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(有)月夜野きのこ園では、2016年7月23日(土)・24日(日)の2日間にわたり、群馬県沼田市のサラダパークぬまたにて「世界のクワガタカブト大集合!」を開催致します。

2016年サラパチラシ

昨年に引き続き、私:Shiho も参加させて頂くこととなりました。

 

【2015年度開催時の様子】

 

展示即売会
クワガタカブトムシ展示即売会

 

 

虫くじ
くじの様子

 

 

虫とのふれあいコーナー
ふれあいコーナー

 

 

Shihoの昆虫教室
昆虫教室

 

 

カブトムシゆかりさんの昆虫教室
kabutomushiyukari-kyoushitsu

楽しいイベントや、虫くじ、世界の様々なクワガタ、カブトムシが大集合です。

私も少し早目の7月20日より九州を離れ、群馬入りします。

群馬でもイベントまでの数日、時間があれば野外採集をしてみたいと思っています。

 

今週の土日は是非ご家族一緒にご来場下さいませ。

その時お会い致しましょう。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

飼育日記担当:Shiho

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2016年7月19日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第16回目のご報告です。     AM8:30気温 :25℃ 天気: 晴れ時々曇り  ...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第16回目のご報告です。

 

IMGP9966

 

AM8:30
気温 :25℃ 
天気: 晴れ時々曇り

 

主に一つの種にターゲットを絞って採集する、ターゲット採集もいよいよクワガタでは、ラスト種。

 

今回のターゲットは、

ミヤマクワガタ

です。

 

IMGP0200

 

ミヤマクワガタの採集ポイントに到着。

ここは少し標高が高く400m位はあると思います。

 

ミヤマクワガタ

漢字で「深山」と書いてミヤマと呼びます。

その名の通り、ある程度標高のある深い山に生息するクワガタです。

 

ミヤマクワガタの採集方法は、主に

①ルッキング採集

②蹴り採集

この流れです。

木をルッキングで探し、見つかれば、長網で直接GET、見つからなければ最後には蹴って落とす。至ってシンプルな採集方法です。

 

この辺りにはミヤマが良く付くハルニレの木があります。

IMGP0231

木を片っ端から見て、蹴って行きます。

 

 

こちらの細いハルニレの枝では、

IMGP0363

樹液を舐める♀に小型の♂が寄り添っています。

何とも良い光景です。

ここは邪魔しないでスルーします。

 

ここからは、ハイライトで、

 

IMGP0400

ミヤマクワガタ♂65mm

今地上に出て来たかのような美個体!

 

 

IMGP0316

ミヤマクワガタ♂54mm

 

 

IMGP0295

ミヤマクワガタ♂73mm

来ました!!

ミヤマクワガタの♂70mmUP!

今シーズン最大サイズの

73.3mm(後程計測)

という大型サイズ!!

素晴らしくキレイな個体です。

 

 

IMGP0306

ミヤマクワガタ♂52mm

 

 

IMGP0302

ミヤマクワガタ♂69mm

正確には、

♂69.7mm(後程計測)

♂70mmにあともう少しでした。

 

 

IMGP0402

ミヤマクワガタ♂63mm

 

 

IMGP0319

ミヤマクワガタ♀40mm

この♀は特大サイズです!

 

 

IMGP0309

ミヤマクワガタ♂50mm

 

 

IMGP0277

ミヤマクワガタ♂72mm

来ました、70mmUP2頭目!

正確には、

♂72.4mm(後程計測)

この時点で今回2頭目の70mmオーバー個体です。

 

面白いようにミヤマが採れます。

 

しかしミヤマ以上に採れたのが、

IMGP0426

ノコギリクワガタ♂70mm

こちらも来ました!

ノコギリクワガタ♂70mmUP個体。

正確には、

♂70.7mm(後程計測)

素晴らしい個体です。

 

 

IMGP0436

ノコギリクワガタ♂66mm

 

ノコギリクワガタもミヤマと同じくらい落ちて来ました!しかも大型が多い!

 

 

IMGP0458

コクワガタ♂44mm

時にはコクワガタも落ちて来ました。

 

 

いつも必ず落ちて来るハルニレの木、

IMGP0229

待ち構えながら、蹴ってみると、

 

バキバキッ!バサッ!!

 

枝に当たりながらかなり大きめの個体が落ちて来ました!

 

拾い上げてみると、

IMGP0270

ちょっ、超デカいっ!!

 

 

IMGP0271

こっ、これは特大サイズです!

これはもしかすると昨年(2015年)採集した♂77.5mmを越えたかもしれません??

 

この時は正直そう思いました!

 

ミヤマ76mm

家に帰って、早速測定!

いつものように、対比画像を撮影する為に、30cm定規を隣りに当てます。

この時点で76mmは確実に越えていそうです。期待が高まります!

両アゴをきっちりと揃えて伸ばし、最大値を電子ノギスで計測してみると、

 

76.9mm

 

お、おしい・・・。

 

電子ノギスで何度計り直しても♂77mmにも後0.1mm届きません。

落ちて来て拾い上げた時には♂77mm越え確実と思ったのですが・・・。

思い込みとは恐ろしいものです。

 

しかし♂76.9mmでも特大サイズには間違いありません。出逢ってくれたことに本当に感謝感謝です!!

