
9月に入りましたね。
私が住む宮崎でも種類によってはまだまだクワガタ達は見かけることは出来ますが、月夜野きのこ園本社がある群馬の方では、「朝がかなり涼しくなって来て、クワガタの姿はほとんどみられなくなりました」とのこと。
こういった話を聞くと、「今年も終わったのかなぁ・・」と寂しい気持ちになってしまいますね。
今年の夏に採集して大事に飼われていた虫達も、一部の種を除いて次第にお亡くなりになって来る頃だろうと思います。
野外採集をされて採集した大事な虫、もしくは飼育(ブリード)していた大切な虫が死亡した場合、皆さんはどうされていますか?
安らかに眠らせてあげるように土に還す方もいらっしゃるでしょう。
またあるいは思い出にと、その個体を大事に標本にしていつまでも手元に置いておくという楽しみ方もあると思います。
大切に育てた、夏の想い出のつまった大切な昆虫を大事に残したい。
そんな想いを形にするには「想い出標本」がおすすめです!
採集や飼育で大事に育てた虫達をきちんとした形にして残しておけば、虫に対して感謝の気持ちも愛着もこれまで以上にわいてきます。
今回の飼育日記では月夜野きのこ園でご紹介している「標本の作り方」についてご紹介してみたいと思います。
※この記事は毎年ほぼ同じ内容で掲載させて頂いております。今年より初めて標本に挑戦する方も多くいらっしゃいますので改めて掲載させて頂きました。記事内容&画像が重複しますことをご了承下さいませ※
でも標本って作るの大変そう・・・
そんなふうに思われがちですが、実は標本は「乾燥させるだけ」で大丈夫なんです。 ですのでここでの紹介は特別な薬品などの用意はいりません。このページでは月夜野流の標本作りをかんたんな3ステップでご紹介します!
★★★標本つくり方の3つのステップ★★★
ステップ① 「カチコチに固まった昆虫をほぐす(軟化)」
ステップ② 「昆虫針を昆虫に刺す(貫通させる)」
ステップ③ 「形を整える(展足)」
お亡くなりになってしまった昆虫は固く乾燥しているか、お亡くなりからあまり時間の経っていないものが良いです。 また、体がグニャグニャするものは腐敗防止の為にも一旦乾燥させてからの方が扱い易いです。
今回は乾燥して体が固くなっているものを用意しています。
〜用意するもの〜
①段ボールか発泡スチロールのような針が刺しやすい板
②固定用の針、マチ針でもOK
③使い古した歯ブラシ
④木工用ボンド(足が取れたりした場合の修復用)
⑤昆虫針、今回は6号というものを使います。
⑥有れば便利、ピンセットや先の細長い物、竹串や楊枝
⑦お亡くなりになった昆虫
まずは昆虫を洗いましょう!
お亡くなり後、そのままの状態で乾燥していますので、体に付いたオガやゴミを水で洗い流し、歯ブラシなどでキレイに汚れを取り除きます。
汚れを落としたら次に50~60度のお湯に漬けます。 (熱湯に入れてしまうと眼が白くなってしまいますのでご注意!)。昆虫の乾燥具合で柔らかくなる時間が変わってきますが、30分~1時間位で柔らかくなってきます。
足の先端の方から柔らかくなってきますので昆虫の足を動かしながら確認していってください。 まだ固いようであればさらに漬けてください。
足がだいたい動かせるようになったらお湯から引き揚げます。
昆虫がやわらかくなったらティッシュで水気をきって発泡スチロールの上に置きます(この時、足を全体に広げるように置きます)。 うまく広げられたら初めに1本昆虫針を刺します。 刺す位置は真ん中よりやや右です。真ん中だと背中の羽<翅>が開いてしまったり、形が崩れてしまいます。
結構固いので、抑えの板なんか有ると便利です。あと、ラジオペンチを使用するとより簡単かもしれません。(両手を添えると刺しやすくなります(1人での撮影のためここでの画像は片手ですが、、、)。
針の刺さり具合ですが、一旦上部の羽(翅)が貫通したら角度を確認します。前、後ろから確認して垂直に刺さっていれば、角度に気を付けて下まで貫通させます。 針の上部1.5cm位を目安にしてください。
ちなみに標本の道具で平均台という物があり、あると針の差し込みの時に便利です。
一番上段の大きいほうの穴に針の頭を差し込み、グイっと一気に押しつけます。
すると、丁度良い刺し具合になります。
さてお次は昆虫の形を整えていきます。まずは、このままだとクワガタが回転してしまうのでお尻の方を針で抑え、次にアゴをお好みで広げて針で固定します。標本の形は図鑑などに載っているものをお手本にするのがわかりやすくておすすめです。
では、後ろ足から形を整えていきます。
ここで一つポイントがあります。出来るだけ左右対称に整えてあげましょう!
