今日はタテヅノカブトの最大種、ゴロファ・ポルテリの飼育方法をご紹介したいと思います。

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【参考画像:ポルテリ♂83mm】

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【参考画像:ポルテリ♂92mm】

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【参考画像:ポルテリ♀58mm】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ

ゴロファ属の中でも大型で光沢が強く、とにかく格好の良いポルテリ。
大型の為、羽化までに比較的時間がかかるのは難点ですが、幼虫飼育、産卵ともに比較的容易で途中のえさ交換さえしっかり行えば容易に大型が狙えます。

それではまずは幼虫飼育から・・・

<幼虫飼育>

【羽化体長】♂83~91mm ♀53mm
【お勧めのエサ】きのこマット完熟マット
【使用した容器】 1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5~6回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約15ヶ月(合計17ヶ月半程度)

次に産卵セット方法ですが・・・・

<産卵セット方法>

【産卵セット内容】
【お勧めのマット】黒土マット完熟マット
【使用するケース】クリーンケースL
【設定温度】23~25℃前後。
【産卵セットの内容】ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
【過去の実績】最大53頭の幼虫を回収

図示すると以下の様な感じになります。

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クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

以下の画像はポルテリ♀の実際の産卵セット画像です。

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【産卵セット完成図:横から】

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【産卵セット完成図:真上から】

ゴロファ種の場合、ケース底面を固く押詰めなくても柔らかい場所にも産ん でくれます。いわゆるばら撒き産卵タイプですので、そこまでマットを固く押詰める必要はありません。幼虫飼育も比較的容易なので、初心者向けとも言えると 思います。皆さんも機会がありましたら是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)
    

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