 

 

こんな感じで、3時間程採集しました。

管理用ルアーケースもいっぱいです。

ミヤマ祭り1

60~70mm前半の大型ミヤマ♂達

 

ミヤマ祭り2

50~60前半の小~中型ミヤマ♂達

 

ミヤマ祭り3

60mm前~後半のノコギリ♂達

 

 

今回の結果は

 

種類

 

ミヤマクワガタ 21頭
ノコギリクワガタ 22頭
コクワガタ 3頭

 

合計頭数
47頭

 

という結果でした。

 

第16回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回のターゲットはミヤマクワガタ。

結果的にはノコギリの方が多く採れてしまいましたが、それでもミヤマクワガタもほぼ同等の数を採る事が出来ました。

また今回は特大サイズの♂76.9mmの個体を含めた♂70mmUPのミヤマが合計3頭。60後半の個体も複数頭と、大型個体がなかなか多く採れました。

 

とりあえず恐縮ですが、

ミヤマクワガタ祭り成功

とさせて頂きたいと思います。

 

また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年7月14日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第15回目のご報告です。   今回も一つの種を主に狙った採集をやってみたいと思います。 今回のターゲット種...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第15回目のご報告です。

 

今回も一つの種を主に狙った採集をやってみたいと思います。

今回のターゲット種は、暖かい場所に生息する大型の黒系クワガタ、

そうです。

ヒラタワガタ

です。

そのヒラタクワガタをターゲットに採集してみたいと思います。

 

※何度かブログ上でも書いているので、既にご存知だとは思いますが、私が採集活動をしている地域は九州です。

ヒラタクワガタは暖かい気候を好みますので、関東より北の地域では上に上がるほど見かけにくくなります事をご了承下さいますようお願い申し上げます※

 

IMGP9283

AM6:20 
気温: 22℃ 
天気 :曇り
 

 

今回は相当数の採集ポイントを回る必要性、かなりの時間がかかると思い、覚悟を決めて早朝より出動しました。まだ薄暗く少し肌寒さを感じます。

 

 最初の採集ポイントに到着。

 

こちらのハルニレの木では、

IMGP9288

薄暗い方が活動が活発なヒラタクワガタがお出迎え。

この場所は木の陰で暗かったので、フラッシュ撮影でパチリ!

 

 

IMGP9289

ヒラタクワガタ♂52mm

少しケンカ傷がある♂でしたが、元気いっぱいです。

 

 こちらはクヌギの木、

IMGP9350

こちらのクヌギの樹皮裏に何か入っています。

 

 取り出して見ると、

IMGP9780

おおっ、なかなかの大型個体です!

ヒラタクワガタ♂67mm

 背中に少しシワはあるものの、とてもキレイな個体です。

サイズも♂67mmと十分に大型サイズ。
今シーズンでは先日の♂69mmに次ぐ、2番目の大きさ!

 

 こちらのハルニレの木、

IMGP8977

この木には地面スレスレに大きめのウロ(穴)があります。

 

 この中からは、

IMGP9772

これも立派な個体です!

ヒラタクワガタ♂65mm

 先ほどの♂67mmよりは小さいものの十分な大型サイズ!

 

 それと、もう一頭、

IMGP9773

ヒラタクワガタの♀も一緒に入っていました。

ヒラタクワガタ♀30mm程度

 

 こちらのハルニレのウロ(穴)、

 IMGP9004

 やはり何かいます。

 

 取り出して見ると、

IMGP9782

ヒラタクワガタ♂65mm

連続の♂65mm個体です。

 

 上記の♂65mmをGETした後、木を蹴ってみると、

IMGP8792

ヒラタクワガタ♂30mm

上記の小型ヒラタクワガタ♂が落ちて来ました。

 

 もう一頭、
IMGP9755

ノコギリクワガタ♂65mm

勿論、ヒラタクワガタ以外も採れます。
とても美しいノコギリクワガタです!

 

 それと、もう1頭、

IMGP9636

【ドウガネブイブイ】

体長17~25mm程度
北海道~九州に生息
広葉樹の葉を齧る

 

こちらはドウガネブイブイ。
カナブン達と似ていますが、食性は別。
樹液ではなく、木の葉を食べます。

木を蹴ると、たまに落ちて来ます。
良く見ると、なかなか可愛い虫ですよ。

 

 次に、こちらのハルニレの木、

IMGP8863

大きく、深いウロ(穴)です。

 

 こちらの奥からは、

IMGP9785

ヒラタクワガタ♂60mm

 

ギリギリ♂60mmある個体でした。

 

 

このような感じで、ヒラタクワガタを狙った採集を6時間させて頂きました。

 

ヒラタ祭り1

今回採集したヒラタクワガタの一部

  

 今回出逢った虫達は、

 

コクワガタ3頭
ヒラタクワガタ16頭
ノコギリクワガタ 7頭

 

3種合計で26

 

第15回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回のターゲットはヒラタクワガタ

ブログ上では大型個体採集時のハイライト場面ばかりアップしていますので、簡単に沢山採れているように見えますが、今回の採集はかなり骨が折れました。

 

採集に要した時間約6時間
回った採集ポイント7か所
移動距離約270キロ程度

 

ヒラタクワガタの場合、小型~中型程度の個体ならば木の枝状にも潜んでいて蹴り採集でも落ちて来ますが、大型の個体を狙うには、とにかく大きな木のウロ(穴)がある事が第一条件。

しかし、木の大きなウロ(穴)が開いている木はそう数は多くありません。採集ポイント一箇所で、約2~3か所程度。

それゆえ数をこなす必要があり、採集ポイントを走り回る結果となりました。

結果は♂60mmUPが4頭、♂50mmUPも5頭と、まずまずの大型個体達がGET出来ました。

かなり疲れはしましたが、それに見合う結果は出てくれたのではないかと思います。ほっとしました。

 

とりあえずヒラタクワガタ祭り成功とさせて頂きたいと思います!

