
今日はフォルスターフタマタの産卵セットを行いました。
【飼育種】
和名:フォルスターフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius forsteri
産地:インド産
累代:F1
・・産卵セッティング・・・
【産卵に使用したマット】完熟Mat+コナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】23~25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りは柔らかく詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。
今日行った実際の画像を撮影しました。
①マットをケース底面に固く5cmほど詰めます。
フォルスターなどのフタマタ系は材産みが主体なので
マットは食が出来るマットならばなんでもOKです。
針葉樹のマットでもOKですが、もし万が一幼虫が材よりこぼれ落ちた
事態を考えて幼虫がスムーズに食可能な発酵マットが無難です。
今回は完熟Matをしようしてみました。
②次に材を入れ、回りにマットを軽く詰めます。
今回使用したのはコナラ材2本です。
少し柔らかめの材です。
このようにフタマタ系の場合はマットをそこまで深く詰める必要はありません。
いわゆる「転がし産卵」で十分です。
後は材の表面に卵を産み付けてくれます。
沢山産むのを期待します。また結果はご報告しますね。(^^)
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2008年9月24日
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Basicプロテインゼリー(昆虫ゼリー), 完熟Mat(昆虫マット・発酵マット), 産卵木
関連タグ
フォルスターフタマタ, 幼虫飼育, 産卵, 飼育日記
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最近なかなか日記を更新出来なくてすみません。
繁忙期に当たっておりまして、作業他色々やる事が多く更新出来ませんでした。
御覧の皆様にお詫び申し上げます。
さて久々の日記はマルスゾウカブトの♂個体の羽化報告です。
最近は♀の羽化報告ばかりでしたので、久々の♂マルスです。
【飼育種】
和名:マルスゾウカブト
学名:Megasoma mars
【体長】♂121mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】クリーンケースS
【えさ交換回数】途中6~7回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約21ヶ月程度で羽化
黒系大型メガソマ、マルスゾウカブトの羽化です。
飼育自体はとても簡単です。きのこマットでグングン育ちます。3令になってからが非常に長くこの個体も約2年近くかかってからの羽化でした。とはいえ、同じ黒系のアクティオンやラミレスなどと比べると若干早めに羽化してくれます。アクティオンなどは普通で3年はかかりますので・・・。
この♂個体を羽化させるのに使用した容器サイズはクリーンケースSです。
保湿自体はケースのみでも万全ですが、コバエ防止のために穴の沢山空いたビニールシートや新聞紙などをかませました。
新聞紙を挟む事により、上に上がってきた余計な水分を吸収してくれて蒸れなどを防いでくれます。水分過多を好む線虫防止の意図があります。
新聞紙自体は水分によって湿って柔らかくなりますので時折の交換が必要になります、
黒系大型メガソマのマルスゾウカブト。皆さんも一度機会がありましたら飼育してみて下さい。羽化した時の迫力は感動ものですよ。(^^)
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フォルスターフタマタクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:フォルスターフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius forsteri
産地:インド産
累代:F1
【羽化体長】♂73mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】21~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)
飼育日誌では初登場のフォルスターフタマタです。
きのこマットにて飼育しましたが、飼育自体は問題なく育ってくれました。ただサイズ的にはまだまだのサイズです。飼育期間は少し長めの1年2ヶ月程度。
この個体とても真っ赤ですが、羽化直後というわけではなく羽化して約2週間は経っており、身体もほぼ固まっています。先日マルスのレッドボディを紹介しましたが、この個体も負けないほどきれいです。
羽化の次は産卵です。