それと、足をなるべく縦になるように針で固定します。ピンセットを使って整えてから固定すると上手くいきました。足の固定は針を十字に刺すと安定します。
そして、足の爪を開かせます。足の爪を開かせるとよりぐっと標本っぽく見えてきます。
次に中足です。この足も少し癖がついていたのでピンセットで少し引っ張りながら整えました。
もともと爪が開いている足は針の固定はしていません。
要するに整って乾燥出来ればそれで良いのです!
ここでポイント!「触角をお忘れなく!!」
私はついつい終わってから気がつくことが多いです、、、。
眼の下の方に折りたたまれているので、細い棒で出してあげます。
中足も整えて、なるべく左右対称にします。
整え終えたら、あとは乾燥させて出来上がりです。
乾燥する際は風通しの良い日陰で干してください。もともとの昆虫の乾燥具合にもよりますが、 2週間~1ヶ月が目安です(大きいものだと1ヶ月以上かかる場合もございます)。 また乾燥期間中に少しずれたりすることもありますので時々チェックして微調整しましょう。
同じ要領でメスも隣で整え(展足)ました。オスメスの形を揃えると奇麗に見えるのでおすすめです!
乾燥できたら標本箱に納めてみましょう。
自分の思い出が残るっていいですね~!うん、かっこいい!
※標本箱の中には一緒に防虫剤を入れる事をお勧め致します。
鑑賞用でだけでなく、 データも残したい場合はラベルを作成しましょう!
【野外採取の場合】①何時 ②何処で ③誰が採った
この3つが基本です。
【飼育の場合】①昆虫名 ②産地(~産) ③累代
やその他飼育中の管理の仕方など表記しておくとよいかもしれません。
ラベルは標本昆虫の針に一緒に刺しておきましょう。
他にも 想い出深いエピソードを記載しておくのもおすすめです! 自分なりに工夫したり楽しみながら標本を増やしていけたらより楽しめると思います。
ステップ① 「カチコチに固まった昆虫をほぐす(軟化)」
・昆虫は歯ブラシなどで水洗いする。
・50~60度のお湯に30分~1時間位漬けこみます。
・関節の動き具合で確認し、固いようならさらに漬けこむ。
ステップ② 「昆虫針を昆虫に刺す(貫通させる)」
・昆虫針を刺す時は支え板やラジオペンチを使うと刺しやすいです。
・貫通させる前に針の角度を垂直かを確認してから貫通させる。
ステップ③ 「形を整える(展足)」
・形を整えるにはまず昆虫が動かないよう大まかに固定してから細かい所を整えていく。触角を整えるのを忘れずに!