 

では、また次回、どんな虫達に出逢えるのでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年7月11日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第14回目のご報告です。   AM 8:30 気温:27℃ 天気:晴れ   前々回は「ネブトクワ...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第14回目のご報告です。

 

IMGP9480

AM 8:30 
気温:27℃ 
天気:晴れ

 

前々回は「ネブトクワガタ狙い」、前回は「コクワガタ狙い」とターゲット種を敢えて狙って採集に行きました。

今回のターゲットは、

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ採集と言えば、以前ノコギリクワガタを連発してGETした場所、ノコギリ祭りを味わったポイント
に再度遠出して行ってみました。

 

 

IMGP9482

これらのハルニレの木を片っ端から蹴り落していきます!

 

 

 IMGP9584

ノコギリクワガタ♂66mm

 

最初からいい感じです!

 

 

IMGP9579

ノコギリクワガタ♂54mm

 

 

IMGP9551

ノコギリクワガタ♂67mm

 

 

IMGP9575

ノコギリクワガタ♂53mm

 

 

IMGP9810

ノコギリクワガタ♂63mm

 

前回に同様に面白いようにノコギリクワガタが落ちて来ます!

 

 

バサッ!!

その中で、 ひときわ大きい落下音がっ!!

 

 

IMGP9999

こっ、これは大きいっ!!

 

 

IMGP0081

素晴らしいフォルムの♂個体!

ひと目で70mm越えは確実だと断言出来る個体です!

 

 

ノコギリ73mm

 

帰宅後、早速、軽く定規を当ててみると、約♂73~74mmといった感じがします。

もう少しサイズが伸びないものかと、両アゴを揃えて伸ばし、電子ノギスで最大値を正確に計測すると、

 

♂74.1mm

 

紛れもなく、今シーズン最大のノコギリクワガタ♂個体です。

 

昨年(2015年)♂75.2mmという特大サイズを採集しましたが、それにも負けない程の大型個体。

今年に至っては先日の♂71.3mmに続く2頭目の70mmUP個体です。

 

その他には、

IMGP9203

コクワガタ♂35mm程の個体。

今回は数頭ですが、コクワガタも落ちて来ました。

 

それと、

IMGP9792

こんなやつも!!

 

 

IMGP9794

 

【ゴマダラカミキリ】

体長23~35mm程度
北海道~南西諸島に生息
ヤナギやミカン等の樹皮を齧る

 

小さい頃、家の庭に生えてあったミカンの木で良く見かけました。とてもキレイで格好の良いカミキリムシです。

最近ではほとんど見かけなくなりましたので、懐かしい感じがします。

 

 

 このような感じで、ノコギリシャワーを思う存分浴びながら、2時間程採取を楽しみました。

 

IMGP9738

 IMGP9874

採集したノコギリクワガタ達の一部

 

今回もほぼノコギリだらけ。

 

 

今回の結果は、

種類

コクワガタ 3頭
ノコギリクワガタ 32頭

 

合計頭数
35頭

という結果でした。

 

まさにノコギリクワガタ祭り!!

 

 

第14回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

前回ノコギリ祭りを味わったポイントは、今回も期待を裏切らずノコギリ三昧のポイントでした。

今回は特大サイズ♂74.1mm個体をGET!

このクラスのサイズはなかなか巡り合えないので、大変嬉しい出逢いでした。

ミヤマクワガタに続いてノコギリクワガタでも70mmUPが続けて採れて来たので、いよいよ個体数も増えて来たのかなぁという感じがします。

 

また次回、どんな虫達に出逢えるのか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年7月8日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第13回目のご報告です。   前回の採集では、ネブトクワガタを狙ったポイントへ採集に行きました。 その結果...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第13回目のご報告です。

 

前回の採集では、ネブトクワガタを狙ったポイントへ採集に行きました。

その結果、ネブトクワガタ♂31mmUPという素晴らしい個体を初め、沢山のネブトクワガタに出逢う事ができました。

採集場所が変われば発生種やその数も大きく変わる、ということを痛切に感じました。

 

今回も一つの種を主に狙った採集をやってみたいと思います。

今回のターゲット種は、日本国内で最も身近に出逢えるクワガタのひとつ。

そうです。コクワガタです。

そのコクワガタをターゲットに採集してみたいと思います。

 

IMGP9481

AM7:20 
気温 :27℃ 
天気 :曇り時々晴れ

 

晴れ間が見える蒸し暑い天候です。

本来コクワガタは夜行性なので、本当は夜の採集が良いのかもしれませんが、私の採集は基本的に早朝。

この条件で、可能な限りのコクワガタと出逢ってみたいと思います。

 

 

IMGP8917

採集ポイントに到着。

ここはコクワガタが比較的多く見られるポイントのひとつ。

 

早速採集に入りたいのですが、その前にここでコクワガタの採集方法について少しだけご紹介してみたいと思います。

 

