サタンオオカブトの飼育(産卵)第4回目(終了)
寒さも一段落してきました。4月です。いよいよシーズン突入間近ですね。今日はおなじみサタンオオカブトの産卵報告シリーズ、第4回目です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名:Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】4回目:10卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】3回目:2/28~3/28の約30日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
長く続いてきたサタンの産卵報告も今回が最後になりました。今回の産卵セット回収をもって♀の死亡が確認されました。
今回(第4回目)の採卵数は10卵でした。(すみません、デジカメの不調で今回画像がUP出来ませんでした。御了承下さいませ)
今回第4回目のセット期間は長めの1ヶ月程度を設けたのですが、♀が死亡間近のせいもあってか産卵数が思ったよりありませんでした。とはいえ、多数の卵を産んでくれたのですから十分頑張ってくれたと思います。大満足の結果でした。
今回のサタンの産卵結果をまとめてみました。
【採卵結果】
1回目:58卵
2回目:15卵
3回目:39卵
4回目:10卵
合計122卵
【産卵に関しての感想】
今回サタンオオカブトに使用したマットは完熟Mat
でしたが、問題なく順調に産卵してくれました。一昔前はワイルド品の方がよく産んでくれるという話も聞きましたが、
今回セットを組んだのはブリードものF2個体同士でのインラインブリード。
この累代でもまだ産卵数には影響はなく多数の産卵を確認出来ました。
セット方法としてはやはり一番大事なのは温度。低め(18~20℃)が適温のように感じました。水分量は多くも無く少なくも無く
(手でギュッと握って土団子が出来る位)でOK。湿度はそんなに高くありませんでしたが、これも問題なく大丈夫でした。
上記が今回のサタンの産卵結果でした。後は孵化数ですが、既に第1回、2回に採卵した卵が順次孵化してきています。
こちらはまた最終結果が分かった時点でまとめてご紹介したいと思います。(^^)
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