
来週からはいよいよGW!
例年だとこの頃からクワガタ達のすがたを見かけ始める時季です。
ならば出現の早い今年はそろそろ数も見られるのでは??と思い、昨日(4/25)採集に行ってきました^^
採集ポイント到着時、タンポポの花にいたのは、
ヒメマルカツオブシムシ
拡大画像なので大きく見えますが、本当は2~3mm位のとても小さな昆虫です。
お花とのマッチングが見事に映えますね~^^
さぁ採集開始です。
散策していると、ハルニレの樹液だまりに、
黒い筋状の背中を見つけました。
完全に樹皮の隙間にはまっていたので、ちょっと取り出しにくかったのですが、慎重に潰さないように注意して取り出してみると、
予想通り、ネブトクワガタ♀(サイズ未計測)
重厚感のある体つきは格好良いの一言です^^
こちらのハルニレの木。
少し上のツタと絡まっている部分に、
クワガタの姿を2頭見つけました。
コクワガタ♂35mm位(推測)
コクワガタ♀20mm前半位(推測)
のペアでした。
こちらのハルニレの木の隙間にも、
コクワガタ♂の姿を発見!
コクワガタ♂35mm位(推測)
サイズは大きくありませんが、すごく綺麗な個体。
近くにクヌギの木があったので蹴ってみると、
パラパラっと、軽い落下音が2つ
軽いクワガタシャワーで、嬉しくなりました^^
で、落ちてきたのは、
コクワガタ♀20mm位(推測)
コクワガタ♂20mm半ば位(推測)
コクワガタの♂♀がペアで落ちてきました。
今シーズンここまでほとんどが樹皮裏やウロでの採集、もしくはルッキングで見つけた採集ばかりだったので、木を蹴って落ちてきたのは今シーズンでは初めてでした。
そして、こちらの
クヌギの樹皮裏には、
コクワガタ♂45mm(後ほど計測)
大型の45mmUP♂が潜んでいました。
数か所フセツが欠損していましたが、綺麗な個体。
この周辺はコクワガタが連発!!
この近辺のポイントだけで、
コクワガタ♂4頭&♀2頭
を見つけることが出来ました。
コクワガタ色の濃いポイントでした。
最後に、ハルニレの木にいたのは、
こちらはコクワガタではなく、スジクワガタ♀(未計測)、お食事中でした^^
今回は、
ネブトクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
3種、合計7頭
と出会うことが出来ました。
今回も相変わらず黒系クワガタのみという結果でしたが、コクワガタが次々と見つかったポイントはとても楽しめました。
出会った数も5頭の壁も越え、そろそろ数的にも見られ始めたような感触を感じました。
また次回が楽しみです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【タブノキ】【イタヤカエデ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第7回目:【タブノキ】【イタヤカエデ】の木のご紹介です。
【タブノキ】
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン
数年前に行ったポイントに大きなタブノキの木があり、そこにミヤマ、ノコ、コクワガタなどがついていました。枝先というよりは木の幹の樹皮よりにじみ出てくるような薄い樹液をかろうじてなめているといったような印象を受けました。
タブノキの木はかなり大きくなり、かなり上の方にクワガタが付いている場合もあります。蹴ったら落ちて来たことでクワガタがいるという事が分かる事もしばしば。しかしとても大きくて頑丈な木が多いので、蹴って木を振動させるには骨が要ります。樹液の臭いはあまりなく、あっさりとした印象があります。
【イタヤカエデ】
本州産のカエデ類の中で唯一鋸歯(葉のギザギザ)がないのが特徴
裏側を見てみると、基部だけに毛の固まりがある
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン
アオカナブン
クロカナブン
イタヤカエデ。もう10年以上前に友人に教えられ行っていた採集ポイントの一つに何本か生えていました。そこは近くにお寺があって、境内ではありませんでしたが、道沿いにイタヤカエデの木がありました。
葉っぱがもみじみたいな形をしているので、この様な木でクワガタが付いているのか半信半疑でしたが、よく見るとミヤマクワガタ、ノコギリクワガタが樹皮表面や枝ににじみ出ている樹液を舐めに沢山付いていたのを思い出します。