・乾燥期間の目安:乾燥にはオオクワ♀なら3週間が目安。オオクワ♂70mm程度の大きさなら1ヶ月以上。オオヒラタやオオカブトなど体長80~150mmのものは3ヶ月以上かかる場合もあります。元々の扱う昆虫の乾燥具合にもよりますので確認しながら乾燥させて下さい。
・データを残したい場合はラベルを作成、標本昆虫の針に一緒に刺しておく。
【ポイント】
・基本的にはルールは有りませんが、左右対称にする事や足の爪を開かせたり触角を整えるとより標本っぽく奇麗に見えます。
・有る程度数を並べるのであれば整える形に一貫性を持たせると並べた時に奇麗に見えます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
上記までは月夜野きのこ園HP上でもご紹介している「標本の作り方」です。
後はこんなのもあった方が良いな、こんなやり方もあるよ、と思うものをShiho的に少し補足してみました。
【酢酸エチル、もしくは除光液での防腐処理】
標本を作製するには死亡した虫を乾燥させるだけでも勿論大丈夫です。
月夜野きのこ園的には自然乾燥をお勧めしますが、中には防腐処理をしておきたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方達の為に防腐剤について少しご紹介しておきたいと思います。
防腐剤として主に使用されるものには、「酢酸エチル」もしくは「除光液」などがあります。
本来ならば、純度の強い「酢酸エチル」の方が望ましいのですが、こちらは劇薬の為、簡単に入手することが難しく、最近では薬店でも販売や取り扱ってくれない所が多いです。
上記画像は「酢酸エチル」
また取り扱っている場合にも購入には「用途説明」や「身分証明書提示」等、何かと手続きが必要な場合があります。
この「酢酸エチル」の代用品として「除光液」を使うという手もあります。
「除光液」とは女性が爪等につけるマニキュアなどを洗い落す液体のことで、この除光液の中には「酢酸エチル」が含まれているものがあります。
勿論「酢酸エチル」より効き目は強くはありませんが、それでも何もしないよりは効果はあると考えます。
こちらは化粧品店や薬店、場合によっては100円均一ショップでも販売しています。購入する際にも身分証明書なども必要ないので、とてもお気軽に入手することが可能です。
上記は100円均一ショップで入手した除光液。
★★酢酸エチル&除光液の使用方法★★
酢酸エチル、もしくは除光液を手に入れ、防腐処理の方法をご紹介します。
気密性の高いビンなどにティッシュペーパーを数枚入れ、そこに液を数滴~適量入れ、ティッシュペーパーに染み込ませます。液はなるだけ染み出ないようにし、気化させた蒸気で防腐処理を促します。
密閉したビンに入れたノコギリクワガタの死亡個体。
ティッシュペーパーは除光液の色を染み込んでピンク色になっています。
実は本当は、生きたままの生き虫を入れた方が防腐剤としての効き目は強いそうです。
ただし勿論入れた昆虫は死ぬことになりますが、呼吸器から防腐剤を吸い込むことで更に防腐効果が強まると聞いていますが、私には抵抗があり、ちょっと無理ですね。
【展足した後、標本を乾燥させる方法】
皆さんは昆虫を展足した後、どのように管理されていますか?
上記の説明でも書いているように展足が完成し、昆虫が乾燥するにはかなりの時間がかかります。
問題はその間の管理方法です。
もう10年以上前の話ですが、当時よく標本を作っていた私は、展足を終え、完成した標本を乾燥させていました。
当時はそのまま日の当たらない日陰に置いてそのまま放置しておいたのですが、まだ十分に中が乾燥していない間は腐敗臭がします。
その腐敗臭に引き寄せられ沢山のハエが外部からやって来て、結果的にそこに卵を産みハエの幼虫が沸き、標本がダメになったものも出てしまいました。
その時は酢酸エチルがあったので、生体の死亡後は酢酸エチルで防腐剤処理をしていました。最初は酢酸エチルの強烈な臭いでハエは集まらなかったのですが、時間とともに酢酸エチルの臭いは薄れていくので集まってくるようになりました。
なので、標本を乾燥している間、外部からハエなどの虫が集まらないようにしておく工夫も必要だと考えます。
そこで私はその後はタッパー等の気密性の高い容器の中で乾燥させるようにしました。風通しが良くありませんので、勿論外で乾燥させるより時間はかかりますが、ハエなどの外敵から守るには仕方ありません。
少しでも乾燥を助ける為、乾燥剤を入れておくと良いです。
きっちりとフタをして外部からのハエ等の侵入を防ぎます!
