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国産シリーズ、いよいよミヤマクワガタの登場です。私は国産の中では一番ミヤマが大好きなので、 このミヤマの出番をいつにしようかと迷っていました。シリーズも最後の方に来てしまいましたのでついに登場させます。

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【♂70mm】

【飼育種】
和名:ミヤマクワガタ
学名:Lucanusmaculifemoratus

産地:宮崎県産
累代:WF1

【羽化体長】♂70mm
【使用したエサ】きのこMat完熟Mat のミックス
【使用した容器】1000ccガラスビン~1500ccガラスビン
【えさ交換回数】途中2回(計3本)
【設定管理温度】16~18℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約20ヶ月

国産のエース(私が勝手に思っているだけですが・・・)、ミヤマクワガタの登場です。この個体は70mm、 時間をかけてじっくり育て上げました。野外採集でも70mmオーバーが採れると合格点と自分では思っているので、今回も合格点と喜んでいます。ただギネスはまだまだ遠いのでもっと精進が必要ですね・・・。

飼育はきのこMat完熟Mat のミックス。最初の初令~2令初期の頃は産卵の際にも使用した完熟Mat をメインでほぼ100%使用。その後幼虫の成長に合わせて栄養価の高いきのこMatの配合量を増やしていきました。 最終的にはきのこMat完熟Mat=5: 5程度です。

実はこの個体は昨年末に羽化していた個体で、蛹室の中でじっとしていました。今回撮影の為に出てきてもらったのですが、 放っておけば夏ごろまでじっとしていたかもしれません。自然界ではどうかはわからないのですが、ミヤマクワガタの場合、 同じ同血統同兄弟でも一年一化のパターンの個体と2年近くのパターンで羽化する個体が存在します。これは♂だけではなく♀も同じで、 1年で羽化しないから♂だろうと思っていても羽化してみれば♀だったりする事があります。 このズレが何故なのかは私もちょっと分からないのですが、このようなパターンは国産ミヤマだけでなく外国産ミヤマ(ケルブス) でも見られました。次世代累代を目指すにはちょっと時期が合わせずらいとうのが本音ですね。

しかし格好いいですね。野外に出ていない分、体毛がすれていないのでフサフサしています。 今年も早く夏になって採集していと思っています。(^^)

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国産シリーズまだまだ続きます。今回は南西...続きを読む

国産シリーズまだまだ続きます。今回は南西諸島の雄、スジブトヒラタの羽化報告です。   【♂61mm】 【♀40mm】   【飼育種】 和名:...続きを読む

国産シリーズまだまだ続きます。今回は南西諸島の雄、スジブトヒラタの羽化報告です。

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【♂61mm】

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【♀40mm】

 

【飼育種】
和名:スジブトヒラタクワガタ
学名:Dorcus metacostatus

産地:日本 奄美大島
累代:WF1

【羽化体長】
♂:61mm
♀:40mm
【使用したエサ】
♂:Element1100×2本
♀:Element1100×2本
【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約11ヶ月程度

徳之島と奄美大島だけに生息する特産種。背中の縦筋の模様がとても美しく、大変格好の良いクワガタです。現地での採集方法は主にトラップ。
バナナ等で作った自作トラップでの採集方法が一番効果的だといいます。

飼育は非常に容易。菌糸ビン、マットどちらでも容易に育ちます。今回♂はElement1100
を使用。2本目の半ば位で暴れ始め、そのまま蛹化。格好の良い形の個体が羽化してくれました。♀の方も2本使用しましたが、ほぼ1本で十分。
2本目は捨てビン状態でした。

♂も勿論格好よいのですが、私は♀の方が美しく感じます。背中の模様が彫刻のように浮き出ていて本当にキレイですよ。
皆様機会がありましたら是非一度飼育してみて下さいませ。(^^)

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2010年3月30日

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さぁ、久しぶりに現実世界へ帰って来てみると国産ものの羽化した個体がまだいました。今日は元に戻って国産シリーズの続きでいきたいと思います。今日の主役はトカラノコギ...続きを読む