コクワガタは、基本的にウロ(穴)や樹皮裏に多く潜む傾向があります。

しかし私が採集するフィールド(九州)では、ヒラタクワガタの勢力が強い為、大きいウロ(穴)等には大抵コクワガタではなく、ヒラタクワガタが入っている事が多いです。

なので、コクワガタを探す方法としては、比較的小さめのウロ(穴)や樹皮裏を探してみると良いでしょう。特に樹皮裏で見かける確率は高いと思います。

またコクワガタは隠れているだけでなく、木の枝上や幹などにも付いている場合が多いので、蹴り採集も意外と有効ですので、最後に木を蹴ってみることもお忘れなく。

 

まとめると、

コクワガタの採集の方法

 

①木を見つけたらウロ(穴)や樹皮裏、枝の隙間をチェック。

②終わったら、最後に木を蹴って樹上の個体を落す。

 

こんな感じで探すと良いと思います。

 

 

前置きが長くなりました。

申し訳ございません。

 

今回の採集を始めたいと思います。

 

こちらのハルニレの枝の分岐点を見てみると、

 IMGP8975

コクワガタが樹液を舐めています。

 

 

IMGP8713

コクワガタ♂30mm後半程の個体。

 

 

IMGP9145

ハルニレの小さなウロ(穴)から顔を出すコクワガタ♂

 

 

IMGP9177

樹皮の隙間にアゴを突っ込んで食事中のコクワガタ♂

 

 

IMGP9189

クヌギの木の樹皮めくれでお食事中のコクワガタ♂

 

次々とコクワガタが見つかります!

 

取り出してみると、

IMGP9377

コクワガタ♂48mm

なかなか大きな個体です!

 

 

 こちらのハルニレの小さなウロ(穴)を覗くと、

IMGP8998

小さなコクワガタ♂の姿が見えました。

 

 

取り出して見ると、
IMGP9334

 樹液にまみれたコクワガタ♂♀ペア個体が入っていました。

 

 

ハルニレの縦長のウロ(穴)を覗くと、

 IMGP8970

縦長にクワガタが入っています。

 

取り出すと、

IMGP8974

ヒラタクワガタ♂30mm程

小さかったのでコクワガタかと思いましたが、ヒラタクワガタでした。

 

上のヒラタクワガタを採った後で、同じ木を蹴ってみると、

 

 バサバサッと音が、

 

探してみると、

IMGP9683

ノコギリクワガタ中歯型♂56mm

 

今回はコクワガタがメインの採集ですが、もちろん時にはコクワガタ以外の種も採れました。

 

もう1頭、

IMGP9674

ノコギリクワガタ大歯型♂67mm

 

この個体、レッド色が強く素晴らしい美しさです。

 

 

こちらのハルニレの木では、

IMGP8870

木とツタとの隙間にヒラタクワガタがいました。

 

んっ??違う、良く見たら大型のコクワガタのようです。

 

 

 落ちないように取り出して見ると、

 IMGP0046

これはコクワガタにしてはかなり立派な大型個体です。

 アゴが少し細い感じがしますが、体長の伸びは見事!

 

 

コクワ♂52up

帰宅後、まずはいつものように定規を当てて比較画像撮影!

50mmは確実にあるようですが、ちょっと定規が傾いてしまいました。

 

顎を7~8分程、きちんと開き、一番サイズが出る格好で電子ノギスできっちりと計測すると、

 

♂52.1mm

 

これはなかなかの大型個体です!

 

昨年は50mmジャストという個体は2頭程採集しましたが、今回はそれを2mm越え!

コクワガタの50mmUP自体なかなか出逢う事は少なくなって来ているので、このサイズには大満足です!!

 

 

♂52mmのコクワガタ以外にも、今回のポイントでは、なかなかの大型サイズが沢山採れました!

 

コクワガタ♂大物達

本日採集出来たコクワガタの大型ばかりを集めてみました。

このルアーケースの中に入っているのは♂44mm~48mmという個体ばかりです。

コクワガタと言えど、大型個体がこれだけ揃うと見事ですね!

 

 IMGP9217

こちらは小型~中型のコクワガタ♂達。

サイズでいうと、20~30mm台の個体達です。

 

 

このような感じで、3時間ほど採集を楽しみました。

 

 

今回出逢った虫達は、

コクワガタ 23頭
ヒラタクワガタ 3頭
ノコギリクワガタ 4頭

3種、合計で30という結果

 

 

第13回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回は主にコクワガタをターゲットにして 採集してみました。

結果的には全体の数の7割以上がコクワガタでしたので、コクワガタを狙った採集ポイントの狙い目としては、まずまず成功と言えるのではないでしょうか。

サイズ的には小型の個体~大型の個体まで様々でした。
その中でも♂52mmの個体はかなり大きく、最初はヒラタクワガタと見間違えたほどです。本当に素晴らしい個体でした。

 

では、また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

 

 

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2016年7月5日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第11回目のご報告です。   AM9:30 気温 :25℃ 天気: 晴れ時々曇り   本日最初に出迎えてく...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第11回目のご報告です。

 

AM9:30 
気温 :25℃ 
天気: 晴れ時々曇り

 

IMGP9040

本日最初に出迎えてくれたのは、とても美しいコガネムシ。

 

IMGP9037

どうです?素晴らしく美しいと思いませんか?

