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今回はサビイロカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。   【サビイロカブト♂参考画像】   【サビイロカブト...続きを読む

今回はサビイロカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。

 


【サビイロカブト♂参考画像】

 


【サビイロカブト♀参考画像】

 

【飼育種】
和名:サビイロカブト
学名:Allomyrina pfeifferi celebensis

 

ちょっとマイナーなかんじもするサビイロカブト。

小型種ですが、体色、体毛と言った方がよいのか、ビロード調のフサフサした毛並みが触り気持ちよい可愛いカブトムシです。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット完熟マット
【使用する容器】
♂♀:500cc程度のブロー容器やプリンカップ
【エサ交換回数】
♂:途中1~2回程度
♀:途中1~2回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)
【設定管理温度】
25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)
【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年25℃前後での管理下)

♂:約6~10ヶ月程度
♀:約6~10か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさにより誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、エサ(マット)さえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

 

管理温度にもよりますが、過去の飼育では25℃前後の管理下(きのこマット、完熟マット使用)で約6~10ヵ月程度で羽化してくれました。

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット
【セット期間】
開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
【産卵に使用するケース】
小~中ケースクラス
【産卵管理温度】
25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)

 

 

【セット方法】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵自体はとても容易な種だと考えます。

 

サビイロカブトの場合、私は採卵ではなく、一定期間放置しておいての割り出しをしております。

目安としては、産卵セットから約1か月半~2か月程度です。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫が見られる可能性も高いでしょう。(※参考画像)

 

 

如何でしたでしょうか?

今回はサビイロカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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今回はカネギエーテルノコギリクワガタの飼...続きを読む

今回はカネギエーテルノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:カネギエーテルノコギリクワガタ♂】  ...続きを読む

今回はカネギエーテルノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:カネギエーテルノコギリクワガタ♂】

 

飼育種】
和名:カネギエーテルノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus kannegieteri

 

小型種で、色合いも美しく可愛いノコギリです。

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
プリンカップ300㏄程度、ブロー容器500㏄程度もあれば十分
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~8か月程度
♀:約6~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれますが完熟マットでもOK。

小型種なので、 500cc程度もあれば十分。

 

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令投入位ならばほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は20~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているカネギエーテルノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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11月に入り、朝夕は寒さを増してきました...続きを読む

11月に入り、朝夕は寒さを増してきました。 私が在住する宮崎でも朝は特に寒く、平野部でも10℃前半になることも多くなって来ました。 しかし日中はまだ20℃前半ま...続きを読む

11月に入り、朝夕は寒さを増してきました。

私が在住する宮崎でも朝は特に寒く、平野部でも10℃前半になることも多くなって来ました。

しかし日中はまだ20℃前半まで気温も上がることもあり、朝と昼の寒暖差が激しく感じます。

しばらく採集に行ってなかったので、今シーズンの採集納めの挨拶も含めて、行ってみることにしました。

 

【11/13の採集】

 

この時期ならではの風景。

熟した柿の実がたわわに実っています。

 

ポイントに到着し、

 

木々をチェックして見ると、

 

意外とすぐに、

樹液に来ているゾウムシの姿を見つけました。

まだ虫は活動しているようです。

 

虫を見つけたことでテンションも上がり、

 

木々をチェックしていくと、

 

樹皮裏の小さな隙間から、黒い背中を見つけました。

周りの樹液は発酵していて、マヨネーズっぽい匂いがします。

おそらくコクワガタだと思いますが、敢えて取り出さず、そのまま撮影だけに留めました。

 

ようやくクワガタを発見出来、嬉しくなりましたが、

 

その後は全然見つかりません。。。

 

クワガタを探している途中に、

 

アケビや、

 

真っ赤に熟れたカラスウリ等を見つけました。

 

こういった風景を見ると、ますますシーズンの終わりを感じてしまいますね。。

 

もうクワガタはいないのかな・・

 

と諦めかけた時に、

 

クヌギの樹皮裏に、コクワガタ♂の姿を発見!