イタヤカエデの葉はもみじのような形をしています。本州産のカエデ類の中で唯一、鋸歯(葉のギザギザ)がなく、縁取りはつるっとして波打っているのが本種の特徴です。
また葉を裏返すと根元(基部)の部分に毛の固まりがあります。樹液は舐めると甘いです。カエデ(この場合サトウカエデという種らしい)の樹液は、ホットケーキ等にかけるメープルシロップの原料になるらしいので、その仲間の木ならば甘いのもうなずけます。
今の私の採集はハルニレ、クヌギ中心に見ていますが、イタヤカエデ、侮れない木の一つだと思います。見かけた時は要チェックです。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【タブノキ】【イタヤカエデ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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4月後半になり、私が住む宮崎県では日中では軒並み25℃をむ超える日が多くなって来て、春を通り越して初夏の暑さを感じます。
2019年クワガタ、カブトムシのシーズンの本格的な時期までもう少し(とはいうものの既にガンガン採集に行っていますが・・・)。
本格的なシーズンを前に私は毎年必ず、「採集地の下見」を行っています。
今日の日記では「採集の下見」の必要性についてちょっと書いてみようと思います。
※この記事は以前もご紹介したことがございます。内容が重複致します事をあらかじめご了承下さいませ※
冬が明け、春が来ると、それまで枯れていたクヌギなどの葉が青々と生えてきて見事に生き生きとしてきます。それと同時にクワカブシーズンの到来でもあります。
あくまで私のやり方ではありますが、私の場合、本格的な採集シーズン(6月~8月)を迎える前には毎年必ずやることがあります。それが「採集地の下見」です。
なぜ下見が必要なのか?「採れる時期に来たら毎年採れている所にそのままいけば良いのではないか?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
確かにそれはそれでも良いのですが、もっとしっかりと採集をするためには、その年のフィールドに合わせた下見(調査)が必要だと私はそう考えています。
前年度の採集シーズンが終わるのは大体10月中旬あたり、それから今季の採集が始まるのは大体今位の5月あたり、その間約7ヶ月程度採集フィールドを見ていないわけです。
その間以外にも様々な変化があります。そういう所を事前に調べるのが下見というわけです。
では下見をすることで、何が分かるのか?
下見によって何をチェックするのか?私は以下のような所をチェックするようにしています。
★採集場所に向かう道のチェック★
採集するポイントまで行く道を調べます。何もなければそのまま辿り着けますが・・・
【今年ポイントで見つけたがけ崩れ箇所】
このように崖崩れが発生している場所もあり、場合によってはその先に行けないこともあります。
こうなっては危険ですので、その先にある採集ポイントへは諦めなければなりません。
★採集フィールドにおける採集樹の有無チェック★
毎年採集出来ていた樹も、今年も大丈夫かどうかは分かりません。
樹が枯れていたり、人の手によって伐採されていたりと、そういうことは良くあります。
また逆に昨年まで知らなかった新しい樹を発見出来ることもあります。
採集出来そうな樹の場所をあらかじめ確認していくことで、スムーズな採集が出来ると思います。
★採集樹の今季における樹液の出る箇所★
樹液の出る場所は年々違う事があります。ウロから流れ出す場合はそのウロが今年も存在していれば同じように出ている場合も多いですが、枝傷や樹皮傷から流れ出ていた樹液は、大体がその箇所を変えている事が多いです。
その樹液が出る箇所をあらかじめ覚えておくと採集する際にとても便利です。樹に近づいてまず最初はその箇所を見れば良いのですからね。
★採集樹のウロの有無&形状★
樹のウロは毎年形状を変えます。
樹自体が穴を塞ごうとしていくからです。狭くなったウロ、まったく穴がなくなったウロなど、様々です。
もちろんウロが無くなれば、そこに入っていたクワガタなどは入れなくなり、そのウロでは採集が出来なくなります。
ウロ採集はすばやい作業が必要なので、あらかじめウロの形状を理解し、それに合わせた採り方を認識しておくこともとても大事だと考えます。
如何でしたでしょうか?
