
2022/9~2023/3頃までElement800㏄を食べさせ、その後きのこマット1400㏄に移して羽化。暴れが酷く、最大の幼虫は27gまで行ったものの70㎜に届かず悔しかったです。この種は3令中期あたりから温度や環境の変化に敏感になりすぐ暴れるので、最初から菌糸1400㏄で1本返しした方が事故は無いと思います。羽化マットの銘柄や水分は個体によりバラバラにして実験しましたが、どれもこのくらいのサイズに落ち着きました。ElementでもBasicでもかなり幼虫体重は乗るので、継続して70upを狙っていきたいと思います。
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WD♀34.0㎜から持腹で得られた幼虫の1本羽化です。
この種としては大型で羽化しましたので次期親に使用します。
♀は問題なく40㎜以上が複数羽化しておりますが、♂の蛹化・羽化不全が連続し、添加による弊害が出たようです。
他ラインも飼育しておりますので、その♂を使い次に繋げようと思います。
Basic、Element、Natura全てパリーオオに使わせて頂いておりますが、個人的にはヒラタケ系の方が安定するような気がしております。
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カンボジアのパリーオオクワガタはWDの入荷が無く、この個体は元々自分が累代を続けていたものに追加で購入した個体を掛け合わせて生まれたものですが大元の種親が同じだったのか妙に幼虫期間が短く、2令羽化した個体や画像個体のように羽化後急死する個体が連続しており累代障害の可能性が見られました。
死んでしまって残念でしたが全く暴れずに67㎜とこの亜種にしてはそれなりに大型で羽化したので餌は合っているように思いました。
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種親はWDの71㎜とそれなりのものを使いましたが3令後期に若干暴れた事と、幼虫時の頭幅があまり大きくないように見えたので残念なサイズになってしまいました。別ラインでは月夜野Natura1400に初令投入したものがありそちらは一本で羽化させるつもりです。
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2021/8にElement200㏄に初令投入後、10月に♂を同様のElement1400㏄、♀を800㏄に投入。12月に♂を完熟マットにかなり加水しガチガチに固め、手で坑道を作ってからElementの食痕を大量に詰めた1400㏄に交換後、2022年3月中旬頃羽化。
パリーオオは新しい餌と交換を非常に嫌い、産卵をマットにも行う事から根喰い系として扱ったアプローチを実験的にやってみましたが全然ダメでした。
♀は42㎜とパリーオオとしては特大が出ましたが♂は軒並み大暴れしこの62㎜で最大という残念な結果になってしまいました…
Element自体は良く食べ、体重は乗るので暴れを止めることに必死になるべきだと思いました。
経験上東ジャワ(原名亜種)は低温で期間を引っ張る方法が合わず短期決戦型と感じているので大容量で1本返し等の飼育法を次から試してみます。
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