
前回の日記で、私:Shiho流ではございますが、「ビーディングネットの作り方 Ⅰ」をご紹介しました。
今回も同じビーディングネットの作り方の紹介なのですが、今回のは前回の作り方よりももっと簡単にあっという間に出来てしまうやり方をご紹介してみたいと思います。
【ビーディングネット作成方法 Ⅱ(Shiho流)】
【準備する材料】
卓上カバー(45㎝×45㎝タイプ)
価格 :¥110
ひも
価格 :¥110
ビニールテープ
※価格には含めず
以上、これだけでOKです。
【制作過程】
①卓上カバーを広げる
②両端にひもを対角線上に張って結ぶ
※この時対角線上に張るひもは↑図のように一度絡ませると良いです。
③各ひもの先端をビニールテープで固定する
④完成!
以上で完成です!
こんな感じで使用します。
とても軽くて、また前回作成紹介した洗濯ネット×竹平棒のものよりもサイズも小さいため、断然軽量です。
狭い場所などには最適ですね。
それにこのタイプの最大のウィークポイントは、何といっても折り畳み収納が出来る事です。
これにより持ち運びが非常に楽になりますね^^
如何でしたでしょうか?
今回は前回作成した「洗濯ネット×竹平棒」のものとはまた違ったビーディングネットの作成方法をご紹介しました。
一つだけマイナスポイントを挙げるとすれば、この卓上カバーは少し破けやすく耐久性に脆いように思われます。
それでも、狭い場所でも活躍し、よりコンパクトに持ち運び出来るので、これはこれでなかなか使えるのではないかと個人的にはそう思っております 💦
皆さんもビーディングネットを活用して様々な昆虫達を観察してみましょう^^
※今回ご紹介した作成道具や作成方法は、あくまでShiho流であり参考事例です。作り方には様々な方法がありますので、あくまでもご参考程度に見て頂ければ幸いです。ご了承の上ご覧頂ければ幸いですm(__)m
使用したアイテム

草木には直接目にしただけでは分からないような、小さな昆虫達が沢山潜んでいます。
例えば一例として、
・カミキリムシ
・ハムシ
・オトシブミ
・テントウムシ
・チョッキリ
等々種類も沢山あります。
それらを観察するための道具の一つとしてビーディングネットというのがあります。
このビーディングネット、ある一部の専門店などでは販売もしていますが、なかなか簡単には入手することが難しいです。
それならば自作していまおう!と思い、作ってみることにしました。
今回はその作成過程などをご紹介してみたいと思います。
【ビーディングネット作成方法 Ⅰ(Shiho流)】
【準備する材料】
・
竹平棒(約90~100㎝)
参考価格:@¥140×2=¥280
※竹平棒は熱を加えてアーチ状にするため、湾曲部分も考慮して少し長めのものを用意します。
洗濯ネット大(サイズ:60㎝×60㎝)
価格:¥110
※ 可能な限り目の細かいものを用意すると良いと思います。
針金(又はワイヤー)30㎝位×4本
※価格には含めず
結束バンド(20㎝位)×2本
※価格には含めず
ビニールテープ
※価格には含めず
では早速作ってみましょう!
【制作過程】
①全体的なイメージを作る。
まず洗濯ネットを60㎝×60㎝の形になるように切り抜きます。
この100均のネットは元々のサイズが60㎝四方なので、サイズは縮小する必要はありませんが、袋状になっているのでその半分片面を切り取り、利用します。
そして、竹平棒をネット上にクロスにするようにします。
大体の全体図イメージはこんな感じで仕上げていきます。
②竹平棒をアーチ状に加工する
本来真っすぐな竹平棒を加熱させながら湾曲を付けアーチ状に曲げて行きます。
③竹平棒とネットがすっぽ抜けないように針金で縛って固定する。
より固定を確実にするため、竹の先端中心部に穴を開けます。
④竹平棒とネットを針金で固定する。
先程明けた穴に針金を通し、ネットと竹平棒を一体化させます。
周りも含めてグルグルと針金で固定します。
⑥針金がひっかからいようにビニールテープをまきます。
こんな感じです。。
⑦完成!!
