国産のドルクス系に位置するスジクワ。一見コクワガタと見分けがつかないように見えますが、大型になると顎の内歯が斧のように台形になるのが特徴です。小型の場合でもスジクワ慣れれば見分けはつきます。 ♀の方はこれも小型ながら背中に縦筋が入ります。
今回の個体はその野外♀からの持ち腹個体です。今回は山地性の傾向も考えて温度低めで管理してみました。結果は35mmと大歯は出ましたが、まだまだ大型は狙えるはずです。野外ものには大きく及びませんからね・・・。
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2008/10月にBasic200に投入。
2009/1に菌糸交換したが初齢のまま成長していなかった。
友人が2009/4に菌糸交換したが、同様に初齢のまま。
アカアシクワガタにはBasic菌糸は向いていないと考えられます。
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産卵セットへ納入前の♀には栄養価の高いゼリーをたっぷり食べさせました。
投入後は基本的には放置。
幼虫回収後も屋外で全く放置状態。
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飼育は私自身の部屋の環境のままです。温度管理も何もせず、幼虫(9匹中4匹が羽化し、他はまだ幼虫です)も無事に成虫になりましたし、成虫(雄と雌2匹ずつ)も無事に越冬しました。多くの人の話では温度管理が必要な種らしいですが、まったく問題ありませんでした。現在も元気に動き回っておりますし、先日も交尾を確認いたしました。
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