上記が私が下見でチェックするポイントです。
本格的な採集シーズンを前にその年のおおよその採集フィールドの情報を知るのと知らないのでは採集効率に大きく影響すると考えます。
勿論人によってはこの他にもチェックするポイントなど色々あると思います。
あくまで私個人のやり方ですのでご参考程度に読んでいただければ幸いです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【クリ:栗】【アカメガシワ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第6回目:【クリ:栗】【アカメガシワ】の木のご紹介です。
【クリ:栗】
<Shiho採集実績>
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
秋の味覚の一つでもある、クリ(栗)。この木も立派な広葉樹の木で、あまりメジャーではないかもしれませんが、クワガタ、カブトムシが集まる木の一つでもあります。
樹液が出ている所になかなかお目にかかりずらく、出ていたとしても樹液的には少し薄い(弱い)感じがます。それでも周りに強烈な樹液が出ている木がなければ集まってくることもあります。
ただしクリ(栗)の木はほとんどが人為的に植えられている事が多いので、そのような場所に無断で採集していると持ち主に怒られてしまうことがあるので、注意が必要です。
【アカメガシワ】
<Shiho採集実績>
ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
オキナワノコギリ(沖縄にて)
オキナワヒラタ(沖縄にて)
オキナワカブト(沖縄にて)
クヌギやニレなどに慣れている私にとっては少し変わった感じがする木です。木自体もそんなに大きくないものも多く、枝別れした辺りからよく樹液が出ているのを見かけます。
沖縄では樹液採集をする時はミカンの木とアカメガシワの木をよく見ます。実際私も沖縄に行った時、やんばるというところで、アカメガシワの木についているオキナワノコギリとオキナワヒラタを採集した事があります。沖縄では樹液採集をする場合、主力の木だとも言えます。
樹液の質はさらりとしたような感じで、黒っぽくにじんでいる事が多いです。周りに強力な樹液を出す木が無い場所などでは結構クワガタムシ、カブトムシが集まって来ます。時には大きなヒラタクワガタが来ているのを見たことがありました。なかなか侮れない木だと思います。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【クリ:栗】【アカメガシワ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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4月も半ば過ぎ。
ここ宮崎では朝夕の寒暖差がかなりあり、朝は結構冷え込んだりしています。
でも幸いに日中は気温も上がってくれるので山に行きたくなるShihoです^^
本日もクワガタ採集行ってきました。
採集に行く途中で、
少し遅咲きの桜の花にメジロの姿が。
なかなかいい絵だったのでつい車を止めてパシャリ。
桜の花とメジロ。 癒されますね~^^
さぁ出発です。
採集ポイントに到着。
ここは今年初めてのポイント。
ハルニレとクヌギ、ヤナギ、シラカシ、コナラと色んな木が混生しています。
早速、ハルニレの樹液だまりの隙間に、
黒いものを発見!
取り出してみると、
ネブトクワガタ♂25mm
なかなか立派な大歯を持つネブト♂でした。
このクラスになると特徴が出て来て格好良いですね^^
こちらの木では、
沢山のヨツボシオオキスイが集まっていました。
樹液も出て発酵臭が漂っていました。
他の昆虫達も活動活発化しているようです。
ハルニレの木の隙間に、
クワガタを発見。
んっ、少しアゴが太いぞ??
これは?
ヒラタクワガタ♂44mm
やはりヒラタクワガタでした!!