なかなか大きく、♂40㎜前半程度はあったかと思います。

 

こうして約2時間程度、11月の採集を楽しみました。

出逢ったクワガタは2頭と寂しいものがありましたが、今シーズンも沢山楽しませて頂きました。

 

最後に、

毎年恒例のお神酒を山の神様に捧げて、今シーズン採集納めのお礼と感謝を申し上げました。

 

今シーズンも沢山の出逢いがありました。

もう長年採集を続けていますが、毎年毎年違った出逢いがあり本当に飽きが来ません。

また来年どのような出逢いがあるのか、既に今からもう楽しみです。

この気持ちはいつまでも忘れずに今後も採集を楽しませてもらおうと思っております。

 

山の神様、今シーズンも本当にお世話になりました!
来年もよろしくお願い申し上げますm(__)m

 

※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

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2020年11月13日

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今回はホソアカ種、メタリフェルホソアカク...続きを読む

今回はホソアカ種、メタリフェルホソアカクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:メタリフェルホソアカクワガタ♂】 &...続きを読む

今回はホソアカ種、メタリフェルホソアカクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:メタリフェルホソアカクワガタ♂】

 

【参考画像:メタリフェルホソアカクワガタ♀】

 

 

【飼育種】
和名:サバゲノコギリクワガタ
産地:ペレン島、スラウェシ島
   ハルマヘラ、サンギール等、

 

色虫の代表格の一つとされるメタリフェルホソアカクワガタ

小さいボディに似合わない大きな大顎をもつ風貌はクワガタ種の中でも異彩を放つ存在です。

産地も多数あり、産地によって体色などの特徴が異なります。

一般的に流通の多いブロンズ系色が多く見られるスラウェシ産、体色にブルーやグリーンの個体も見られるペレン島産。

一番の輝きを放つと言われるサンギール産などなど。。

 

 

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
600~1100㏄程度
【えさ交換回数】
途中1回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約5~7か月程度
♀:約7~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマット、完熟マットでOK。

あくまで私の飼育方法ですが、私は菌糸ではなく、マットで育てています。

 

初令幼虫をまず600㏄程度に入れて約4~5ヶ月ほど管理。

その後羽化の事も考えて私の場合は♂は1100㏄に投入します。

もちろんより大きな1400cc程度の容器で管理した方が一番良いのですが、場所とスペースの事を考えて、あえて1100ccの容器で管理っするようにしています。

ただ2本目の1100㏄で管理した際は、特に大型の幼虫個体の場合は、最後の蛹化時にボトルを横に倒しました。

その際、ボトルの上面(ふたぎりぎり)までマットを追加投入し、隙間をなくしました。こちらの推測どおり横長に蛹室を作ってくれてそのまま蛹化~羽化。長い体長でも問題なく羽化出来ました。

 

管理温度は20~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているメタリフェルホソアカクワガタの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではなくホソアカクワガタの入門種と言っても過言ではないかと思います。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回はファブリースノコギリクワガタの飼育...続きを読む

今回はファブリースノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:ファブリースノコギリクワガタ♂】   ...続きを読む

今回はファブリースノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:ファブリースノコギリクワガタ♂】

 

【参考画像:ファブリースノコギリクワガタ♀】

 

 

【飼育種】
和名:ファブリースノコギリクワガタ
産地:ペレン島
   タリアブ島(タカクワイ亜種)

 

色合いが素晴らしくキレイなノコギリです。

ペレン島産のファブリースは中型程度ですが、タリアブ島産のファブリース・タカクワイ亜種は大型になります。

比較的流通も多い種です。

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

 

それでは私個人のやり方ではございますが、幼虫飼育方法と産卵方法をご紹介してみたいと思います。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
プリンカップ860㏄、ブロー容器500㏄程度、800~1100㏄程度ボトル
【えさ交換回数】
途中1~2回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~12か月程度
♀:約6~10か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)、亜種の違いによって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれますが完熟マットでもOK。

