像は月虫:しょーたが撮影し提供してくれました。
国産の本土ネブトクワガタ、過去に成虫の紹介はしておりますが、幼虫の紹介は今回が初だと思います。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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前回の日記で、私:Shiho流ではございますが、「ビーディングネットの作り方 Ⅰ」をご紹介しました。
今回も同じビーディングネットの作り方の紹介なのですが、今回のは前回の作り方よりももっと簡単にあっという間に出来てしまうやり方をご紹介してみたいと思います。
【ビーディングネット作成方法 Ⅱ(Shiho流)】
【準備する材料】
卓上カバー(45㎝×45㎝タイプ)
価格 :¥110
ひも
価格 :¥110
ビニールテープ
※価格には含めず
以上、これだけでOKです。
【制作過程】
①卓上カバーを広げる
②両端にひもを対角線上に張って結ぶ
※この時対角線上に張るひもは↑図のように一度絡ませると良いです。
③各ひもの先端をビニールテープで固定する
④完成!
以上で完成です!
こんな感じで使用します。
とても軽くて、また前回作成紹介した洗濯ネット×竹平棒のものよりもサイズも小さいため、断然軽量です。
狭い場所などには最適ですね。
それにこのタイプの最大のウィークポイントは、何といっても折り畳み収納が出来る事です。
これにより持ち運びが非常に楽になりますね^^
如何でしたでしょうか?
今回は前回作成した「洗濯ネット×竹平棒」のものとはまた違ったビーディングネットの作成方法をご紹介しました。
一つだけマイナスポイントを挙げるとすれば、この卓上カバーは少し破けやすく耐久性に脆いように思われます。
それでも、狭い場所でも活躍し、よりコンパクトに持ち運び出来るので、これはこれでなかなか使えるのではないかと個人的にはそう思っております 💦
皆さんもビーディングネットを活用して様々な昆虫達を観察してみましょう^^
※今回ご紹介した作成道具や作成方法は、あくまでShiho流であり参考事例です。作り方には様々な方法がありますので、あくまでもご参考程度に見て頂ければ幸いです。ご了承の上ご覧頂ければ幸いですm(__)m
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草木には直接目にしただけでは分からないような、小さな昆虫達が沢山潜んでいます。
例えば一例として、
・カミキリムシ
・ハムシ
・オトシブミ
・テントウムシ
・チョッキリ
等々種類も沢山あります。
それらを観察するための道具の一つとしてビーディングネットというのがあります。
このビーディングネット、ある一部の専門店などでは販売もしていますが、なかなか簡単には入手することが難しいです。
それならば自作していまおう!と思い、作ってみることにしました。
今回はその作成過程などをご紹介してみたいと思います。
【ビーディングネット作成方法 Ⅰ(Shiho流)】
【準備する材料】
・
竹平棒(約90~100㎝)
参考価格:@¥140×2=¥280
※竹平棒は熱を加えてアーチ状にするため、湾曲部分も考慮して少し長めのものを用意します。
洗濯ネット大(サイズ:60㎝×60㎝)
価格:¥110
※ 可能な限り目の細かいものを用意すると良いと思います。
針金(又はワイヤー)30㎝位×4本
※価格には含めず
結束バンド(20㎝位)×2本
※価格には含めず
ビニールテープ
※価格には含めず
では早速作ってみましょう!
【制作過程】
①全体的なイメージを作る。
まず洗濯ネットを60㎝×60㎝の形になるように切り抜きます。
この100均のネットは元々のサイズが60㎝四方なので、サイズは縮小する必要はありませんが、袋状になっているのでその半分片面を切り取り、利用します。
そして、竹平棒をネット上にクロスにするようにします。
大体の全体図イメージはこんな感じで仕上げていきます。
②竹平棒をアーチ状に加工する
本来真っすぐな竹平棒を加熱させながら湾曲を付けアーチ状に曲げて行きます。
③竹平棒とネットがすっぽ抜けないように針金で縛って固定する。
より固定を確実にするため、竹の先端中心部に穴を開けます。
④竹平棒とネットを針金で固定する。
先程明けた穴に針金を通し、ネットと竹平棒を一体化させます。
周りも含めてグルグルと針金で固定します。
⑥針金がひっかからいようにビニールテープをまきます。
こんな感じです。。
⑦完成!!
完成です!!
取っ手ともなる竹平棒もアーチ状に少し湾曲させることで、持ちやすくなっています。
こんな感じで、草木の真下に置き、上から草木を揺らしたり、何かで叩いたりして昆虫を回収するように使用します。
如何でしたでしょうか?
