パプアキンイロクワガタの飼育(幼虫飼育&産卵)
今日は久しぶりにパプアキンイロクワガタ=通称パプキンの飼育方法についてご紹介してみたいと思います。
パプアキンイロといえば、色を楽しむクワガタ虫として有名ですよね。♂も♀も色彩豊かで、とてもキレイな色合いを見せてくれます。下の画像は私が過去に飼育した個体達です。
とてもキレイですよね、サイズは小さいですが、まさに宝石・・・その名前が当てはまる虫達です。成虫は寒さ、暑さにも強く、日本の真冬の寒さにもある程度ならば耐えることが出来るみたいです。
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:イリアン、アルファックなど、産地多数
では、まずは幼虫飼育からご紹介します。
<幼虫飼育>
【お勧めのマット】完熟マット、くわマット、きのこマット、菌糸
【設定温度】20~25℃程度
【飼育する容器の大きさ】120cc程度のプリンカップでも十分です。
下に紹介した画像は私が120ccのプリンカップで羽化まで育てた画像です。2令投入でこのカップ1本羽化、羽化までに4~5ヶ月程度だったと記憶しております。
飼 育はとても容易、マット、菌糸どちらでも大丈夫です。菌糸の方が大型は出やすいですが、結構時間がかかってしまうような気がします。私はどちらかというと マット派です。設定温度ももっと低くても大丈夫ですが、♂♀を同血統で交配したい時には羽化ズレに注意が必要です。普通に飼育していても結構ズレてしまい ますので・・・。より大型を目指すならば広いスペースでどうぞ。。。
<産卵方法>
【お勧めのマット】くわマット、完熟マット、黒土マット
【設定温度】25~28℃程度
【産卵セットさせる容器】クリーンケースのSS~Sサイズで十分可能。
産卵もとても容易で、マットのみで沢山産んでくれます。セットの方法は図示すると
私の場合、産卵木は入れずに、そのままマット固めでセットします。クリーンケースS程度の容器で、50近く幼虫が取れるときもあるのでとても楽しいです。
こ~んな色合いの個体も生まれてきます。基本グリーンですが、見る角度によって様々な色合いを見せてくれます。
皆さんも機会がありましたら、是非チャレンジしてみて下さいませ。(^^)
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