
いやぁ、ここ数日で一気に寒くなりましたねー。
先週まではまだ暑かったのに、今週の変わりようと言ったら・・夏から秋を飛び越して、いきなり冬が来たかのようです💦
そこで気になるのが温度管理ですよね。
クワカブを飼育している、特に外国産種を飼育している人にとっては温度管理は特に気になる項目の一つです。
今回は、毎年恒例記事の一つ、冬場の温度管理方法についてご紹介したいと思います。
その一つの方法である、Shiho自作の「簡易発泡スチロールによる簡易温室」の紹介です。
※あらかじめ御了承を得たいのですが、この記事は秋口になると毎年紹介しております。それゆえに何度もお目にかかられた方も多いと思います。
ですが今年から始められたクワカブ初心者の皆様や当日記を初めて御覧になられている方達の為に少しでもお役に立ちたいと思い、しつこいながらも今年も紹介させて頂きたいと思います。
一部、修正や追記事項等もありますが、大体の内容は例年と同じ重複しております。御理解&御了承の程よろしくお願い致します。
ブリード環境下において、中でも外国産のクワカブにとっては日本の冬は寒さの厳しい時期です。
日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。
ですが、外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もあります)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、 かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。
それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。
温度管理方法で一番先に思いつくのは、
【エアコンでの管理方法】
大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようです。
しかしコストが割高になる、家族の理解など、なかなか問題があり、そうそう容易に実行出来るものではありません。
少量を飼育されている方、 電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。
そんな時は「簡易温室」を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、 ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。
今回はその中でも、少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介してみたいと思います。
【発泡スチロールで作る小型簡易温室】
同じ大きさの発泡スチロールを3個用意します。
3個の発泡の内、2個を底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。 今回は電気あんかを温源に使用しました。
電気あんかの下には少しでも熱を上に上げる為に、アルミ箔シートを下に敷き詰めました。
コードの穴の隙間部分は切り取った発泡スチロール部分を少し小さくして再度はめ直すとよいでしょう。
3つそろって下のような感じです。
後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
この温室は小さいので多数は置けません。また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。置く場所などを選んで、 適温になるように調整しましょう。
<理想の温度帯>
温室が完成しましたら、必ず温度テストをするようにしましょう。
どこにお住まいか、またどんな場所に置くかでも温度はかなり違ってくると思われます。
ご自分の育てる場所で、どれくらいの温度をキープ出来るかを認識しておくことは重要です。
冬場でもクワガタ、カブトムシ(主に外国産)を活発に活動させるには、
15~28℃
大きく言うと、この温度帯をキープが必要かと思います。
※飼育する虫の種類によっては活発な活動温度帯は異なります。それぞれの飼育種に合わせて更に細かく調整するなどの工夫も必要かと思います※
テスト実験してキープ温度がもう少し低いならば
・もう少し暖かい部屋に移動させる
・外側にアルミシートなどをかぶせる
・加温器を少しグレードアップさせる
・発泡スチロールの容量を少し狭くする
等の対処をして、ご自分のお住まいに合った調整法を考える必要があると思います。
<温度確認方法>
中に温度計を1つ入れて確認すると良いと思います。
弊社でも販売している「室内室外温度計」ならば、先端のセンサーの部分だけを小さな穴を開けて差し入れておけば外側からでもすぐに内部の温度が分かるので便利です。
また昔小学校の頃位に実験などでよく使っていた30cm位の長い温度計などでも発泡スチロールの上面から突き刺しておけば、外側からでも確認出来るので便利だと思います。
<通気確保>
また空気確保の為、発泡スチロール上面に小さな穴を2つ位開けておくと良いと思います。元々そこまで保温能力は高くないので、大きめの穴は避けた方が良いでしょう。
この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、 コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、 一定の温度を保つ事も可能かと思います。
また、より広く、ちょっと本格的なものを作りたいならば、例を挙げるならば下記の画像のような園芸用の温室等を使用すればより簡単に簡易温室が作れます。
一番下の棚に温源となるものを入れて後は密閉するだけ・・・。
温源とサーモを接続してコンセントに差し込めれば、容易に温度管理が可能です。
また内部に小型ファンを入れれば空気も循環して全体的にムラなく温度管理が出来るでしょう。
ご紹介したのはあくまで簡易温室ですが、以外となかなか役に立つものです。
しかし上記でも書きましたが、皆様の住んでいる地域地域によっては能力に差が出てくることもあります。
例えば北海道で使用するのと九州、沖縄で使用するのとでは全然違ってきます。
それぞれの管理する場所にあった温室作りが大事だと考えます。
しっかりと温度対策をして厳しい冬を頑張って乗り切りつつ、クワカブライフを楽しみましょう。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。 人それぞれによって考え方や方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。
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それでは、ちっぴーに語ってもらいましょう!