マットを入れる容器もペレン島産のファブリースならば 500cc程度もあれば十分。

より大型を作出させたいのならば、少し大きめの800㏄ボトル位を使うと良いと思います。

 

マットに劣化等の痛みなどがなければ、2令投入位でほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は20~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

※ただしタカクワイ亜種を飼育する場合は、もう少し大きめの容器と時間をかければより大型になる可能性があります。

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

 

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私は主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているファブリースノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

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今回は南米のゴロファ(タテヅノカブト)種...続きを読む

今回は南米のゴロファ(タテヅノカブト)種の一つ、ゴロファ・ポルテリの飼育方法についてご紹介したいと思います。   【ゴロファ ポルテリ♂...続きを読む

今回は南米のゴロファ(タテヅノカブト)種の一つ、ゴロファ・ポルテリの飼育方法についてご紹介したいと思います。

 


【ゴロファ ポルテリ♂参考画像】

 


【ゴロファ ポルテリ♀参考画像】

 

【飼育種】
和名:ゴロファ ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ等

 

南米に生息するゴロファ(タテヅノカブト)種。
その中でも最も大型になるのが、このポルテリです。

小型が多いゴロファ種ですが、このポルテリに至っては大型になります。

また♂に至っては体色も光沢があり色艶も素晴らしく美しいです。

♂の綺麗な色合いに対して♀は黒っぽいのもまた面白いと思います。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット完熟マット
【使用する容器】
♂♀:1800㏄程度のブロー容器
【途中エサ交換回数】
♂♀:途中4~5回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)
【設定管理温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年20~25℃前後での管理下)

♂:約12~17ヶ月程度
♀:約11~13ヵ月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさにより誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的容易な種。

マットさえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

他のゴロファ種の大体の種は一年もあれば羽化しますが、ポルテリの場合は大型というだけもあってもう少し時間がかかる場合もあるようです。

私の所では♂83mmを羽化させるのに約17ヵ月かかりました。

その反面♀は約12ヵ月程度でした。

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット
【セット期間】
開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
採卵する場合は約2週間に一度の採卵
【産卵に使用するケース】
クリーンケースL程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
適量(手で握って土団子が出来、ぎゅっと握った際に指から水が染み出ない程度)

 

 

【セット方法】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵自体はとても容易な種だと考えます。

放置産卵させておいて、時期が来てからの回収も良いと思いますが、沢山卵を取りたい場合はやはり採卵した方が良いかと思います。

特に産卵セットで使用するケースが小さい場合は親がせっかく産んだ卵を動いているうちに潰してしまう可能性が高くなりますので、そういった場合はこまめに採卵してあげると良いと思います。

私は通常ゴロファ種は放置産卵で行っているのですが、ポルテリの場合だけは採卵する方法を取っております。

 

【採卵した卵の管理方法:例】

採卵した場合は、あくまで私のやり方ですが、上記のようにケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。

有精卵ならば孵化率も悪くなく結構沢山の幼虫が取れます。

 

【採卵せず放置しておての割り出しの場合】

ケースの大きさが広く、かつマットの劣化なども見られなければ、数か月(~2か月位)放置しておいて産卵セットを解除するのも良いと思います。

人間の手で採卵管理しているのと違い、ほぼ自然な状態で孵化するので孵化率も高くなると考えます。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫が見られる可能性も高いでしょう。(※幼虫は参考画像)

 

 

如何でしたでしょうか?

今回はゴロファ種、ゴロファ ポルテリの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

是非皆様も機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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今回はアフリカのノコギリクワガタアフリカ...続きを読む

今回はアフリカのノコギリクワガタアフリカのノコギリクワガタ、サバゲノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。   【参考画像:サバゲノコギリ...続きを読む

今回はアフリカのノコギリクワガタアフリカのノコギリクワガタ、サバゲノコギリクワガタの飼育方法をご紹介したいと思います。

 


【参考画像:サバゲノコギリクワガタ♂】

 

【飼育種】
和名:サバゲノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus savagei

 