今回草木に潜む昆虫達を回収するビーディングネットを自作してみました。
制作費:約¥400程度
制作時間:約30分程度
竹平棒を使用することで、より軽くまた頑丈に仕上がりました。
市販のものと比べると、まだ頼りない感じもしますが、これでも十分活躍出来ます。
それでも市販のものより安価格で作成出来ますし、作成時間もそこまでかかりません。
今回は、更にそのビーディングネットを下にして上から叩く「たたき棒」も一緒に作成しちゃいました。
せっかくですのでご紹介しましょう。
【ビーディングネット用たたき棒(Shiho流)】
①今回たたき棒にはある程度太くて軽い枯れ竹を利用
枯れ竹
長さ:80㎝
重さ:200g
②防水対策と竹のささくれが手に刺さらないようにビニールテープをグルグル巻きしてさらに強化
完成!!
とても丈夫で、軽さは200gと、とっても軽いです。
これで長時間叩いても疲れませんね^^
たたき棒は基本的には何でも良いのです。
今回のようにわざわざ用意しなくても、現地調達した木の棒でも十分ですし、道具を使用せず手で揺らしたりするもの勿論アリです。
如何でしたでしょうか?
草木には直視しただけでは分からない色んな小さい昆虫達も潜んでいます。
皆さんもビーディングネットを作ってその昆虫達を観察してみましょう!^^
※今回ご紹介した作成道具や作成方法は、あくまでShiho流であり参考事例です。作り方には様々な方法がありますので、あくまでもご参考程度に見て頂ければ幸いです。ご了承の上ご覧頂ければ幸いですm(__)m
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
生き物は案外身近な所にもいるものです。
今回は身近も身近、自宅庭にどんな生き物がいるか探してみました。
【散策記:出逢った生き物たち】
我が家の庭には種類は少ないですが、
まだ開花前のツツジの木、右側が金柑の木。
左側がツツジの木、隣にはボケの木など。
大きなビワの木。
こういった木があります。(殺風景でスミマセン💦)
今回はこういった木にいる生き物を探してみたいと思います。
探す方法は、「ビーディング」という採集方法です。
ビーディング、この言葉だけ聞くと??と思うと思います。実際私もそうでした💦
この採集方法は、
葉や木上にいる生き物を、網やネット上に叩き落として採集する
という方法です。
【使用する道具】
ビーディングネット
ネット幅:60㎝×60㎝
叩き棒
長さ:80㎝
重さ:200g
この2つを使用して採集をします。
この道具は2つとも私が作成したものですが、こういったものを用意しなくても、ネットは虫網、叩き棒は木の棒など、何でも構いません^^
※これらの道具の作り方については、また別の機会でご紹介したいと思います。
【ビーディング採集のやり方】
やり方は、こういった感じで、
木の枝や葉の真下にネットを置き、上から叩き棒で叩いて生き物をネット上に落とす
こんな感じでするのがビーディングと言われる採集方法です。
この方法で生き物を探してみると、
モンチビゾウムシ
体長:約2㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ツツジグンバイ
体長:約4㎜程度(羽入れて)
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒメマキムシ
体長:約1.5~2㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒメカメノコテントウ
体長:約3~4㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ワカバグモ
体長:約12㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
上記の生き物たちが落ちて来ました。
本当はこの他にもまだ多数いたのですが、主だったものだけ挙げてみました。
如何でしょうか?
今のまだ肌寒いこの時期でも、意外と色んな生き物が身近にいるものです。
皆様も生き物に興味があるのならば、探してみませんか?なかなか興味深いですよ^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
先日より続けている「海磯で生き物探し」編も今回がラスト。
ではご紹介したいと思います。
【散策記:出逢った生き物たち】
早速、浅い潮だまりで動くものを見つけました。
スジエビモドキ
体長:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ちょっと小さ目のスジエビモドキ
モドキの名はついていますが、立派なエビ。
本家のスジエビとは違い身体の縞模様線が薄め少なく付いています。
カメノテ
大きさ:未計測
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらの岩場の隙間には、定番のカメノテの姿を見つけました。
カメノテ、一見、貝のようにも見えますが、実はフジツボの仲間で、エビやカニに近い種だと言われています。
実はこのカメノテも、ここの漁場では採集はダメなやつだということらしいです。
場所によっては違うかもしれませんので、その地域の管轄の漁業組合に問い合わせてみると良いでしょう。
マツバガイ
大きさ:約50~60㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
かなり大きいマツバガイが岩肌にくっ付いていました。
腹側は白いアワビみたいな感じで、食するととても美味しい貝です。
ただこの貝もこの場所での採集はアウト。観察だけとしました。
ウメボシイソギンチャク
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
岩をひっくり返すと、現れたのは色鮮やかな真っ赤な梅干し!
