生き物散策記 2023年【No.8】トドノネオオワタムシ(雪虫)、タテハモドキ(秋型)、シーボルトミミズ、ゴマフリドクガ幼虫【九州:宮崎県】

生き物散策記シリーズのご紹介です。

 

【散策記:出逢った生き物たち】

 

山中を散策していた時、目の前に何か白い綿毛のようなものが飛んでいました。

トドノネオオワタムシ(通称:雪虫)
【2023/12/10:宮崎県某所:観察者:Shiho】

この小さい綿毛の正体はアブラムシ科に属するトドノネオオワタムシという種類の昆虫でした。白い綿毛をまとって飛び交う姿から、「雪虫」との愛称でも呼ばれております。

その時の様子を動画撮影してみました。

スマホで撮影しているのと、被写体が小さすぎて(1㎜程度)ピントが合っていません、雰囲気だけでもご覧頂ければ幸いです💦m(__)m

 

 

そして、この雪虫と同じくこの寒空の中舞っていたのが、

タテハモドキ(秋型)
【2023/12/10:宮崎県某所:観察者:Shiho】

ここ宮崎では普通に見られる蝶ですが、元々は南西諸島付近でよく見られていた蝶で、温暖化のせいか活動域を北に広げているらしく、関東でも稀に迷蝶として見かけることもあるそうです。

目玉のような模様がとてもユニークですよね^^

 

 

落ち葉を少しめくってみると、

シーボルトミミズ
【2023/12/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】

青紫の大型ミミズ、シーボルトミミズが姿を現しました。

この子はまだ少し小さめのような気もしますが、大きくなると30㎝にもなる大型のミミズです。

生息分布は主に西日本。ここ宮崎では山では普通によく見かけるなじみのミミズです。

こちら(宮崎県)だけかもしれませんが、昔からシーボルトミミズではなく「カンタロウミミズ」とも呼ばれており、ここ宮崎ではその名の方が馴染みが深いかもしれません。。

 

 

ゴマフリドクガ幼虫
【2023/12/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】

アカメガシワの葉の上で見かけたのは、2~30㎜くらいのトゲトゲしい幼虫。

いかにも毒もってますって感じがして調べたら、おそらくゴマフリドクガっていうドクガの幼虫でした。

体色は色鮮やかでキレイ、やはり「キレイなものには棘がある」とはよく言ったものですね^^💦

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

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