ご質問なのですが菌糸ビン・菌糸ボトルを使用する時、幼虫が暴れて踊室を作りますよね?その時に羽化不全をなくすためにビンやボトルは横に倒して管理した方が良いのでしょうか?shihoさんはオオヒラタやギラファ等の大型になるクワガタをボトルやビンで飼育している時はどのように管理しておりますか?
また質問なんですけど、お願いします。
ツシマヒラタ幼虫の最終体重計測で平均♂で何gあれば何mmが羽化するような予想を教えて下さい。
すみません、これは私には分かりかねます。対馬ヒラタは飼育したことはありますが、
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オキシデンタリス、角曲がりで残念でしたね。こちらでは最初にレスをした時のリッキーがやっと前蛹になりました。
ケースの短い方に作ってしまったので露天堀をしました。顔と脚は固まっていましたが、
体が良く動くのでもう少し置いとくのがいいですかねー。
深くお詫び申し上げます。m(_ _)m
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ヘラクレス・オキシデンタリスの羽化報告です。
ヘラクレス・・・当たり前に飼育していたのですが、何か久しぶりの登場じゃないですかね?
【ヘラクレス・オキシデンタリス♂140mm】
和名:ヘラクレス オキシデンタリス
学名:Dynastes hercules occidentalis
【羽化体長】♂140mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】
クリーンケースS
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)
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久々の登場です。ウォーレスノコギリです。今回はくわマットでの飼育になります。
【飼育種】
和名:ウォーレスノコギリクワガタ
学名:Proxopocoilus wallacei
産地:ハルマヘラ産
累代:CB
【羽化体長】♂67mm、♀40mm
【使用したエサ】くわマット
【使用した容器】 900ccブロー容器(径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約8ヶ月(合計11ヶ月半程度)
♀2令投入して約7ヶ月(合計10ヶ月程度)
今回羽化させたウォーレスノコギリです。♂67mm、♀40mmとまずまずのサイズです。今回はくわマットにての羽化となります。
幼虫飼育自体はとても容易な種です。マット、菌糸、どちらを使用しても幼虫飼育が可能です。今回は少し低温気味にして幼虫期間をひっぱりました。マット飼育の個体ですが、なかなかです。
(^^)
このウォーレスも比較的容易に手に入るようになってきましたね。一昔前は3大ノコギリの一つに数えられかなり高額だった時の事を思い出します。横幅もあり、カッチリしたノコギリです。
とても格好よいので、飼育がまだの方は是非一度チャレンジしてみて下さいませ。(^^)
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久々のクワカブタイムマシーンです。今日紹介するのは、Coelosis
bicornisです。
【♂31mm】
【♀24mm】
【飼育種】
和名:ミツノセスジクリイロサイカブト
学名:Coelosis bicornis
【産地】パラグアイ
【累代】CB
【羽化体長】♂31mm、♀24mm
【使用したエサ】完熟Mat 【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂♀:初令投入して~合計約4~5ヶ月
2005年頃の羽化個体。和名:ミツノセスジクリイロサイカブトです。
この名前よりは学名のbicornis(ビコルニス)と呼ばれている方が多いみたいです。もう7年前ですので、最初は幼虫で入手したか、
親虫を入手して産ませたのか、すみませんハッキリとは覚えていません。ですが、羽化させたのは間違いありませんし、
その後も1~2世代は累代可能でした事は覚えております。
幼虫自体は非常にサイクルが早く4~5ヶ月程度で羽化して来ました。
使用したエサは完熟Mat です。その当時は500cc程度のブロー容器に詰め替えて飼育しましたが、
サイズ的に考えてももう少し小さめの容器でも良いかとは思います。
小型のカブトですが、なかなか味のあるカブトです。懐かしいですね。(^^)
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今回紹介する個体は南ベトナムクルビデンスsspです。
おそらく月夜野初登場になると思います。
【飼育種】
和名:南ベトナムクルビデンスssp
学名:Dorcus curvidens ssp
【産地】南ベトナム ダラット近郊
【累代】F2
【羽化体長】♂72mm
【使用したエサ】Element1100
2本
【羽化までにかかった時間】
♂:初令投入して~合計約11ヶ月
この個体は幼虫を譲って頂き、羽化させた個体です。
内歯が独特な形状をしており、とても格好よいです。
飼育は非常に容易な種で、今回は菌糸
Element1100
2本で羽化させました。
機会が御座いましたら是非一度飼育してみるのも面白いかと思います。(^^)