和名でしょうが、ウメボシイソギンチャクというイソギンチャクの種の一つです。
水中下になると、真ん中の窪んだ所から沢山の触手を出し、獲物を採り込みます。
見た目は色鮮やかでとても美しいです^^
イシダダミガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
この辺りの海で最も見られる貝の一つ、イシダダミガイです。
貝殻の模様が「石畳」模様みたいなところからこの名が付いたのでしょうね。。
動きは活発で、よく動きます。
水中を動いている生き物を見つけました。
ホンヤドカリ
甲長:約15㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
磯海の主役といっていいほど沢山いる生き物、ヤドカリです。
ヤドカリも色んな種類があるようで、この子はホンヤドカリという種らしいです。
縞々模様の触角や、クルクル目を回したような眼玉模様が特徴のようです。
とても可愛いです^^
ハナマルユキ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
色美しいこの貝はタカラ貝種の一つ。
調べてみるとハナマルユキという種らしいです。
光沢のある美しい模様、様々なアクセサリーにも使用されていると聞きます。
如何でしたでしょうか?
ここ3回に渡り、海磯での生き物探しの特集をご紹介しました。
本当はまだまだこの他にも沢山いたのですが、ずっと海磯特集をしているのも何なんで、今回はこの辺りにしておきます。
また他の海磯の生き物については、次回以降にご紹介することとしますね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
今回は前回の海磯散策の続き、第2弾です。
【散策記:出逢った生き物たち】
宮崎の海には、こういった光景の場所が海岸線で見られます。
この波打ったよう形状の礒岩ことを「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
こういった場所も生き物の宝庫です。
早速散策開始です!
アマガイ
大きさ:約10㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
裏側を見ると、
前回ご紹介したアマオブネガイを一回り小さくしたような感じです。
蓋も半月のような形状ですね。
小さくて、かなりの数が岩肌にくっ付いています。
アゴハゼ
大きさ:約50㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
お魚を見つけました。
ハゼ種のアゴハゼです。
潮だまりといえばやはりハゼの存在は欠かせませんよね。
ハゼは他の魚と比べて、ある程度行動したら、底面にピタッとくっ付いて動きを止めるので、比較的捕らえやすい魚です。
お顔がとても可愛いですよね^^
イワガキ
大きさ:約40~60㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらも岩肌にぴったりとくっ付く、イワガキです。
お店で売られたり、漁師さんが養殖しているものとは違い、小さくて痩せていますが、これも立派なカキです。
殻をこじ開けると、トロっとした滑らかな乳白色の身が姿を現すでしょう。
ちなみに、このイワガキの採集は禁止されている所が多いので注意が必要です。
今回も観察だけとします。海には勝手にとってはいけないものも沢山あるんです💦
こちらには、こんなものがいました。
クモガタウミウシ
大きさ:約100㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ウミウシの一種、クモガタウミウシです。
ウミウシと聞くと、色鮮やかなアオウミウシなどをパッと思い浮かべるので、「えっつ、これがウミウシ?」と思う方も多いと思います。
でもこのクモガタウミウシ、背側はこのように目立ちにくい色合いですが、
ひっくり返して腹側を見ると、こんなに色鮮やでキレイなオレンジ色をしています。
背中側の色合いとは真逆の派手色ですよね^^
ウノアシ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
鵜(ウ)という鳥の足に形が似ているところからそう名付けられたそうです。
キレイな星形ですよね^^
さて今回最後にご紹介するのは、
イソカニダマシ
大きさ:約1~2㎜程度(甲幅)
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
イソカニダマシを見つけました。
カニダマシという名の通り、カニの種類ではなく、ヤドカリに近い種類だそうです。
とても小さいですが、動きはなかなか早くすばしっこいです。
転がっている岩の下などをどかすと、よく見かけます。
如何でしたでしょうか?
今回は6点の海磯の生き物をご紹介しました。
前回に続く第2弾でしたが、まだまだ全部をご紹介出来ていません。
折角なので、次回もご紹介したいと思います。
もう少しだけ海磯の生き物にお付き合い下さいませm(__)m
※昆虫などの生物には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
生き物がいるのは山だけではありません。
ということで、今回は海を散策して来ました!
【散策記:出逢った生き物たち】
やって来ました~!
やっぱり海はいいですねー、山とはまた違った解放感があります!
今回、生き物を散策する探すのは、
こういった潮だまりなどの海磯です!
潮だまりとは潮の満ち引きによって、干潮時に現れる水たまりのようなものです。
こういった海磯には、取り残された、あるいはこの場所に生息している生き物が沢山います。
早速探してみましょう!
探し始めるとすぐに、
こうやって岩場に貝がくっ付いています。
スガイ
大きさ:約15~20㎜程度
【2024/3/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
これはスガイという名の貝です。
この貝は貝衣(カイゴロモ)という緑色の海藻に覆われているのですぐに分かります。
このスガイ、とっても美味しく、味は小さいサザエといっても遜色ない位です。
サザエは漁業権などに引っ掛かってしまい採ることは出来ませんが、昔一度この辺りを管轄する漁業組合に確認を取った際、この貝(スガイ)は大丈夫だと言われました。
うちの母親いわく一番美味しいと言います。
こちらには沢山のアマオブネガイがいました。
アマオブネガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ひっくり返して裏側を見るとこんな感じです。
入口のフタが半月のような形になっています。
探していると、
素早く動くものを発見!
