
毎年恒例!冬場の温度管理方法。
Shiho自作の簡易発泡スチロールによる簡易温室の紹介です。
あらかじめ御了承を得たいのですが、この記事は秋口になると毎年紹介しております。それゆえに何度もお目にかかられた方も多いと思います。
ですが、今年から始められたクワカブ初心者の皆様や当日記を初めて御覧になられている方達の為に少しでもお役に立ちたいと思い、しつこいながらも今年も紹介させて頂きたいと思います。
一部追記事項もありますが、大体の内容は例年と同じ重複しております。御理解&御了承の程よろしくお願い致します。
10月に入って日々だんだんと寒くなってきました。日中はまだまだ暑い日もありますが、 朝夕はめっきり涼しくなりました。外国産のクワカブにとっては日本の冬は寒さの厳しい時期です。
日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。
ですが、外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もあります)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、 かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。
それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。
温度管理方法で一番先に思いつくのは、
【エアコンでの管理方法】
大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようです。
しかしコストが割高になる、家族の理解など、なかなか問題があり、そうそう容易に実行出来るものではありません。
少量を飼育されている方、 電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。
そんな時は「簡易温室」を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、 ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。
今回はその中でも、少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介してみたいと思います。
【発泡スチロールで作る小型簡易温室】
同じ大きさの発泡スチロールを3個用意します。
3個の発泡の内、2個を底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。 今回は電気あんかを温源に使用しました。
電気あんかの下には少しでも熱を上に上げる為に、アルミ箔シートを下に敷き詰めました。
コードの穴の隙間部分は切り取った発泡スチロール部分を少し小さくして再度はめ直すとよいでしょう。
3つそろって下のような感じです。
後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
この温室は小さいので多数の数は置けません。
また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。
置く場所などを選んで、 適温になるように調整しましょう。
<理想の温度帯>
温室が完成しましたら、必ず温度テストをするようにしましょう。どこにお住まいか、またどんな場所に置くかでも温度はかなり違ってくると思われます。
ご自分の育てる場所で、どれくらいの温度をキープ出来るかを認識しておくことは重要です。
冬場でもクワガタ、カブトムシを活発に活動させるには、
15~28℃
大きく言うと、この温度帯をキープが必要かと思います。
※飼育する虫の種類によっては活発な活動温度帯は異なります。それぞれの飼育種に合わせて更に細かく調整するなどの工夫も必要かと思います※
テスト実験してキープ温度がもう少し低いならば
・もう少し暖かい部屋に移動させる
・外側にアルミシートなどをかぶせる
・加温器を少しグレードアップさせる
・発泡スチロールの容量を少し狭くする
等の対処をして、ご自分のお住まいに合った調整法を考える必要があると思います。
<温度確認方法>
中に温度計を1つ入れて確認すると良いと思います。
弊社でも販売している「室内室外温度計」ならば、先端のセンサーの部分だけを小さな穴を開けて差し入れておけば外側からでもすぐに内部の温度が分かるので便利です。
また昔小学校の頃位に実験などでよく使っていた30cm位の長い温度計などでも発泡スチロールの上面から突き刺しておけば、外側からでも確認出来るので便利だと思います。
<通気確保>
また空気確保の為、発泡スチロール上面に小さな穴を2つ位開けておくと良いと思います。
元々そこまで保温能力は高くないので、大きめの穴は避けた方が良いでしょう。
この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、 コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、 一定の温度を保つ事も可能かと思います。
また、より広く、ちょっと本格的なものを作りたいならば、例を挙げるならば下記の画像のような園芸用の温室等を使用すればより簡単に簡易温室が作れます。
一番下の棚に温源となるものを入れて後は密閉するだけ・・・。
温源とサーモを接続してコンセントに差し込めれば、容易に温度管理が可能です。
また内部に小型ファンを入れれば空気も循環して全体的にムラなく温度管理が出来るでしょう。
ご紹介したのはあくまで簡易温室ですが、以外となかなか役に立つものです。
しかし上記でも書きましたが、皆様の住んでいる地域地域によっては能力に差が出てくることもあります。
例えば北海道で使用するのと九州、沖縄で使用するのとでは全然違ってきます。
それぞれの管理する場所にあった温室作りが大事だと考えます。
しっかりと温度対策をして厳しい冬を頑張って乗り切りつつ、クワカブライフを楽しみましょう。
※この方法はあくまで私自身のやり方です。 人それぞれによって考え方や方法等は異なると思います。あくまで参考例として見ていただければ幸いです。
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さて今年も野外採集シーズンが終了に近づいて来ました。
採集して大事に飼われていた虫達も一部の種を除いて大部分がお亡くなりになって来る悲しい時期でもあります。
野外採集をされて採集した大事な虫、もしくは飼育(ブリード)していた大切な虫が死亡した場合、皆さんはどうされていますか?
