今日は久しぶりに羽化報告です。おなじみのギラファ、マキタイです。

画像003 003【マキタイギラファ♂97mm】

【飼育種】
和名:ギラファノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus giraffa makitai
産地:ルソン島産
累代:CB

【羽化体長】
♂97mm

【使用したエサ】
菌糸ビン:Element1100×2

【えさ交換回数】
途中1回の合計2回

【設定温度】
22~25℃前後

【羽化までにかかった時間】
初令投入して約10ヶ月(合計約11ヶ月)

渋い亜種、マキタイギラファです。飼育は他の亜種ギラファ同様にとても容易な種です。マット、菌糸どちらでも大丈夫です。今回は菌糸で羽化させました。

1100ccを2本使用。2本目は1100ccでは小さいかなとは思いましたが、ケイスケイ亜種ほど大型な亜種ではないので1100ccでやりました。結果的には97mmと比較的マキタイとしては良かったと思います。

シーズンに入り、様々なワイルド(野外品)も続々と入荷しているようです。その中でもギラファノコギリは大型で、かつ安値で、かつ飼育しやすい、それでいて格好よいというまさに良い所どりのクワガタです。

これからクワカブを始められる初心者の方にも外国産の入門種としても最適だと思います。寿命も比較的長いですしね・・・。是非一度トライしてみてみて下さいませ。格好よいですよ。(^^)

今回は野外ものを入手したという方達の為に産卵セッティング方法についても少し書いておきましょう。

産卵セットは材を入れるタイプと材を入れないタイプ。どちらでも良いと思います。今日は材を入れるタイプを紹介します。

【産卵にお勧めのマット】
完熟Mat+材2本

【産卵にお勧めのケース】クリーンケースMクリーンケースL

【産卵管理温度】
25℃前後

【水分量(湿度)】
多からず少なからず

【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。

zu-sanran-ki-umekomi-200-6

このような感じです。

下の画像は他の種をセットした際の実際画像です。同じセット方法ですので参考にして下さいませ。

img_20080801T161306828【斜めから見たセット完成図】

img_20080801T161308531【真上から見たセット完成図】

img_20080801T161310359【フタをして完全完了!】

このような感じでセットします。ちなみに参考までにですが、マットのみでの産卵セットは図示するとこんな感じです。

zu-sanran-mat-200-6マットのみセット

非常に容易に産卵するタイプですので、是非挑戦してみて下さいませ。(^^)

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