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今年はどのような作品がお目見されるのでしょうか?
私Shihoも楽しみです!^^
皆さんのご応募お待ちしております!m(__)m
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11月に入りましたが、先週の週末から異様に暖かい日が続いております。
宮崎では最高気温27℃と夏日を記録したようで、これは9月中旬なみの暖かさだそうです。
ここ数年の気温や環境の変化は目覚ましいものがあり、まさに予測がつきません💦
この気温上昇に便乗して、ここぞとばかりに11月の野外採集に行って来ました。
ポイントのクヌギの木の様子。。
この日は気温が高いとはいえ、さすがに木に活気がありません。。
葉はボロボロで黄色く枯れて来ています。
画像はクヌギのドングリではありませんが、世代交代を示すようにドングリたちも沢山落ちていました。。
この時期ならではの採集方法、樹皮裏やウロをチェックしていきますが、
うーん・・全くいません。。。
この数日の気温ならまだワンチャンあるかと思ったんですけどね~、なかなか厳しいようです。。
そんな中、ムベの残骸が落ちていました。
ムベはいつも紹介するアケビとは違い(同じ仲間ではあるそうですが)、熟しても皮が開かず、種の周りの甘い部分もアケビのように白っぽくなく、透明色に近い色合いをしています。
でもアケビと同様に甘さは抜群でとても美味しい秋の山の味覚の一つです。
このムベは鳥か猿にたべられたんでしょう。。
近くを探し見てみましたが、他には実っておらず、残念でした。。
秋の山の味覚の一つ、きのこも盛んに生えております。
ただし、この画像のきのこも何きのこなのかは分かりません、きのこには毒きのこも多いので注意が必要です。
このきのこは果たして食べても大丈夫なきのこなのでしょうか??
こうやって秋の様子を楽しみながら、クワガタを探している内に数時間が経過。。
なかなか見つけきれなかったのですが、
最後にようやく、
樹皮裏に潜むクワガタの姿を発見しました!
