皆さんも大好きなクワガタ採集。

子供さんは勿論、大人の方まで夢中になってしまいますよね。

とても楽しい昆虫採集ですが、熱中しているとつい夢中になり気が付くと山の奥まで入り込んでしまいがちです。

そんな野外で注意しなければならないものの一つとして、マダニがあります。

 

野外採集の際、衣服に付いたマダニ

 

マダニは野外では草むらや木々、野生の動物などに生息しており、野外で活動の際いつの間にか付着してしまうことが多々あります。

ただ付着するだけならばそこまで警戒する必要はないのですが、マダニに噛まれることによって、様々な病原体を感染させる虫であることも有名です。

 

主なものの症例として、

・重症性血小板減少症候群(通称:SFTS)

・日本紅斑熱

・マダニ媒介性脳炎

・回帰熱

等が挙げれます。

特に一番上のSFTSは毎年死亡者が出ており、春~秋の間で良くニュースなどでも取り上げられています。

野外で活動する時は、どんなに暑くても、長袖や長靴、帽子、首回りにはタオルなどで肌の露出を出来る限り抑えることは必須です。

長袖・長ズボン

 

帽子

 

手袋

 

長靴

 

タオル

 

また同時に防虫スプレーなどの虫よけ剤も大事です。

昨今ではマダニに効く防虫スプレーもありますので、そういったものを使用すればより効果的だと思います。

 

そして、家に帰ったら、必ず着替えをしたり、シャワー等を浴びる等、清潔にして気を付けることも大事だと考えます。

もしマダニに噛まれてしまった場合は、無理に引き剝がそうとしないで、皮膚科に行くなどしてその後の処置をしっかりと行う事も大事です。

 

勿論、マダニ以外にも気を付けなければならない野外生物は沢山います。

蚊、アブ、スズメバチ、マムシ、イノシシ、クマ、ウルシ等々・・・。

危険なものは沢山ありますが、対策をしたり気を付けることによってより安全に野外での採集を楽しんでみましょう。

 

※この日記上で述べている考え方や方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって考え方や対策方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。

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