安らかに眠らせてあげるように土に還す方もいらっしゃるでしょう。
またあるいは思い出にと、その個体を大事に標本にしていつまでも手元に置いておくという楽しみ方もあると思います。
大切に育てた、夏の想い出のつまった大切な昆虫を大事に残したい。
そんな想いを形にするには「想い出標本」がおすすめです!採集や飼育で大事に育てた虫達をきちんとした形にして残しておけば、虫に対して感謝の気持ちも愛着もこれまで以上にわいてきます。
今回の飼育日記では月夜野きのこ園でご紹介している「標本の作り方」についてご紹介してみたいと思います。
※この記事は昨年もほぼ同じ内容で掲載させて頂いております。今年より初めて標本に挑戦する方も多くいらっしゃいますので改めて掲載させて頂きました。一部記事内容&画像が重複しますことをご了承下さいませ※
でも標本って作るの大変そう・・・
そんなふうに思われがちですが、実は標本は「乾燥させるだけ」で大丈夫なんです。 ですのでここでの紹介は特別な薬品などの用意はいりません。このページでは月夜野流の標本作りをかんたんな3ステップでご紹介します!
★★★標本つくり方の3つのステップ★★★
ステップ① 「カチコチに固まった昆虫をほぐす(軟化)」
ステップ② 「昆虫針を昆虫に刺す(貫通させる)」
ステップ③ 「形を整える(展足)」
お亡くなりになってしまった昆虫は固く乾燥しているか、お亡くなりからあまり時間の経っていないものが良いです。 また、体がグニャグニャするものは腐敗防止の為にも一旦乾燥させてからの方が扱い易いです。
今回は乾燥して体が固くなっているものを用意しています。
〜用意するもの〜
①段ボールか発泡スチロールのような針が刺しやすい板
②固定用の針、マチ針でもOK
③使い古した歯ブラシ
④木工用ボンド(足が取れたりした場合の修復用)
⑤昆虫針、今回は6号というものを使います。
⑥有れば便利、ピンセットや先の細長い物、竹串や楊枝
⑦お亡くなりになった昆虫
まずは昆虫を洗いましょう!
お亡くなり後、そのままの状態で乾燥していますので、体に付いたオガやゴミを水で洗い流し、歯ブラシなどでキレイに汚れを取り除きます。
汚れを落としたら次に50~60度のお湯に漬けます。 (熱湯に入れてしまうと眼が白くなってしまいますのでご注意!)。昆虫の乾燥具合で柔らかくなる時間が変わってきますが、30分~1時間位で柔らかくなってきます。
足の先端の方から柔らかくなってきますので昆虫の足を動かしながら確認していってください。 まだ固いようであればさらに漬けてください。
足がだいたい動かせるようになったらお湯から引き揚げます。
昆虫がやわらかくなったらティッシュで水気をきって発泡スチロールの上に置きます(この時、足を全体に広げるように置きます)。 うまく広げられたら初めに1本昆虫針を刺します。 刺す位置は真ん中よりやや右です。真ん中だと背中の羽<翅>が開いてしまったり、形が崩れてしまいます。
結構固いので、抑えの板なんか有ると便利です。あと、ラジオペンチを使用するとより簡単かもしれません。(両手を添えると刺しやすくなります(1人での撮影のためここでの画像は片手ですが、、、)。
針の刺さり具合ですが、一旦上部の羽(翅)が貫通したら角度を確認します。前、後ろから確認して垂直に刺さっていれば、角度に気を付けて下まで貫通させます。 針の上部1.5cm位を目安にしてください。
ちなみに標本の道具で平均台という物があり、あると針の差し込みの時に便利です。
一番上段の大きいほうの穴に針の頭を差し込み、グイっと一気に押しつけます。
すると、丁度良い刺し具合になります。
さてお次は昆虫の形を整えていきます。まずは、このままだとクワガタが回転してしまうのでお尻の方を針で抑え、次にアゴをお好みで広げて針で固定します。標本の形は図鑑などに載っているものをお手本にするのがわかりやすくておすすめです。
では、後ろ足から形を整えていきます。
ここで一つポイントがあります。出来るだけ左右対称に整えてあげましょう!