本来ならスルーするのですが、
ちょっとお顔を拝見させて頂いて、
ヒラタクワガタ♂でした。
6本の手足の内、4本が欠損と、なんとも痛々しい姿です。
でもそれでもこの夏を生き抜いてきたんでしょう。立派なものですね。
近くの草むらにフユイチゴを見つけました。
普通野いちごは春4~5月位に見かけますが、このフユイチゴはその名の通り秋~冬初頭位に見かける事ができます。
甘みがあまりありませんでしたが、みずみずしくちょっと酸っぱい味わいでした。
全く見られなくなったクワガタ達と違い、この日一番多く見かけたのが、
こちら、ナミハンミョウでした。
美しい色合いとは裏腹に、何とも強面の姿も相持つナミハンミョウ。
この時期になっても湿った地面や河原付近でかなりの数がピョンピョンと飛び交っていました。
こちらはまだまだ元気に活動しているようです。
このような感じで11月の採集を楽しみました。
本日見かけたのは、ヒラタクワガタ♂一頭のみ。。
今シーズンの本格的な採集はこれで終了のようです。。
最後に持参していたお神酒を捧げて山の神様に今シーズンの感謝を申し上げました。
本当にありがとうございましたm(__)m
2023年度のクワカブ野外採集も今回で採集納めということになりました。
今年も色んな素敵な出会いがありました。
山の神様、自然の神様、本当にありがとうございました、深く感謝申し上げます。。
フィールドにはまた今後も時折足を運んでみようと思っております。
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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本日より11月。
まだまだ日中は暑い日もありますが、夏の採集シーズンも終わり、お住まいの地域によっては朝夕になると、かなり気温が低くる日が多くなって来ています。
そこで今回は、冬場の管理方法の一つ、越冬の方法についてご紹介してみたいと思います。
※これからご紹介するやり方は過去の日記でも取り上げておりますので、過去の日記の記事&画像(一部加筆&訂正あり)が重複しますことをご了承下さいませ。※
代表的な越冬するクワガタと言えば、
おなじみ国産オオクワガタ、
国産オオクワガタは野外では春~秋(4月~10月位)にかけて活動、冬(11月~翌年3月位)には越冬をします。
飼育下においては温度をかけてやれば一年中活動しますが、温度管理が必要となります。
温度をかけないやり方(常温飼育)の場合は越冬をさせてやることで翌年春より活動を再開します。
越冬後も元気な姿を見る為にも適切な越冬体勢を整えてあげることが必要かと思います。
私:Shihoなりのやり方にはなりますが、国産オオクワガタを例にとって越冬のやり方をご紹介したいと思います。
まずは皆様、ご自分の飼育状況を考えて下さいませ。
エアコン温室などで、冬場も温度管理が出来る方は、そのままその管理下で飼育すれば良いと思います。
では、温度管理が出来ない場合どのようにして越冬させるのかをご紹介してみたいと思います。
国産オオクワガタ成虫(越冬可能なクワガタ含む)の越冬方法
<用意するもの>
オオクワガタを越冬させるのに準備した用品類。
簡単にまとめると、
【主役のオオクワガタ】
来年に備えの為に越冬させてあげます。
【越冬させるケース】
用意したのは、クリーンケースS。
SSサイズでも十分ですが、スペースは広い方が管理温度が安定するので、大きめのケースでやるとなお良いと思います。
【ケースに埋め込むマット】
今回用意したのは、ヒノキマット。
その他のマットだとどのようなマットを選んだら良いのか?
基本的にはどんなマットでも構いませんが、可能ならば粒子が粗く、空気が含みやすいものが私 は好きです。
2021年現在、弊社で今販売している商品ですと、
ヒノキマット、 きのこマット、完熟マット、黒土マットがあります。
内容的に詳しく申し上げると、
虫の体に優しいマットを選ぶならば、
きのこマット、完熟マット、黒土マットお勧め。
少しでもダニ等の発生を防ぎたいのであれば、
ヒノキマット がお勧めです。
ただヒノキマットの場合、新品で開封直後は針葉樹独特の香りが強い場合がある時もありますので、その時は数日かけて香りを飛ばしてから使用すると生体にも優しくなるかと思います。
今回はヒノキマットを選んでご紹介します。
【マットに埋め込む材(1~2本:木片でOK)】
マットの中に潜むクワガタに空間(隙間)を作ってやる為です。
【マットの上に敷く転倒防止材】
マット上に上がって来た際に転倒して弱らないために用意します。
【ゼリー】