完成です!!
取っ手ともなる竹平棒もアーチ状に少し湾曲させることで、持ちやすくなっています。
こんな感じで、草木の真下に置き、上から草木を揺らしたり、何かで叩いたりして昆虫を回収するように使用します。
如何でしたでしょうか?
今回草木に潜む昆虫達を回収するビーディングネットを自作してみました。
制作費:約¥400程度
制作時間:約30分程度
竹平棒を使用することで、より軽くまた頑丈に仕上がりました。
市販のものと比べると、まだ頼りない感じもしますが、これでも十分活躍出来ます。
それでも市販のものより安価格で作成出来ますし、作成時間もそこまでかかりません。
今回は、更にそのビーディングネットを下にして上から叩く「たたき棒」も一緒に作成しちゃいました。
せっかくですのでご紹介しましょう。
【ビーディングネット用たたき棒(Shiho流)】
①今回たたき棒にはある程度太くて軽い枯れ竹を利用
枯れ竹
長さ:80㎝
重さ:200g
②防水対策と竹のささくれが手に刺さらないようにビニールテープをグルグル巻きしてさらに強化
完成!!
とても丈夫で、軽さは200gと、とっても軽いです。
これで長時間叩いても疲れませんね^^
たたき棒は基本的には何でも良いのです。
今回のようにわざわざ用意しなくても、現地調達した木の棒でも十分ですし、道具を使用せず手で揺らしたりするもの勿論アリです。
如何でしたでしょうか?
草木には直視しただけでは分からない色んな小さい昆虫達も潜んでいます。
皆さんもビーディングネットを作ってその昆虫達を観察してみましょう!^^
※今回ご紹介した作成道具や作成方法は、あくまでShiho流であり参考事例です。作り方には様々な方法がありますので、あくまでもご参考程度に見て頂ければ幸いです。ご了承の上ご覧頂ければ幸いですm(__)m
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
生き物は案外身近な所にもいるものです。
今回は身近も身近、自宅庭にどんな生き物がいるか探してみました。
【散策記:出逢った生き物たち】
我が家の庭には種類は少ないですが、
まだ開花前のツツジの木、右側が金柑の木。
左側がツツジの木、隣にはボケの木など。
大きなビワの木。
こういった木があります。(殺風景でスミマセン💦)
今回はこういった木にいる生き物を探してみたいと思います。
探す方法は、「ビーディング」という採集方法です。
ビーディング、この言葉だけ聞くと??と思うと思います。実際私もそうでした💦
この採集方法は、
葉や木上にいる生き物を、網やネット上に叩き落として採集する
という方法です。
【使用する道具】
ビーディングネット
ネット幅:60㎝×60㎝
叩き棒
長さ:80㎝
重さ:200g
この2つを使用して採集をします。
この道具は2つとも私が作成したものですが、こういったものを用意しなくても、ネットは虫網、叩き棒は木の棒など、何でも構いません^^
※これらの道具の作り方については、また別の機会でご紹介したいと思います。
【ビーディング採集のやり方】
やり方は、こういった感じで、
木の枝や葉の真下にネットを置き、上から叩き棒で叩いて生き物をネット上に落とす
こんな感じでするのがビーディングと言われる採集方法です。
この方法で生き物を探してみると、
モンチビゾウムシ
体長:約2㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ツツジグンバイ
体長:約4㎜程度(羽入れて)
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒメマキムシ
体長:約1.5~2㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ヒメカメノコテントウ
体長:約3~4㎜程度
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ワカバグモ
体長:約12㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/16:宮崎県某所:観察者:Shiho】
上記の生き物たちが落ちて来ました。
本当はこの他にもまだ多数いたのですが、主だったものだけ挙げてみました。
如何でしょうか?