材産み主体のフォルスターですので、産卵木をしようしてまずは成功させる事を第一目標としたいと思います。(^^)
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皆さん必見です。
スーパーなレッドボディを持つマルスゾウカブト!?の♀の報告です。(^^)
【飼育種】
和名:マルスゾウカブト
学名:Megasoma mars
【体長】♀73mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ブロー容器1800cc (径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約18ヶ月程度で羽化
おなじみマルスゾウカブト♀の紹介です。
すみません・・・タイトルではスーパーレッドボディと書きましたが、実は羽化直後の状態で羽の色もまだ黒く落ち着いていない状態の個体です。
あまりにも赤くキレイなため、日記で紹介するのも面白いと思い載せてみました。
マルスは黒色タイプの大型ゾウカブトの中では比較的羽化も早く♀で1年半、♂でもギリギリ2年かからずに羽化してくれます。
飼育はとても簡単です。マットのみでグングン大きくなってくれます。
しかしキレイですよね~。まさにスーパーレッドです!(^^)
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今日はゴロファ最大種ポルテリの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri
産地:ベネズエラ
累代:CBF1
【羽化体長】♂92mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5~6回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月半程度)
さすがに格好の良いゴロファ・ポルテリ。
頭角も伸びてスマート。赤褐色の体色もキレイです。
前回羽化は83mmでしたが今回は90mmオーバーしましたので満足しております。
飼育はとても簡単で、きのこマットでグングン育ちます。ただ他のゴロファと違って大型のせいか幼虫期間は少し長め・・。この個体も1年半かかりました。
今度は産卵ですが、その前に先日セットした別のゴロファもそろそろ産卵回収時期にあたりそうです。
卵も見え隠れしています。産んでいる事は確実なのでまたご報告いたします。(^^)
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今日は外国産ミヤマクワガタ(ヨーロッパミヤマ:ケルブス)の羽化報告です。
【飼育種】
和名:ユーロミヤマクワガタ
学名:Lucanus cervus
産地:フランス産
累代:F2
【羽化体長】♂69mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×145mm)
【えさ交換回数】途中4回程度
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約13ヶ月(合計15ヶ月程度)
赤みの顎がとても格好の良いケルブス。
今回はきのこマットで幼虫した個体がやっと羽化して来ました。
サイズ的には70mmに届かず大型ではないのですが、きのこマットで最後まできちんと羽化した事に満足しております。
ミヤマの管理らしく設定温度は18~20℃とちょっと低めの所で管理。
幼虫期間も予想通り長く1年ちょいかかりました。それでも大型はまだ羽化出来ず・・・。もう一工夫何か必要な感じです。
次は産卵ですが、まだ羽化したばかりですので、産卵させるにはまだまだ時間がかかりそうです。
もう直ぐ産卵可能な個体をつい先日手に入れましたので、今度はそちらで産卵挑戦いたします。
産卵させるマットはNEWバージョンの完熟マットです。またご報告いたします。(^^)
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今日はディディエールシカクワガタの羽化報告です。
こちらの個体もちょっと前に羽化しました。
【飼育種】
和名:ディディエールシカクワガタ
学名:Rhaetulus didieri
産地:マレー産
累代:F2
【羽化体長】♂71mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】21~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約11ヶ月(合計13ヶ月程度)
とても格好の良いシカクワガタ、ディディエール。
今回の飼育はきのこマットで、ちょっと低温気味に管理しました。
サイズ的には70mmUPは出ましたが、まだまだこのサイズでは満足できません。
飼育期間はちょっと長めの1年ちょい。交換は途中2回と約4ヶ月程度での交換でした。
マット交換の目安はマットの劣化や喰いが目立ったわけではなく、新鮮なマットへと考え全交換しましたが、かえってそれがいけなかったのかも?