さぁ、久しぶりに現実世界へ帰って来てみると国産ものの羽化した個体がまだいました。
今日は元に戻って国産シリーズの続きでいきたいと思います。今日の主役はトカラノコギリです。

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【トカラノコギリクワガタ 悪石島産♂72mm】

【飼育種】
和名:国産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus

産地:日本国悪石島産
累代:CB

【羽化体長】♂72mm
【使用したエサ】菌糸ビンElement1100
×2本

【えさ交換回数】途中1回(計2本)
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約11ヶ月程度

日本クワガタの中でも色虫的要素の強い代表格、トカラノコギリクワガタ。赤黒い光沢のあるボディはまさに美しいの一言です。
この種は残念ながら条例に伴い採集禁止となっているようで今巷で見かけるのは昔の解禁時代の累代ものばかりみたいです。

飼育自体はとても容易な種です。今回はElement11002本で羽化させました。今回は菌糸を使いましたがこの種はきのこMat、くわMat、完熟Mat黒土Mat等のマット飼育でも飼育可能です。ただ私のところでは菌糸の方が一番大型が出ています。
今回の個体も72mmと比較的大型だったので満足しております。

しっかしマジマジと見ると本当にキレイですよね~。顎の形状も内歯が弓状になっていて本当に格好よいです。

この種は絶やさずに累代続けていきたいものです。(^^)

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★クワカブタイムマシーン★ヒメカブト特集...続きを読む

★クワカブタイムマシーン★ヒメカブト特集もどうやら最後になりそうです。今回紹介するのはパプアヒメカブトです。 【♂62mm※上3画像は全て同じ個体です】 【飼育...続きを読む

★クワカブタイムマシーン★ヒメカブト特集もどうやら最後になりそうです。今回紹介するのはパプアヒメカブトです。

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【♂62mm※上2画像は全て同じ個体です】

【飼育種】
和名:パプアヒメカブト
学名:Xylotrupes gideon?

産地:パプアニューギニア島?
累代:CB

【羽化体長】♂59~62mm 
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】850~ 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中1回の計2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約8ヶ月

パプアヒメカブトです。この種の特徴はあくまで私が感じたことなのですが、胸角が湾曲しています。ボディはやや黒系が基調。
この1世代だけしか飼育しなかったので、全体的にはどうなのかは詳しく分かりません。そのせいか、学名&産地も正確に覚えていなく最後に?
マークをつけています。御理解&御了承下さいませ。

飼育自体は他の亜種同様にとても容易な種で、この個体達は全てきのこMat
で羽化させましたが、完熟Mat
、くわMat、黒土Mat
でも飼育が可能だと思います。

毎回書いていますが、ヒメカブト種は日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので、
今回の個体達に使用した容器は縦長の850~1100ccのPPボトルを使用。 25℃管理で約8ヶ月程度で羽化してきました。

ただ残念な事にこの種も植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になっているようです。

では未公開の兄弟達をご紹介です。とはいっても2個体しかしませんが・・・。 しかも♀の画像が見当たりません・・
・すみません。
 
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【♂60mm】

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【♂59mm】

なかなか格好いいでしょ。・・・いやこの亜種は可愛いってかんじかな・・・。

今回生体販売部でフローレンシスの幼虫を販売したのをきっかけに★クワカブタイムマシーン★でヒメカブト特集をまとめてやってみましたが如何でしたでしょうか?
今では規制がかかってしまいなかなか入手困難なヒメカブト。本当に格好いい&
可愛い種だけに残念ではありますがこれもいた仕方ないことですね。
まだ規制がかかっていないフローレンシスやパウリアニで楽しんでみては如何でしょうか。(^^)

以上★クワカブタイマシーン★ヒメカブト特集でした。皆様見て頂きありがとうございました。

今回ご紹介したパプアヒメカブトは植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。
ご注意下さいませ

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さぁ、現存の飼育情報から遠ざかっています...続きを読む