今のまだ肌寒いこの時期でも、意外と色んな生き物が身近にいるものです。
皆様も生き物に興味があるのならば、探してみませんか?なかなか興味深いですよ^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
先日より続けている「海磯で生き物探し」編も今回がラスト。
ではご紹介したいと思います。
【散策記:出逢った生き物たち】
早速、浅い潮だまりで動くものを見つけました。
スジエビモドキ
体長:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ちょっと小さ目のスジエビモドキ
モドキの名はついていますが、立派なエビ。
本家のスジエビとは違い身体の縞模様線が薄め少なく付いています。
カメノテ
大きさ:未計測
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらの岩場の隙間には、定番のカメノテの姿を見つけました。
カメノテ、一見、貝のようにも見えますが、実はフジツボの仲間で、エビやカニに近い種だと言われています。
実はこのカメノテも、ここの漁場では採集はダメなやつだということらしいです。
場所によっては違うかもしれませんので、その地域の管轄の漁業組合に問い合わせてみると良いでしょう。
マツバガイ
大きさ:約50~60㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
かなり大きいマツバガイが岩肌にくっ付いていました。
腹側は白いアワビみたいな感じで、食するととても美味しい貝です。
ただこの貝もこの場所での採集はアウト。観察だけとしました。
ウメボシイソギンチャク
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
岩をひっくり返すと、現れたのは色鮮やかな真っ赤な梅干し!
和名でしょうが、ウメボシイソギンチャクというイソギンチャクの種の一つです。
水中下になると、真ん中の窪んだ所から沢山の触手を出し、獲物を採り込みます。
見た目は色鮮やかでとても美しいです^^
イシダダミガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
この辺りの海で最も見られる貝の一つ、イシダダミガイです。
貝殻の模様が「石畳」模様みたいなところからこの名が付いたのでしょうね。。
動きは活発で、よく動きます。
水中を動いている生き物を見つけました。
ホンヤドカリ
甲長:約15㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
磯海の主役といっていいほど沢山いる生き物、ヤドカリです。
ヤドカリも色んな種類があるようで、この子はホンヤドカリという種らしいです。
縞々模様の触角や、クルクル目を回したような眼玉模様が特徴のようです。
とても可愛いです^^
ハナマルユキ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
色美しいこの貝はタカラ貝種の一つ。
調べてみるとハナマルユキという種らしいです。
光沢のある美しい模様、様々なアクセサリーにも使用されていると聞きます。
如何でしたでしょうか?
ここ3回に渡り、海磯での生き物探しの特集をご紹介しました。
本当はまだまだこの他にも沢山いたのですが、ずっと海磯特集をしているのも何なんで、今回はこの辺りにしておきます。
また他の海磯の生き物については、次回以降にご紹介することとしますね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
今回は前回の海磯散策の続き、第2弾です。
【散策記:出逢った生き物たち】
宮崎の海には、こういった光景の場所が海岸線で見られます。
この波打ったよう形状の礒岩ことを「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
こういった場所も生き物の宝庫です。
早速散策開始です!
アマガイ
大きさ:約10㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
裏側を見ると、
前回ご紹介したアマオブネガイを一回り小さくしたような感じです。
蓋も半月のような形状ですね。
小さくて、かなりの数が岩肌にくっ付いています。
アゴハゼ
大きさ:約50㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
お魚を見つけました。
ハゼ種のアゴハゼです。
潮だまりといえばやはりハゼの存在は欠かせませんよね。
ハゼは他の魚と比べて、ある程度行動したら、底面にピタッとくっ付いて動きを止めるので、比較的捕らえやすい魚です。
お顔がとても可愛いですよね^^
イワガキ
大きさ:約40~60㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
こちらも岩肌にぴったりとくっ付く、イワガキです。
お店で売られたり、漁師さんが養殖しているものとは違い、小さくて痩せていますが、これも立派なカキです。
殻をこじ開けると、トロっとした滑らかな乳白色の身が姿を現すでしょう。
ちなみに、このイワガキの採集は禁止されている所が多いので注意が必要です。
今回も観察だけとします。海には勝手にとってはいけないものも沢山あるんです💦
こちらには、こんなものがいました。
クモガタウミウシ
大きさ:約100㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ウミウシの一種、クモガタウミウシです。
ウミウシと聞くと、色鮮やかなアオウミウシなどをパッと思い浮かべるので、「えっつ、これがウミウシ?」と思う方も多いと思います。
でもこのクモガタウミウシ、背側はこのように目立ちにくい色合いですが、
ひっくり返して腹側を見ると、こんなに色鮮やでキレイなオレンジ色をしています。
背中側の色合いとは真逆の派手色ですよね^^
ウノアシ
大きさ:約30㎜程度
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
鵜(ウ)という鳥の足に形が似ているところからそう名付けられたそうです。
キレイな星形ですよね^^
さて今回最後にご紹介するのは、
イソカニダマシ
大きさ:約1~2㎜程度(甲幅)
【2024/3/9:宮崎県某所:観察者:Shiho】
イソカニダマシを見つけました。
カニダマシという名の通り、カニの種類ではなく、ヤドカリに近い種類だそうです。
とても小さいですが、動きはなかなか早くすばしっこいです。
転がっている岩の下などをどかすと、よく見かけます。
如何でしたでしょうか?