 

【コガネムシ】

 コガネムシ科。
体長17~24mm程度
北海道~九州に幅広く生息
成虫は葉を食べ、幼虫は根を食する
風貌は似ているが、カナブンとは別種

 

色合い等からカナブンとよく間違われるコガネムシ。
同じ類似甲虫ながら食性は全く別もの。
しかしよく見てみると素晴らしい体色をしていて魅力的な虫でもあります。

 

 

こちらのハルニレのウロ(穴)近くを見てみると、

IMGP8804

素早くウロ(穴)に逃げ込もうとしているクワガタを発見。

 

 

IMGP8805

逃げ込む前に捕まえてみると、コクワガタの♂個体。

内歯の特徴も出ていない極小個体。
サイズは未計測ですが15mm程といったところ。

 

こちらのハルニレの木

IMGP8912 
ウロ(穴)の中からは、

 

 

IMGP9205

ヒラタクワガタ♂40mm程が入っていました。

 

 

他にも、

IMGP9207

ヒラタクワガタ程♀30mm程

おそらく♂♀つがいで入っていたのでしょう。

 

 

 IMGP8908

この辺りはコクワ中心に黒系クワガタばかりが採れました。

 

 

その後、辺りを探してみるものの、あんまり結果が芳しくないので、思い切って場所を移動しました。

 




 

別の場所に到着。

 

その周辺を散策し、木を蹴っていくと、

 IMGP9521

ノコギリクワガタ♂30mm後半の短歯タイプ

 

 

IMGP9575

ノコギリクワガタ♂45mm程の中歯タイプ。

 

面白いように落ちて来るノコギリクワガタ達、

 

気が付くと、

IMGP9739

ちょっとしたノコギリクワガタ祭り!

サイズは小歯~中歯タイプが多数。

 

やはり場所場所で主に発生している種類にも大きな違いが見られますね。
思い切って場所替えをして正解でした。

 

 

こちらのハルニレの木を蹴ってみると、

 IMGP8818

 

パサッと軽めの音が・・・・・・

 

小さいノコギリかコクワガタかなと思って探してみると、

 

 IMGP9506

小さくない・・・・
いや、おおおっデカいっ!!

 

音とは反比例して予想よりもはるかに大きなノコギリクワガタが落ちていました。

 

採集をしていると、大きい落下音にも関わらず、大型の個体が落ちている時がまれにあります。今回のこの時はまさにそれに当てはまりました。嬉しい誤算ではありますが。。。

 

 

IMGP9504

今季初の70mmUPに近い個体。

赤褐色のナイスボディですが、右アゴと左アゴの湾曲の開きが悪いような感じがします。

 

 

ノコギリ71mm

 帰宅後、サイズを計測してみようと定規を当てると、約♂71mmといった感じです。

両アゴをきちんと揃えて、電子ノギスで最大値を正確に計測すると、

♂71.3mm

 今シーズン初の70mmUPのノコギリクワガタでした。

しかも70mm台を飛び越えて71mm台の大型サイズです。

 

 

 

ふと、近くを見てみると、

 IMGP8941

イヌビワの木と実がありました。

 

 

IMGP8939

このイヌビワの実。今はまだ完全に熟しておらず、実もまだ固いですが、熟すると黒くなり、はじけるように割れてそこからとても甘い果汁が出て来ます。
それを目当てに小型のクワガタやカブトムシ、カナブンなどが集まることがあります。

 

 

IMGP7571
イヌビワの熟した実に付くコクワガタ♂
(参考画像:2015年度撮影)

 

 このイヌビワの実を見つけたら場所を覚えておいて、時折見てみるのも良いかもしれません。是非機会がありましたら試してみて下さいませ。

 

こんな感じで2時間程採集させて頂きました。

 

今回の結果は、

種類

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
スジクワガタ

合計頭数
35頭

という結果でした。

 

 

第11回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回は今シーズン初の70mmUP(正確には♂71.3mm)のノコギリクワガタに出逢えることが出来ました。

前回、前々回とミヤマクワガタの70mmUPを2回続けて採集していますが、私の場合は確率から言うとミヤマクワガタの70mmUPよりもノコギリクワガタの70mmUPに出逢える可能性の方が低いで、その喜びは一層大きかったです。

 

 また次回、どんな虫達に出逢えるか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

 

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

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2016年6月30日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第10回目のご報告です。   AM 8:40  気温: 24℃  天気 :曇り     一本目の...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第10回目のご報告です。

 

AM 8:40 

気温: 24℃ 

天気 :曇り

 

 IMGP8787

一本目のハルニレの樹皮裏に早速コクワガタを発見!

 

 

IMGP8788

とてもキレイなコクワガタ♂20mm程度の個体。

 

 

近くにあるハルニレの木を蹴ってみると、

 

IMGP9470

ノコギリクワガタ大歯タイプ♂65mm(後程計測)。

湾曲のある素晴らしい個体です!

 

 もう一頭、

IMGP9440

ノコギリクワガタ中歯型♂55mm(後程計測)。

 

 2頭のノコギリクワガタが落ちて来ました。

前回に続き、今回も複数頭採れていますので、こちらのフィールドでもノコギリクワガタが活発に活動を開始し始めたような感じです。

 

 

IMGP9102

こちらはハルニレの樹液だまりに来ていたネブトクワガタ♂。

ネブトクワガタは私の通うフィールドでは、こういったハルニレ等の樹液だまりでよくネブトクワガタを見かけます。

 

 

IMGP9106

その 樹液まみれのネブトクワガタ♂。
とても小さく15mm程度といったところでしょうか。

 

 

 IMGP8846

こちらのハルニレのウロ(穴)からは、

 

 

IMGP8945

ヒラタクワガタ♂55mm(後程計測)が出て来ました。

 

 

このヒラタクワガタが出て来たハルニレの木を蹴ってみると、

 

バサッと大きい音が!

