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ちょっと季節はずれですが、気付かぬ内に国産ノコギリクワガタが羽化していました。 【ノコギリクワガタ 熊本県産♂70.2㎜】 【飼育種】 和名 国産ノコギリクワガ...続きを読む

ちょっと季節はずれですが、気付かぬ内に国産ノコギリクワガタが羽化していました。

画像003 009 
【ノコギリクワガタ 熊本県産♂70.2mm】

【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus

産地:日本国熊本県産
累代:F2

【羽化体長】♂70.2mm
【使用したエサ】菌糸ビンBasic900
を2本使用

【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約11ヶ月程度

一昨年羽化した熊本県産ノコWF1個体達からの累代個体です。累代は同血統の兄弟同士での交配ですのでF2と表記させて頂きました。

野外品(ワイルド)の持ち腹からの産卵&累代は容易ですが、今回はWF1同士の交配でしたので、産卵の時から少し心配でしたが、産卵&
羽化形状とも問題なくいきました。

2008羽化のWF1個体同士を約10ヶ月近い休眠の後、2009の春に産卵セットを組み、そこから幼虫飼育が始まりました。
今回はBasic900
を使用しました。勿論添加剤は無添加です。

今回は管理場所を20℃位の所に置いて飼育しましたので比較的じっくり育て上げました。交換は途中の1回だけ、
1本の菌糸ビンをそれぞれ約5ヶ月ほど引っ張りました。低温気味だったので菌糸の劣化スピードも比較的遅く出来たのも良かったと思います。
サイズ的にも0.2mmですが70mmをオーバー出来たので一応合格点です。微少ですけどね・・・。それとボディの形も腹(下腹部)
もよくしまっていてそこまで腹ボテの傾向もありませんでした。

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やはり羽化したては傷も無く、とてもキレイなボディをしています。思わず何枚も撮影してしまいました。国産も味があっていいですね。(^^)

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先日の日記のレスにてkiさんより以下のよ...続きを読む

先日の日記のレスにてkiさんより以下のような質問がありました。 今年の七月からノコギリクワガタを飼い始めました。 shihoさん、初めてノコギリの産卵セットを二...続きを読む

先日の日記のレスにてkiさんより以下のような質問がありました。

今年の七月からノコギリクワガタを飼い始めました。
shihoさん、初めてノコギリの産卵セットを二回組んで結果が二回共「卵二つ、幼虫二匹」しかなく卵は二つ共お星様になってしまいました。多分マットにあまり潜らなかったのでマットかなぁと思ってきのこ園さんのマットを購入しようと思ってますが、どのマットがオススメか教えていただけますか???また、そのマットでそのまま幼虫飼育もしたいです。宜しくお願いします。

kiさん、レスありがとうございます。

ノコギリクワガタ産卵で、私がオススメする当園のマットは、くわマット=完熟マット>黒土マット>きのこマットという感じです。でも国産ノコギリならば、くわマット、完熟マット、黒土マットはほとんど大差なく産んでくれると思います。きのこマットでも勿論産みますが他のマットに比べて熟度が少し浅い為、オススメ度合いはこの順番になります。

過去の日記記事で紹介した国産ノコギリクワガタの産卵を少し再紹介しますので参考までにどうぞ。

【親情報】野外天然もの♀の単独産卵
【産卵に使用したマット】くわマット
【産卵に使用したケース】中ケース(W300×D195×H205)
【設定温度】25℃前後
【水分量】適量(多すぎず少なすぎず)
【産卵セッティング方法】マットのみでセット。ケースの高さ3/5を固く詰め、のこりの1/5をフンワリと。
【産卵結果】約50~60頭は取れました。

産卵セット方法を図示すると

 


クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

上記のようなセット方法になります。

もし仮に国産ノコギリでなく外国産ノコギリでも一部の種を除いては上記のようにマットのみでセットしてます。材を入れないと安心しないというならば、材を入れてセットを組んでも構いません。その場合は、




クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

 
こんな感じでセットを組めば良いかと思います。

それから幼虫飼育の場合、私のオススメは菌糸飼育ですが、マット飼育する場合のオススメは

きのこマット>くわマット>完熟マット>黒土マット

です。これは栄養価の高い順のオススメ度合いです。ただしこの方法はあくまでもShihoのやり方や感じ方ですので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。(^^)

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2009年11月9日

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いよいよ今日から5月。ますます昆虫シーズンに突入ですね。
日本でも南の暖かい県ではもうクワガタなど動き出している所でしょうか。今日は日本の虫、皆さんだれもが知っているノコギリクワガタの羽化情報です。


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【ノコギリクワガタ 熊本県産♂68mm】

【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus

産地:日本国熊本県産
累代:WF1(野外♀からの持ち腹個体)

【羽化体長】♂68mm
【使用したエサ】菌糸ビンE-1100を2本使用
【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して約9ヶ月(合計10ヶ月程度)

国産ノコギリクワガタ。飼育はとても簡単でマット、菌糸ビンどちらでも大きくなります。今回のこの個体は菌糸ビンE-1100で育てました。合計2本で68mm。70mmには少し足りなかったですが、まずまずの結果です。
菌糸ビン飼育だと羽化までの期間が早くなり、1年かかりませんでした。

この親虫は知人から譲って頂いた南国九州産。熊本県の天然採集ものを使用しました。
この親♀が採集されたのは時期早々の6月だったので野外での♂と交尾済みかどうか疑問だったのですが、産卵セットに入れると無事沢山の幼虫が回収出来ました。その時の産卵セットをご紹介します。

【親情報】野外天然もの♀の単独産卵
【産卵に使用したマット】くわマット
【産卵に使用したケース】中ケース(W300×D195×H205)
【設定温度】25℃前後
【水分量】適量(多すぎず少なすぎず)
【産卵セッティング方法】マットのみでセット。ケースの高さ3/5を固く詰め、このりの1/5をフンワリと。
【産卵結果】約50~60頭は取れました。

これからシーズンになると日本全国でノコギリクワガタの姿も見られます。
是非トライしてみて下さいね。(^^)

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