今回は6点の海磯の生き物をご紹介しました。
前回に続く第2弾でしたが、まだまだ全部をご紹介出来ていません。
折角なので、次回もご紹介したいと思います。
もう少しだけ海磯の生き物にお付き合い下さいませm(__)m
※昆虫などの生物には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
生き物がいるのは山だけではありません。
ということで、今回は海を散策して来ました!
【散策記:出逢った生き物たち】
やって来ました~!
やっぱり海はいいですねー、山とはまた違った解放感があります!
今回、生き物を散策する探すのは、
こういった潮だまりなどの海磯です!
潮だまりとは潮の満ち引きによって、干潮時に現れる水たまりのようなものです。
こういった海磯には、取り残された、あるいはこの場所に生息している生き物が沢山います。
早速探してみましょう!
探し始めるとすぐに、
こうやって岩場に貝がくっ付いています。
スガイ
大きさ:約15~20㎜程度
【2024/3/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
これはスガイという名の貝です。
この貝は貝衣(カイゴロモ)という緑色の海藻に覆われているのですぐに分かります。
このスガイ、とっても美味しく、味は小さいサザエといっても遜色ない位です。
サザエは漁業権などに引っ掛かってしまい採ることは出来ませんが、昔一度この辺りを管轄する漁業組合に確認を取った際、この貝(スガイ)は大丈夫だと言われました。
うちの母親いわく一番美味しいと言います。
こちらには沢山のアマオブネガイがいました。
アマオブネガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ひっくり返して裏側を見るとこんな感じです。
入口のフタが半月のような形になっています。
探していると、
素早く動くものを発見!
フナムシ
体長:約25㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
海でよく見る定番の生き物の一つ、フナムシです。
フナムシには陸生のものもいますが、こちらは海洋性のもの。
陸生フナムシよりかなり大きくなりますが、すばしっこさは一緒です。
この手のものは苦手だという方もいらっしゃいますが、なかなかどうして、じっくり見ると格好良いんですよ^^
また素早く動くものがいました!
イソガニ
大きさ:約30㎜程度(甲幅)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
立派な♂のイソガニです。
この画像からはちょっと見えにくいですが、ハサミの根元に柔らかい白い袋のようなものがついているのが特徴です。
岩場にくっ付いていたのは、
ヒザラガイ
大きさ:約40㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
原始的な形をした、ヒザラガイ
表化からみるとぱっとしませんが、
腹側からみると、とても鮮やかな色合い。
一見アワビにも見えるように美しいです。
とこのような感じで海の散策して来ました。
まだまだ肌寒いというのに、海には色んな生き物が活動しています。
この日だけでもまだまだ沢山の生き物を見つけたので、残りの分はある程度何回かに分けてご紹介したいと思います。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
地面を見ながら散策していると、
ヤモリの姿を発見!
ニホンヤモリ
体長:約40㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
冬場は越冬しているニホンヤモリ
3月に入りだいぶ暖かい時間帯も出て来たので活動開始でしょうか。
相変わらずお顔は可愛いですよね^^
このヤモリを見つけた少し先の、
同じ地面の苔地で、
黒く動くものを発見。
ルイスオオゴミムシ
体長:約18㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
私の好きなゴミムシの一つ、ルイスオオゴミムシがいました。
頭~胸部にかけてのゴールドメタリック的な色合いと、背中のブラック色とのコントラストが美し過ぎます!