色合いが素晴らしくキレイな中型ノコギリです。

比較的流通も多い種です。

飼育は産卵、幼虫飼育共に容易な種です。

しかし、ただ一つ注意点があります。

これはあくまで私の経験なのですが、このノコギリ、交尾の際の♀殺しが無茶苦茶多いんです。

1♂に5♀以上殺されてしまった事があります。交配の際の同居時間を長くしておくには注意が必要です。

 

★★幼虫飼育★★

 

【お勧めのエサ】
菌糸、きのこマット、完熟マット
【飼育容器】
プリンカップ860㏄、ブロー容器500㏄程度、800㏄程度ボトル
【えさ交換回数】
途中1回程度(※マットの劣化や状況による)
【設定温度】
20~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約6~10か月程度
♀:約6~8か月程度

※あくまで目安です。♂♀、管理環境(管理温度、飼育するエサ等)によって個体差があります※

 

幼虫飼育はとても容易な種だと感じてます。

菌糸(Basicでもelementでも可)でもOK。

マットでも弊社のマットでは、きのこマットでよく育ってくれますが完熟マットでもOK。

マットを入れる容器も 500cc程度もあれば十分。

より大型を作出させたいのならば、少し大きめの800㏄ボトル位を使うと良いと思います。

 

マットに劣化がなければ、2令投入位でほとんど羽化まで交換無しで羽化してくます。

管理温度は20~25℃程度 で管理。夏場の高温と冬場の極度の低温には注意が必要です。

 

 

では次に産卵セット方法についてご紹介してみたいと思います。

産卵セットはマットのみで産卵させるやり方と、材を入れたセット方法の2パターンがあると考えます。

 

★★産卵方法★★

<マットのみを使用した産卵方法>

【産卵に使用するお勧めマット】
完熟マット、黒土マット
【産卵に使用するケース】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を深さ7割位で固く詰める。
残りの1割程度はフンワリと。

 

セット方法を画像付きでご紹介します。

 

産卵セットに使用するケースの準備。
今回はクリーンケースを使用します。

IMGP7733

 

マットを大きなケースに出します。
IMGP7700

 

ケース底面を固めていきます。
IMGP7706

 

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
IMGP7707

 

転倒防止のハスクチップを入れます。
IMGP7708

 

ゼリーを入れます。
IMGP7710

 

 

 クリーンケース使用の場合は間に新聞紙を挟んでセット完了

IMGP7724

 

セット方法を図示するとこのような感じです。

matsanranset

 

次に材を使用した産卵セット方法のご紹介です。

 

<材を使用して産卵セットを組む場合>

 

【お勧めのマット】
完熟マット、黒土マット
【お勧めの材】
コナラ、クヌギ、レイシ、カワラなど
【お勧めの容器】
クリーンケースS~M程度
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

 

セット方法の具体例をご紹介してみます。

 

まずは使用する材を用意。

こちらはクヌギ材になります。
少し柔らかめの材がお勧めです。
IMGP7730

 

次に材の皮を剥きます。
IMGP7731

材の皮は剥かない方もいらっしゃると思います。自然界では当然皮などは剥けていないので、より自然のままのセットをお好みの方はそのままセットするというやり方もありだと思います。

 

材を水に浸します。
IMGP7736

あくまで私のやり方ですが、私は材を水に浸す時、そこまで長い時間はかけません。

目安は水に浸している途中で材を取り出し、実際に持ってみて、重量的に十分に水分が含まれているかどうかをみて判断します。

 

IMGP7737

実際に手に取って水分の染み込み具合を確認します。

これは感覚的なものなので、どれ位とご紹介するのはとても難しいです。

もし敢えて時間的に言うならば、あくまで私のやり方になりますが、早くて5分、長くても10分位といったところでしょうか。

 

水から出した材を縦に置き、陰干しします。
IMGP7739

これも私的にはあまり時間はかけません。
元々長く水に浸していませんので、陰干しもごくわずかの時間です。
敢えて時間的に言うならばやはり5~10分程度でしょうか。

 