さぁ、現存の飼育情報から遠ざかっていますが、ここまで来たのでもう少しヒメカブト特集にお付き合い下さいませ。今回も★クワカブタイムマシーン★ケブカヒメカブトです。...続きを読む

さぁ、現存の飼育情報から遠ざかっていますが、ここまで来たのでもう少しヒメカブト特集にお付き合い下さいませ。
今回も★クワカブタイムマシーン★ケブカヒメカブトです。この個体達は2003~2006頃の羽化個体になります。

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【♂64mm(上2画像は同個体♂)】

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【♀40mm(上2画像は同個体♀)】

【飼育種】
和名:ケブカヒメカブト
学名:Xylotrupes pubescens

産地:ミンダナオ島
累代:CB

【羽化体長】♂57~64mm、♀40~42mm
【使用したエサ】きのこMat
完熟Mat
【使用した容器】850~ 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中1回の計2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約8~9ヶ月

ミンダナオ島産のヒメカブト、ケブカヒメカブトです。この種の特徴は何と言っても体毛。ふっさりとまではいきませんが、
うぶ毛のような薄い黄金色の体毛は新成虫の時にはかなりキレイです。

飼育自体は他の亜種同様にとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat完熟Mat、くわMat、黒土Matとこれらのマットで飼育が可能だと思います。

毎回書いていますが、ヒメカブト種は日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので、
今回の個体達に使用した容器は縦長の850~1100ccのPPボトルを使用。 25℃管理で約9~10ヶ月程度で羽化してきました。

ただ残念な事にこの種も植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になっているようです。

では未公開の兄弟達を一気にご紹介です。

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【♂58mm】

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【♂62mm】

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【♂60mm】

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【♂63mm】

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【♂57mm】

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【♀42mm】

今回ご紹介したXylotrupes pubescens
(ケブカヒメカブト)は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。ご注意下さいませ

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さぁ先日より★クワカブタイムマシーン★で...続きを読む

さぁ先日より★クワカブタイムマシーン★でヒメカブト種に集中して取り挙げています。折角ですので過去に羽化した未公開のヒメカブト種をご紹介致します。 本日ご紹介する...続きを読む

さぁ先日より★クワカブタイムマシーン★でヒメカブト種に集中して取り挙げています。
折角ですので過去に羽化した未公開のヒメカブト種をご紹介致します。

本日ご紹介するのはウリセスヒメカブト(Xylotrupes gideon ulysses)です。この個体は2005頃の羽化個体になります。

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【♂78mm】

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【♀43mm】

【飼育種】
和名:ウリセスヒメカブト
学名:Xylotrupes gideon ulysses

産地:ブーゲンビル島
累代:CB

【羽化体長】♂78mm、♀43mm
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中1回の計2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約9~10ヶ月

ブーゲンビル島産のヒメカブト、ウリセスヒメカブトです。この種はフローレンシスとかなり似た体色ですが、胸角基部に突起が無い事、
全体的に胸角が細め(この個体だけかもしれませんが)な感じがします。体長は比較的大型になりやすい種です。

飼育自体は他の亜種同様にとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat完熟Mat、くわMat、黒土Matとこれらのマットで飼育が可能です。

今回の個体はその中でも一番栄養価の高いきのこMat
で育てました。毎回書いていますが、
ヒメカブト種は日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので使用した容器は縦長の1100ccのPPボトルを使用。
25℃管理で約9~10ヶ月程度で羽化してきました。

ただ残念な事にこの種も植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になっているようです。
ヒメカブト種には格好よい個体が多いのに本当に残念ですね。

今回ご紹介したXylotrupes gideon ulysses
(ウリセスヒメカブト)は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。ご注意下さいませ

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先日のクワカブタイマシーンでヒメカブトパ...続きを読む

先日のクワカブタイマシーンでヒメカブトパウリアニに続き今回もヒメカブト特集続けちゃいます。 今回登場するのは漆黒の光沢ボディが大変美しい個体です。 【♂67mm...続きを読む