本当にキレイな虫ですよね。
ゴミムシと名付いてるのがもったいない位です。
イナダハリゲコモリグモ
体長:約5~6㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
次に見つけたのは小型のクモ。
イナダハリゲコモリグモです。
針のように毛が立っているのでこの名が付けられたのでしょうか?
ヤマトシジミ
体長:約10㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
近づいたらすぐに逃げてしまうので、ここまでのショットが限界でした💦
蝶も元気に飛び始めています^^
先日のマイマイカブリや、今回のルイスオオゴミムシ、そしてタテハモドキ(前回)、ヤマトシジミ、ニホンヤモリと、生き物達も春を感じだいぶ沢山見られるようになって来ました。
ド本命のクワガタ達が出て来るのももう少しでしょうか。
待ち遠しい限りですね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

国産種:マダラクワガタのご紹介です。
まずはマダラクワガタとはどんなクワガタなのか、成虫の姿からご紹介します。
【マダラクワガタ成虫】
【参考画像:マダラクワガタ♂(宮崎県産)】
【参考画像:マダラクワガタ♀(宮崎県産)】
【種類】
和名:マダラクワガタ(国産)
学名:Aesalus asiaticus
産地:日本(北海道~九州)
上記画像のクワガタがマダラクワガタです。
体長4~5㎜程度しかない極小のクワガタ。
日本では北海道~九州にかけて幅広く生息しております。
少々高山種よりの種ですので、ある程度標高が高い場所に生息している傾向が強いです。
成虫は幼虫がいる材周辺で活動をするくらいなので、かなり局所的な場所生息している為、あまり見かける種ではありません。
ぱっと見、あまりクワガタとは思えない風貌ですのですよね💦
次に幼虫の紹介をしてみたいと思います。
【マダラクワガタ幼虫】
【マダラクワガタ(宮崎県産)の頭部画像】
撮影者:月虫・しょーた
【マダラクワガタ(宮崎県産)の全体画像】
撮影者:月虫・しょーた
※撮影者:月虫しょーた
今回のマダラクワガタ幼虫画像は月虫:しょーたが撮影し提供してくれました。
マダラクワガタ幼虫は独特な形をしているため、幼虫を見ただけでもぱっと見マダラだと分かるほどです。
幼虫は赤枯れの材を好み、野外でも通常の白枯れ朽ち木ではなく、赤枯れた材に入っております。
その為、幼虫飼育をする際は、赤枯れ材や赤枯れマットが必須となります。
如何でしたでしょうか?
国産のマダラクワガタ、過去に成虫の紹介はしておりますが、幼虫の紹介は今回が初だと思います。
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
使用したアイテム

生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
3月に入りましたねー。
最近宮崎は雨も多く、雨の合間に出かけているような感じです。
スズランスイセン(別名:スノーフレーク)
我が家の庭では、今スズランスイセンがとてもキレイに咲いています。
春になり、色とりどりの花が咲き始めて来ましたね^^
さて、散策の話に戻します💦
散策をしていると、
地面で動く黒い影を見つけました。
マイマイカブリ
体長:約50㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
おおっつ!!
マイマイカブリです!