数ヶ月後、乾燥が終了し、標本が完成した後は、
標本箱に入れてみましょう。
きっちりと並ぶ姿はさぞかし美しいでしょうね。
昨年私が展足した標本個体
今回色々と標本作成について書いて来ましたが、特別なルールはないので、個々で色んな形にしても楽しいので、 是非、みなさんもチャレンジしてみてください!!(^^)
※この方法はあくまでShiho&月夜野きのこ園流のやり方です。人それぞれによってやり方は様々です。 あくまで参考として見ていただければ幸いです。
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
オオセンチコガネ
体長:約15㎜
【2024/8/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
山地で見つけた、お馴染みのオオセンチコガネ
いつもの赤紫色ではなく、この個体は珍しくブルー系統色。
このような色合いは「ルリセンチコガネ」とも呼ばれていて、奈良などでよく見かけるようです。
とてもキレイな色ですよね、とてもこれが糞虫とは思えません笑
キイトトンボ♂
体長:約40㎜
【2024/8/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
とても小さいキイトトンボ
黄色と薄緑のコントラストが美しいです。
キアゲハ
体長:約60㎜
【2024/8/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上に止まっていたのは、キアゲハ
傷ひとつなく美しい個体でした。
ハラグロオオテントウ
体長:約12㎜
【2024/8/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
山地のヤマグワの葉上で見つけたハラグロオオテントウ
大型のテントウムシで、とっても美しい!!
よく見かけるナナホシテントウは7㎜程ですので、その約1.7倍ほどもあります。
初めて見つけた種類でしたので喜びのひとしおです^^
シロスジコガネ
体長:約28㎜
【2024/8/26:宮崎県某所:観察者:Shiho】
海岸線の松の木の根元幹で見つけたシロスジコガネ
お髭が立派過ぎる!笑
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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さぁ、いよいよ8月も終わりですね~。
世間的にはもう夏休みも終わり、来週より9月に入ります。
秋シーズンの到来トと共にクワカブシーズンも終わりを告げるわけですが・・・。
いやいや、まだ終わりませんよ!
ということで、先日(8/25)クワカブ野外採集に行って来ました。
今回はその時の様子をご紹介します。
【2024/8/25の採集】
採集ポイントに着き、
最初に目に飛び込んできたのは、
ノコギリクワガタ2♂1♀
体長:未測定
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ハルニレの木に付くノコギリクワガタでした。
8月も終わりですが、まだこんな光景が見れるなんて・・
うん、まだまだイケるな!!
こちらのハルニレの木でも、
カブトムシ♀
体長:未測定
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
樹液に集まるカブトムシの♀が目に付きました。
この木の裏側を見てみると、
カブトムシ♂
体長:未測定
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
小型のカブトムシ♂の姿もありました。
樹液が無いところでしたので移動中だったのでしょうか?
そして、この木にある縦長のウロ内からは、
コクワガタ2♂
体長:約40㎜程
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大歯型のコクワガタ♂2頭が入っていました。
傷や擦れはありますがまだまだキレイな個体です。
そして更に、最後にこの木を蹴ってみると、
ポトポトッツ!!
と、2つの音。
探し当ててみると、
ミヤマクワガタ♂&♀
体長:未測定
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
小型のミヤマ♂と♀がペアで落ちて来ました。
このミヤマ♂はこの時期とは思えないほどしっかりと体毛も残っていました。
いやぁ、この木は当たり木でした!
カブト、コクワ、ミヤマと、1本の木で計6頭を見つけることが出来ました。
近くの木々には、
アケビの実がたわわに実っていました。
でもまだまだ青く、美味しく食べられるにはもう少し時間がかかりそうです。
こちらには秋の味覚、栗も落ちていました。
中身は既に無くなっていましたが、イガはまだ青いまま・・
うーん・・こんな青くで落ちても中の実は果たして熟しているのでしょうか?
しかし栗ももう落ち始める時期になってきたんだなぁ、とますます秋を感じさせられました。
こちらのクヌギの樹皮裏には、
ヒラタクワガタ♂
体長:約♂58.5㎜
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒラタクワガタ♂が入っていました。
60㎜には届きませんでしたが、なかなかがっちりした体格で肉厚!