次にマットを準備します。

IMGP7740

今回は材に産ませるようにセッティングしますので、マットはある程度なんでも可能ですが、幼虫が材から出て来て、こぼれ落ちてしまった場合、マットでも食せるように敢えて発酵マットを使用します。

弊社のマットでのお勧めは、完熟マット、黒土マット。

 

材を入れます。今回は2本のクヌギ材です。

IMGP7742

 

材の周りをマットで埋め込みます。
IMGP7744

 

上から見た画像
IMGP7745

マット産みの傾向も強い種類では、材の横より下の隙間もマットを固く詰めると良い傾向があります。材に気に入らなればマットにも産んでくれますので・・・。

 

後は上に転倒防止のハスクチップを敷きます。
IMGP7746

 

ゼリーを入れます。
IMGP7748

 

後は親♀を入れフタをします。
IMGP7755
今回はコバエシャッターを使用してみました。

 

セット方法を図示すると以下の様な感じです。

(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
zaisanranset

 

産卵セッティングに関しては上記の2パターンのいずれかでセットを組めば大丈夫だと思います。

私はサバゲノコギリの場合は、主にマットのみの産卵で行っていましたが、材を入れてのセットも有効です。

♀によは個体差があり、はマット産みを好む個体、材産みを好む個体がいるようです。

材を入れて産卵させる場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。

 

 

 いかがでしたでしょうか?      
 
以上が私が行っているサバゲノコギリの幼虫飼育&産卵方法です。

特別難しい種ではないと感じています。

皆さんも是非飼育に挑戦してみては如何でしょうか?(^^)

 

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現時点での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m ※

 

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気付けばもう10月も末。 昆虫採集シーズンも終わり、今度はブリードに時間をさく時間が多くなって来るように思えます。 今回より少しづつではありますが、お客様よりご...続きを読む

気付けばもう10月も末。

昆虫採集シーズンも終わり、今度はブリードに時間をさく時間が多くなって来るように思えます。

今回より少しづつではありますが、お客様よりご質問などがあったクワガタ、カブトムシ等、各種の飼育方法についてご紹介してみたいと思います。

あくまで私:Shiho個人の考え方ややり方ですので、ご参考程度に見て頂ければ幸いです。

 

ゾウカブト種:エレファスゾウカブトの飼育方法についてご紹介したいと思います。

 



【エレファスゾウカブト♂参考画像】


【エレファスゾウカブト♀参考画像】

 

【飼育種】
和名:エレファスゾウカブト
学名:Megasoma elephus

 

ゾウカブト種は沢山ありますが、その中でも代表的なのが本種。

ビロード調の黄土色のフサフサした体毛で覆われれるボディは美しいの一言。

体長ではヘラクレス種には負けますが、身体の幅では負けません。

まさにゾウカブトの名前にふさわしい種だと言えると思います。

 

 

★★幼虫飼育★★

幼虫飼育は、私は以下の様な方法で行っています。

 

【使用するお勧めエサ】
きのこマット完熟マット
【使用する容器】
♂♀:1800ccブロー容器~クリーンケースS程度
【エサ交換回数】
♂:途中6~8回程度
♀:途中5~6回程度
(※マットの痛み、劣化、エサの減り具合により誤差あり)
【設定管理温度】
23~25℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)
【羽化までにかかるおおよその時間】
(※ 通年23~25℃前後での管理下)

♂:約18~24ヶ月程度
♀:約14~18か月程度
(※ 管理温度、エサ、湿度、大きさにより誤差あり)

 

幼虫飼育は比較的簡単で、エサ(マット)さえ切らさなければすくすくと育ってくれます。

 

上記は成長途中のエレファスゾウカブト幼虫。

まだまだ大きくなります。

 

管理温度にもよりますが、過去の飼育では23~25℃前後の管理下(きのこマット、完熟マット使用)で約1年半~2年程で羽化してくれました。

この温度帯でもなかなかの大型個体が羽化してくれましたので、もう少し温度を下げてじっくり育てきれればより大型化も望めるかもしれません。

 

 