格好良いですね^^
マイマイカブリは各地域で色彩変化があり、東北や対馬辺りのものはとてもキレイなカラーが出ます。
その反面、ここ宮崎に生息しているマイマイは黒一色で地味な感じですが、原名亜種で大型になりやすいので価値が高いと言われる方もいらっしゃるようです。
マイマイカブリは冬は集団で越冬することで知られていますが、宮崎は通年を通して比較的温暖なので越冬する期間も短いように思えます。
今回のこの個体も元気に素早く動き回っていましたしね^^
同じく落ち葉の上、とは言ってもこれは、地面に落ちて積もっている落ち葉ではなく、ヤナギの木の間に堆積していた落ち葉なのですが、
ヤナギルリハムシ
体長:約4㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
メタリックブルー色のキレイなヤナギルリハムシを見つけました。
よく見かけるナナホシテントウやナミテントウよりは小さいですが、体色は負けてはいません。
とてもキレイな昆虫ですよね、私も大好きな種の一つです。
木をよちよちと歩き上がっていく虫を見つけました。
オオワラジカイガラムシ♀
体長:約10㎜程度
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
後で家に帰って調べて分かったのですが、オオワラジカイガラムシという種類の♀個体だそうです。
てっきりまだ幼虫かと思ったのですが、これで立派な成虫だそうです。
♀はこのような感じの姿ですが、♂は全く違って立派なハチのような羽のある姿らしいです。
残念ながらこの時は全く知識が無かったので、周りにハチの様な♂がいたかどうかも覚えておりません💦
次回この♀を見つけた時には周りを注意深く見てみようと思います。
ササグモ
体長:約3㎜程度(手足入れず)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉上にはササグモがいました。
結構どこにでも良く見かけるクモで、元気に動いていました。
柵上にはタテハモドキの姿を見つけました。
タテハモドキ夏型
体長:約25㎜程度(胴体のみ)
【2024/3/1:宮崎県某所:観察者:Shiho】
大きな目のような模様が特徴的なタテハモドキ
宮崎では結構数も多く、普通に見られます。
こちらもかなり勢いよく飛び回っていました、春の訪れが近いのを感じてるのでしょうかね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
使用したアイテム

今回は、クワガタ、カブトムシにおける成虫管理時の水分調整について考えてみようと思います。
生き物が生きていくために絶対必要なもの、それは水です。
水は生物の命の源!
当然のことですが、クワガタ、カブトムシ飼育についても水は必須です。
飲む(舐める)水も勿論ですが、空気が乾燥したり、管理ようのマット等がカラカラに乾燥していては生きていくには困難になります。
自然界では雨や霧、霜、雪などが降り、湿度に変化がありますが、私たちが室内で管理しているケース内では人間が定期的に水分を補充してやる必要があります。
では、どれ位の量を与えてやるのが適量なのか??
今回はこのことについて、私:Shiho個人の考え方でございますが、ご紹介してみたいと思います。
私の場合、成虫管理時は、幼虫飼育時のマットの加水とは違い、水分量は少なめにしております。
言葉で表すのは難しいですが、敢えて表現するのであれば、
「加水したマットをギュッと手で握った時に、土団子が出来、それを軽く揺らすと崩れてしまう位の水分量」
と言った感じでしょうか。
夏場は乾燥しやすいので、少々多めでも良いですが(あまりベチャベチャは良くないですけど・・)、冬場は夏場の頃より更にもう一段階水分量を減らした水分量でも良いかと思います。
理由は、冬場にマットの水分量があまりに多いと、その多めの水分量が霜になってしまいかなり冷たくなってしまう可能性があるからです。
なので、冬場の水分量は夏場よりは少し控えめに加水してやると良いかと思います。
これは特にマットに潜って越冬をする種においては有効かと考えています。
次に水分の調整方法のやり方についてですが、
①霧吹きなどで定期的に上から吹き付ける。
【長所】
・お手軽で済む
【短所】
・表面のみの加水なので、乾燥しやすい。
・定期的に吹き付けてやる必要がある。
②マットを一度全部たらいなどに出し、水を加えてまんべんなく水分を混ぜ込んでやる。
【長所】
・混ぜ込んでムラなく水分調整しているので乾燥しにくい。
・乾燥しくにい分、霧吹きする時よりも乾燥するまでに時間が持つ。
【短所】
・一度マットを全部出さないといけないし手間がかかる。
私的には、主にこの2通りの方法があると考えます。
それぞれに長所、短所がありますので、一概にどちらが良いとは言い切れません。
あとは飼育者様の考え方次第になるかと思います。
ちなみに私は主に②の方法を主にとっておりますが、①の方法を合わせて使うこともあります。
如何でしたでしょうか?
生物にとっては生きるために絶対に必要な水、水分調整は非常に重要です。
乾燥をさせないように調整しながら、クワカブ達に快適な空間を作ってあげましょう。
※ここで述べたやり方はあくまで私個人の考え方であり、それを押し付けるものでは御座いません。
あくまでもご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m
使用したアイテム
最近のコメント