クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは? 【アベマキ】【カシワ】編 ⑦
昨年よりご紹介している
「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」
シリーズ。
今回は、【アベマキ】、【カシワ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第7回目:【アベマキ】、【カシワ】の木のご紹介です。
★★★クワガタ、カブトムシが集まる木★★★
【アベマキ】
クヌギの葉と似ているが、クヌギと比べると若干丸みを帯びている
裏側は微毛が生え、クヌギの葉と比べると白っぽい
<Shiho採集実績>
なし
アベマキの木。今回調べるまでこの木を実際見た事がありませんでした。私が通う採集フィールドでもお目にかかる事もありませんので、当然この木でクワガタ、カブトムシを採集した事はありません。
しかし調べてみると、地域によっては生えている所も多いらしく、樹液の出も質も良く、クワガタ、カブトムシもよく集まってくるようです。
良く見てみると確かにクヌギに良く似ていて、樹液が出ていればクワガタ達が集まって来そうな雰囲気をしています。樹皮はゴツゴツとして荒く、コルク層も厚そうです。手で押すと弾力があります。
もし皆さんの採集フィールドにあったならば、是非チェックして見て下さいませ。
【カシワ】
鋸歯は丸くギザギザにはならない
裏は白っぽい。表も裏も微毛が生えている。
<Shiho採集実績>
なし
カシワの木。5月5日の端午の節句にお供えされる「かしわ餅」の葉で使用されます。今回色んな木を調べていき、途中人の話を色々と聞きました。その中でご年 配の方達が「カシワの木でよくカブトムシが採れるよなー」との話を何人かの方に聞き、今回紹介してみることにしました。
実際ネットでも調べてみると、やはりカシワの木での採集実績はあるらしいです。私も実際カシワの木は見たことがなかったのですが、幸運なことにある公園で見つけることが出来ました。
樹皮&葉はミズナラの木によく似ています。ミズナラの葉のギザギザ(鋸歯)がないバージョンといった感じでしょうか。
地域によってはかなりお勧めの木の一つになるかもしれません。私も今後採集に出かけた時は気を付けて見てみようと思います。
如何でしたでしょうか?
今回もクワガタムシ、カブトムシが採れる(集まる木)の紹介、【アベマキ】、【カシワ】の木をさせて頂きました。
ただ残念ながら、今回ご紹介した【アベマキ】、【カシワ】の木では私自身採集実績がございません。
しかし全国的に調べてみると、これらの木でも採集実績は十分あるようです。
クワガタムシ、カブトムシが集まり、採集でき るという木を全てというわけにはいきませんが、私なりに調べ上げた分だけでもご紹介しておきたいと思い、ご報告させて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
2 Comments »
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こんばんわ、いつも拝見させていただいております。 スレ違いですがご容赦ください。 昨年夏に5歳の息子が実家の田舎でコクワガタを捕まえてから私のクワカブ魂が再点火し貴園のHPを毎日見て勉強しております。 私の子どもの頃は夏に採集し冬前には土に還る育て方しかありませんでしたが現在では自分で産卵させることまで可能とか正直目から鱗状態でした。しかも30年前では考えられない外国産のクワカブまで・・・ 現在はダイオウヒラタクワガタ成虫ペア、国産オオクワガタ幼虫8匹、ヘラクレス・ヘラクレス幼虫4匹、ケンタウルスオオカブト幼虫4匹、ギラファノコギリクワガタ幼虫4匹を自作温室の中で子ども二人と一緒に頑張って飼育しております(北海道のため常温飼育は不可能の為)。 そこでShihoさんに質問なのですがよく飼育に適切な温度は種別ごとに載っておりますが、適切な湿度というのは大体何%くらいなのでしょうか? 出来ればヘラクレスとケンタウルスの幼虫の適湿を教えていただけたら大変助かります。
Comment by takeru — 2016年1月9日 @ 6:43 PM
takeruさん レスありがとうございます。 今回ご質問の湿度の件に関しまして、本日(1/12)の日記内にて新記事を書きました。 お手数おかけしますが、そちらをご覧頂ければ幸いです。 よろしくお願い致します。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年1月12日 @ 2:22 PM