先日のクワカブタイマシーンでヒメカブトパウリアニに続き今回もヒメカブト特集続けちゃいます。
今回登場するのは漆黒の光沢ボディが大変美しい個体です。

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【♂67mm※3画像共同個体】

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【♀41mm】

【飼育種】
和名:マレー産ヒメカブト
学名:Xylotrupes gideon

産地:マレーシア
累代:CB

【羽化体長】♂65~71mm、♀41mm
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約9~10ヶ月

漆黒の光沢ボディが大変格好よい、マレーギデオン。ギデオンの中では個人的に一番好きで沢山飼育していました。飼育自体はとても容易な種で、
弊社のマットではきのこMat完熟Mat、くわMat、黒土Matとこれらのマットで飼育が可能です。

今回の個体はその中でも一番栄養価の高いきのこMat
で育てました。ヒメカブト種は日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので使用した容器は縦長の1100ccのPPボトルを使用。
25℃管理で約9~10ヶ月程度で羽化してきました。

ただ残念な事にこの種は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になっておりますのでもう今後は野外の輸入天然ものは見られないでしょうね・
・・。

当時飼育していたマレーギデオンの未公開個体一気紹介です。※これらの個体達は全て2005頃羽化の個体達です。

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【威嚇のポーズ!♂67mm】

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【胸角が発達:♂71mm】

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【♂68mm】

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【♂65mm】

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【♂67mm】

どうです?格好良いでしょ。やはりこの漆黒の光沢ボディ。本当にたまりません。(^^)

今回ご紹介したXylotrupes gideon(ギデオン:マレー産)
は植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。ご注意下さいませ

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2010年3月12日

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先日ご紹介したフローレンシス。折角ヒメカ...続きを読む

先日ご紹介したフローレンシス。折角ヒメカブト種が出てきたので、ここでちょっとヒメカブト特集をしちゃいます。今回ご紹介する個体はパウリアニです。 【♂45mm】 ...続きを読む

先日ご紹介したフローレンシス。折角ヒメカブト種が出てきたので、
ここでちょっとヒメカブト特集をしちゃいます。今回ご紹介する個体はパウリアニです。

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【♂45mm】

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【♀31mm】

【飼育種】
和名:コガタヒメカブト
学名:Xylotrupes pauliani

産地:マレーシア
累代:CB

【羽化体長】♂45mm ♀31mm
【使用したエサ】きのこマット

【使用した容器】 460ccブロー容器(径85mm×高さ100mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約5ヶ月(合計6ヶ月半程度)

ヒメカブトの中で小型のヒメカブト、コガタヒメカブト(和名)です。
この個体は約2年前に羽化した個体達ですので今回はクワカブタイムマシーンでのご紹介となりました。

飼育は幼虫飼育、産卵共にとても簡単です。
460ccブロー容器程度でも十分に大型になり、キレイに羽化してくれます。

ヒメカブトの仲間は日本のカブトムシ同様蛹室を縦方向に作るので、底面よりも縦方向のスペースが必要になります。
その点ではスペース的には重宝する種だとも言えます。

先日ご紹介したフローレンシスとパウリアニ、この2つは植物防疫法の規制の対象とはなっておりません。
パウリアニも輸入も大丈夫なようですが、最近ではワイルドはおろか養殖ものもあまり見かけません。

体色とかわいらしい風貌が魅力のパウリアニ。ちっちゃいのもなかなか可愛いですよ。(^^)

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先日より連続でご紹介してきた国産シリーズでしたが、今回はちょっと一息つきたいと思います。 先日より生体コーナーの方でフローレンシスヒメカブトの幼虫の販売を開始し...続きを読む