フナムシ
体長:約25㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
海でよく見る定番の生き物の一つ、フナムシです。
フナムシには陸生のものもいますが、こちらは海洋性のもの。
陸生フナムシよりかなり大きくなりますが、すばしっこさは一緒です。
この手のものは苦手だという方もいらっしゃいますが、なかなかどうして、じっくり見ると格好良いんですよ^^
また素早く動くものがいました!
イソガニ
大きさ:約30㎜程度(甲幅)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
立派な♂のイソガニです。
この画像からはちょっと見えにくいですが、ハサミの根元に柔らかい白い袋のようなものがついているのが特徴です。
岩場にくっ付いていたのは、
ヒザラガイ
大きさ:約40㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
原始的な形をした、ヒザラガイ
表化からみるとぱっとしませんが、
腹側からみると、とても鮮やかな色合い。
一見アワビにも見えるように美しいです。
とこのような感じで海の散策して来ました。
まだまだ肌寒いというのに、海には色んな生き物が活動しています。
この日だけでもまだまだ沢山の生き物を見つけたので、残りの分はある程度何回かに分けてご紹介したいと思います。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
地面を見ながら散策していると、
ヤモリの姿を発見!
ニホンヤモリ
体長:約40㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
冬場は越冬しているニホンヤモリ
3月に入りだいぶ暖かい時間帯も出て来たので活動開始でしょうか。
相変わらずお顔は可愛いですよね^^
このヤモリを見つけた少し先の、
同じ地面の苔地で、
黒く動くものを発見。
ルイスオオゴミムシ
体長:約18㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
私の好きなゴミムシの一つ、ルイスオオゴミムシがいました。
頭~胸部にかけてのゴールドメタリック的な色合いと、背中のブラック色とのコントラストが美し過ぎます!
本当にキレイな虫ですよね。
ゴミムシと名付いてるのがもったいない位です。
イナダハリゲコモリグモ
体長:約5~6㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
次に見つけたのは小型のクモ。
イナダハリゲコモリグモです。
針のように毛が立っているのでこの名が付けられたのでしょうか?
ヤマトシジミ
体長:約10㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
近づいたらすぐに逃げてしまうので、ここまでのショットが限界でした💦
蝶も元気に飛び始めています^^
先日のマイマイカブリや、今回のルイスオオゴミムシ、そしてタテハモドキ(前回)、ヤマトシジミ、ニホンヤモリと、生き物達も春を感じだいぶ沢山見られるようになって来ました。
ド本命のクワガタ達が出て来るのももう少しでしょうか。
待ち遠しい限りですね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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国産種:マダラクワガタのご紹介です。
まずはマダラクワガタとはどんなクワガタなのか、成虫の姿からご紹介します。
【マダラクワガタ成虫】
【参考画像:マダラクワガタ♂(宮崎県産)】
【参考画像:マダラクワガタ♀(宮崎県産)】
【種類】
和名:マダラクワガタ(国産)
学名:Aesalus asiaticus
産地:日本(北海道~九州)
上記画像のクワガタがマダラクワガタです。
体長4~5㎜程度しかない極小のクワガタ。
日本では北海道~九州にかけて幅広く生息しております。
少々高山種よりの種ですので、ある程度標高が高い場所に生息している傾向が強いです。
成虫は幼虫がいる材周辺で活動をするくらいなので、かなり局所的な場所生息している為、あまり見かける種ではありません。
ぱっと見、あまりクワガタとは思えない風貌ですのですよね💦
次に幼虫の紹介をしてみたいと思います。
【マダラクワガタ幼虫】
【マダラクワガタ(宮崎県産)の頭部画像】
撮影者:月虫・しょーた
【マダラクワガタ(宮崎県産)の全体画像】
撮影者:月虫・しょーた
※撮影者:月虫しょーた
今回のマダラクワガタ幼虫画像は月虫:しょーたが撮影し提供してくれました。
マダラクワガタ幼虫は独特な形をしているため、幼虫を見ただけでもぱっと見マダラだと分かるほどです。
幼虫は赤枯れの材を好み、野外でも通常の白枯れ朽ち木ではなく、赤枯れた材に入っております。
その為、幼虫飼育をする際は、赤枯れ材や赤枯れマットが必須となります。
如何でしたでしょうか?
国産のマダラクワガタ、過去に成虫の紹介はしておりますが、幼虫の紹介は今回が初だと思います。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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