それと、足をなるべく縦になるように針で固定します。ピンセットを使って整えてから固定すると上手くいきました。足の固定は針を十字に刺すと安定します。
そして、足の爪を開かせます。足の爪を開かせるとよりぐっと標本っぽく見えてきます。
次に中足です。この足も少し癖がついていたのでピンセットで少し引っ張りながら整えました。
もともと爪が開いている足は針の固定はしていません。
要するに整って乾燥出来ればそれで良いのです!
ここでポイント!「触角をお忘れなく!!」
私はついつい終わってから気がつくことが多いです、、、。
眼の下の方に折りたたまれているので、細い棒で出してあげます。
中足も整えて、なるべく左右対称にします。
整え終えたら、あとは乾燥させて出来上がりです。
乾燥する際は風通しの良い日陰で干してください。もともとの昆虫の乾燥具合にもよりますが、 2週間~1ヶ月が目安です(大きいものだと1ヶ月以上かかる場合もございます)。 また乾燥期間中に少しずれたりすることもありますので時々チェックして微調整しましょう。
同じ要領でメスも隣で整え(展足)ました。オスメスの形を揃えると奇麗に見えるのでおすすめです!
乾燥できたら標本箱に納めてみましょう。
自分の思い出が残るっていいですね~!うん、かっこいい!
※標本箱の中には一緒に防虫剤を入れる事をお勧め致します。
鑑賞用でだけでなく、 データも残したい場合はラベルを作成しましょう!
【野外採取の場合】①何時 ②何処で ③誰が採った
この3つが基本です。
【飼育の場合】①昆虫名 ②産地(~産) ③累代
やその他飼育中の管理の仕方など表記しておくとよいかもしれません。
ラベルは標本昆虫の針に一緒に刺しておきましょう。
他にも 想い出深いエピソードを記載しておくのもおすすめです! 自分なりに工夫したり楽しみながら標本を増やしていけたらより楽しめると思います。
ステップ① 「カチコチに固まった昆虫をほぐす(軟化)」
・昆虫は歯ブラシなどで水洗いする。
・50~60度のお湯に30分~1時間位漬けこみます。
・関節の動き具合で確認し、固いようならさらに漬けこむ。
ステップ② 「昆虫針を昆虫に刺す(貫通させる)」
・昆虫針を刺す時は支え板やラジオペンチを使うと刺しやすいです。
・貫通させる前に針の角度を垂直かを確認してから貫通させる。
ステップ③ 「形を整える(展足)」
・形を整えるにはまず昆虫が動かないよう大まかに固定してから細かい所を整えていく。触角を整えるのを忘れずに!
・乾燥期間の目安:乾燥にはオオクワ♀なら3週間が目安。オオクワ♂70mm程度の大きさなら1ヶ月以上。オオヒラタやオオカブトなど体長80~150mmのものは3ヶ月以上かかる場合もあります。元々の扱う昆虫の乾燥具合にもよりますので確認しながら乾燥させて下さい。
・データを残したい場合はラベルを作成、標本昆虫の針に一緒に刺しておく。
【ポイント】
・基本的にはルールは有りませんが、左右対称にする事や足の爪を開かせたり触角を整えるとより標本っぽく奇麗に見えます。
・有る程度数を並べるのであれば整える形に一貫性を持たせると並べた時に奇麗に見えます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
上記までは月夜野きのこ園HP上でもご紹介している「標本の作り方」です。
後はこんなのもあった方が良いな、こんなやり方もあるよ、と思うものをShiho的に少し補足してみました。
【酢酸エチル、もしくは除光液での防腐処理】
標本を作製するには死亡した虫を乾燥させるだけでも勿論大丈夫です。
月夜野きのこ園的には自然乾燥をお勧めしますが、中には防腐処理をしておきたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方達の為に防腐剤について少しご紹介しておきたいと思います。
防腐剤として主に使用されるものには、「酢酸エチル」もしくは「除光液」などがあります。
本来ならば、純度の強い「酢酸エチル」の方が望ましいのですが、こちらは劇薬の為、簡単に入手することが難しく、最近では薬店でも販売や取り扱ってくれない所が多いです。
上記画像は「酢酸エチル」
また取り扱っている場合にも購入には「用途説明」や「身分証明書提示」等、何かと手続きが必要な場合があります。
この「酢酸エチル」の代用品として「除光液」を使うという手もあります。
「除光液」とは女性が爪等につけるマニキュアなどを洗い落す液体のことで、この除光液の中には「酢酸エチル」が含まれているものがあります。
勿論「酢酸エチル」より効き目は強くはありませんが、それでも何もしないよりは効果はあると考えます。
こちらは化粧品店や薬店、場合によっては100円均一ショップでも販売しています。購入する際にも身分証明書なども必要ないので、とてもお気軽に入手することが可能です。
上記は100円均一ショップで入手した除光液。
★★酢酸エチル&除光液の使用方法★★
酢酸エチル、もしくは除光液を手に入れ、防腐処理の方法をご紹介します。
気密性の高いビンなどにティッシュペーパーを数枚入れ、そこに液を数滴~適量入れ、ティッシュペーパーに染み込ませます。液はなるだけ染み出ないようにし、気化させた蒸気で防腐処理を促します。
密閉したビンに入れたノコギリクワガタの死亡個体。
ティッシュペーパーは除光液の色を染み込んでピンク色になっています。
実は本当は、生きたままの生き虫を入れた方が防腐剤としての効き目は強いそうです。
ただし勿論入れた昆虫は死ぬことになりますが、呼吸器から防腐剤を吸い込むことで更に防腐効果が強まると聞いていますが、私には抵抗があり、ちょっと無理ですね。
【展足した後、標本を乾燥させる方法】
皆さんは昆虫を展足した後、どのように管理されていますか?