良型でした。
この同じ木を蹴ってみると、
カブトムシ♂
体長:約♂76.5㎜
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ノコギリクワガタ♂
体長:約♂64.3㎜
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
なかなか大型のカブト♂とノコギリ♂が落ちて来ました!
どちらも大きかったので、落下音は結構大きく一瞬特大個体を期待してしまいました笑💦
この細めのクヌギの木からは、
ミヤマクワガタ♂
体長:約♂66.8㎜
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ノコギリクワガタ♂
体長:約40㎜
【2024/8/25:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ミヤマクワガタ♂とノコギリ♂の2頭が落下。
どちらも年季の入った感じのする、まさにシーズンを生き抜いてきた感じがしました。
と、このような感じで8月下旬の採集を楽しみました。
やはりかなり頭数は減って来ていますね。。
とは言っても場所によってはまだまだいることは居ます。
過去には9月に特大個体を何頭も採ったこともあるので、もうしばらくは楽しみたいと思います。
山の神様、今回もありがとうございました!m(__)m
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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月虫野外採集ギネス更新のお知らせです。
今回月虫ギネスを更新したのは、
月虫メンバー:こうちゃん
言わずと知れた、月虫メンバー最強採集者:こうちゃんです。
今回こうちゃんが採集ギネスを更新したのは、
ミヤマクワガタ♂
体長:約♂67.4㎜:※現ギネス個体
【2024/8/21:群馬県某所:観察者:こうちゃん】
久しぶりのミヤマクワガタの更新報告!
この時期らしく体毛なども擦れて熟年感たっぷりですが、耳状突起の発達も良いバランスの取れた個体です!
よくぞこの時期まで生き残っていたものです。。
前回までのしょうたが持っていた記録を更新!
♂66.7㎜→67.4㎜
と、0.8㎜サイズアップ!
ついにこうちゃんが、しょうたの持つミヤマギネス記録を更新!
そして、もう一つ、
スジクワガタ♂
体長:約♂32.0㎜:※現ギネス個体
【2024/8/21:群馬県某所:観察者:こうちゃん】
前回までの、こうちゃん自身が持っていた記録、
♂31.2㎜→32.0㎜
と、こちらも0.8㎜サイズアップ!
と、
こうちゃんのダブル記録更新となりました!
現時点の月虫野外採集ギネスは、
以下のようになっております!
月虫メンバー個人間の2024年度の記録は、
※ 各メンバー、記録の申告報告を受けたものだけ反映しております
こうちゃん保持タイトル
6部門【ミヤマ、ノコギリ、コクワ、スジ、アカアシ、カブト】
こうちゃんがしょうたが持っていたミヤマギネス記録を更新!
この時期に来て、ついにこうちゃんが現時点での「月夜野野外採集個体:オールギネスホルダー!」となりました。
現時点での6部門:完全独占ギネス達成です!
いや、これは素晴らしい!!
時期的にはもうお盆も過ぎ、シーズンも終盤になっていますが、ここに来て更に記録を更新して来ました。
諦めないその姿勢、それと大の採集好きなのでしょうね。さすが月虫メンバーの一員です!
今後、月虫メンバーの誰がこうちゃんの完全独占記録の牙城を崩せるのでしょうか?
