8/24日に日記でも取り上げた国産ミヤマの産卵セット。少し前になりますが、割り出しを行いました。 今日はその国産ミヤマの紹介をしたいと思います。
まずはその国産ミヤマクワガタの詳細から・・・。
今回は天然持ち腹で産ませましたので、この個体が交尾させた♂というわけではありません。国産ミヤマ♂の参考画像として御覧下さいませ。
そして・・・以下が産卵セットをひっくりかえした所の画像です。
所々に幼虫が見えます。端の小さい糸みたいのはコバエの幼虫です。(^^ゞ
結果をまとめて記載します。
今回このセット以外にも5セット組みました。
飼育種:国産ミヤマクワガタ
累代:天然もの(♀の持ち腹産卵)
結果
1セット目:幼虫 35頭
2セット目:幼虫 36頭
3セット目:幼虫 25頭
4セット目:幼虫 16頭
5セット目:幼虫 7頭
使用したマット:黒土マット
使用した容器:クリーンケースM
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:20℃前後位
上記結果でした。全く産まなかったのは無かったものの結構バラツキがありました。でもどれも良く頑張って産んでくれたと思います。(^^)
今回産卵したミヤマの幼虫は近々HPの生体販売の方で販売する予定です。また他にも国産ノコギリ他UPしますので、 その時はどうぞその時はよろしくお願い致します。m(_ _)m
使用したアイテム

先日採集してきたミヤマクワガタのワイルド♀を産卵セットを組みました。
【飼育種】国産ミヤマクワガタ
【累代】天然もの
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースM
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】20℃前後
ちょっとセット方法の様子を撮影しましたので順を追ってご紹介したいと思います。
まずはクリーンケースM
を準備
黒土Mat を大きなケースに出します。
セット方法を図示するとこのような感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
このようなかんじでセットを組みました。ミヤマは低温派ですので設定温度は20℃程度。さぁ沢山産んでくれる事を期待しましょう。
結果が楽しみです。(^^)
使用したアイテム
国産シリーズ、いよいよミヤマクワガタの登場です。私は国産の中では一番ミヤマが大好きなので、 このミヤマの出番をいつにしようかと迷っていました。シリーズも最後の方に来てしまいましたのでついに登場させます。
【飼育種】
和名:ミヤマクワガタ
学名:Lucanusmaculifemoratus
産地:宮崎県産
累代:WF1
【羽化体長】♂70mm
【使用したエサ】きのこMat &完熟Mat のミックス
【使用した容器】1000ccガラスビン~1500ccガラスビン
【えさ交換回数】途中2回(計3本)
【設定管理温度】16~18℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約20ヶ月
国産のエース(私が勝手に思っているだけですが・・・)、ミヤマクワガタの登場です。この個体は70mm、 時間をかけてじっくり育て上げました。野外採集でも70mmオーバーが採れると合格点と自分では思っているので、今回も合格点と喜んでいます。ただギネスはまだまだ遠いのでもっと精進が必要ですね・・・。
飼育はきのこMat &完熟Mat のミックス。最初の初令~2令初期の頃は産卵の際にも使用した完熟Mat をメインでほぼ100%使用。その後幼虫の成長に合わせて栄養価の高いきのこMatの配合量を増やしていきました。 最終的にはきのこMat: 完熟Mat=5: 5程度です。
実はこの個体は昨年末に羽化していた個体で、蛹室の中でじっとしていました。今回撮影の為に出てきてもらったのですが、 放っておけば夏ごろまでじっとしていたかもしれません。自然界ではどうかはわからないのですが、ミヤマクワガタの場合、 同じ同血統同兄弟でも一年一化のパターンの個体と2年近くのパターンで羽化する個体が存在します。これは♂だけではなく♀も同じで、 1年で羽化しないから♂だろうと思っていても羽化してみれば♀だったりする事があります。 このズレが何故なのかは私もちょっと分からないのですが、このようなパターンは国産ミヤマだけでなく外国産ミヤマ(ケルブス) でも見られました。次世代累代を目指すにはちょっと時期が合わせずらいとうのが本音ですね。
しかし格好いいですね。野外に出ていない分、体毛がすれていないのでフサフサしています。 今年も早く夏になって採集していと思っています。(^^)
使用したアイテム
今年、地元で採集した国産ミヤマクワガタの産卵結果をご報告します。
今回は黒土マットのみで産卵させました。
この国産ミヤマクワガタは以下の様なセット方法で組みました。今回は3セット組みましたのでそれぞれA、B、Cと明記しています。
飼育種
国産ミヤマクワガタ 累代:天然もの
結果
A 幼虫:39頭
B 幼虫:28頭
C幼虫:33頭
使用したマット:黒土マット
使用した容器:市販の大プラケース(W370×D220×H240)
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:23℃位
国産クワガタの内、ミヤマクワガタは以外に難しいと言われがちです。その理由は産卵させるマットと設定温度にあると思います。
設定温度に関してはミヤマクワガタは野外では比較的涼しい地域に生息しているので、極度の暑さは厳しいということで比較的低めで設定しました。
産卵マットにかんしては、以前ならば弊社で販売している完熟マットのみ、もしくは完熟マット+黒土(ホームセンター等で販売している一般的なもの)というパターンをご紹介して来ました。要するにマットの熟度が大切だと考えています。ただ今回からは熟度抜群の黒土マットがありますので、こちらで試してみました。結果は上記に明記しているように、ぞれぞれ30頭近い幼虫を回収する事が出来ました。この結果には大変満足しています。
今度はこの黒土マットを使用しての幼虫飼育を行ってみたいと思います。ミヤマの場合羽化までに時間がかかりますが、また結果はご報告したいと思っています。(^^)
使用したアイテム
今日は珍しく国産もの、皆さんよく見慣れたミヤマクワガタの羽化報告です。
この種は以下の様な方法で羽化させました。
飼育種:ミヤマクワガタ(日本産)
体長:65mm
飼育したエサ:
初令~2令時:完熟マット
2令後期~3令時:完熟マット+きのこマットのブレンド
飼育容器:1100ccPPボトルの空ボトルを利用しました。
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:13ヶ月
エサ交換回数:3回程度
設定温度:23~25℃前後
日本のクワガタの中でも人気の高いミヤマクワガタ。今ちょうどシーズンですので、あちこちの山で見かけられます。少し標高の高い山で採集が出来ます。
飼育の方は結構容易だと思います。今回のミヤマもまず産卵は完熟マットで産卵させ、同じ完熟マットで飼育しました。ただ2令後期~3令時はエサの栄養価を高める為、完熟マットときのこマットを2:1の割合でブレンドして飼育しました。
設定温度も23~25℃とミヤマにしては比較的高温で飼育したため、13ヶ月というほぼ1年1化型で羽化してしまいました。サイズも70mmいかなかったのも残念ですが、このサイクルからすると良い方だと思います。
それにしても立派な頭が特徴のミヤマクワガタ。とても格好よいですよね~。今季の産卵セットは新発売の「黒土マット」で試してみます。(^^)
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