先日より連続でご紹介してきた国産シリーズでしたが、今回はちょっと一息つきたいと思います。

先日より生体コーナーの方でフローレンシスの幼虫の販売を開始しました。
今日はそのフローレンシスの情報をご紹介したいと思います。

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【フローレンシス♂79mm】

【飼育種】
和名:フローレンシス
学名:Xylotrupes florensis

産地:フローレンス島
累代:F2

【羽化体長】♂77~79mm
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約11ヶ月

植物防疫法の規制に引っかかるヒメカブト属。その中でも今回ご紹介する亜種:フローレンシスは規制対象外(大丈夫)の種に位置するようです。

今回ご紹介するフローレンシスはかなり昔に羽化した個体です。本来ならばクワカブタイムマシーン扱いでも良いのですが、
今回は幼虫販売に伴ってご紹介したいと思います。御了承下さいませ。

フローレンシスの特徴は何と言ってもまずは胸角が大型になること、それと胸角の基部に突起が現れる事です。
スラリと長く伸びた頭角はヘラクレスにも負けない迫力があります。

飼育はとても容易な種で、弊社のマットではきのこMat完熟Mat、くわMat、黒土Matとこれらのマットで飼育が可能です。今回の個体はその中でも一番栄養価の高いきのこMatで育てました。日本のカブトと同様に縦に蛹室を作るので使用した容器は縦長の1100ccのPPボトルを使用。25℃管理で約11ヶ月程度で羽化してきました。

今回ご紹介した個体はとても胸角が太く極太タイプで格好が良かったです。この血統は他にも多数極太タイプが出ました。
羽化した同兄弟の仲間をご紹介しましょう。

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【フローレンシス♂78mm】

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【フローレンシス♂78mm】

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【フローレンシス♂77mm】

褐色のボディと極太タイプの胸角でなかなかの迫力です。機会が御座いましたら飼育してみるのも面白いと思います。(^^)

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国産シリーズ、先日よりクワガタ種ばかりで...続きを読む

国産シリーズ、先日よりクワガタ種ばかりでしたが、今日は国産カブトムシの登場です。 【国産カブトムシ♂73㎜】 【飼育種】 和名 カブトムシ 学名 Trypoxy...続きを読む

国産シリーズ、先日よりクワガタ種ばかりでしたが、今日は国産カブトムシの登場です。

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【国産カブトムシ♂73mm】

【飼育種】
和名:カブトムシ
学名:Trypoxylus dichotomus

産地:日本国群馬県産
累代:F2

【羽化体長】♂73mm
【使用したエサ】きのこMat


【使用した容器】 1100PPボトル(単独飼育)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入~合計約8ヶ月

国産の雄、ご存知ムシキングの国産カブトムシです。皆さんもご存知でしょうが、国産カブトは幼虫飼育、産卵共に非常に容易な種です。
この個体は昨年羽化したWF1同士の累代ものになります。

幼虫飼育ですが、今回は上記に書いているようにエサはきのこMat
、25℃管理、単独飼育で管理しました所、野外天然ものよりも断然早いこの時期に羽化していました。この個体、
まだ後食は無いのですが撮影の為に蛹室より来て頂きました。(^^)

国産カブト虫と国産クワガタムシ、どっちが好き?と子供さんに聞く事があります。
大抵の方はクワガタの方が好きと答える子供さんが多いのですが、幼稚園児や保育園児等の年齢が低い子供は「カブト虫の方が好き」
と答える事も少なくありません。挟まない、大きい、力が強いといった意味でも人気が高いです。それに冒頭でも書きましたが、
数年前ブームになったムシキングの主役でもありますしね。

今回の個体は単独飼育でしたが、多頭飼育でも幼虫飼育は可能です。ただ可能とはいえ、
あまり入れすぎると大きな個体には育ちにくくなりますので、密度には気をつけましょう。それと勿論常温飼育も可能です。
じっくりゆっくり育てたい方、温度管理が出来ない方等はこちらの方もオススメです。羽化時期はまだまだ遅くなりますが、
より自然に近い状態で観察する事が出来るでしょう。

皆さんも今年は国産の雄、カブトムシを是非飼育してみませんか?(^^)

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