やりました!今シーズン初のヒラタクワガタです。
少し小型ですが綺麗な個体です。
ここに来てやっとヒラタクワガタに出会うことが出来ました。嬉しい限りです^^
こちら、
クヌギの木の樹皮裏をチェックしてみると、
中にいたのはコクワガタ♀(サイズ未計測)
こちらもなかなか綺麗な個体。
個人的な意見ですが、コクワガタって越冬個体でも綺麗な個体が多いような気がします。
こちらはハルニレの木。
木に草が覆っている隙間にクワガタの影を発見。
取ってみると、
コクワガタ♂20mm前半位(推測)
少し小さめのコクワガタ♂でした。
近くの草むらでは、
野イチゴが実っていました。
オレンジ色の野イチゴ、モミジイチゴです。
野イチゴ(木イチゴ)って赤いやつもありますが、個人的な意見ですがオレンジ色のものが一番甘くて美味しいと感じています。
まだ数も少なく熟してるのは数粒程。
沢山の収穫までもう少しでしょうか。
また今回も山の幸に出会いました。
私も大好きな三つ葉
香りがとてもよく、美味しい山菜の一つです。
今回も山の恵みを頂きました。
今回確認出来たクワガタは、
コクワガタ
ネブトクワガタ
ヒラタクワガタ
3種、合計4頭でした。
やはりまだまだ数は少ないですね。
毎回空振り(採集頭数0)はないものの、5頭以上見つけるという壁がなかなか越えられません。
しかし今回は今シーズン初のヒラタクワガタに出会えたのが嬉しかったですね~^^
最近は毎日朝になると、天気予報と気温をチェックしている自分がいます。
頭の中が採集モードに入ってしまっているので、また次回、そう遠くない内に行ってしまいそうです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【アラカシ】【ヤナギ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第5回目:【アラカシ】【ヤナギ】の木のご紹介です。
【アラカシ】
<Shiho採集実績>
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カナブン
シラカシと同様、カシの木の種類、アラカシです。全体像、樹皮などほとんどシラカシと酷似しますが、葉っぱの形(鋸歯の位置)が若干異なるようです。
樹液はシラカシ同様ににじみ出るような感じで、サラッと薄い印象。木の個々の差もあるでしょうが、あくまで私が見てきた感じでは、アラカシよりもシラカシの方がまだ樹液力が強いような感じを受けました。でもそれも地域差や個体差があると考えます。
とはいえ、こちらも採集実績はあります。
種類的にはノコギリがよく付いています。
【ヤナギ】
ヤナギの枝や葉
ヤナギの葉の表側
ヤナギの葉の裏側
ヤナギの木の樹皮
ヤナギの群生
ヤナギの樹液に集まるカナブン多数。
それに蝶(サトキマダラヒカゲ)。
そしてノコギリクワガタ大歯型♂60mm前半位の個体が集まっています。
ヤナギに集まるカブトムシ♂と♀のカップル
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
ヒラタクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン
ヤナギの木。標高の低い場所~標高の高い場所まで幅広く見られます。河川敷や山間の川沿いに生えていることが多いですね。
ヤナギの木は日本には約30種類もあるそうです。良く知られていて有名なのはシダレヤナギですが、私がいつも採集するのはこのタチヤナギという種類です。
ヤナギの木、クワガタ、カブトムシはよく集まります。
標高の低い河川敷などではヒラタクワガタやカブトムシ、ノコギリクワガタなどをよく見かけます。
ある程度標高のある(標高約300m位)山間の川沿いでもよくタチヤナギ(宮崎県にて)を見かけます。その辺りではミヤマクワガタを中心にノコギリクワガタ、スジクワガタ等をよく見かけています。
更に標高の高い場所にあるヤナギの木ではヒメオオクワガタやアカアシクワガタなども捕獲出来るようです。
全国的にもよく生えている木ですので、覚えておいて損は無いはずです。
月夜野きのこ園がある群馬県:みなかみ町では河原付近では特に良く見かけ、沢山のクワガタ、カブトムシが集まっています。
この辺りではクワガタ、カブトムシが集まる木のエース格といっても過言ではないほどです。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【アラカシ】【ヤナギ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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昨日、関東で真冬並みの寒さで雪が降っているとのニュースを見ました。
朝はまだ寒い日もありますが、ここ宮崎では全体的には暖かく、そこまで気温が下がることはないような感じです。
先日の日曜日なんかは特に暑い位で、軽く25℃を超えていました。
昨日も朝は雨が残っていたものの、昼からは晴れて気温も蒸しあがって来たので、虫の活動活発化を期待して、野外採集に行ってきました。
今回はその時の様子をご紹介したいと思います。
家を出る前に自宅の庭で、
アカガネサルハムシを見つけました。
光沢のある虹色がとても綺麗な昆虫です。
こんな街中の庭にもいるんだなぁと感心しました。
ポイントに到着。
ここはハルニレ、クヌギの混生地。
だんだん緑も深くなって来ましたね~^^
散策開始です。
上記画像に映っている一番左のハルニレ木、
この木の裏側で、
樹皮割れの隙間にクワガタらしきお尻を発見!
