生き物散策記 2024年【No.8】スズキミドリトビハムシ、ゴマフリドクガ幼虫、ヨコヅナサシガメ幼虫、オオハサミムシ【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
桜の花
宮崎だけではないかもしれませんが、今の時期は種類によっては桜の花が沢山咲いています。
まだまだ寒い日もありますが、春が近いのを感じさせますね。
スズキミドリトビハムシ
体長:約3~4㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヤナギの木で見つけたのは、スズキミドリトビハムシ
とっても小さいハムシ種ですが、撮影した画像をじっくりと拡大してみると、とてもキレイな体色をしています。
あまりに小さいので、接写撮影をしようとカメラを近づけると、ピョン!と飛んで逃げてしまいます。
なかなか撮影泣かせの昆虫でした。
ゴマフリドクガ幼虫
体長:約10~12㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
同じ樹上ではゴマフリドクガ幼虫の姿も見かけることが出来ました。
相変わらず派手で毒々しい風貌をしていますね💦
次々に見て回っていると、
ヨコヅナサシガメ幼虫
体長:約12㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヨコヅナサシガメ幼虫の姿を見つけました。
羽が生えていないので成虫ではなく、まだ幼虫の段階ですね。
こちらも先程のゴマフリドクガ幼虫に負けない位の派手な体色模様をしています。
上画像とは別のヨコヅナサシガメ幼虫
こちらは狩りをしていました。
捕食対象となっていたのは、今回一番初めに紹介したスズキミドリトビハムシ
吻の先で突き刺しているのが分かります。
寒い時期ですが、活発に捕食活動も行っているようです。
と、思いきや、
こちらではそのヨコヅナサシガメ幼虫が集団で固まっていました。
これは良く聞く集団越冬ですね。
しかしこれはゴチャゴチャになり過ぎて、よーく見ないと何なのかわかりませんね💦
越冬する個体もいれば、まだ元気に活動して捕食している個体もいるんですね、奥が深いものです。
オオハサミムシ(残念ながらご臨終)
体長:約30㎜程度
【2024/2/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大型のハサミムシ、オオハサミムシの姿がありましたが、既にお亡くなりになり、菌に巻かれていました(合掌)
おそらくボーベリア菌、こいつは怖い菌ですよね💦
オオハサミムシは初見だったので、出来れば生きて活動している姿が見たかったですが、これも自然界。次回また会える日を楽しみにするとします。。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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