★★産卵方法★★

 

次に産卵セット方法ですが、私は以下のような方法で産卵セットを組んでいます。

 

【産卵にお勧めのマット】
完熟マット黒土マット
【セット期間】
開始~約1ヶ月半から2ヵ月程度
採卵する場合は約2週間に一度の採卵
【産卵に使用するケース】
衣装ケース中~大クラス
【産卵管理温度】
25~27℃前後
【マット水分量】
適量(手で握って土団子が出来き、指の間から水が染み出ない程度)

 

 

【セット方法】


ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

 

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵自体はとても容易な種だと考えます。

こまめに採卵すれば、過去には多い時には100近く採卵出来たときもありました。

 

産卵セットで使用するケースが小さい場合は親がせっかく産んだ卵を動いているうちに潰してしまう可能性が高くなりますので、そういった場合はこまめに採卵してあげると良いと思います。

 

【採卵した卵の管理方法:例】

採卵した場合は、あくまで私のやり方ですが、上記のようにケースに穴をつくって卵を落とし込み、その上をマットで軽く覆います。

有精卵ならば孵化率も悪くなく結構沢山の幼虫が取れます。

 

【採卵せず放置しておての割り出しの場合】

ケースの大きさが広く(衣装ケース大クラス位)、かつマットの劣化なども見られなければ、数か月(~2か月位)放置しておいて産卵セットを解除するのも良いと思います。

人間の手で採卵管理しているのと違い、ほぼ自然な状態で孵化するので孵化率も高くなると考えます。

 

上手くいけばゴロゴロした多数の幼虫が見られる可能性も高いでしょう。(※参考画像)

 

 

如何でしたでしょうか?

今回はエレファスゾウカブトの飼育方法についてご紹介させて頂きました。

是非機会がありましたら、一度飼育してみては如何でしょうか?(^^)

 

※ この日記で紹介したやり方や考え方はあくまで私:Shiho個人の考え方によるもので、それを押し付けるものではございません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです ※

 

※ この飼育日記では過去にも同じ種類について飼育方法をご紹介しておりますが、過去で取り上げたデータと新しく公開したデータとでは、エサの種類、管理温度、羽化までにかかる日数などに差異が見られる場合がございます。

これは飼育をやりながら、私個人のやり方や考え方が変化しているということですので、今現在での私のやり方や考え方を参考にして頂くならば、一番最新の日付のデータをご参考にして頂けますと幸いです。ご了承下さいませ m(_ _)m

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ここ最近の日記で「クワカブの冬場の管理方...続きを読む

ここ最近の日記で「クワカブの冬場の管理方法」について「発泡スチロールを使用した簡易温室」「メタルラックを使用した簡易温室」等をご紹介して来ました。 これらは冬場...続きを読む

ここ最近の日記でクワカブの冬場の管理方法について発泡スチロールを使用した簡易温室」「メタルラックを使用した簡易温室等をご紹介して来ました。

これらは冬場の温度管理対策として、どちらも温源(熱を発する機器)を使用した簡易温室でした。

今回の日記では、そういったものを利用せず、もっと容易に冬場の管理が出来ないかを考えてみたいと思います。

 

※これはあくまで私、Shihoが考えうる方法をご紹介するもので、他にも様々な対策案があると思います。ご参考程度に見てもらえれば幸いです。またこの記事は過去にもご紹介したことがあります。一部重複しますことをご了承下さいませ※
 

 

冬場は当たり前ですが、気温が下がります。
気温が下がる中、温源を使用するエアコン管理や、簡易温室を利用せずに何とか乗りきる方法はないのでしょうか?