上記の説明でも書いているように展足が完成し、昆虫が乾燥するにはかなりの時間がかかります。
問題はその間の管理方法です。
もう10年以上前の話ですが、当時よく標本を作っていた私は、展足を終え、完成した標本を乾燥させていました。
当時はそのまま日の当たらない日陰に置いてそのまま放置しておいたのですが、まだ十分に中が乾燥していない間は腐敗臭がします。
その腐敗臭に引き寄せられ沢山のハエが外部からやって来て、結果的にそこに卵を産みハエの幼虫が沸き、標本がダメになったものも出てしまいました。
その時は酢酸エチルがあったので、生体の死亡後は酢酸エチルで防腐剤処理をしていました。最初は酢酸エチルの強烈な臭いでハエは集まらなかったのですが、時間とともに酢酸エチルの臭いは薄れていくので集まってくるようになりました。
なので、標本を乾燥している間、外部からハエなどの虫が集まらないようにしておく工夫も必要だと考えます。
そこで私はその後はタッパー等の気密性の高い容器の中で乾燥させるようにしました。風通しが良くありませんので、勿論外で乾燥させるより時間はかかりますが、ハエなどの外敵から守るには仕方ありません。
少しでも乾燥を助ける為、乾燥剤を入れておくと良いです。
きっちりとフタをして外部からのハエ等の侵入を防ぎます!
数ヶ月後、乾燥が終了し、標本が完成した後は、
標本箱に入れてみましょう。
きっちりと並ぶ姿はさぞかし美しいでしょうね。
昨年私が展足した標本個体
今回色々と標本作成について書いて来ましたが、特別なルールはないので、個々で色んな形にしても楽しいので、 是非、みなさんもチャレンジしてみてください!!(^^)
※この方法はあくまでShiho&月夜野きのこ園流のやり方です。人それぞれによってやり方は様々です。 あくまで参考として見ていただければ幸いです。
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10月に入りました!
非常に強い台風24号、宮崎を直撃でした。
もの凄い雨風で宮崎の各所で増水や突風、竜巻の被害も出た所もあるようです。
台風一過の宮崎は絶好の青空。
そんな中、山の様子を見たくて採集に行って来ました。
今回はその時の様子をご紹介したいと思います。
ポイントに行く途中見かけた秋の風物詩の一つ、柿。
そろそろ熟して来ましたね~。
あちらこちらで沢山見かけます。
最初に見たクヌギの木。
まだ樹液がたっぷり出ていますが、いたのは大きなムカデ!
山で見かけるムカデはデカいやつが多いですね~。
こちらの樹皮の隙間からはドルクス系のお顔。
お顔を見るために取り出して見ると、
コクワガタ♂30mm後半位(未計測)
傷もほとんどない綺麗なコクワガタ。
二次発生個体でしょうか?
少し場所を移動して、
近くの木を蹴ってチェックしてみると、
ノコギリクワガタ♂50mm後半位(未計測)
綺麗なノコが落ちて来ました。
まだまだいますね、一安心です^^
こちらのクヌギの樹皮隙間には、
ヒラタクワガタ♂の姿を発見。
取り出してみると、
ヒラタクワガタ♂30mm前半位(未計測)
傷だらけですが元気いっぱいの個体でした。
そのヒラタがいた木を叩いてみると、
ミヤマクワガタ♂50mm前半位(未計測)
が落ちて来ました。
この日初ミヤマ!