んっ、少し赤っぽい??
取り出してみると、
コクワガタ♂30mm前半位(推測)
おお、確かに赤みがかった個体ですね。
既に傷があるということは昨年からの越冬個体かもしれませんね。
開始10分程で見つけました。
今回は幸先が良さそうです^^
こちらのハルニレの木。
真ん中位の所にクワガタがいます。
お分かりでしょうか?
拡大してみると、
樹液に埋もれています。
取り出して少し綺麗にして、
はい、ネブトクワガタ♀ですね^^
私が通う宮崎のフィールドではネブトクワガタはこんな感じで樹液だまりにいることが多いです。
特にハルニレの木で採れる事が多いですね。
散策している間に、
ヒルが付いていました。
いつの間にか体に付き、血を吸うやつです。
ヒルに噛まれたら、しばらくは血が止まらないのが厄介なんですよねー。
血だらけになってしまいます。
こちらのハルニレの木では、
樹皮裏にクワガタの頭部が見えていました。
樹液も結構出ていて、近づくとかなりの甘酸っぱいマヨネーズみたいな匂いがしました。
傷つけないように取り出してみると、
おおお、何とスジクワガタ♂でした。
お顔を拝見した時はてっきりコクワガタだとばかり思っていたのですが、これは嬉しい出会い^^
体長は30mmも無いくらいですが、それでも大歯型の特徴はしっかりと出ていました。
スジクワガタ今シーズン初採集です^^
そのすぐ近くのハルニレの枝別れの部分に、
クワガタのお尻が見えました。
比較的つるんとしたお尻からして、これは確定!
立派なコクワガタ♂42mm(後程計測)でした。
綺麗な個体で、なかなかの大型で嬉しかったです^^
散策途中に出会ったサワガニ。
綺麗な色合いですよねー。
こちらももう活発に活動していました^^
また今の時期の山は春の山菜が豊富。
ほんの少し蕨(ワラビ)を収穫。
山の幸を少し分けて頂きました^^
春の山々を約2時間ほど採集を楽しみました。
今回出会ったクワガタ達は、
スジクワガタ
コクワガタ
ネブトクワガタ
3種 4頭という結果でした。
まだまだ数的には少ないですが、今回はスジクワガタにも会えました。
この時期は当たり前といえば当たり前なのですが、見かけるのは黒虫系クワガタばかりです。
ノコギリやミヤマクワガタ達と会えるのはもう少し先になりそうな感じがします。
今からまた楽しみにしているShihoでした^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは?」シリーズ。
今回は【ミズナラ】【シラカシ】の木のご紹介をさせて頂きたいと思います。
※日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。
木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
第4回目:【ミズナラ】【シラカシ】の木のご紹介です。
【ミズナラ】
形はコナラに似るがコナラより葉は大きい。
色もコナラより心なしか少し明るめ。
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
カブトムシ
カナブン
アオカナブン
ミズナラ。コナラより少し標高が高い所で多く見られる傾向があります。
私が通う採集フィールドでは、生えているもののそこまで数は多くなく、見かけるのはコナラの方が多いです。
しかしクワガタは集まります。採集実績はコナラとほぼ同じ種類ですが、ミズナラではミヤマクワガタが多く採れます。
樹液の出はコナラと似ていて若干ですが薄くさらっとした印象があります。でも時には荒い樹皮の割れ目などから樹液が噴出している所もあり、甘酸っぱい発酵臭がします。