時期的には厳しくなってくると思いますが、月虫メンバーの皆さんの底力、ご報告をお待ちしております。
こうちゃん、6部門制覇おめでとうございます!^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
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「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【アラカシ】【ヤナギ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第5回目:【アラカシ】【ヤナギ】の木のご紹介です。
【アラカシ】
<Shiho採集実績>
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン
カブトムシ
スジクワガタ
シラカシと同様、カシの木の種類、アラカシです。全体像、樹皮などほとんどシラカシと酷似しますが、葉っぱの形(鋸歯の位置)が若干異なるようです。
樹液はシラカシ同様ににじみ出るような感じで、サラッと薄い印象。木の個々の差もあるでしょうが、あくまで私が見てきた感じでは、アラカシよりもシラカシの方がまだ樹液力が強いような感じを受けました。でもそれも地域差や個体差があると考えます。
とはいえ、こちらも採集実績はあります。
種類的にはノコギリがよく付いています。
【ヤナギ】
ヤナギの枝や葉
ヤナギの葉の表側
ヤナギの葉の裏側
ヤナギの木の樹皮
ヤナギの群生
ヤナギの樹液に集まるカナブン多数。
それに蝶(サトキマダラヒカゲ)。
そしてノコギリクワガタ大歯型♂60mm前半位の個体が集まっています。
ヤナギに集まるカブトムシ♂と♀のカップル
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
ヒラタクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン
ヤナギの木。標高の低い場所~標高の高い場所まで幅広く見られます。河川敷や山間の川沿いに生えていることが多いですね。
ヤナギの木は日本には約30種類もあるそうです。良く知られていて有名なのはシダレヤナギですが、私がいつも採集するのはこのタチヤナギという種類です。
ヤナギの木、クワガタ、カブトムシはよく集まります。
標高の低い河川敷などではヒラタクワガタやカブトムシ、ノコギリクワガタなどをよく見かけます。
ある程度標高のある(標高約300m位)山間の川沿いでもよくタチヤナギ(宮崎県にて)を見かけます。その辺りではミヤマクワガタを中心にノコギリクワガタ、スジクワガタ等をよく見かけています。
更に標高の高い場所にあるヤナギの木ではヒメオオクワガタやアカアシクワガタなども捕獲出来るようです。
全国的にもよく生えている木ですので、覚えておいて損は無いはずです。
月夜野きのこ園がある群馬県:みなかみ町では河原付近では特に良く見かけ、沢山のクワガタ、カブトムシが集まっています。
この辺りではクワガタ、カブトムシが集まる木のエース格といっても過言ではないほどです。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【アラカシ】【ヤナギ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この日記上で述べている考え方や方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
コウモリ(アブラコウモリ?)
体長:未測定
【2024/8/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
お盆の頃、夜間、家の中に入り込んで来たコウモリ
調べてみるとアブラコウモリに近いような感じがしますが、色合いは体毛も白っぽく正確には分かりません。。
撮影しながら見ていたら、昼間でしたが元気に飛んで行きました笑
アカギカメムシ
体長:約20㎜
【2024/8/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
アカメガシワの葉上で見つけたアカギカメムシ
この種を紹介するのは2度目ですが、前回見つけた個体は白色で、今回は朱色系の色合いの個体でした。
大型のカメムシですが、とってもキレイな色合いです。
オキナワキノボリトカゲ♀
体長:約15㎜くらい(推定)
【2024/8/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
外出先で見つけたキノボリトカゲの♀個体
元々は沖縄に生息するオキナワキノボリトカゲですが、ここ宮崎県でも見られます。
だいぶ前(数十年前)から入り込んで、今ではすっかり定着しているようです。
普段見かけるトカゲとは違ってグリーン色がキレイな小さいイグアナみたいでとても美しいです。
ヤブキリ
大きさ:約38㎜
【2024/8/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上で見かけたのはヤブキリ
なかなか大きく立派な個体でした。
ホタルガ
大きさ:未測定
【2024/8/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
同じく葉上で見つけたホタルガ
蛾というと茶色のイメージですが、この種は一見蛾とは見えないような色合いをしています。
アオヒゲナガクチブトゾウムシ
大きさ:約6~7㎜
【2024/8/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上で見つけたアオヒゲナガクチブトゾウムシ
その名の通り長いヒゲ(触角)が特徴です。
色合いも薄いグリーンでキレイですよね。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
使用したアイテム

少し前になってしまうのですが、月虫メンバーのずーかーより採集個体の報告が入りました!
今回紹介してくれるのは、
月虫メンバー:ずーかー
月虫メンバーのずーかー!