越冬開始してしまえば、しばらくは必要ありませんが、準備した直後と、越冬が終了した際、タイミングはこちらでは分からないので、一応念のために入れておきます。
では、実際に越冬セットを組んでみましたので、その時の様子を順を追ってご紹介してみたいと思います。
<越冬セットの組み方>
さぁセット開始です。
マットは水分量が少ない場合は、少し加水し、水分調整をします。この際、マットが固まる位の水分量では多すぎます。水分は少なめにします。押詰めません、軽く空気を含むように入れます。
主役の国産オオクワガタを入れます。
あくまで私の場合ですが、生体が隠れれるように木片を1~2本入れます。
上から見ると、こんな感じです。
その上からマットを軽くかぶせます。
この時も押詰めずに軽く空気を含ませるような感じでかぶせます。
マットはケース高さの約8割程度までかぶせます。
そして転倒防止のハスクチップとゼリー。
完全に潜って上部に出てこなくなったらゼリーはしばらくは撤去しても良いですが、セット初めの時は越冬のスイッチがまだ入り初めかどうかの時期ですので、一応ゼリーは入れておきます。
真上から見たらこんな感じ
フタをして完了。
上の段階のままでもOKですが、コバエ等から守る為に新聞紙とディフェンスシートを用意する手もアリです。
<用途理由>
【ディフェンスシート】
乾燥、コバエ等から守る
【新聞紙】
マットから蒸発した過剰な水分をケース内で蒸れさせずに吸収させる為
如何でしたでしょうか。
私は越冬するクワガタは上記のような方法でセットしています。
また国産オオクワガタだけでなく、国産コクワガタ、外国産のクワガタでも台湾オオクワガタ、ホペイなどは越冬させます。
形は似ていますが、国産ヒラタは厳しい寒さにはあまり強くはありません。
私なりには越冬は極力控えた方が良いと判断しています。ご参考までに・・・。
【国産オオクワガタ幼虫の場合】
次に幼虫の場合ですが、冬場に温度管理をすれば、冬の間もエサを食しますので成長を続けます。
常温管理の下におけばある程度の寒さに達した時点で越冬し始めます。
この間はエサを食さないので成長は止まります。
やり方は飼育される方のお好みで選んで頂ければと思います。
より自然に近い方法がお好みならば常温飼育、冬場も成長させたいのであれば温度管理飼育・・・という具合です。
※ただし、幼虫を入れているマットや菌糸は管理状況によっては、コバエやダニ、線虫、菌の寿命等により、劣化する場合があります。
その場合は越冬させせているからと言っても、交換してあげた方が良い場合もありますのでご注意下さいませ。
如何でしたでしょうか?
上記が私Shiho流ではございますが、国産オオクワガタ(越冬するタイプのクワガタも含む)の越冬方法例になります。
夏場と冬場・・・厳しい温度変化のある日本では管理方法やその準備 がなかなか難しいですよね。。
手はかかりますが、やり方(方法)はありますので、少し頑張ってお大事な虫たちの為に準備してみては如何でしょうか?
では皆様、これから寒い冬が来ますが、一緒に頑張っていきましょう。(^^)/
※管理のやり方や考え方には色々な方法があると思います。今回述べるのはあくまでも私Shihoの管理方法についてのやり方&見解です。 あくまでご参考程度に見て頂けますと幸いです。
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きのこMat(昆虫マット・発酵マット), ひのきマット, プリンカップ, 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース
2023年11月1日
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10月下旬。
朝夕はすっかり寒くなりましたが、天気は良く快晴の秋晴れが続いています。
採集に行って来ました。
採集ポイントに到着してまず目に入ったのが、
この沢山の蝶達。
イシガゲチョウとキチョウ?が土の水分を吸水しているようです。
ここ宮崎ではまだまだ昆虫達も活発に活動しているようで、このような光景を見ると何だかホッとしてしまいます(#^^#)
クワガタ達を探していると、
何やら見かけない実を発見。
最初はサルナシかと思いましたが、おそらくマタタビかと思います。
断面はキュウイフルーツにそっくりですが、味は・・激辛!!
同じような断面のサルナシはとても美味しいらしいですが、このマタタビはとても辛く生食は厳しいようです。見た目はとっても美味しそうなのに残念です。。
そのマタタビの実の近くのハルニレ木で、
クワガタの姿を発見!