コナラ同様、木の穴(ウロ)で採れるというよりも、木の枝や幹についているといったような感じでしょうか。よってルッキング採集や蹴り採集がメインの採り方となります。
【シラカシ】
<Shiho採集実績>
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
ヒラタクワガタ
スジクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
カシの木の種の中のシラカシです。
樹液の質はにじみ出るような感じで、サラッと薄い印象があります。
シラカシの木は公園や神社などによく植えられており、時間が経つと結構な大木に育ちます。
私が通うフィールドにあるシラカシでは蹴ると主にノコギリクワガタが落ちて来ることが多いです。実際先日夜に採集に行った際、樹液にノコギリの大歯♂が付いて樹液を舐めていました。その他ではコクワガタ、ミヤマクワガタも採れる事があります。
シラカシの樹皮から染み出る樹液に付くノコギリ♂
(ノコのアゴ下の白っぽいのが樹液です)
また他の場所では、シラカシの周りには沢山のクヌギの木もありました。さすがにクヌギの木の樹液パワーには適わないようで、ほとんどのクワガタ、カブトムシはクヌギの樹液に付いていました。
でもその時もノコギリクワガタが2頭ほど付いていましたので、クワガタ、カブトを引き付ける樹液は間違いなく出すようです。とりあえずシラカシを見つけたら、まずはルッキングしてみると良いと思います。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、【ミズナラ】【シラカシ】の木2種をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

前回の採集(4/1)で今シーズン初樹液のクワガタ(ネブト♂)を見かけることが出来ました。
一度見つけてしまうと採集のスイッチが入ってしまい毎日が気になってしまうShihoです。
違うポイントならば他にも出て来ているのではないかと思い、新しい出会いを求めて野外採集に行ってまいりました。
お天気的には晴れ間も見えているのですが、黒い雨雲っぽいのもあり少し微妙な感じです。
採集ポイントに到着。
このポイントは今年は初。
ここはクヌギ、ハルニレの他にシラカシの木が多い混生地です。
良かった、現地では晴れてました^^
さぁ、散策開始です!
辺りを散策していると倒木辺りに黒い影を発見!
しかしクワガタではなく、ユミアシオオゴミムシダマシでした。
その倒木周辺に何かいないかなぁと探していると、
なんと、
キイロスズメバチが倒木の下の方から出てきました。
普通ならすぐさま退散するところですが、このスズメバチは動きが鈍く飛び立つ気配等もなかったので、観察させて頂きました。
じっくり見てみると狂暴なお顔立ちをしています!
越冬して出てきたばかりの個体でしょうか?
散策続行です。
すると、近くのクヌギの木で、
んっ?またユミアシか??
と思いましたが、
今度は大本命!
今季初樹液採集のコクワガタ♀でした!!
体長は20mm少しといった所でしょうか。
全身に擦れが多く見れましたので、昨年からの越冬個体でしょう。
越冬しているコクワガタは先日見ていましたが、こうして樹液で採集出来たコクワガタは今季初。
いよいよ活動を始めたなって感じがして嬉しくなりました^^
散策途中、
何かの卵の割れ殻を発見。
大きさはピンポン玉より少し小ぶり。
蛇?鳥?一体何の卵でしょうね?
2時間程散策し、今回はコクワガタ♀1頭のみかぁ~と採集収めをしようと考えていた時、
ハルニレの木の隙間にクワガタを発見!!
立派なコクワガタ♂(推測30mm少し)でした!