ずーかーがご紹介する個体は、
カブトムシ♀
体長:約♀29㎜
【2024/8/9:群馬県某所:観察者:ずーかー】
あれ??
ギネス個体じゃなくて、チビギネス個体での紹介でした。
カブトムシ♀29㎜
画像では25㎜程を指しているのですが、ノギスの逆側で計測したせいで残念ながら頭部が上に数㎜はみ出してしまっています。
その点のマイナスを差し引いて計測しなおして、♀29㎜となりました。
ちなみに、チビギネスの方は私はあんまり詳しくはないので、ちょっと調べてみました。
本などで調べてみると♀は30㎜台~と書いてあるのがほとんど。
ビークワによる2023年度の野外採集でのカブト♀記録は27.5㎜
ギネス記録の27㎜には及びませんが、♀29㎜も相当に小さい個体です!
凄いぞ!ずーかー!!
チビギネスへの報告があったのは初めだけど、記録として残すのもちょっと検討してみる価値はありそうな気もします。。
ずーかーは、その他のクワガタ種の採集報告もありました。
ノコギリクワガタ♂
体長:約♀60.6㎜
【2024/8/10:群馬県某所:観察者:ずーかー】
アカアシクワガタ♂
体長:約♀39.2㎜
【2024/8/10:群馬県某所:観察者:ずーかー】
ノコギリクワガタ♂とアカアシクワガタ♂です。
どちらとも月虫のギネス個体には及びませんでしたが、それでもこの種ではずーかーの初記録!
そして、もう一方、
月虫メンバー:よっしー
月虫メンバー:よっしーからも採集報告がありました!
今回よっしーが採集したのは、群馬県ではなく埼玉県某所
お盆休み中に訪れた先での採集報告ということです。
カブトムシ♂
体長:約♂75.1㎜
【2024/8/12:埼玉県某所:観察者:よっしー】
シロテンハナムグリ4頭
体長:未計測
【2024/8/12:埼玉県某所:観察者:よっしー】
よっしーからカブトムシ♂&シロテンハナムグリ4頭の採集報告がありました。
シロテンハナムグリ、4頭がキレイに花びらのように並んでいますね。
良い光景です^^
現時点で、月虫メンバー個人間の各記録は以下のようになっております。
如何でしたでしょうか?
ずーかー採集の極小のカブトムシ♀、ギネスでなくチビギネスへの挑戦、そしてノコギリ♂とアカアシ♂の採集報告!
ギネスではなくチビギネスの方に報告が来るのはちょっと意外でしたが、採集の楽しみ方は人それぞれですのでこういった楽しみ方も十分にアリです!
そして、よっしーのカブトムシ♂&シロテンハナムグリ4頭の報告。
両方々も採集頑張ってるようですね。
ずーかー、よっしー報告ありがとう!
また更なる採集報告を待ってるよー!^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
※外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
※海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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月虫野外採集ギネス更新のお知らせです。
今回月虫ギネスを更新したのは、
月虫メンバー:こうちゃん
はい、こうちゃんです。
今回こうちゃんが採集ギネスを更新したのは、
コクワガタ♂
体長:約♂47.4㎜:※現ギネス個体
【2024/8/8:群馬県某所:観察者:こうちゃん】
今回はお得意のカブトムシではなく、コクワガタ!
前回までの、
♂47.1㎜→47.4㎜
と、0.3㎜サイズアップ!
現時点の月虫野外採集ギネスは、
以下のようになっております!
月虫メンバー個人間の2024年度の記録は、
※ 各メンバー、記録の申告報告を受けたものだけ反映しております
こうちゃん:5部門【ノコギリ、コクワ、スジ、アカアシ、カブト】
しょうた:1部門【ミヤマ】
前回までは、コクワガタの記録はこうちゃんとしょうたの2人が同サイズ(47.1㎜)で同率でしたが、ここでこうちゃんがサイズを0.3㎜伸ばし単独記録となりました。
もはや現時点でこうちゃんが所持していない記録はミヤマのみ。
ですがシーズンも既に終盤にさしかかっているせいもあり、なかなか厳しいところもあるかもしれません。
それに他のメンバーが底力を発揮するか・・・。
月虫メンバーの皆さん、シーズンもいよいよ終盤にさしかかって来てますが、もうひと踏ん張り頑張りましょう!
