2019年 今シーズン始まって最初の野外採集です。

野外採集といってもこの時期はクワカブは成虫では活動していませんので、採集フィールドの散策(下見&観察)というような感じです。

 

1月になってフィールドが恋しくなって来たので野外散策に行って来ました。

今回はその時の様子をご紹介したいと思います。

 

真ん中に見えるのは大きなハルニレの木。

この時期は葉もほとんど落ちて丸裸ですね。

 

 

それに対して、

こちらはクヌギの木。

ハルニレと違い、葉は落ちてはいませんがそれでも既に茶色に枯れてしまっています。

 

 

この時期は昆虫もほとんど活動はしないはずですが、

 

ミツバチが山茶花の花粉に集まっていました。

この時期でも活動するのですね~。

宮崎という土地柄暖かいからでしょうか?

 

 

小さなウロをチェック!

 

 

 

さらにこちらのウロもチェック!





しかしやはりウロや樹皮裏には何も姿は見られません。

 

 

となると、落ち葉下や倒木下なのでしょうか?

 

落ち葉をあさってみると、

 

ノコギリクワガタの死骸が見つかりました。

 

 

こちらには胸の部分。

茶褐色なのでおそらくはノコギリクワガタでしょう。

 

 

目につくのは、前回同様に赤いカラスウリなどです。

 

 

川の水も冷たそうですね~。

ここは山間部なので水も澄んでとても綺麗です。

 

散策していると、

道路に野生のニホンザルが降りて来ていました。

そういやぁ猿って冬眠しないんでしたっけ??

エサを探しているのでしょうか?

こちらの気配に気付いてすぐに見えなくなりました。

 

 

今回もこのような感じで2時間ほどフィールドを散策しました。

生き物の姿は少なく、見かけたのはミツバチやお猿さんだけ。

枯れ葉下や倒木下なども少し探してみたのですが、今回もクワガタの姿は見つかりませんでした。

 

しかしマイナスイオンたっぷりの山間のフィールド散策が満喫出来ました。

ともあれ今年最初の野外採集はこんな感じでした。

あと数ヶ月もすればまた賑やかになるでしょう。

 

今年もどんな虫達と出逢えるのか、今から楽しみです^^

 

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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