 

慌てて落ちたポイントを探してみると、

 

IMGP9705

おおっ!!
大型のミヤマクワガタです!!

体長は♂70.8mm(後程計測)でした。

 

前回の採集に続いて連続の♂70mmUP。

前回、吉永さん親子が採集した♂71mmと違い、少し細めの胴長、アゴ長タイプ。体毛もびっしりと、まさに出て来たばかりの個体っぽいです。う~ん、素晴らしい~!!

 

 

それともう1頭、

 IMGP8853

両アゴ先の摩耗したスジクワガタが一緒に落ちて来ていました。

体長は小さく♂15mm程でしょうか。

 

通常スジクワガタは樹皮裏やウロ(穴)に居ることが多いので、木を蹴って落ちてくることは滅多になく珍しいです。樹皮上を移動していた最中かもしれませんね。

 

 

 このような感じで、1時間ほど採集を楽しみました。

 

今回出逢った虫達は、

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
スジクワガタ
ネブトクワガタ

6種、合計で20頭程という結果でした。

 

 

周りを散策している途中で、

IMGP9358

久しぶりに野イチゴを見つけました。

 

 

IMGP9364

今まで赤色、黄色と見かけましたが、今回の野イチゴはオレンジ色でした。

やはり種類が違うのでしょうか?植物の事は詳しくありませんが、甘酸っぱく美味しいことには変わりはありませんでした。

 

 

第10回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたか?

今回はここらのフィールドで出逢えることの出来る主要なクワガタ6種全てと出逢う事が出来ました。そろそろクワガタ達も出揃ってきた感じがします。

またミヤマクワガタは今シーズン2頭目の70mmUP!
連続の大物GETとなりました。それにただ大きいだけではなく、発生初期らしく、とても美しい個体でした。

ノコギリクワガタの方も次第に数が増えて来ています。
これからは更に個体数が増えて来ることでしょう。

 

ところで、今回の採集で、こんなものを使ってみました。

IMGP9479

腰や腕に付けて、電池モーターで常に蚊とり線香の薬力を飛ばし、蚊を近づけなくする。その名も「おでかけカトリス」。

 

実は私が通う採集ポイントの一角にすさまじいほどに蚊が集まってくる場所があり、そこへ行くたびに蚊との格闘でした。

その場所での何か対策は無いかと思い、薬局でこの商品を見つけ試してみることにしました。

結果から言うと、まずまず効き目がありそうな感じがします。
私の場合は首からぶら下げている使っていますが、以前と比べると顔によって来る蚊の数が減ったような気がします。

もしかするとこの商品なかなか良いかもしれません。採集時に蚊に困っている方、一度使ってみるのも手かもしれませんよ。

しかし、注意点もあると思います。
使用するのは外で採集する時だけにした方が無難です。

採集した後、車に戻った後もスイッチを入れっぱなしにしておくと、車の中でその薬力が広がって、捕まえている虫達にも影響が出るかもしれません。

クワガタ達には成分的に効力が違うかもしれませんが、一応念のため、車中ではスイッチを切る事をお勧めします。

あくまでもご参考までに聞いていただれば幸いです・・・・。

では、また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
楽しみにして今回の野外採集記を終了させて頂きたいと思います。(^^)

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年6月27日

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キュウシュウオニクワガタがぽつぽつ羽化を始めました。 キュウシュウオニクワガタを初めオニクワガタは日本在来のクワガタムシです。ただ生息する場所が高山系と標高の高...続きを読む

キュウシュウオニクワガタがぽつぽつ羽化を始めました。

キュウシュウオニクワガタを初めオニクワガタは日本在来のクワガタムシです。ただ生息する場所が高山系と標高の高い場所(主に標高1000m以上に生息)なので、通常の野外採集ではあまり見かける事が少ないと思います。

自然界では羽化後、体が固まるとすぐに地上に出て来ます。野外では7月下旬~8月頃に成虫の活動が活発になります。

そしてエサ(樹液)を取ることよりも、交配相手を求めて飛び回る事の方が多いようです。成虫寿命も短く、ほぼ1~2ヶ月程度で寿命を終える傾向があります。

今回は飼育下のキュウシュウオニクワガタが羽化してきましたので、その時の羽化時の様子をご紹介してみたいと思います。

★★羽化時の様子★★

IMGP8765

【キュウシュウオニクワガタ♂24mm】

 

IMGP8763

【キュウシュウオニクワガタ♀18mm】

【飼育種】
和名:キュウシュウオニクワガタ
産地:宮崎県産

 

【羽化体長】
♂24mm
♀18mm

【使用したエサ】
完熟マット(プリンカップ200cc使用)

【設定管理温度】
20℃前後(※重要)

【羽化までにかかった時間】
1~2令入して約7ヶ月程度

【その間のマット交換回数】
交換1回、200ccプリンカップ~200ccプリンカップ、マットは同じ完熟マット使用

 【飼育をしてみての感想】

オニクワガタの飼育で一番重要なのは管理温度です。高山系に生息するクワガタですので、低めの温度管理が必要になります。これは幼虫飼育でも産卵時の温度でも同様で、20℃前後にキープするのが理想と考えます。