立派な♂の大アゴを見て、
やっぱり格好いいなぁ~、と唸ってしまいました^^
と、こんな感じで今回の散策は終了。
結果、コクワガタ♂♀とペアで見つけることが出来ました。
前回がネブト、今回がコクワと順調に出会うことが出来ています。
次はヒラタクワガタでしょうか?
いやオオクワガタ??
否応なしにも期待が膨らむShihoでした^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

2019年クワガタ、カブトムシのシーズンまでもう少し。
(と、言っても既に採集に行っている私ですが・・・)
本格的なシーズンを前に私は毎年必ず、
「採集地の下見」を行っています。
今日の日記では「採集の下見」の必要性についてちょっと書いてみようと思います。
※この記事は以前(一部修正&加筆あり)もご紹介したことがございます。内容が重複致します事をあらかじめご了承下さいませ※
冬が明け、春が来ると、それまで枯れていたクヌギなどの葉が青々と生えてきて見事に生き生きとしてきます。それと同時にクワカブシーズンの到来でもあります。
あくまで私のやり方ではありますが、私の場合、本格的な採集シーズン(6月~8月)を迎える前には毎年必ずやることがあります。それが「採集地の下見」です。
なぜ下見が必要なのか?「採れる時期に来たら毎年採れている所にそのままいけば良いのではないか?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
確かにそれはそれでも良いのですが、もっとしっかりと採集をするためには、その年のフィールドに合わせた下見(調査)が必要だと私はそう考えています。
前年度の採集シーズンが終わるのは大体10月中旬あたり、それから今季の採集が始まるのは大体5月あたり、その間約7ヶ月程度採集フィールドを見ていないわけです。
その間以外にも様々な変化があります。
そういう所を事前に調べるのが下見というわけです。
では下見をすることで、何が分かるのか?
下見によって何をチェックするのか?
あくまで私のやり方ではございますが、毎年私は以下のような所をチェックするようにしています。
★採集場所に向かう道のチェック★
採集するポイントまで行く道を調べます。
何もなければそのまま辿り着けますが・・・
【がけ崩れ箇所】
このように崖崩れが発生している場所もあり、場合によってはその先に行けないこともあります。
こうなっては危険ですので、その先にある採集ポイントへは諦めなければなりません。
★採集フィールドにおける採集樹の有無チェック★
毎年採集出来ていた樹も、今年も大丈夫かどうかは分かりません。
樹が枯れていたり、人の手によって伐採されていたりと、そういうことは良くあります。
また逆に昨年まで知らなかった新しい樹を発見出来ることもあります。
採集出来そうな樹の場所をあらかじめ確認していくことで、スムーズな採集が出来ると思います。
★採集樹の今季における樹液の出る箇所★
樹液の出る場所は年々違う事があります。
ウロから流れ出す場合はそのウロが今年も存在していれば同じように出ている場合も多いですが、枝傷や樹皮傷から流れ出ていた樹液は、大体がその箇所を変えている事が多いです。
その樹液が出る箇所をあらかじめ覚えておくと採集する際にとても便利です。
樹に近づいてまず最初はその箇所を見れば良いのですからね。
★採集樹のウロの有無&形状★
樹のウロは毎年形状を変えます。
樹自体が穴を塞ごうとしていくからです。
狭くなったウロ、まったく穴がなくなったウロなど、様々です。
もちろんウロが無くなれば、そこに入っていたクワガタなどは入れなくなり、そのウロでは採集が出来なくなります。
ウロ採集はすばやい作業が必要なので、あらかじめウロの形状を理解し、それに合わせた採り方を認識しておくこともとても大事だと考えます。
如何でしたでしょうか?
上記が私が下見でチェックするポイントです。
本格的な採集シーズンを前にその年のおおよその採集フィールドの情報を知るのと知らないのでは採集効率に大きく影響すると考えます。
勿論人によってはこの他にもチェックするポイントなど色々あると思います。
あくまで私個人のやり方ですのでご参考程度に読んでいただければ幸いです。(^^)
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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