コクワガタの♀のようです。
出が少なくなった樹液の隙間から一生懸命お食事中でした。
またまた脱線しますが、途中で
なかなか立派なキノコを発見。
うーん・・キノコは沢山種類があり、また毒キノコもおおいので注意が必要です。このキノコはどうなのでしょうか?謎です・・・。
次にクワガタの姿を見つけたのは、
やはりハルニレ木。
宮崎ではハルニレが強いですねー。
こちらには小さなヒラタクワガタ♂が狭い樹皮の隙間に潜んでいました。
まだまだ元気そうです^^
次に見つけたのは、
アケビ。
この時期の美味しい秋の山のフルーツですが、これはもう開いてからしばらく時間が経過している感じですね、皮も実も水分が飛んでしぼんでいます。
アケビの旬もピークを過ぎた感じがしますね。
本日最後のクワガタを発見!
コクワガタ♀のようです。
樹皮の隙間にじっと潜んでいます。。
最後に綺麗なカラスウリを見つけました。
今日は何だか、クワガタと秋の山の植物を交互にご紹介してしまいましたが、これも時系列での出来事ですのでご了承下さいませm(__)m
このような感じで10月下旬の山を楽しみました。
クワガタの姿はかなり減りましたが、まだ黒色系のクワガタ達の姿は見ることが出来ました。
今年の採集もほぼ終了ですが、あと最後に一回くらいは行ってみようかなと思っています^^
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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「夏に採集したクワガタを産卵させてみよう」シリーズ、
今回はカナブン種の中の「クロカナブン」の産卵の方法をご紹介してみたいと思います。
【個体参考例:クロカナブン】
【飼育種】
和名:クロカナブン
学名:Rhomborrhina polita
産地:日本
<産卵セット時の方法>
【お勧めのマット】
黒土マット
【お勧めの容器】
クリーンケースS~L程度
【水分量】
※クワガタやカブトムシの産卵セット時より少し少な目にするのがポイント
【マットの詰め方】
ケース底面7割程、中程度の強さで押し固めて、上部はフンワリと敷き詰める程度
【設定温度】
25~28℃前
まずは産卵セットに使用するケースを準備。
今回はクリーンケースを使用します。
マットを大きなケースに出します。
お勧めは完熟マット、もしくは黒土マット。
ケース底面を固めていきますが、クワガタのマット産卵セット時のようにガチガチに固める必要はありません。中程度の固さで大丈夫です。
親となる♀を入れ、クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
如何でしたでしょうか?
上記が私のクロカナブンの飼育方法です。
マットの水分量が少し少な目にする以外は国産カブトムシのセット方法とほとんど同じです。
皆様もオールブラックで渋いクロカナブンの産卵に是非挑戦してみませんか?(⌒∇⌒)
※この方法&セット方法の考え方はあくまでも私:Shihoの産卵セットの組み方です。やり方は人それぞれですので、あくまでご参考程度にご覧頂けますと幸いです。m〈_ _)m※
※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。
これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m
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「夏に採集したクワガタを産卵させてみよう」シリーズ、
今回はカナブン種の中の「アオカナブン」の産卵の方法をご紹介してみたいと思います。
【個体参考例:アオカナブン】
【飼育種】
和名:アオカナブン
学名:Rhomborrhina unicolor
産地:日本国
<産卵セット時の方法>
【お勧めのマット】
黒土マット
【お勧めの容器】
クリーンケースS~L程度
【水分量】
※クワガタやカブトムシの産卵セット時より少し少な目にするのがポイント
【マットの詰め方】
ケース底面7割程、中程度の強さで押し固めて、上部はフンワリと敷き詰める程度
【設定温度】
23~25℃前後
※アオカナブンは他カナブン種よりも少し温度低めにするのがポイント
まずは産卵セットに使用するケースを準備。
今回はクリーンケースを使用します。
マットを大きなケースに出します。
お勧めは完熟マット、もしくは黒土マット。
ケース底面を固めていきますが、クワガタのマット産卵セット時のようにガチガチに固める必要はありません。中程度の固さで大丈夫です。
親となる♀を入れ、クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
如何でしたでしょうか?
