生き物散策記 2024年【No.13】マイマイカブリ、ヤナギルリハムシ、オオワラジカイガラムシ、ササグモ、タテハモドキ【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
3月に入りましたねー。
最近宮崎は雨も多く、雨の合間に出かけているような感じです。
スズランスイセン(別名:スノーフレーク)
我が家の庭では、今スズランスイセンがとてもキレイに咲いています。
春になり、色とりどりの花が咲き始めて来ましたね^^
さて、散策の話に戻します💦
散策をしていると、
地面で動く黒い影を見つけました。
マイマイカブリ
体長:約50㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
おおっつ!!
マイマイカブリです!
格好良いですね^^
マイマイカブリは各地域で色彩変化があり、東北や対馬辺りのものはとてもキレイなカラーが出ます。
その反面、ここ宮崎に生息しているマイマイは黒一色で地味な感じですが、原名亜種で大型になりやすいので価値が高いと言われる方もいらっしゃるようです。
マイマイカブリは冬は集団で越冬することで知られていますが、宮崎は通年を通して比較的温暖なので越冬する期間も短いように思えます。
今回のこの個体も元気に素早く動き回っていましたしね^^
同じく落ち葉の上、とは言ってもこれは、地面に落ちて積もっている落ち葉ではなく、ヤナギの木の間に堆積していた落ち葉なのですが、
ヤナギルリハムシ
体長:約4㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
メタリックブルー色のキレイなヤナギルリハムシを見つけました。
よく見かけるナナホシテントウやナミテントウよりは小さいですが、体色は負けてはいません。
とてもキレイな昆虫ですよね、私も大好きな種の一つです。
木をよちよちと歩き上がっていく虫を見つけました。
オオワラジカイガラムシ♀
体長:約10㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
後で家に帰って調べて分かったのですが、オオワラジカイガラムシという種類の♀個体だそうです。
てっきりまだ幼虫かと思ったのですが、これで立派な成虫だそうです。
♀はこのような感じの姿ですが、♂は全く違って立派なハチのような羽のある姿らしいです。
残念ながらこの時は全く知識が無かったので、周りにハチの様な♂がいたかどうかも覚えておりません💦
次回この♀を見つけた時には周りを注意深く見てみようと思います。
ササグモ
体長:約3㎜程度(手足入れず)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上にはササグモがいました。
結構どこにでも良く見かけるクモで、元気に動いていました。
柵上にはタテハモドキの姿を見つけました。
タテハモドキ夏型
体長:約25㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大きな目のような模様が特徴的なタテハモドキ
宮崎では結構数も多く、普通に見られます。
こちらもかなり勢いよく飛び回っていました、春の訪れが近いのを感じてるのでしょうかね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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