小さい個体でしたが、やはり嬉しいものです^^
こちらの細いハルニレの木では、
カブトムシ♀とノコギリクワガタ♀を発見
どちらも擦れてボロボロですが元気にお食事中。
そしてその同じ木の上の方を見上げてみると、
こちらにもカブトムシ♂♀ペアがいました。
♂より♀の方が大きいです。
と、このような感じで2時間程採集を楽しみました。
見かけた個体数は20頭程。
今回は大型個体には出逢わず、持ち帰りはゼロ。
観察&撮影のみとさせて頂きました。
見かけた頭数では、前回佐賀のKAZUくんと行った時より半減しました。
時期がらも勿論あるでしょうが、やはり台風の影響は大きかったのかな・・・。
この様子では次回辺りが今年最後の採集になりそうな予感がしてきました。
また頑張って行ってみたいと思います^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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先日の9/24に一緒に楽しい採集をした佐賀の友人KAZUくん。
そのKAZUくんから昨夜、凄く興奮した様子で、
「オオクワガタが採れました!!」
との電話連絡が入りました!
オオクワガタ♂42.6mm
KAZUくん曰く、
「昔は結構有名なオオクワガタが採れる産地の一つだったんですが、ここ数年は全く採集記録がなく自分もヒラタ狙いで行ってみたんです。」
「最初は小さいヒラタかと思って取り出してビックリ!!」
「突然のオオクワGETに採った自分も驚きと興奮が冷めませんでした!」
とのこと!
いやぁ~、そのお気持ちよーく分かります。
勿論その他の種でもクワガタを採集するのは嬉しい事ですが、オオクワガタとなると、勝手ながらやはり別格扱いの気持ちになってしまいますものね。
後程改めて送られて来た画像。
よーく見ると、身体の縁にも泥が乾いてこびり付いています。
内歯も小歯型で、その歯型と身体の汚れ具合がよりワイルドオオクワガタの貫禄をかもし出しています。
しかし佐賀のKAZUくん、今年は大型個体を連発GETでした。
結局、4回宮崎に来たのですが、その全ての日程で70mmUPをGETするという快挙!
その個体達をハイライトでご紹介!
ミヤマクワガタ♂74.3mm
(7/28採集)
ヒラタクワガタ♂72.0mm
(8/7採集)
ノコギリクワガタ♂70.7mm
(8/25採集)
ミヤマクワガタ♂70.3mm
ミヤマクワガタ♂71.6mm
ミヤマクワガタ♂70.0mm
(全て9/24採集)
以上、70mmUPのミヤマ、ノコギリ、ヒラタを6個体もGETしたKAZUくん。
そして今回のワイルドオオクワガタ♂GET!
若さ溢れるパワーとクワガタ採集への情熱は凄いものがありす。
こういう結果を見せつけられると大いな刺激になります!
シーズンは完全に終了間近ですが、もしかしたらまだどこかに大物個体が残っているかもしれません。
また近い内フィールドに足を運んでみたいと思います^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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9/24、3連休の最終日。
この日記上でもおなじみになった佐賀の友人 KAZUくん
つい昨日購入したばかりの愛車:ジムニーに乗りまたもや宮崎へクワガタ採集に来県しました。
今回はその時の採集様子をご紹介したいと思います。
この日の天気は曇り。
気温は25℃程でした。
到着後、クヌギ林を散策、
すると、
クヌギの小さなウロにクワガタ発見!
KAZUくんがすかさずチェック
小さなヒラタクワガタ♂でした。
そのヒラタが採れたとなりの木を蹴ってみると、
ノコギリクワガタ♂66mm(後程計測)
小型のカブトムシ♂
が落ちて来ました。
その後もこの時期にしては順調に採れていき、
本日の大物はこちら、
ミヤマクワガタ♂70.3mm
ミヤマクワガタ♂71.6mm
ミヤマクワガタ♂70mm
これら3頭のミヤマクワガタ70mmUP個体達!
どれもボロボロのボディ。
この時期まで生き抜いたで歴戦のツワモノ達でした。
最後に紹介した70mmはかなり弱っており、かろうじて生きている感じでした。
この個体だけは持ち帰らずに簡易ノギスで計測して、そのままその場でリリースしました。
このような感じで採集を楽しみました。
今回採集した見かけたクワカブ達は全部で約58頭
※今回も前と同様にこの時期にどれ位クワカブが採れるのかを調べる為、一旦全て採集して、その後お気に入りの数体♂のみをキープし、残りは全てリリースしました※
この時期にしてはかなり上出来でした!