上記が私のアオカナブンの飼育方法です。
マットの水分量が少し少な目にする以外は国産カブトムシのセット方法とほとんど同じです。
アオカナブンの場合、野外でも他のカナブンと違い、少し標高の高い場所で多く見かける事が出来るので、管理温度や産卵セット時の温度は他カナブン種と違い少し温度低めでセットしてみると良いと感じています。
皆様も色合い美しいアオカナブンの産卵に是非挑戦してみませんか?(⌒∇⌒)
※この方法&セット方法の考え方はあくまでも私:Shihoの産卵セットの組み方です。やり方は人それぞれですので、あくまでご参考程度にご覧頂けますと幸いです。m〈_ _)m※
※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。
これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m
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「夏に採集したクワガタを産卵させてみよう」シリーズ、
今回はクワガタではありませんが、「国産カナブン」の産卵セットの方法をご紹介して見たいと思います。
カナブンには主に、
「カナブン」
「クロカナブン」
「アオカナブン」
の3つが知られており、夏の樹液採集でもよく見かける事が出来ます。
色合いのキレイなカナブン、色合いも様々なタイプがあり(カナブンの場合)、とても美しくクワガタ、カブトムシには無い魅力があります。
今回は「カナブン」の産卵の方法をご紹介してみたいと思います。
【個体参考例:色彩変化多彩のカナブン】
【飼育種】
和名:カナブン
学名:Rhomborrhina japonica
産地:日本国
<産卵セット時の方法>
【お勧めのマット】
黒土マット
【お勧めの容器】
クリーンケースS~L程度
【水分量】
※クワガタやカブトムシの産卵セット時より少し少な目にするのがポイント
【マットの詰め方】
ケース底面7割程、中程度の強さで押し固めて、上部はフンワリと敷き詰める程度
【設定温度】
25~28℃前後
まずは産卵セットに使用するケースを準備。
今回はクリーンケースを使用します。
マットを大きなケースに出します。
お勧めは完熟マット、もしくは黒土マット。
ケース底面を固めていきますが、クワガタのマット産卵セット時のようにガチガチに固める必要はありません。中程度の固さで大丈夫です。
親となる♀を入れ、クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了
如何でしたでしょうか?
上記が私のカナブンの飼育方法です。
マットの水分量が少し少な目にする以外は国産カブトムシのセット方法とほとんど同じです。
皆様も色合い美しいカナブンの産卵に是非挑戦してみませんか?(⌒∇⌒)
※この方法&セット方法の考え方はあくまでも私:Shihoの産卵セットの組み方です。やり方は人それぞれですので、あくまでご参考程度にご覧頂けますと幸いです。m〈_ _)m※
※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。
これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m
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10月中旬。
ここ最近いきなり寒くなりましたねー。
ここ南国宮崎でさえも朝なんて特に肌寒いくらいです。
しかし秋の澄み切った山の空気が私を誘います、ということで昨日10/12に山へ行って来ました。
【10/12の採集】
季節は完全に秋。
黄色く色づいた柿が見事な彩を加えます。
ポイントに到着。
探して回ってみると、
ハルニレの樹皮隙間に潜るようにクワガタの姿を発見。
コクワガタ♀でした。
この時期になると、この花が山に咲き乱れます。
セイタカアワダチソウです。
蝶やハナムグリなどがまだこの時期でも集まって来ます。
こちらのハルニレの深い樹皮裏からは、
ヒラタクワガタ♂が入っていました。
敢えて計測はしませんでしたが、体長は約50㎜ほど。
歯も身体もカケ、擦れ満載で、この夏を生き抜いてきた姿が見受けられます。。
こちらのハルニレ木を蹴ってみると、
ポトっ
と軽い音。
探し当ててみると、
なんとノコギリクワガタ♂!
