暑い日が続きますね~。早いもので8月に入りました、全国のクワカブ熱もまさに絶好調といったところでしょうか・・・。
さて今日はサタンオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂88mm、♀65mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂♀:1800CCブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回6回程度、♀5回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
♀2令投入して約20ヶ月(合計22ヶ月程度)
おなじみサタンオオカブト。最近では価格も下がってきて入手しやすい種となりましたが、それでもまだまだ人気の種です。
飼育は非常に容易ですが、ひとつだけ重要な注意点があります。それは管理温度です。この種は産卵においても幼虫飼育においても低温
(18~20℃程度)管理が必須な種だと思います。それさえクリア出きれば後は特に問題はないようです。
やはり羽化したての個体の頭角のフサフサ毛はキレイですね。熟成したらまた産卵で沢山産んで欲しいものです。(^^)
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先日よりセットを行って産卵の経過などをご紹介して来たサタンオオカブトの最終まとめです。
今日は沢山採卵出来た卵がその後どれ位孵化したかをご紹介いたします。
まずはその前に今までの結果と産卵セットの手順のおさらいです。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名:Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【採卵結果】
1回目:58卵
2回目:15卵
3回目:39卵
4回目:10卵
合計:122卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】3回目:2/28~3/28の約30日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
上記のような感じでセットを組みました。そして今日本題の卵がどれ位孵化したか・・・です。
では結果は・・・
【卵孵化の結果】
1回目:58卵→48幼虫
2回目:15卵→10幼虫
3回目:39卵→22幼虫
4回目:10卵→1幼虫
合計122卵→81幼虫
上記に記載している通り81頭孵化とうい結果でした。
孵化の確率約66%。
頭数だけ見ると81頭取れたのは成功と言いたいのですが、孵化率的には少し残念な結果でした。せめて75%位は行きたかったのですが・・・・
。
ステージ的に見てみると採卵後半があまり孵化率がよくありません。1回目&2回目に採卵した卵は結構な確率で孵化しているのですが・・・。
ちなみに採卵した卵はどのように管理したかというと、
上記のような感じで管理します。勿論このままではなく、上にマットをふんわりと2~3cmほどかぶせ、水分が飛び過ぎないように保湿シートや新聞紙などで調整してフタをします。
管理に使用するマットは基本的に産卵セットに使用したマット。この場合は完熟Matを使用しています。
もう少し卵管理に対する工夫も必要なのかもしれません。今後色々と試してみたいと思います。
ともあれ、上記がサタンオオカブトの産卵結果でした。次回は孵化率80%を目指して頑張りたいと思います。(^^)
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寒さも一段落してきました。4月です。いよいよシーズン突入間近ですね。今日はおなじみサタンオオカブトの産卵報告シリーズ、第4回目です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名:Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】4回目:10卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】3回目:2/28~3/28の約30日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
長く続いてきたサタンの産卵報告も今回が最後になりました。今回の産卵セット回収をもって♀の死亡が確認されました。
今回(第4回目)の採卵数は10卵でした。(すみません、デジカメの不調で今回画像がUP出来ませんでした。御了承下さいませ)
今回第4回目のセット期間は長めの1ヶ月程度を設けたのですが、♀が死亡間近のせいもあってか産卵数が思ったよりありませんでした。とはいえ、多数の卵を産んでくれたのですから十分頑張ってくれたと思います。大満足の結果でした。
今回のサタンの産卵結果をまとめてみました。
【採卵結果】
1回目:58卵
2回目:15卵
3回目:39卵
4回目:10卵
合計122卵
【産卵に関しての感想】
今回サタンオオカブトに使用したマットは完熟Mat
でしたが、問題なく順調に産卵してくれました。一昔前はワイルド品の方がよく産んでくれるという話も聞きましたが、
今回セットを組んだのはブリードものF2個体同士でのインラインブリード。
この累代でもまだ産卵数には影響はなく多数の産卵を確認出来ました。
セット方法としてはやはり一番大事なのは温度。低め(18~20℃)が適温のように感じました。水分量は多くも無く少なくも無く
(手でギュッと握って土団子が出来る位)でOK。湿度はそんなに高くありませんでしたが、これも問題なく大丈夫でした。
上記が今回のサタンの産卵結果でした。後は孵化数ですが、既に第1回、2回に採卵した卵が順次孵化してきています。
こちらはまた最終結果が分かった時点でまとめてご紹介したいと思います。(^^)
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サタンオオカブトの産卵報告シリーズ、第3回目です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】 3回目:39卵 2回目:15卵 1回目:卵58個 トータル:112卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】3回目:2/2~2/26の約24日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
今回はサタンオオカブトの産卵の第3回目の採卵。
第1回目の採卵が58卵、2回目15卵、そして今回は39卵でした。
前回(2回目)が15卵と少なくあまり期待はしていなかったのですが、今回は39卵! 産みしぶりだしたからといってもまだ諦めるのは早いということですね。いい教訓になりました。
しかしながら♀はもうかなり体重も軽くなり、元気もありませんでした。
あと一回いけるのかな・・・酷かな・・・。(^^ゞゞ
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先日よりこの日記上で報告している、産卵継続中のサタンオオカブトですが、第1回目に採卵した卵がほとんど孵化してきました。今日はその孵化の報告です。
まずは種のデータと産卵セット時のセッティング内容のおさらいです。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】
1回目:58卵
2回目:15卵