最近は30頭前後が続いていたので、50頭を超えるとは思いませんでした。
やはり二人で回ると違いますね、落下した時の見つける確率がグンと上がります。
そしてKAZUくんの若さのパワーが凄い!
ほとんどの木を彼が蹴ってくれました。
パワー全開で蹴るKAZUくん
持ち帰ったミヤマ70.3と71.6を手に満面のKAZUくん
そのKAZUくんと、採集の途中で、
山に自生している野栗を沢山拾いました。
ハートの形はKAZUくんの趣味だそうです^^
kazuくん、楽しい採集でしたね~!
またご一緒しましょう!
お疲れ様でした!^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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気温34℃!
まるで夏に舞い戻ったかのような暑さが続いています。
その暑さに便乗して、ここぞとばかりに採集に行って来ました。
採集地に到着!
澄んだ空気を含むような秋らしい秋空です。
ハルニレの木。
見ての通りかなり細いハルニレの木ですが今年の有力木の一つ。
軽く叩いてみると、
ノコギリクワガタ♂中歯型
コクワガタ♂小型
と2頭パラパラっと落ちて来ました。
どちらもこの時期にしてはかなり綺麗な個体!
と、同時に、
スズメバチも落下。
このスズメバチ、落下の衝撃かなかなか飛ぼうとしなかったので、
至近距離で撮影させて頂きました。
近くで見るとかなりの迫力です!!
場所を少し移動して、
近くのクヌギの木にはお食事中のカブトムシ♂
木を蹴ってみると、
ヒラタクワガタ♂約50mm半ば程(未計測)
これまたとっても綺麗な個体!
二次発生個体なのでしょうか??
どちらにせよ嬉しい限りです^^
そして、近くにある有力木の一つであるハルニレ木がある場所に移動しようとした時、斜面だった為、何気に近くの木を掴んで登った時、
パサッっと軽い音。
見ると、
ノコギリクワガタ♂小型
が落ちて来ました。
あれ?こんな所で?
と木を見てみると、
何とヤシャブシ?の木!
以前この日記上でもヤシャブシの木でクワガタは採れるとの紹介はしましたが、実際に採集するのは初めての事!
えっ、マジで!!
まだいるかな??と嬉しくなって探してみると、
おおおっ、いたっ!!
細い木の枝にノコギリクワガタ♂小型の姿を発見しました。
私が通うフィールドでは、ハルニレとクヌギの樹液力が強すぎて、ほとんどのクワカブはそっちに集まって来てしまいます。
でもたまーに、アカメガシワやシラカシでも採集出来る事もありましたが、ヤシャブシの木で採集するのは長い採集歴の中でも初めての事でした。
今回採れたヤシャブシの木、どんな木なのかをご紹介!
少し細いですが全体像
樹皮
葉 表側
葉 裏側
実
このような感じの特徴がある木です。
ヤシャブシの一番の特徴は沢山なる実!
この実が沢山なっている木を探してみるのが一番近道かもしれません。
またヤシャブシにも何種か種類があるようです。
詳しい種類までは私も分かりませんが、私がクワガタが採れた木はこんな感じでした。
もし宜しければ今後も採集木の参考にして頂ければ幸いです。
採集途中で出逢ったツマグロヒョウモン
とっても綺麗な蝶です。
と、このような感じで3時間ほど採集を楽しませてもらいました。
今回は大型の採集はなく、出逢ったクワカブ達も20頭程と少な目でしたが、今回の一番の収穫は初めてヤシャブシの木で採れた事です!
私が通うポイントにはヤシャブシの木は沢山あるので、今後更にチェックする幅が広がりそうです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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7月に行われた「世界のクワガタカブト大集合」イベントに出席するため群馬に滞在する事約10日間。
滞在中に他にも群馬での採集や月夜野きのこ園内での色んな体験が出来ました。
今回はその月夜野きのこ園内で作られているきのこマットの製造工程の一部を簡易ではございますが少しご紹介してみたいと思います。
※制作段階にて企業秘密も御座いますので、詳しい説明は一部省略させて頂きます。ご了承下さいませ※
マットの原料が到着。(きのこの菌で分解されたオガ)
これはきのこマットの原料。
画像は原料の質をチェックする社長の金子氏。
この時点ではきのこの菌での分解は完了していますが、発酵は浅く、臭いを嗅ぐと少し酸っぱい臭いが漂っていました。
次にその原料をこのタンクに入れて発酵させます。
一番上にいる私:Shiho。
こんなに大きいタンクで発酵させます。
一番上にある大きな穴に原料が入れられ発酵を開始します。
発酵温度は約50~60℃になります。
発酵が完了したきのこマットが出て来ました。
まだ暖かく、臭いはちょっと表現が難しいですが土っぽい大地の香り。
出来立てほやほやのきのこマットです!