前回の採集では全く見つからなかったので、今シーズンはもう諦めムードでしたが、ここに来てまさかの復活登場!嬉しい限りです!^^
ギリギリ大歯型のとても綺麗な個体。
体長は♂50㎜前半位といった所でしょうか。
採集の途中で、とてもキレイな白いキノコを発見。
とても小さくて可愛らしいキノコでした。
こちらの木の隙間にもクワガタの姿を発見!
コクワガタ♂の大歯型
なかなか立派なコクワガタの♂でした。
体長は♂40㎜ほど。。
となりにあったハルニレ木。
このツタが絡まっている部分の隙間には、
小歯型のコクワガタ♂がいました。
そして、この木の裏側の部分を見てみると、
なんと今日2頭目のノコギリクワガタ♂を発見!
樹皮上を移動中?でした。。
途中、
アケビがピンク色に色づいて沢山実っていました。
収穫するとすればこの時期なんですね、覚えておこう笑^^
このような感じで、10/中旬の宮崎での野外採集を楽しみました。
今回は何といってもノコギリクワガタが復活して見れたことが嬉しかったですね^^
しかし今回はミヤマクワガタの姿が見られませんでした。
数的にも激減しているので、もうそろそろシーズン完全終了の足跡が聞こえて来そうです。。
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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「夏に採集したクワガタを産卵させてみよう」シリーズ。
今回は「国産ネブトクワガタ」の産卵セットの方法をご紹介して見たいと思います。
※国産ネブトクワガタは亜種:アマミネブトや沖永良部ネブト等多数ありますが、産卵方法に関しましては全て今回ご紹介するセット方法で産卵が可能です※
ネブトクワガタ、とても小さく、あまり格好よい印象はないかもしれませんが、それは小~中歯タイプでの事、大型の大歯タイプのフォルムは素晴らしく格好が良く、これを国産オオクワ位のサイズにしてみたら、国内一格好の良いクワガタと言っても過言ではありません。
※飼育方法につきましては、過去の日記記事と重複する部分(一部加筆&訂正あり)がございます。あらかじめ御了承下さいませ。
【飼育種】
和名:本土産ネブトクワガタ
学名:Aegus laevicollis
産地:日本国
<産卵セット時の方法>
【お勧めのマット】
黒土マット
【お勧めの容器】
クリーンケースM~L程度
【水分量】
手で握って土団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】
ケース底面7割程度固く詰めて上部3cmはフンワリと。
【設定温度】
25~28℃前後
如何でしたでしょうか?
上記が私の本土産ネブトクワガタの飼育方法です。
本土産ネブトはシーズン中に野外で採集したワイルド♀から持ち腹で産ませようとすると、なかなか産まないことが多いと言われています。
一説にはネブトクワガタの♀はシーズン開始したら、まずは産卵を済ませてから木に付くと言われていることもあるみたいです。
なので木に付いているワイルドの♀を採集して産卵させても、既に産卵終了している個体なので産まないとか・・・。
真偽の方ははっきりとは分かりませんが、確かにワイルドものの♀をそのまま産卵させた場合、なかなか手強いのは事実です。
ちなにみ実際私の所でも、累代ものの個体の場合、意外にあっさりと産んでくれた経験があります。(本土ネブトと奄美ネブト)
それか何か上手く産ませるコツがあるのかもしれませんね。
皆さんも国産のネブトクワガタの採集個体を持っていらっしゃいましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。
※この方法&セット方法の考え方はあくまでも私:Shihoの産卵セットの組み方です。やり方は人それぞれですので、あくまでご参考程度にご覧頂けますと幸いです。m〈_ _)m※
使用したアイテム
2023年10月10日
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使用したアイテム
プリンカップ, 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 飼育ケース, 黒土マット(昆虫マット・発酵マット)
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