あくまで私が考えつく参考例(画像がなくてスミマセン)にはなりますが、いくつか具体例を挙げてみたいと思います。

 

 

【日中、日が当たる部屋の影になる場所に置く】

日中に日差しが入り、部屋全体が比較的暖かくなる場所に置くということ。

但し日光を直接当ててはダメです。
あくまで影の場所において下さい。
一度温度計を置いてその部屋がどれ位の温度になるか計ってみるのも良いでしょう。

 

 
 
【発泡スチロール箱やダンボール箱に入れて管理する】

管理する時、棚の上等でそのまま管理するのではなく、ダンボール箱や発泡スチロール箱に入れて管理するやり方です。

外からの見栄えは悪くなりますが、ダンボールや発泡スチロールは保温性があります。入れた周りの隙間などに新聞紙や綿などを入れても良いと思います。

 

 
【土やマットに埋めて管理してみる】

衣装ケースなどに菌糸ビンやケースに入った成虫などを入れ、その周りをマットや土、腐葉土などでフタの部分まで埋めるという方法です。

ここでのポイントは地面となるマットなどは固く敷き詰めないで、軽くフンワリと敷くのがポイントです。空気が含めばより保温性が高まると思いますので・・・。
 

 
【プチプチやアルミマットなどのクッション材等をケースや菌糸ビン等に巻く】

菌糸ビンや飼育ケース等に、プチプチやアルミマット(薄いやつ)などのクッション材等を巻いて管理する方法です。

寒さが直接当たらないように防護するといったやり方です。

衣装ケースなどに一緒にまとめて入れ、その周りを全体的に巻いても良いかとは思います。
 

 
【水を張った水槽や衣装ケースなどに入れる方法(温源利用する手もあり)】

夏場にはよく聞く方法です。
水を張った水槽や衣装ケースに上面が出るようにして水の中に入れます。

ただしこの方法は冬場はかなり水も冷たくなると思いますので、自然的な方法からは外れますが、熱帯魚の温度を保つ熱源を入れてやると良いかと思います。

これにより水が温められて適温になるかと・・。

サーモまでつなげれば、よりベストだと思います。
先日紹介した簡易温室が空気を暖めるバージョンならば、こちらは水を温めて利用するバージョンといった感じでしょうか・・・。
 
 

 如何でしたでしょうか?
正直、温源を使用した対策には及ばないとは思いますが、何もしないよりは少しは効果があると思います。

勿論他にも色々とやり方は沢山あると思います。
今回は実際の画像がなく、文面だけではわかりづらかったかもしれませんがご参考にして頂ければ幸いです。

皆さんも色々と工夫をしてこの冬を乗り越えましょう。(^^)

 

※管理のやり方には色々な方法があると思います。今回紹介したのははあくまでも私Shihoの考え方による管理方法についてのやり方&見解です。 あくまでご参考程度に見て頂けますと幸いです。

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2020年10月22日

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前の日記で、「Shiho自作の発泡スチロールで作る簡易温室」の作成方法をご紹介しました。 今回は発泡スチロールの大きさじゃ容量が足りないという方達の為に、ちょっ...続きを読む

前の日記で、Shiho自作の発泡スチロールで作る簡易温室の作成方法をご紹介しました。

今回は発泡スチロールの大きさじゃ容量が足りないという方達の為に、ちょっとワンランク上のメタルラックを使用した簡易温室の紹介をしてみたいと思います。

 

※あらかじめ御了承を得たいのですが、この記事は秋口になると毎年紹介しております。それゆえに何度もお目にかかられた方も多いと思います。

ですが、今年から始められたクワカブ初心者の皆様や当日記を初めて御覧になられている方達の為に少しでもお役に立ちたいと思い、しつこいながらも今年も紹介させて頂きたいと思います。

一部追記事項もありますが、大体の内容は例年と同じ重複しております。御理解&御了承の程よろしくお願い致します。

 

 

ではご紹介していきましょう。

 

出来上がった全体図からご紹介すると、

浜田温室1

このような感じで作成しました。

 

この温室を作成するのに、いくら予算が必要なのかを知りたい方も沢山いらっしゃると思いますので、作成時にかかった金額をご紹介してみたいと思います。

 