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先日のレギウスに続き、同じMesotopus系のタランドゥスの羽化報告です。
【♂74mm】
【飼育種】
和名:タランドゥスオオツヤクワガタ
学名:Mesotopus tarandus
【羽化体長】♂74mm
【使用したエサ】Natura菌床1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
幼虫飼育のやり方は先日紹介したレギウスと全く同様で飼育しました。Natura菌床ブロックを1100~1400に詰め替えて羽化させました。サイズは ♂74mmとまずまずの結果でした。毎回話していますが、この手の種はカワラ菌糸の使用が不可欠ですが、 カワラ菌糸を使用さえすれば容易に羽化まで持っていくことが可能です。
ちなみに産卵セットもレギウスと同じセットで組んでいます。 レギウス同様に黒光りしたボディがとても魅力ですよね。(^^)
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先日の日記(レギウス)のレスに以下の様なコメントがつきましたので、本日の日記上で取り上げたいと思います。
過去の日記で書いた文と重複しますが、ご紹介したいと思います。
【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。
その菌床産卵のセットの手順を追ってみてみましょう。
1.まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
今回使用したマットはきのこマットです。
ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
半分か1/3程度でOKです。
5.ゼリー、生体(♂♀)を入れます。
今回使用したのをまとめると
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用する菌床】菌床ブロックまるまる1個(カワラ)
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度
上記のような方法でセットを組みます。
また5.の手順の時、交尾をさせてなければ♂♀を同時に投入しますが、事前に交尾をさせていれば♀のみの投入もベターです。その時は菌糸ブロックに穴を開けてメスを最初からねじ込む方法もアリです。きちんと交尾が成功すれば♀はそのまま潜ってしばらくは出てこないでしょう。
【メタリストさん】
近いうちにNATURAでタラの産卵セットを組む予定なのですが、菌糸瓶で産卵させるときは1ヶ月くらい置いたものの方がよい結果が出ると聞きました。少し古くなって熟成された方がいいのでしょうか?
そうですね、私の経験上からすれば、確かに少し熟成した方が良いようにも思います。
ただあまり熟成しすぎると今度は柔らかくなりすぎる場合もありますのでご注意を・・・。(^^)
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今日の羽化報告はアフリカのクワガタ、レギウスオオツヤクワガタです。
【飼育種】
和名:レギウスオオツヤクワガタ
学名:Mestopsu tarandus f.regius
【羽化体長】♂77mm
【使用したエサ】Natura菌床 1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
産卵についてもカワラ材、レイシ材、カワラ菌糸などで容易に産卵させれます。是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)
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寒い日が続きますね。
今日は久々のパプアキンイロクワガタの産卵の報告です。
【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【産卵のセット方法】
使用したマット:くわMat
使用した容器:クリーンケースS
産卵セット期間:約1ヶ月半
設定温度:25℃前後
水分量:適量
結果:マット幼虫31頭を回収
おなじみパプアキンイロクワガタです。このパプキン羽化の報告はそこそこしていましたが、産卵の報告は以外にしていなかったんですね・・・。
改めて気付きました。
産卵は非常に容易です。
私の場合、当たり前の事ですが、♂と♀が後食を完全に開始してからペアリングします。
同血統の兄弟で交配する場合は大体♀の方が先に後食しますので、♂の後食を待ちます。後食して約2週間ほどしてから交尾させます。
交配をしっかりさせるのも重要ですので、私の場合、小さめの容器、たとえばプリンカップの
300cc程度の容器でほぼ1週間位同居させます。それから産卵セットに移動して♀のみを投入・・・。
あとはケース側面などに幼虫が見えるのを待つだけです。
産卵セットを図示すると以下のようになります。
私の場合、産卵木は入れずに、
そのままマット固めでセットします。
凄く多産とはいきませんが、取れる時は50近く幼虫を回収出来ます。
多色多様の色合いが楽しめますので、お勧めの種ですよ。(^^)
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