その後、ふるいをかけ異物などを取り除く作業をした後に加水等の調整をします。
そして袋詰めされたのが、
完成です!
如何でしたでしょうか?
月夜野きのこ園ではこのようにしてきのこマットを製造しております。
ただ冒頭でも書きましたが、企業秘密も含まれていますので一部の工程を省略させて書かせて頂きました。
マット製造の簡単な流れという意味でご覧頂ければ幸いです。
何卒ご理解&ご了承下さいますようお願い申し上げます。
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先日北海道では初雪が降り全国的にも寒いというのに、予報では宮崎の最高気温は27℃前後。
しかし秋雨前線が停滞しており、相変わらずの雨模様の宮崎。
二次発生?を期待して、というかもうあと少ししか採集出来ないという気持ちが後押しして本日も懲りずに採集へ。
この時期ならではの風景。
真っ赤な彼岸花にアゲハ蝶。映えますね~^^
最初に出迎えてくれたのは、
中型のミヤマクワガタ♂個体。
樹液が少ないのか、顎を押し付けるようにしてお食事中。
こちらのクヌギの樹皮裏には、
小型のクワガタが2頭。
ちょっとお姿を拝見!
小型のコクワガタ♂♀ペア
♂は内歯の特徴も無くとても極小タイプ。
体幅は♀の方が大きい位でした。
この日はヒラタクワガタが好調!
まず、
ウロから顔を出すヒラタクワガタ♂59mm(後程計測)
クヌギの木を蹴って落ちて来た、
ヒラタクワガタ♂61mm(後程計測)
そして、
細いハルニレの枝先にヒラタクワガタ♂♀ペアの姿を発見!
サイズはなかなか大型で♂65mmありました。
これは嬉しいサイズ!
左から、ヒラタクワガタ♂65、61、59mm
トリプル60mmUPと紹介したかったのですが、残念ながら1個体だけ60mmに届かず、準トリプル60mmUPという結果でした。
先日のコメントでYukiさんが「ヒラタの二次発生が始まっている」と書いてありましたが、こっちでもその傾向があるのかな??
ともあれ大型のヒラタ達に出逢えて満足でした。
近くのクヌギを蹴ってみると、
バサバサッ
ととても大きな落下音!!
この音は、特大のミヤマ、ノコ、ヒラタか、もしくはカブトだなとワクワクしながら探ってみると、
カブトムシ♂2頭
どーりで大きい音のはずです。
カブトムシは重量がありますからねー。
待望の特大はこちらでした。
ハルニレの木を蹴って落ちて来た特大型ノコギリ♂個体!
ノコギリクワガタ♂70.1mm
何とか特大個体の基準(あくまで私:Shihoの基準:70mm以上)である70mmを何とかギリギリですが超える個体を本日も出逢う事が出来ました。
このような感じで3時間程楽しく採集!
※一括撮影の為、一瞬だけ故意にまとめて撮影しています※
合計37頭という結果でした。
この画像、表面上ではノコやミヤマ、カブトばかりで、ヒラタやコクワがいないように見えますが、実は全て潜っており全体的にはドルクス系の方が数は多いんです。
※今回もこの時期の採集頭数を調べる為、一旦全て採集して、その後お気に入りの数体のみをキープし、残りは全てリリースしました※
如何でしたでしょうか?
冒頭でも書きましたが、全国的に冬の到来が近づく中、ここ宮崎では温暖な気候のおかげかまだ暖かく、採集を楽しむことが出来ました。
毎回書いていますが、ここ宮崎、私が通うフィールドでは例年だと9月いっぱいは少なくなっていきながらもまだ採集を楽しむことが出来ます。
次回またどんな虫達に出逢えるのか楽しみです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

雨が続く宮崎県。
もうシーズンは完全に終盤なのですが、少しでも採集の醍醐味と山の雰囲気が味わいたくて、凝りもせず気付けば山へ。。。
秋の晴れ間を狙って山へ行ってきました。
秋の青空に映える綺麗なパンパスグラス。
秋が深くなってきたのを一層感じさせます。
最初に出迎えてくれたのは、
ネブトクワガタ♂個体。
しっかりとした姿を拝見したくてズームアップ撮影。
小さい個体ですが、元気に生きています^^
ハルニレのウロを見てみようとすると、
ウロの入口の所にカブトムシ♂がいました。
カブトムシのお食事を邪魔しないようにウロをチェックすると、
中型のヒラタクワガタ♂が入っていました。
サイズは約50mm前半程(未計測)
ウロの中はかなり樹液が出ているのか、樹液まみれです。
近くのクヌギの木を蹴ってみると、
ノコギリクワガタ♂63mm(後程計測)
が落ちて来ました。
この時期にしてはなかなかの美個体!