逆にこの管理温度の条件さえクリア出来れば、後はとても容易な種類だとも言えると思います。

以前飼育した時は「くわマット」と「菌糸」で羽化させましたが、今回は「完熟マット」で挑戦してみました。

結果は全く問題なく、キレイな個体(上記が羽化してくれました。

今はまだ上記2頭を含む数頭の羽化ですが、他の個体の様子もちょっとご紹介してみたいと思います。

IMGP8726

前蛹状態の幼虫

 

IMGP8728

小さいですが、キレイな蛹室を作っています。

 

IMGP8737

こちらは♂の蛹。小さくても立派な大アゴが見えます。

 

IMGP8750

こちらは羽化が近い♂の蛹。

蛹が色付き始めて羽化が近いことを表しています。

如何でしたでしょうか?今回はキュウシュウオニクワガタの羽化の様子をご紹介させて頂きました。

キュウシュウオニクワガタを含めたオニクワガタは体長は大きくても2cm半ば位の小型クワガタですが、じっくり見てみると、何かに似ていると思いませんか?

そうです、あの有名な外国産クワガタ「オウゴンオニクワガタ」にフォルムが意外にそっくりなんです。

キュウシュウオニ比較

「キュウシュウオニ」と「ローゼンベルグオウゴンオニ」比較

勿論色や体長は全然違いますが、その格好よさはかなりのものだと感じます。

もオニクワガタがオウゴンオニと同じくらい体長が大きければその人気はかなりのものになっていたのではないかと私的にはそう思ってしまいます。

皆さんも機会がございましたら是非飼育してみて下さいませ。

※今回ご紹介した飼育のやり方や、虫に対する考え方等はあくまで私Shihoの個人的なやり方や考え方であってそれを強要するものでは御座いません。あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです。ご理解&ご了承の程、よろしくお願い申し上げます※

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2016年6月25日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリー...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。 第9回目のご報告です。 今回の採集は私一人だけではありません。 昨年8月15日の飼育日記【2015年度 No.12...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第9回目のご報告です。

今回の採集は私一人だけではありません。
昨年8月15日の飼育日記【2015年度 No.12】にも登場してくれた、クワカブ仲間と一緒に楽しく採集してきました。

 

【一緒に採集してくれたメンバー】

小松裕氏
吉永真氏(お父さん)
吉永淋くん

 

今回も登場してくれるのは、いつもお世話になっている昔からの友人小松裕氏と、クワガタ大好き家族、吉永真氏と、息子さん(淋くん:小学2年生)です。

今日は皆を色々と話ながらのんびりと昆虫採集を楽しみたいと思います。

 

 

IMGP9317

AM 9:30、気温:24℃、天気:晴れ

 

現地到着。皆での楽しい採集にお天気も味方してくれたのか、久しぶりの晴天です。

 

 

IMGP9855

昨年より少し大きくなった淋くんがハルニレの木に蹴り一発!

 

すると一本目からバサバサッと大きな音が!!

 

IMGP9860

いきなりの大型ノコギリ♂65㎜GETで、淋くんもこの笑顔!!

 

 

IMGP9852 

淋くんの大型GETに触発されたのか、小松氏もガンガンと林の中に入っていきます。小松氏もクワガタ採集歴は15年以上と、既にベテランの域です。藪の中でも全く躊躇ありません。さすがです。

 

 

 IMGP9851

そして強烈な蹴り一発!!

 

こちらもバサッバサッと音が!!

 

IMGP9435 

こちらもノコギリクワガタ大歯タイプ♂64mm

 

小松氏も大型ノコギリGETです!

 

それともう1頭、

IMGP5186

ミヤマクワガタ♂50mm

小松氏ミヤマクワガタもGET!!
小型ながらも体毛も揃い美しい個体です。

 

その後は小松氏と、吉永さん:お父さん、私が蹴り、淋くんが落ちて来るクワガタを探す という連係プレーを見せて、

 

IMGP9864

ヒラタクワガタ♂51mm

 

 

IMGP9865

ノコギリクワガタ♂48mm

 

 

IMGP9862

コクワガタ♂38mm

 

と次々とクワガタをGETしていきました!

 

 

少し場所を移動して、

 

IMGP8837

こちらのハルニレの樹皮裏からは、

 

 

IMGP9008

ヒラタクワガタ♂56mmをGET!!

 

 

 そして近くでは、

IMGP9850

このハルニレの木を吉永さん:お父さんが蹴ってみると、

 

 

IMGP9867

こちらもヒラタクワガタが落ちて来ました。

体長は♂45mm程

擦れもなくキレイなヒラタクワガタです。

 

 

ふと近くにあったクヌギの木を見上げると、

IMGP7127 

 おおっ、今シーズン初のカナブンを発見!

 

 

IMGP7350

キレイなグリーンタイプのカナブンです。♂個体でした。

昨年はグリーン、ブロンズ、スーパーレッドと様々な体色のカナブンに逢うことが出来ました。未だ見たことのない、ブルーやパープル個体、今年こそは逢ってみたいものです。

 

 

 

小松さんネブト採集ウロ

こちらのハルニレには樹液だまりがあります。

 

すかさず小松氏が掻き出し棒にて反応しました。

 

 

IMGP5181

小松氏がウロだまりより取り出したのが、こちらの個体。

ネブトクワガタ♂10mm程度

凄く小さいですが、これも立派なクワガタです。

 

 

 今度は比較的細めのハルニレの木、

IMGP9869

吉永さん:お父さんと淋くんとのダブルキック!!

 

バサッ、バキバキッ!!

 

ひときわ大きな音が!!