ご報告をお待ちしております^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
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※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
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夏に活動するのはクワガタだけではございません!
他にも魅力的な生き物たちは沢山います。
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
ミツギリゾウムシ♂
体長:約18㎜程度
【2024/8/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】
初めて見ました、ミツギリゾウムシ
とってもキレイなゾウムシで、お顔がとても特徴的です。
ムネアカセンチコガネ
体長:約13㎜程度
【2024/8/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらも初見のムネアカセンチコガネ
オオセンチコガネやセンチコガネはよく見かけますが、ムネアカは初めて。
その名の通り赤(朱色)の体色がキレイです。
コブハサミムシ♂
体長:約20㎜程度
【2024/8/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】
コブハサミムシ
尾にあるハサミが凄く立派ですね。
クロアゲハ♂
大きさ:約60㎜程度
【2024/8/6:宮崎県某所:観察者:Shiho】
クロアゲハ
宮崎では良く見るアゲハの一つです。
擦れや羽傷もありませんね。
撮影していてこれ以上近づいたら元気に飛んでいきました。
ヨツモンカメノコハムシ
体長:約7~8㎜程度
【2024/8/6:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヨツモンカメノコハムシ
ハムシの中でもカメノコハムシ種が好きな私。
透き通るような羽がとっても美しいです。
ハラビロトンボ♂
体長:約35㎜程度
【2024/8/6:宮崎県某所:観察者:Shiho】
名前の通りお腹が平べったく広くなっています。
小さいトンボですが、この子は♂個体。
青色の体色がキレイです。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
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使用したアイテム

「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【ミズナラ】【シラカシ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第4回目:【ミズナラ】【シラカシ】の木のご紹介です。
【ミズナラ】
形はコナラに似るがコナラより葉は大きい。
色もコナラより心なしか少し明るめ。
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン
ミズナラ。コナラより少し標高が高い所で多く見られる傾向があります。
私が通う採集フィールドでは、生えているもののそこまで数は多くなく、見かけるのはコナラの方が多いです。
しかしクワガタは集まります。採集実績はコナラとほぼ同じ種類ですが、ミズナラではミヤマクワガタが多く採れます。
樹液の出はコナラと似ていて若干ですが薄くさらっとした印象があります。でも時には荒い樹皮の割れ目などから樹液が噴出している所もあり、甘酸っぱい発酵臭がします。
コナラ同様、木の穴(ウロ)で採れるというよりも、木の枝や幹についているといったような感じでしょうか。よってルッキング採集や蹴り採集がメインの採り方となります。
【シラカシ】
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ
スジクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
カシの木の種の中のシラカシです。
樹液の質はにじみ出るような感じで、サラッと薄い印象があります。
シラカシの木は公園や神社などによく植えられており、時間が経つと結構な大木に育ちます。
私が通うフィールドにあるシラカシでは蹴ると主にノコギリクワガタが落ちて来ることが多いです。実際先日夜に採集に行った際、樹液にノコギリの大歯♂が付いて樹液を舐めていました。その他ではコクワガタ、ミヤマクワガタも採れる事があります。
シラカシの樹皮から染み出る樹液に付くノコギリ♂
(ノコのアゴ下の白っぽいのが樹液です)
また他の場所では、シラカシの周りには沢山のクヌギの木もありました。さすがにクヌギの木の樹液パワーには適わないようで、ほとんどのクワガタ、カブトムシはクヌギの樹液に付いていました。
でもその時もノコギリクワガタが2頭ほど付いていましたので、クワガタ、カブトを引き付ける樹液は間違いなく出すようです。とりあえずシラカシを見つけたら、まずはルッキングしてみると良いと思います。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【ミズナラ】【シラカシ】の木2種をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この日記上で述べている考え方や方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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