と同時に、
ミヤマクワガタ♂小型個体(未計測)
も落ちて来ました。
同じ近くのクヌギの木では、
頭を突っ込んでお食事中の、カブトムシ♀
そして、
樹皮の隙間にクワガタ2頭の姿!
種類を確認するために、少しだけ取り出してみると、
やはりコクワガタ
片方は取り出しませんでしたが、おそらくコクワ♀でしょう。
そして今回久しぶりに大物も採れました。
それがこちら、
久しぶりのミヤマ70mmオーバーの特大個体!
ハルニレの大木を蹴って落ちて来ました。
一発目の蹴りでは振動が伝わらなかったのか落ちて来ませんでしたが、三発目の蹴りで落下。
最初はカブトかと思いましたが、大型ミヤマ。
素直に嬉しいのひと言でした^^
採集中の話。
木から草むらに落ちたクワガタをチェックしようとすると、
なんと目の前に大きなマムシ!!
慌ててのけぞりましたが、クワガタが落ちた地点からわずか20cm位の距離でした。まさに間一髪。
撮影してみようとすると、上記画像の様に身体をくねらせて威嚇の攻撃体勢!
マムシはこのように体色模様が落ち葉や地面の色に酷似していますので意外と気付かないことが多いです。皆さんも注意しましょうね。。
このような感じで採集を楽しませてもらいました。
今回見かけたクワカブは全部で30頭程。
やはり急速に個体数が減りつつありますが、その中でも特大個体を一頭でも見れたのは幸運でした。
山の神様、貴重な出逢いをありがとうございました^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
使用したアイテム

9月に入りました!
連日の残暑と毎週のように発生する台風のオンパレードで異様な天候の日本列島。
日中の最高気温だけでみるとまだまだ真夏の様な感じがするのですが、朝夕、そして空気は秋の気配が確実に感じられます。
秋の気配の漂う中、今回も野外採集に行ってきました!
最初に出迎えてくれたのは、
細いハルニレの樹液に付くカブトムシ♂
小さい個体ですが、まだまだ元気いっぱいのようです。
こちらのクヌギの木では、ゴマダラチョウとカナブンの姿を見かけました。
他の昆虫達もまだ元気に活動しているみたいです。
木を叩いてみると、
良型のノコギリクワガタ♂が落ちて来ました。
体長は♂66mm(後程計測)
綺麗でなかなか良いサイズです。
と、同時に、
小型のミヤマクワガタ♂(未計測)も一緒に落ちて来ました。
2頭の軽いクワガタシャワーでした。
近くの木を見上げると、
スジクワガタ♂がいました。
あえて採集はしませんでしたが、遠目から見ても大歯型のようで格好良かったです。
少し場所を移動して、
こちらのハルニレの木のウロには、
ヒラタクワガタ♂の姿を発見。
とりあえずサイズを見たくて採り出してみました。
ヒラタクワガタ♂57mm(後程計測)
60mmUPには届かなかったものの、泥を拭うと綺麗な個体。
なかなかの良型でした。
そのヒラタが入っていたハルニレ木を叩いてみると、
コクワガタ♂♀ペア(未計測)が落ちて来ました。
と同時に、
ノコギリクワガタ中型♂個体(未計測)
も落ちて来ました。
アゴ先が折れており、小型ながらこのシーズンを生き抜いた歴戦のツワモノです。
と、このような感じで2時間ほど採集を楽しみました。
今回見かけたクワカブ達は全部で約50頭程。
持ち帰り個体はゼロ。
採集した個体は全てリリースし、観察のみとさせて頂きました。
先週は100頭を超える個体を見かけたので、まだまだいけると思っていたのですが、今週はその半分以下。
まだまだ暑い残暑が続いていますが、季節は秋へとまっしぐらのようです。
この時期、良く見かける、
サルスベリの花。
至る所で見かけられ、晩夏の採集に色どりを与えてくれます。
数が少なくなってきたとはいえ、まだまだ観察出来ますので、もうしばらくは採集を楽しませてもらいたいと思います。
山の神様、もうしばらくだけお許し下さいませ m(_ _)m
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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