
今日は先々月の2/28の日記でご紹介したヘラクレスの人工蛹室に移すタイミングについて、動画でご紹介出来るようになりましたので、御覧頂ければと思います。
まず下の画像(動画ではありません)が前蛹、手と口が完全に固まった状態です。
ヘラクレスの前蛹
上の静止画像だけでは分かりにくいかもしれませんが、下の動画を御覧頂ければよく分かると思います。ただ下の動画の画像はヘラクレスの幼虫ではなく、クワガタ(オオクワ)になりますが、手と口が固まる様子についてはほとんど同じですのでご参考にして下さいませ。
<< オオクワガタの前蛹の動画 >>
体は動いていますが、口と手が動かなくなっているのが確認できます。
如何でしょうか?
手と口が固まっている状態がよく御覧になれたかと思います。
この様になっていれば、人工蛹室に移行させても暴れて人工蛹室を壊すことはありません。
是非参考にして頂ければ幸いです。(^^)
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オリクテス・ボアスサイカブトが羽化しました。♂45mmです。
羽化までの詳細内容は以下のようになります。
羽化までの内容
使用したエサ・きのこマット使用:容器800cc菌糸ビンの空容器使用
設定温度・23~25℃前後。
エサ交換回数・交換なし
羽化までの期間・約5ヶ月:2令投入
アフリカのサイカブト・ボアスサイカブトの飼育(羽化)です。
この種は産卵、幼虫飼育共にとても容易で羽化してくれてくれます。
今回もまだまだ小型ながら第1号が羽化してくれました。更なる大型が羽化してくることを期待します・(^^)
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先日の日記の感想レスにてカシンさんより♂♀の羽化ズレについての質問がありましたので、本日の日記にて取り上げてみようと思います。
カシンさん、レスありがとうございました。
そうですね、♂♀の羽化ズレは結構深刻なものがあります。
それは当園でも変わらず同じような感じです。
どうしても♀が早く羽化してくるのは仕方ないような感じがします。
♂が大型に成長するようなものについてはかなりのズレが生じるようです。
この場合の対策・・と言ってよいのか分かりませんが、まず考えるのが温度差のメリハリをつける事を考えています。
♂♀の判別が出来るようになったら♂と♀の飼育環境の温度設定に差をつけるということです。
管理温度によって幼虫の成長曲線は変わってくる事もありますので、私は♂を高めの方に♀を低めの方に持っていくようにしています。
それでも解決出来るかといえば絶対は無いようです。
あまりたいしたアドバイスが出来ませんが、参考にしていただけると幸いです。
他の皆様も是非、各自の対策等がございましたらご紹介下さいませ。(^^)
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昨日の日記のレスにて「たまちゃん」さんより質問がありましたので本日の日記上で回答したいと思います。
たまちゃんさん
レスありがとうございます。
弊社ではスマヒラは試した事はありませんが、ダイオウヒラタで菌床産卵させたことがあります。
その時はあまり数は取れませんでしたら、しっかりと菌糸ブロックに産卵しておりました。
菌床の周りに入れていたマットにも多数産卵していましたが・・。(^^)
マットに巻いている菌糸の件ですが、全ての部分において巻いてきたのであれば一度解除した方が良いかもしれません。
ただ一部ならばそのままでも良いと思います。
ダイオウを菌床産卵している時もやはり菌は巻いてきましたので・・・。
結果出たら是非ご報告下さいね。(^^)
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今日はこの日記上で、先日の日記の感想レスでカシンさんからの質問に答えようと思います。
>98幼虫!凄いですね!!いつも参考にしています。
>回収した卵の管理ですが、マットに加水はされてるのでしょうか??
>目安としてどの程度加水すれば良いのでしょうか?
>「私は、きのこマットで管理しています」
>孵化率にも影響するのでしょうか?
まず採卵した卵を保管するマットは勿論加水しています。
ただセット時と違いほんの微少ですが少なめにしています。
わたしの場合プラケースで管理する為、湿度は飛んでいきますので、
加水しないとマットがカラカラになってしまいます。
ですので、産卵セット時よりほんの気持ち水分少なめにして加水します。
マット加水後、手でマットを握った時に軽く土団子がつくれる程度です。
揺らすと土団子が壊れる程度・・。
ちょっと分かりにくい表現で申し訳御座いません。
乾燥しないようにコンテナボックス等の水分が飛びにくい容器で
すれば良いと思いますが私個人の考え方では蒸れやそれに
よって発生する線虫、ダニの方が怖いと考えたからなんです。
飼育は人それぞれですので、あくまでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。(^^)
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