<材料>

メタルラック:150cm(中古)
 1個 ¥2000
フォーム(上下面&背面)
 1枚 ¥800
養生プラダン(左右側面&背面)
 2枚 ¥360(@¥180)
ビニールカバー(前面)
 1m×1.8m ¥380
プレートヒーター(中古)
 1個 ¥3000
サーモスタット(中古)
 1個 ¥1000
ファン:小型扇風機(中古)
 1個 ¥300
室内外用温度計
 1個 ¥1500

総合計金額 ¥9340

※金額は購入した際(2016年当時)の価格
 価格はあくまで目安です。

 

このような感じで温室を作成しました。

 

材料について一つずつ細かく紹介してみましょう。

※紹介してる材料は実物とは一部異なるものもあります。あくまでも参考画像です。ご了承下さいませ※

 

【メタルラック(150cmタイプ)】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

メタルラック150cm程の同様のタイプです。

一番下に温度の元(ヒーター)を入れますので、それの熱がスムーズに上に上がるように棚板は隙間のあるものが良いです。その点で言えばメタルラックは適任ですね。

 

【フォーム】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

フォーム

いわゆる住宅用の断熱材(発泡スチロール)の板です。

通常の発泡スチロールでも良いですが、住宅用のフォームはきめが細かく保温効果も強いですのでお勧めです。

この時は上面、下面、背面のみに使用しましたが、全ての面を覆ってもOKです。

 

【養生プラダン】

浜田温室素材4

養生プラダン

薄く柔らかめの断熱素材です。
コスト削減の為に左右側面に使用。
上記のフォームと比べると同じ大きさで価格は約1/5で済むのが魅力です。

 

【ビニール製カバー】

ビニールカバー1

柔らかめのビニール製カバー

切り込みを入れ、のれんのようにして前面のカバーとして使用しています。ほぼ透明なので中の様子がある程度見えるのも良いですね。

 

【プレートヒーター】

浜田温室素材3

プレートヒーター
暖房管理の必需品です。

これは実際に使用しているものと同型機。
ワット数は250Wあります。

温室用に使用するヒーターとしてはとても使いやすいタイプで、このW数ならば150cmメタルラックの容量程度ならば十分に温めてくれます。とても扱いやすいです。

 

【サーモスタット】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

温度調整の必需品、サーモスタット

中のヒーターにより温度が上がり過ぎると、設定温度を超えた時点でスイッチが切れ、設定温度からある程度温度が下回るとスイッチが自動的に入るというのがサーモスタット。

人がつきっきりでなくても自動で管理してくれるのでとても重宝します。

ちなみに上の画像のサーモスタットは約15年位前に私が使用していたもの。これを見ると当時の懐かしい記憶が蘇りますね。

 

【ファン:小型扇風機】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ファン(小型扇風機)です。
温室内の空気の循環に使用します。

ヒーターにより温めた空気は上に上がりますので、温室内はどうしても上部の方が温度が高くなります。

その温まった空気を循環させ、均一にするのがファン(小型扇風機)です。これを使用する事により温室内全体がほぼ均一な温度をキープ出来るでしょう。

 

【室内室外温度計】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

室内外用温度計

長いコードのあるセンサーで温室の内部の気温を計ると同時に、外気温も計る事が出来る便利もの。

温室内が今現在何度なのか、これがあれば一目瞭然です。

ちなみに上記画像の温度計は月夜野きのこ園で販売されているものと同じです。

 

以上がメタルラックを使用した温室の作成でした。

 

如何でしたでしょうか?

ここは宮崎県という事もありまして、宮崎県の冬の気温に適した温室作成をしております。

例えば、メタルラックの全ての面をフォームで囲めば、それ以上の保温効果は望めますが、南国宮崎県という土地柄、そこまでしなくても十分に保温効果が得られると判断した上での作成方法になっております。

温室も使う場所によって様々に状況(温度)が変わってきますので、その様子を見ながらご自分なりのオリジナル温室を作成すると良いでしょう。

道具を駆使して、お安く、丈夫でかつ便利な温室を作り、冬の寒さを乗り越えましょう!

 

※この温室作成方法はあくまで私個人の作成方法の一例です。 人それぞれによって考え方や方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。

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2020年10月19日

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