 

IMGP9839

おおお~っつ!!(一同)

 

 

IMGP9841

こっ、これは素晴らしいっ!!

ミヤマクワガタ♂71mmの大型個体!!

 

今シーズン初の70mmUPのミヤマクワガタです!!
サイズも型も体毛も、全てバランスの整った良型個体です。

 

やってくれました!!
吉永さん親子パワーがさく裂です!!

お見事です!!

 

 

 大型ミヤマクワガタGETに満足の余韻を残しながら、このような感じで2時間位採集を楽しみました。

 

IMGP9849

IMGP9011

採集したクワガタ達の一部

 

 

今回の結果は、

種類

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
ネブトクワガタ

合計頭数
27頭

という結果でした。

 

 

 IMGP9861

大型ミヤマクワガタGETに喜ぶ吉永さん親子!!

 

 

第9回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?

今回は気分を変えて、多人数での採集となりました。

やはり大勢でワイワイ言い合いながらやる採集はまた違った楽しさがあります。採集に参加して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。

採集頭数は昨年ご一緒した時と比べると全然少ないですが、今の時期はまだまだクワガタシーズン始まったばかりですので、全然悲観する結果ではないと思います。

また是非一緒に採集行きましょうね。
今日は楽しい採集ありがとうございました!!

 





 

と、今回の採集記を締めくくるはずでしたが、

 

IMGP9843

着替えをして帰り際、最後の最後まで粘って、淋くんが、さらにノコギリクワガタを採ってきました。

最後の採集個体は♂67mmのノコギリクワガタ大型個体。

この虫に対する熱心さ、見事です!!
是非、月虫のメンバーになって欲しいくらいですね。

 またの活躍を期待しております!

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。
 人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年6月20日

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2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。 第8回目のご報告です。   AM 8:00、気温:24℃、天気:曇り   この時期、道端によく見かける黄色い花。 ...続きを読む

2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。
第8回目のご報告です。

 IMGP8681

AM 8:00、気温:24℃、天気:曇り

 

この時期、道端によく見かける黄色い花。
コスモスに似ているけど、違う花なのでしょうか?

 

 採集を開始です。

 

IMGP8649

ハルニレのウロ(穴)から体を出しているコクワガタを発見。

 

 

IMGP8655

小さいながらもかろうじて大歯型にはなっています。
体長♂30mm位といったところでしょうか。

 

ついでに木を蹴ってみると、

 

IMGP9458

ノコギリクワガタ小歯型♂25mm程度が落ちて来ました。

 

この位の小型サイズになると、大歯型に見られるような湾曲のあるアゴは全く見られず別種類のクワガタのように思えます。

本当に工具のノコギリのようです。ノコギリクワガタって名前の本当の由来は小歯や中歯タイプを見て名付けられたのではないのでしょうか?そう思ってしまう私でした。

 

こちらのハルニレの木では、

 IMGP8789

小さいクワガタがいました。

しかし樹液の出ている箇所はショウジョウバエ軍団が独占しています。すごい数です。

ショウジョウバエが集まっている所のわずかな樹皮裏(画面中央付近)にもお尻だけ見えているクワガタがいます。おそらくですが、かなり小型のコクワガタではないかと思います。

 

 

こちらに気配に気付いたのか、

IMGP8791

見えていたクワガタが落下し、枯れ葉に突き刺さりました

 

IMGP8783

小さいヒラタクワガタ♂です。

体長は♂20mm位でしょうか。
キレイな個体ですが、アゴ先は意外と摩耗していますね。

 

 

 IMGP8803

こちらのハルニレを蹴ってみると、パサッと音がしました。

 

 

IMGP9555

なんと、カブトムシの♂!!

 

 

IMGP9557

小さい個体ですが、間違いなくカブトムシの♂です。

 

ここらのフィールドでは、カブトムシが主に現れるのは早くても7月位。この早い時期にカブトムシに出逢えるとは全く思っていませんでした。カブトムシは今シーズン初採集です!

 

それと、もう一頭落ちて来ました。

IMGP9453

ノコギリクワガタ♂66mm(後程計測)。

アゴの湾曲も申し分なく美しい個体です。

 

 

IMGP9173

こちらのハルニレでは、蝶のスミナガシと、とてつもなく大型のスズメバチを発見!

画像だけでは伝わりずらいですが、本当に大きい!
この大きさはおそらく女王蜂かもしれません。
産卵を前にエネルギー補給をしているのでしょうか?

この時期のスズメバチはまだそこまで凶暴ではありませんので、うかつに手を出したりしなければよほどの事が無い限り攻撃してこないように思えます。

しかし油断は禁物なので、見かけたらそっとスルーしておくのが賢明でしょう。

 

 

 このような感じで、1時間ほど採集を楽しみました。

今回出逢った虫達は、

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ノコギリクワガタ
カブトムシ

の4種、合計で15頭程という結果でした。

 

今回は都合により採集時間が短かったせいか少数頭になってしまいました。

 第8回目の野外採集(昆虫採集)、如何でしたのでしょうか?

この時期にしてカブトムシ♂に出逢う事が出来たのは嬉しい誤算でした。

ネットで調べると、全国的に他の地域でもカブトムシは採れているみたいなので、そう珍しい事ではないようです。

しかし私が通うフィールドでは珍しい事。
素直にこの出逢いを感謝し、喜びたいと思います。

また次回、どんな虫達に出逢えるでしょうか?
今から待ち遠しく楽しみです。(^^)

※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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2016年6月18日

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