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
そして下記画像が1回目に採卵した卵達です。
卵の総数は58卵ありました。
採卵した卵はクリーンケースS で管理しました。
管理に使用したマットは産卵で使用したのと同じ完熟Matです。
そして先日ケースの底や側面に孵化した幼虫が見えたので取り出してみました。
結果孵化した幼虫は48頭
(孵化率82%)でした。
管理していた温度は産卵セットを組んでいた所と同じ20℃程度の環境です。
産み始めの最初の卵はあまり状態の良くないものが多いのですが、今回の卵は良質なものが多く孵化率も高くかなり満足しております。
第2回目の採卵数は15卵と少な目でしたが、1回目に採卵した卵の孵化数を見て少しほっとしました。
産卵の方もまだまだ産んでいるようです。ケース底に潜ってじっとしている姿を側面より見つけました。
第3回目の採卵結果、第2回目の孵化もまた結果が出ましたらご報告いたします。(^^)
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早いものでもう今年ももう2月。シーズン突入までもう少しですね。
今日はサタンオオカブトの産卵結果の第2回目の採卵の報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】2回目:15卵(1回目:卵58個)
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約25日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
今回はサタンオオカブトの産卵の第2回目の採卵。
第1回目の採卵が58頭と絶好調だったのですが、今回はかなり少なくなって15卵。
卵自体は15個とも全てまんまると膨らんでいて有精卵っぽいです。
まだ♀は元気ですので第3回目の採卵もご報告いたします。(^^)
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さぁ年の瀬、今年ももう終盤を迎えました。
皆さんよいクリスマスは過ごせましたでしょうか?
今日はサタンオオカブトの産卵結果:1回目の採卵の報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2(親♂♀共に同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果:1回目】卵58個回収
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約22日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】通常の設定よりほんの少し水分量多め。(手で強く握って少し水が染み出る位)
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
今回はサタンオオカブトの産卵。
完熟Mat
で産卵セットを組みました。今回が第1回目の採卵でしたが、大変良い採卵結果が出ました。産卵セット期間は少し長めの22日でしたが、
実に58個もの採卵結果でした。平均すると一日あたり2個以上産み落としてくれた計算になります。
先日のネプチューンオオカブト(野外ものワイルド♀個体)も沢山産んでくれましたが、このサタンも期待出来そうです。
やはりポイントは温度ですね。今の時期は暖房をかけているので湿度自体はそこまで高くはありません。
正直最初は湿度も高めの方がよいではと思っていましたが、マット内の水分調整を若干高めにする事で産卵には影響はなさそうです。
まだ♀は元気ですので第2回目の採卵もご報告いたします。(^^)
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先日のサタン羽化に続き、再びサタンオオカブト羽化のご紹介です。
【サタンオオカブト♂97mm】
【サタンオオカブト♀68mm】
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂97mm、♀68mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂クリーンケースS、 ♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度、♀6回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約22ヶ月(合計24ヶ月程度)
♀2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)
先日もご紹介しましたサタンオオカブト。もう一個体羽化してきていますのでご紹介致します。
この個体も前の個体同様、約2年の歳月をかけてやっと羽化してくれました。
前回の個体よりほんの少し体長UPです。なかなかキレイな個体だと思います。
前回の文章と重なってしまいますが、幼虫飼育自体はとても簡単で、マットも問題なくすくすくと育ってくれます。ですが、ひとつだけ注意が必要です。それは皆さんも既にご存知の通り管理温度です。サタン飼育には低温管理は欠かせません。これはネプチューンにも言えることだと思います。
この個体も熟成次第産卵に入ります。
結果はまたこの日記上でご報告致します。お楽しみに。(^^)
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今日はサタンオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:サタンオオカブト
学名 Dynastes satanus
産地:ボリビア産
累代:F2
【羽化体長】♂95mm、♀66mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂クリーンケースS、 ♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度、♀6回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂2令投入して約22ヶ月(合計24ヶ月程度)
♀2令投入して約21ヶ月(合計23ヶ月程度)
誰もが知るカブトのキング、サタンオオカブト。
約2年の歳月をかけてやっと羽化してくれました。
幼虫飼育自体はとても簡単で、マットも問題なくすくすくと育ってくれます。ですが、ひとつだけ注意が必要です。それは皆さんも既にご存知の通り管理温度です。サタン飼育には低温管理は欠かせません。これはネプチューンにも言えることだと思います。
以前25℃前後の温度管理下でネプ、サタンを飼育した所、幼虫は育つのですが、蛹化もしくは羽化前に大部分が不全個体となってしまいました。特に多かったのは蛹化不全でした。きちんとした蛹の形を形成出来ずに奇形の蛹になってしまったり、そのまま蛹の段階で死亡するケースでした。
幼虫の段階では何も問題が無いように見えたのですが、実際はダメージを受けていたのでしょう。そのせいで蛹化不全という形が出てしまったのだと思います。
今回の個体達はその教訓の元、最初から18~20℃と徹底した低温飼育の元で管理し見事キレイに羽化してくれました。サタン、ネプには低温飼育・・・これは王道みたいですね。
♂♀共にとても元気のいい個体です。まだ休眠期間中ですので産卵はもうしばらく先になりそうです。今度は産卵でよい結果を残したいと思います。(^^)
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