ラテラリスノコギリクワガタの飼育
羽化報告です。ラテラリスノコギリクワガタです。
【飼育種】
和名:ラテラリスノコギリクワガタ
産地:スラウェシ産
累代:CB
【羽化体長】
♂58mm
【使用した容器】
900ccブロー容器(径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】
途中1回
【設定管理温度】
23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約7ヶ月(合計9ヶ月程度)
野外入荷個体として良く聞かれるラテラリスノコギリです。何度も飼育していたのですが、当日記に紹介するのは2回目?なんですね。もっとUPする機会はあったのですが・・・。ラテラリスちゃんごめんなさい・・・。
さて、幼虫飼育はとても容易な種です。菌糸、マットどちらでも大丈夫です。今回はくわマットで飼育しました。マット飼育だったせいか、羽化まで9ヶ月ほどかかりましたが、菌糸ならばもう少し早く羽化してきたと思います。
背中の模様が3色に分かれており、とてもキレイなクワガタです。このラテラリスは亜種も沢山あり、顎の形状なども異なったタイプも出る個体もありみたいで、とても興味深いですね。
産卵ですが、マット産みでも十分なのですが、あくまで私が飼育した場合なのですが、材を入れたほうが結果が出ています。以下のセット方法ですね。
【産卵に使用したマット】
くわマットもしくは完熟マット+少し柔らかめの材2本
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM(W305×D195×H232)
【産卵管理温度】
20~22℃(若干低温気味)
【水分量(湿度)】
多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。
セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、実際のセットは材の大きさもありTの字でセットしました。これはどちらの方法でも構いません。)
このような感じでセットを組みます。上手く産んでいれば、1ヶ月~1ヶ月半程度で幼虫を回収出来ます。小型でとてもキレイなクワガタです。
機会がありましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)
1件のコメント »
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色系のラテラリスノコギリは綺麗ですね♪ shihoさんお久しぶりです。レインです。 先日メンガタクワガタの件でアドバイスして頂き、2♀で124匹と個人的には爆産?に成功しました。 あと、先日購入した国産オオクワガタの兵庫県産の70ミリペアは、丁寧な梱包で送って頂きありがとうございました♪今も元気に餌を食おります♪ 今回はヘラクレスリッキーの事でお聞きしたいのですが、先日御社で購入させて頂いた完熟マットを特大プラケースに底10センチ程固詰めで5センチ程柔らかくいれましたが、交尾済みの♀を入れても、潜ったと思ったらすぐに出てきてしまいます。 2週間弱経ってから割り出しましたが0でした。昨年はヘラヘラで繁殖したのですが何が駄目だったのでしょうか? ちなみに繁殖部屋の温度は26度です。リッキー♂は150ミリの23年5月20日羽化でリッキー♀は23年5月14日に羽化でハンドペアリングは9月に2回程させました。 完熟マットときのこマットを混ぜてみたりしたほうが産卵には良いのでしょうか? リッキー150ミリは御社のきのこマットにて羽化した個体です。 これからも御社の製品を愛用させて頂きたいと思っております。長々と失礼しましたが、よろしくお願い致します。
Comment by レイン — 2011年10月10日 @ 4:54 PM