クワガタやカブトの中には全交換すると育ちがあまりよくならない個体があります。半交換かマット継ぎ足しでよかったかもしれません。
ともかく次回は80mmに近づけるよう精進致します。(^^)
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マルスゾウカブトの♀が結構な数羽化してきました。
いつもは♂の羽化報告ばかりですがたまには♀を主役に当ててみても良いでしょう。(^^)
【飼育種】
和名:マルスゾウカブト
学名:Megasoma mars
【体長】♀70~78mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ブロー容器1800cc (径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中5回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約18ヶ月程度で羽化
おなじみマルスゾウカブト。
黒色タイプの大型ゾウカブトの中では比較的羽化も早く♀で1年半、♂でもギリギリ2年かからずに羽化してくれます。
飼育はとても簡単です。マットのみでグングン大きくなってくれます。
通常大型ゾウカブトは♀の場合でもプラケースS(小プラケース)程度を使用するのですが、今回はブロー容器1800cc(上記画像参照)で挑戦してみました。
結果は皆完品でサイズもそこそこで羽化してくれて非常に満足しております。
今回は♀の羽化報告ですが、現在♂も何頭かは蛹になっていますので近い内にまた♂の羽化報告を出来ると思います。お楽しみに。(^^)
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ミナミヒメゾウカブト(ヨルゲンセン)が羽化しました。
【♂37mm】
【飼育種】
和名:ミナミヒメゾウカブト
学名:Megasoma joergenseni
産地:アルゼンチン産
累代:F2
【羽化体長】♂37mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】500ccブロー容器使用
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約8ヶ月(合計約10月程度)
小型メガソマ、ミナミヒメゾウカブトです。
幼虫飼育はとても簡単で、念のためにえさ交換を途中2回しましたが、そんなにガツガツ食べる種でもなく新鮮なエサを与える為の交換といった感じでした。
上は掘り出し露天掘りにした蛹室の様子です。となりにあるのは蛹の抜け殻です。
蛹室はとても小さく成虫がギリギリにはまる大きさでした。それでもキレイに完品で羽化です。
とっても可愛い種です。皆さんも是非機会がありましたら飼育してみて下さいね。
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先日の日記に「黒虎さん」より以下の御質問がありました。
shihoさん初めまして、教えて下さい!
露天堀りについて詳しく知りたいです!
特に露天堀りを行った後の蛹、マット等の管理や注意点が知りたいです。お願いします。
今日はちょっと黒虎さんからいただいた質問「露天掘り」について書いてみたいと思います。
「露天掘り」・・・初めて聞いた方は何のことだか疑問に思う言葉です。
簡単に説明するとクワガタやカブトが蛹もしくは前蛹状態になった時に蛹室の上面の一部を壊し露出させる事です。
前の画像ですが、参考までに載せてみました。
上はヘラクレス♀の蛹室を露天掘りにした画像です。
このように蛹室の上面を露出させる事を「露天掘り」といいます。
自然界では虫は一番良い条件の環境に自ら移動して蛹化や羽化を行う事ができますが、 人間のブリード下においてはその管理条件の下羽化を行わないといけません。 たとえ粗悪な環境下においてもその場所で成虫にならなければなりません。
この場合、状況によっては手助けしてあげないと蛹化不全&羽化不全を起こす場合があるのですが、露天掘りにする事により環境を改善したり、蛹室の状態をチェックしやすくしたり出来ます。
たとえば
・入れているマットや菌糸の状態が水分過多や劣化等で蛹室内の湿度が高すぎる場合に露天掘りをすると湿気を逃がす事が出来ます。
・蛹室を作ったはよいが形状が悪く、このままでは蛹化時もしくは羽化時に不全を起こしてしまうのではと思われる場合、露天掘りにする事によって蛹室の様子をチェックできます。
本来ならば露天掘りをせず自然に蛹化&羽化させる方が虫にとっては一番ベストなので、
早めのエサ交換やある程度広めの容器で管理するなどの余裕を持った飼育が生体にとってはベストになると考えます。
次に露天掘りした後の管理ですが、私は以下のことに気をつけます。
・蛹室内の乾燥
・露天掘りした蛹室内にマットなどが転がり落ちていないか
特に乾燥については蛹室がむき出しになっているので気をつけます。蛹といえど水分は必要ですので・・。
後は周りのマットなどが露天掘りした蛹室内に落ちて来ていないか・・。このようなチェックも行います。
マットがコバエの幼虫などによって劣化している場合はマットはどんどん劣化していきますので蛹室周りのマットが劣化していくようであれば人工蛹室への移動をお勧め致します。
露天掘りについては大体このようなところでしょうか・・・。
いつも書きますがあくまでもShiho的考えなのであくまで参考程度にお聞きくださいね。(^^)
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